日本語の新聞記事

大二翻譯副教材
教師:馮寶珠
日本語の新聞記事
1.種類:事実報道(生ニュース)
、分析記事(解説記事)
、意見・主張(社説、寄稿記事、キャンペ
ン記事)
2.区別:軟派(社会面、家庭面、スポーツ面、芸能・娯楽面など)
、硬派(政治面、経済面、国際面
など)
3.書き分け:
①一面(総合面-本記)
:事故の概要、被災状況、原因、行政の対応などで
事故のデータが中心。
②社会面(サイド記事)
:事故の現場の様子、被災者とその家族・目撃者な
ど関係者の談話、航空会社の対応などいずれも描写が主体。
③その他:問題点の指摘、将来への影響などは紙面の込み具合などにより、
一面、社会面のどちらにも掲載される。
4.特徴:
①見出しは現在形か、体言(名詞)止めが多い。
②時制は内容を考えて判断する。
③体言止めの場合は「する」などの動詞を補ってみるとはっきりすることが
ある。
④未来を表現するときには、
「~へ」という助詞や、
「いよいよ」
「近く」な
どのときに関する副詞をつけて、意味をはっきりさせる場合がある。
5.記事の基本(5W1H)
①いつ(When)
②どこで(Where)
③だれが(Who)
④何を(What)
⑤なぜ(Why)
⑥どのように(How)
6.新聞記事の論理の流れ
結論→ 事実の概要→ 理由→ その他
7.続報は新事実を伝える:証言者の証言や新聞社独自の取材による記事など