氏 名 藤井 康 寿

ふ
り
氏
が
ふじい
な
名
藤井
取得学位
こうじゅ
職
康寿
博士(工学)
名
教授
京都大学
受賞歴等
数学,コンピュータリテラシーⅡ,算数科指導法,教科算数,子ども学研究法,子
主な担当科目
ども学演習Ⅰ,子ども学演習Ⅱ,子ども発達演習,子ども文化演習,情報処理,教
育の方法と技術
所属学会
CIEC(コンピュータ利用教育学会),教育システム情報学会,社団法人 土木学会
教
育
業
績
実施
事項
概要
年月(日)
【教育方法の実践例】
1) 学生が制作したアニメーションを Web
H15 年 9 月 26
1) 平成 24 年度まで開講されていた「子どもとアニメーシ
上に公開
日~平成 26
ョン」において,アニメーション制作を行いました。これら
年 3 月 31 日
の学生の作品は,
以下の URL にアップロードして公開した。
URL:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/~fujii/index.html
【関連授業科目:子どもとアニメーション】
2) 学生が作成したホームページを Web 上
H16 年 4 月 14
2) 開講科目である「情報リテラシー」において,HTML(ホー
に公開
日~平成 26
ムページ作成言語)の文法であるタグを習得したのち,
年 3 月 31 日
Windows に付属のメモ帳を用いて学生各自のホームページ
を作成させた。これらの学生の作品は,以下の URL にアッ
プロードして公開した。
URL:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/~fujii/index.html
【関連授業科目:情報リテラシー】
3) 学生が撮影・編集した動画を Web 上に公
H16 年 4 月 14
3) 項目 1)のアニメーション制作に引き続き,動画撮影可
開
日~平成 26
能なデジタルカメラを用いて学内を撮影して,動画編集可
年 3 月 31 日
能なソフトを使用して編集技術の習得を行いました。これ
らの学生の作品は,以下の URL にアップロードして公開し
た。
URL:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/~fujii/index.html
【関連授業科目:子どもとアニメーション,卒業研究】
4) Power Point を用いた講義の実践
H25 年 4 月 12
4) 前期開講科目である「数学」において,ドリル型形式の演
日~現在に至
習資料を学生に配布し,テキスト輪読後,プロジェクタに
る
投影された PowerPoint 画面の指示に従って空欄箇所を回
答する講義形態を実践した。
【関連授業科目:数学】
【作成した教科書,教材】
1) 解析関数を用いた Saint-Venant のねじ
H15 年 7 月~
1) 開発した教材は,等断面棒(円・楕円・正三角形断面)
り問題を教育する WBT 開発とその評価
平成 26 年 3 月
の Saint-Venant のねじり問題の解(
「数学」の解析関数解)
31 日
を WBT(Web-based
Training)形式で表示することが可能
である。具体的な WBT ソフトの内容は,教科書・問題演習・
Web3D の 3 種類の教材で構成されていて,相互に連携でき
るようなシステムである。さらに,Web サーバーを介した
アンケートを実施して,教材に対する第 3 者の評価を把握
して教育効果を計る仕組みも構築した。尚,開発したシス
テムは,下記 URL にて公開した。
URL: http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/study/wbt/torsional_ansDB/frame.html
【関連授業科目:数学,情報リテラシー】
2) Java Applet,VRML および Gif Animation
H15 年 7 月~
2) 開発した教材は,Java Applet と VRML を活用して,初
を用いた複素関数の特性の Web3D 教材の開
平成 26 年 3 月
等複素関数の特性(
「数学」)を Web 上で3次元表示するこ
発
31 日
とが可能である。これらの Web 上に展開された3次元図形
は「算数研究」や「数学」の中で,受講者が回転や拡大・
縮小など,学習者はマウスを動かすだけで,いろいろな角
度から観察したり動かしたり,3次元仮想空間内を歩き回
ると言ったインタラクティブな操作を行うことで理解を深
めている。尚,開発したシステムは,下記 URL にて公開し
た。
URL: http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/~fujii/
study/web3D/Vrml/vrml2.html
【関連授業科目:算数研究,数学,情報リテラシー】
3) 任意の地震波に対応可能な橋梁上部工
H15 年 7 月~
3) 開発した教材は,兵庫県南部沖地震に見られる巨大地震
と下部工の衝突・離間現象を,OpenGL を用
平成 26 年 3 月
が社会基盤の一つである橋梁構造物に発生する場合,橋梁
いて MPEG 形式の動画として再現可能な視
31 日
の下部工と上部工に見られる衝突と離間現象を高品位のグ
覚教材の開発
ラフィックライブラリーの一つである OpenGL を用いて動
画として再現する解析手法を考案して,下記 URL にて公開
中である。また,平成 24 年度まで担当していた「物理の世
界」では地震を受けた構造物の動的挙動の紹介して,振動
の理解を深めるために活用した。
URL:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/index.html
【関連授業科目:物理の世界】
4) 滑動機構と積層ゴムを装備する免震床
H15 年 7 月~
4) 開発した教材は,地震時に発生する重要機材や展示品の
の動的応答特性を,OpenGL を用いて MPEG
平成 26 年 3 月
転倒を防止する目的として,中層ビルの床全体を免震床に
形式の動画として再現可能な視覚教材の開
31 日
する場合の動的特性を OpenGL を用いて動画として再現す
発
る解析手法を考案して,下記 URL にて公開中である。また,
平成 24 年度まで担当していた「物理の世界」では地震を受
けた構造物の動的挙動の紹介して,振動の理解を深めるた
めに活用した。
URL:http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/index.html
【関連授業科目:物理の世界】
5) Perl 言語を用いた食事バランス評価シ
H18 年 2 月~
5) 開発した教材は,Perl 言語を用いた食事バランス評価
ステムの開発
平成 26 年 3 月
システムを開発した。具体的には,(1)個人情報管理画面,
31 日
(2)一日あたりの基礎代謝量やエネルギー所要量などの計
算画面,
(3)食事バランスを調べるための摂取カロリーや余
剰カロリーの計算画面,
(4)用語および入力方法の説明画面
で構成されている。尚,開発したシステムは,下記 URL に
て公開した。URL: http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2006/nishimura/hp.html
【関連授業科目:情報リテラシー】
6) GIS と GPS を用いたわが町のウォーキン
H18 年 2 月~
6) 大学が立地する町のウォーキングマップの製作を行い
グマップ製作
平成 26 年 3 月
インターネット上に公開した。具体的には,利用する目的
31 日
やニーズに対応可能な9種類のウォーキングコースを提供
した。また,ウォーキングに係る情報(身長や体重の他,
ウォーキングに要した歩数や時間)を携帯電話から送信す
ることにより,歩行距離や消費エネルギーが算出表示され
る Perl 言語を用いた CGI 機能を有する携帯サイトも開発し
た。尚,開発したシステムは,下記 URL にて公開した。URL:
http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2006/gis_gps/frame_r.html
【関連授業科目:情報リテラシー】
7) 体組成計算システムの開発
H18 年 2 月~
7) Perl 言語を用いた体組成計算システムを開発した。身
平成 26 年 3 月
体測定などの個人情報(名前,性別,年齢のほか,身長や
31 日
体重,ヒップやウェストなど信託測定の数値)のデータか
ら,基礎代謝,エネルギー所要量や体組成[BMI,体脂肪率
や WHR]などが算出できる。
尚,開発したシステムは,下記 URL にて公開した。
URL: http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2006/yano/frame_y.html
【関連授業科目:情報リテラシー】
8) ウォークラリーマックの製作
H19 年 2 月~
ウォーキングにゲーム性を加えて、観察力や判断力、仲
平成 26 年 3 月
間意識や協調性、コニュニケーションを取りながら楽しく
31 日
行うことができるウォークラリーマップを製作し,Web 上
に公開した。(URL: http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2007/hp_frame.html)
製作したウォークラリーマップを1年の教養ゼミナール
(現,基礎ゼミナール)で活用して、ガイダンスでは行わ
れなかったコミュニケーションやチームワークを身につけ
ることと,大学周辺の地域や文化を理解し見聞を広めるこ
とを,ねらいとして講義の中で実践した。
【関連授業科目:基礎ゼミナールⅠ・Ⅱ,情報リテラシー,
コンピュータリテラシーⅠ・Ⅱ】
9) 四則計算力と競争力を育む「小町算」の
H23 年 10 月~
9) 1~9 の数字全てと,和(+),差(-),積(×),商(÷)の
携帯サイトの開発
現在に至る
四則を組み合わせて合計 100 となる計算式を見つける数理
パズルを「小町算」と呼ぶ。この小町算の計算式の数は有
限個である。この有限個の計算式を速く見つけた者を正解
者としてファイルに登録される携帯サイトを開発し公開し
た。
「算数研究」の講義において,受講者全員で一斉に利用
したところ,四則計算力の向上と競争力が発揮されて,学
習意欲の改善に効果があることが判明した。
URL:http://freelabo.hotcom-web.com/study
/sansuu/komachi/sansuu.html
【関連授業科目:算数研究,数学,情報リテラシー】
【その他】
教育活動における特記すべき事項
H19 年 11 月
1.平成 24 年度まで開講および担当していた科目
「子どもと
アニメーション」において,Web アニメーションの製作を
行い,第 12 回アニメーション神戸
(http://webcon.umds.ac.jp/2007/indexl.htm)に学生の作
品を応募したところ,受講生の作品(C015:「雪だるま」硝
子)が日本文教出版賞の芸術賞を受賞した。
【関連授業科目:子どもとアニメーション】
H20 年 11 月
2. 平成 24 年度まで開講および担当していた科目「子ども
とアニメーション」において作品を製作し,二年連続で第
13 回アニメーション神戸
(http://webcon.umds.ac.jp/2008/indexl.htm)に学生の作
品を応募したところ,受講生2名の作品が日本文教出版賞
の優秀賞(C002:「モスキートの世界」じぇーん)とアイデア
賞(C007:「国旗」HARU)を受賞した。
【関連授業科目:子どもとアニメーション】
H21 年 11 月
3. 平成 24 年度まで開講および担当していた科目「子ども
とアニメーション」において作品を製作し,三年年連続で
第 14 回アニメーション神戸
(http://webcon.umds.ac.jp/2009/indexl.htm)に学生の作
品を応募したところ,受講生の作品(C006:「みず」からあ
げ)が日本文教出版賞のアイデア賞を受賞した。
【関連授業科目:子どもとアニメーション】
研
分
作品・演目などの名称
論
文
1.異種の直交異方性体間
・
区
単 共
著書・論文・発表テーマ・
共著
の面内力問題における
究
発行
・
発表
年月(日)
業
績
発行所/誌名・巻号/
学会・展覧会・演奏
備考
会の名称(会場名)
平成 18 年 (学会論文集)
本研究では,直線状の界面で接合さ
(2006)
材 料 , Vol.55 ,
れている異種の直交異方性半無限版
No.2.
が,界面に沿って直線状の亀裂問題
bi-elastic constant の
誘導.(査読付)
の bi-elastic constant α理論解を
導いた。得られた理論解は,材料定
数それぞれを等方性体のものへ限り
なく近づけると,等方性体異材界面
亀裂に対する従来のαを定義する式
へ収束する。注目される結論は,両
側の異方性最強軸間の角度差が一定
であれば,境界面の方向には無関係
にαが定まるということである。
(pp.218-223.) (共同研究により抽
出不可能)
國富康志, 藤井康寿, 中川建治
2.直線状の亀裂を含む周
共著
辺単純支持の長方形板の
平成 18 年 (学会論文集)
(2006)
固有振動に関する研究.
本研究では,直線状の亀裂を含む
土木学会論文集
周辺単純支持された長方形板のたわ
A,Vol.62,No.2.
み振動の固有周期を求めるための解
(査読付)
析法を提案している。得られた解の
特徴は,亀裂線上に沿ってたわみ(あ
るいはたわみ角)のみが有限項のフ
ーリエ正弦級数状態のギャップを持
ち,他は連続する特殊な板の理論解
を導いたことである。その上,亀裂
先端には,開口と断面力が共存する
するプロセスゾーン相当部分も構成
した。
(pp.337-344.) (共同研究により抽
出不可能)
國富康志, 土山正登, 藤井康寿, 中
川建治
3.初等複素関数の特性に
関する WBT 開発とその評
価.(査読付)
共著
平成 18 年 (学会論文集)
本研究では,初等複素関数の特性に
(2006)
メディア教育研
関して,教育効果が発揮されると期
究,Vol.3,No.1.
待できる WBT(Web-based training)
を開発した。具体的に開発した教材
は,思考領域と描画領域とで構成さ
れるメイン教材と,4種類の描画手
法によって表示された複素関数の特
性曲面をライブラリーとして追加し
たサブ教材である。さらに,
「算数研
究」や「数学」の受講者がこの教材
を利用し終えた後に,アンケート方
式の評価システムにも誘い,教材に
対する評価および理解度を5段階で
回答してもらうフィードバックも実
施した。
(pp.55-64.) (共同研究により抽出
不可能)
藤井康寿, 板倉俊介,中川建治
4.GIS と GPS を用いたわ
共著
が町のウォーキングマッ
平成 19 年 (学会論文集)
本研究では,大学が立地する町のウ
(2007)
コンピュータ&エ
ォーキングマップの製作を行いイン
デュケーション,
ターネット上に公開した。製作に際
Vol.22.
しては,アンケートを実施とともに,
プ製作.(査読付)
野外調査を行い,9種類のウォーキ
ングコースを提供した。また,ウォ
ーキングによる効果的な運動を実践
してもらうために,ウォーキングに
係る情報(身長や体重の他,ウォー
キングに要した歩数や時間)を携帯
電話から送信することにより,歩行
距離や消費エネルギーが算出表示さ
れる携帯サイトも開発した。尚,開
発したシステムは,下記 URL にて公
開中である。
URL:
http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2006/gis_gps/
frame_r.html(pp.66-69.)
(共同研究により抽出不可能)
藤井康寿, 吉村里香,中川建治
5.遷移区間を伴う異材界
面亀裂を有する長方形板
の固有周期に関する研
究.(査読付)
共著
平成 20 年 (学会論文集)
本研究では,異種の等方性板の異材
(2008)
界面亀裂1本を含む長方形板のたわ
土木学会論文集
A,Vol.64,No.1.
み振動の固有周期を求めるための解
析法を提案している。亀裂は両端に
遷移区間(プロセスゾーン相当区間)
を伴うものであり,板の支持状態は,
異材界面に直角な相対2辺は単純支
持であるが,界面に平行な2辺は単
純・固定・自由の3様式の支持変で
ある。解の特徴は,亀裂線上に沿っ
てたわみのみが有限項のフーリエ制
限級数で構成され,他辺は連続する
板の解を導いた。
(pp.156-166.) (共同研究により抽
出不可能)
國富康志,藤井康寿,松岡功治,土
山正登,中川建治
6.Perl 言語を用いた食事
共著
バランス評価システムの
平成 21 年 (学会論文集)
(2009)
開発と適用.(査読付)
メディア教育研
究,Vol.6,No.1.
本研究では,Perl 言語を用いた食事
バランス評価システムを開発した。
開発した評価システムは,インター
ネット上で双方向性を有する
CGI(Common Gateway Interface)機能
を装備する。開発した Web ページは,
(1)個人情報管理画面、(2)一日あた
りの基礎代謝量やエネルギー所要量
などの計算画面,(3)食事バランスを
調べるための摂取カロリーや余剰カ
ロリーの計算画面,(4)用語および入
力方法の説明画面で構成されてい
る。尚,開発したシステムは,下記
URL にて公開中である。URL:
http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2006/nishimura/
hp.html(pp.D1-D9.) (共同研究によ
り抽出不可能)
7.新入生の自己啓発や交
流の場を与える ICT 活用
の実践.(査読付)
共著
平成 22 年 (学会論文集)
ウォーキングにゲーム性を加えて,
(2010)
観察力や判断力,仲間意識や協調性、
メディア教育研
究,Vol.7,No.1.
コニュニケーションを取りながら楽
しく行うことができるウォークラリ
ーマップを「情報リテラシー」の講
義において製作し,Web 上に公開
(URL:
http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/thesis/2007/
hp_frame.html)している。
また,
製作したウォークラリーマップを1
年の教養ゼミナール(現,基礎ゼミ
ナール)で活用して,ガイダンスで
は行われなかったコミュニケーショ
ンやチームワークを身につけること
と,大学周辺の地域や文化を理解し
見聞を広めることを,ねらいとして
講義の中で実践した。アンケートを
行い,ウォークラリーを通した自己
啓発や交流の実践効果を検証した。
(pp.D11-D20.) (共同研究により抽
出不可能)
藤井康寿,栗本奈生子
8.免震床を有する建築構
造物の地震応答解析結果
を視覚化する方法の開
発.(査読付)
単著
平成 24 年 (学会論文集)
(2012)
メディア教育研
究,Vol.9,No.1.
本研究では,OpenGL を用いて免震床
及びそれを設置した構造物の地震時
における動的挙動を視覚的に把握す
ることが可能な3次元描画方法を開
発した。対象とする構造モデルを,
床,柱および免震床のブロックに分
割し,各ブロックは幅,高さ及び奥
行きの寸法を有する直方体で構成す
る。分割した各ブロック代表点に動
的応答解析で得られた絶対応答変位
を入力することで免震床を有する構
造物の動的挙動を実現した。
尚,
描画結果は,下記 URL のメニューの
項目「OpenGL を用いた動画像」にて
公開中。
(http://www.tokaigakuin-u.ac.jp/
~fujii/index.html)
(pp.D1-D12.) (共同研究により抽出
不可能)
藤井康寿
9.体組成計算システムを
共著
用いた競技スポーツをし
平成 25 年 (学会論文集)
競技スポーツを主として行っている
(2013)
女子大生の体型の実体と女性として
ている女子大生の体型と
メディア教育研
究,Vol.9,No.2.
体型認識に関する調査.
の体型認識との関連を検証するた
め,Perl 言語を用いた健康管理シス
(査読付)
テム(Web ページ)を開発した。身体
測定のデータから本システム用いて
BMI や体脂肪率などを算出するとと
もに,設問形式によるアンケートを
実施した。本システムによる算出結
果とアンケートによる集計結果を検
討した結果,女子大生の体型認識に
関して一定の結論を見出した。
(pp.D1-D15.) (共同研究により抽出
不可能)
藤井康寿,矢野由香
その他
<紀要>
1.異材界面き裂問題の解
共著
平成 20
(研究報告)
本研究では,異材界面き裂問題の解
析法に関する基礎的な研
年
名城大学理工学部
に関して,無理関数とそのべき乗の
究.
(2008)
研究報告,第 48 号.
関数よりなる無理関数型の応力関数
解を導いた。得られた解は,著者等
のこれまでに導いた解(一様材質の
板のき裂と異材界面き裂との解)と
Westergaard および Erdogan の解へ
の連続性を示すことができた。
(pp.32-35.) (共同研究により抽出
不可能)
中川建治,藤井康寿
2.情報教育から視た大学
単著
平成 25
(研究報告)
本論文では情報教育から視た本学の
教育の現状と今後の情報
年
東海学院大学論叢
大学教育の現状と情報教育のありよ
教育のあり方,~授業改
(2013)
う検証した。学生の理解度を測りフ
善,就職支援の情報化の
ィードバックするために,毎回の授
必要性と情報倫理~
業において「メタ認識活動の導入」
を図ることを提言した。さらに,キ
ャリア教育への情報教育の展開方法
を探るとともに,デジタルネイティ
ブ世代に対して,情報倫理を教授で
きる人材育成の必要性を論じた。
(pp.101-108.)
藤井康寿
3.OpenGL を用いた地震応
単著
平成 26
(研究報告)
本論文では地震工学を学ぶ学生に対
答解析結果の視覚化プロ
年
東海学院大学紀
して,地震動を受けて橋梁構造物が
グラムの開発と WebDB 教
(2014)
要,
動的挙動する現象を視覚的に把握す
第 7 号.
ることができる教材の製作を行っ
材の製作
た。具体的には,橋梁上部工と下部
工の衝突・離間現象を再現する3次
元描画手法の開発である。また,橋
梁上部工と下部工を連結する支承条
件を変更した解析結果をデータベー
ス化して,2種類の動的挙動を含む
解析結果を Web 上で同時に閲覧でき
る WebDB 教材の製作を行った。
(pp.291-297.)
4.ナレーション付き絵本
共著
アニメの制作
平成 27
(研究報告)
本研究ではソフトウェアを用いて大
年
東海学院大学紀
画面に映し出すことができる作品を
(2015)
要,
描き,親しみやすい BGM に保育者の
第 8 号.
音声ナレーションを挿入した絵本ア
ニメを制作した。制作した絵本アニ
メはタイトル・プロローグ・アニマ
ルクイズ・エピローグの4種類で,
テレビや映画などの一方向の視聴ス
タイルとは異なり,子ども達と保育
者の対話[子どもと保育者の双方向
性(絵本を通した対話)]が生まれる
ような内容構成となっているのが特
徴である。
(pp.261-266)
藤井康寿, 宮川枝理子, 堀井美咲
<委託研究>
1.子どもの遊びのイベン
共著
平成 18
財団法人岐阜県産
財団法人岐阜県産業文化振興事業
ト化の可能性についての
年
業文化振興事業団
団・地域文化研究所の委託研究を受
調査研究
(2006.3)
・地域文化研究
けて行われた調査報告書の内,
「音楽
所.
のアンケート調査」の項目を担当し
報告書.
調査結果をまとめ,報告書を作成し
た。
代表者
大西信行
<学会発表>
1.初等複素関数の特性に
-
平成 18
平成 18 年度
全国
本研究では,初等複素関数の特性に
関するWBT教材開発と
年7月
大学 IT 活用教育方
関して,教育効果が発揮されると期
その評価.
(2006.7)
法研究発表会1次
待できる WBT(Web-based training)
選考発表会,社団
を開発した。具体的に開発した教材
法人 私立大学情
は,思考領域と描画領域とで構成さ
報教育協会
れるメイン教材と,4種類の描画手
(東京私学会館)
法によって表示された複素関数の特
性曲面をライブラリーとして追加し
たサブ教材である。さらに,学習者
がこの教材を利用し終えた後に,Web
上に構築したアンケート方式の評価
システムを装備した教材である。
(pp.46-47.) (共同研究により抽出
不可能)
藤井康寿,板倉俊介,中川建治
2.Perl 言語を用いた食事
-
平成 18
2006PC カンファレ
学術論文 37 と内容は同じ
バランス評価システムの
年8月
ンス,ポスターセ
藤井康寿,西村友里,中川建治
開発.
(2006.8)
ッション,CD-ROM
(立命館大学)
3.GIS と GPS を用いたわ
-
平成 19
2007PC カンファレ
が町のウォーキングマッ
年8月
ンス,ポスターセ
プ製作.
(2007.8)
ッション, CD-ROM
藤井康寿,吉村里香,中川建治
(北海道大学)
4.新入生の自己啓発と交
-
平成 21
平成 21 年度
流の場を与える ICT 活用
年7月
大学 IT 活用教育方
の実践.
(2009.7)
法研究発表会1次
全国
藤井康寿,栗本奈生子
選考発表会,社団
法人 私立大学情
報教育協会
(東京私学会館)
5.新入生の自己啓発と交
-
平成 22
2010PC カンファレ
流の場を与えるウォーク
年8月
ンス,ポスターセ
ラリーマップ活用の実
(2010.8)
ッション,CD-ROM
践.
6.Perl 言語を用いた健康
藤井康寿,栗本奈生子
(東北大学)
-
平成 23
2011PC カンファレ
管理システムの開発と評
年8月
ンス,ポスターセ
価
(2011.8)
ッション, CD-ROM
藤井康寿,矢野由香
(熊本大学)
7.OpenGL を用いた地震応
-
平成 24
2012PC カンファレ
答解析結果の視覚化プロ
年8月
ンス,ポスターセ
グラムの開発と建築構造
(2012.8)
ッション,CD-ROM
物への適用
(京都大学)
藤井康寿
8.解析条件の異なる橋梁
-
平成 25
2013PC カンファレ
本研究では地震工学を学ぶ学生に対
構造物の地震応答解析結
年8月
ンス,ポスターセ
して,橋梁構造物が地振動を受けて
果を同時再生する WebDB
(2013.8)
ッション,CD-ROM
動的挙動する現象を,視覚的に把握
(東京大学)
することができる教材の製作を行っ
教材の製作
た。具体的には,橋梁の上部工と下
部工を連結する支承の解析条件を変
更して数値解析を行い,結果をデー
タベース化した。さらに,データベ
ース化した結果を利用する学生に対
して,時間と場所の制約を受けずに
閲覧できることや,比較検証できる
よう 2 種類の結果を同時再生できる
WebDB の製作を行った。
藤井康寿
9.携帯型ゲーム機上で起
-
平成 26
2014PC カンファレ
本研究ではプログラミングに触れた
動するプログラム言語を
年8月
ンス,ポスターセ
ことのない青少年に,
特殊な機械(プ
用いたマスターマインド
(2014.8)
ッション,CD-ROM
ラットフォーム)を用いなくてもソ
(札幌学院大学)
フトウェアの開発ができることを知
の製作と評価
ってもらうために,携帯型ゲーム機
で起動するプログラム言語を用いて
ソフトウェアを開発した。ゲーム機
であってもプログラムを組むこと
で,自ら考えたことを表現する手段
の機器に成り得るのである。今回,
「BASIC」言語を用いたが,携帯型ゲ
ーム機特有のシステム関数を使用し
た。その利便性についても検証して
報告を行った。
藤井康寿