くすのきまさつら 市民教養大学 楠正行研究 なんちょう せいとう なんこう らいさん とくがわ みつくに まえだ つなのり 江戸期、南朝正統・楠公礼賛を唱えた徳川光圀と前田綱紀 しゅ しゅん すい まさしげ しゅ まさつら しゅ さん ぶん のこ ~ 朱舜水、正成に3首、正行に1首の賛文残す ~ かのうたんゆう さくらい けつべつず 加賀藩主、前田綱紀が狩野探幽に、楠公父子の櫻井訣別図を描かせたことが、朱 みなとがわ なんこうぼひ 舜水の賛文を生み、水戸藩主、徳川光圀の湊川楠公墓碑の建立につながります。そ きんのうしそう して、幕末期、勤王思想の台頭とともにこの墓碑を訪れた多くの志士たちによって 明治維新が成し遂げられました。 朱舜水の正成像賛文は、楠公墓陰に刻まれたことで、広く世に知られることとな りました。しかし、朱舜水が残していたのはこの賛文だけではなく、父子のための 4首の賛文があることが分かりました。この内の正行像賛文1首が、このほど四條 畷楠正行の会によって発見されました。 今回、楠正行研究と題し、江戸期、楠公父子が評価されるようになった歴史的背 きんだいし き ひら げんどうりょく 景を探り、明治、日本の近代史を切り拓く原動力となった四條畷市ゆかりの人物、 しじょうなわて かっせん ち わか ぶしょう 四條畷の合戦に散っていった若き武将、楠正行について学びます。 ● と き ● ところ 11月~3月の第2火曜日 午後1時30分~午後3時 ● 講師 ● 定員 扇谷 昭(元・四條畷市産業振興アドバイザー) ● 受講料 ● 申込み 各回 500円(教材費等含む) 四條畷市立教育文化センター・2階ホール 20名(先着順・市内外問わず) 10月15日、受付開始 稲葉君山編「朱舜水全集」に掲載 されている楠公父子訣別図賛より 来所・電話・fax・メール いずれも可 (お名前・ご住所・電話番号・年齢を、お知らせ下さい。) 埋もれていた正行像賛 発見の感動物語 江戸期、再評価され、世に 市名の由縁、楠正行 四條畷市ゆかりの人物 南北朝時代、悲劇の主人公 回数 月 日 内 容 加賀藩主・前田綱紀が狩野探幽に楠公父子訣別図を書かせた歴史的背景 ① 11月10日(火) きのしたじゅんあんむろきゅうそう なんちょうじつろく らいさん ~ 木下順庵、室鳩巣らを抱えて江戸儒学の礎を築き、自らも南朝実録を著し正成礼賛 ~ ああちゅうしんなんしのはか ② 12月8日(火) 徳川光圀は、何故、神戸湊川に「嗚呼忠臣楠子之墓」を建立したのか ~ 延宝・天和年間(1670~80年代)に南朝史料調査を行い、南朝正統の信念固め正成信奉 ~ じゅしん ③ 明の儒臣、朱舜水が残した楠正行像賛、発見の物語! 1月12日(火) ~ 楠公父子訣別図の賛文であれば、父子ともにあるはずと探す ~ 湊川神社の墓陰に残る朱舜水の楠正成像賛を解釈する ④ 2月9日(火) よしだしょういん いしづえ ~ 吉田松陰ら勤王の志士を奮起させ、明治維新の大業を成就させる礎に ~ たけみくまりじんじゃ ⑤ 3月8日(火) へんがく うず よみがえ 建水分神社扁額等数少ない正行の史料 埋もれていた朱舜水の賛文、今蘇る けんしょう ~ 正行像賛148文字を読み解き、江戸期の正行評価を検証 ~ ● 主催 = 四條畷市立教育文化センター ● ■お申込みは― 〒575-0021 四條畷市南野5丁目2‐16 ℡&fax 072-878-0020 メール [email protected]
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