ご案内 ツアーへのお誘い – 中神美砂 以前みなさまに講義を聞いていただきましたが、今回、 皆さんと共にピョートル大帝とエカテリーナ二世の時代 を中心としたロマノフ王朝の光と影を映し出す世界遺産 都市の歴史的建築物を、ご自分の目で確かめていただける 旅を企画いたしました。 訪れるのはサンクト・ペテルブルグだけですが、宮殿や 美術館などを中心に歴史の香りただよう世界文化遺産を 見て回ります。 石畳の街並みを歩く機会が多いので、歩きやすい靴と服 装をご準備ください。 皆様のご参加をお待ちしております。 世界3大美術館の1つ、エルミタージュ美術館 (奥)と石畳の美しい宮殿前広場 エルミタージュ美術館内のピョートル大帝の間 中神美砂さんによる歴史や文化的背景を踏まえたガイドツアーになります。 是非講義で聞いた内容をじっくり味わいながら歴史的建造物や世界遺産の街並みをご覧ください。 中神さんは添乗員をかねて皆様をエスコート致します。 華麗なるロマノフ王朝は1613年にミハイル・ロマノフがロシア皇帝となり、以降300年にわたり帝政ロシア の栄華とともにその歴史を刻んできました。 ピョートル大帝はロシア近代化の父と言われ、サンクト・ペテルブルグは1703年、ピョートル大帝によりペト ロパブロフスク要塞の建造から街の端緒が開かれました。 女帝のエカテリーナ二世はロシアの母と言われ、ピョートル大帝の遺志を継ぎ、ロシアを西欧列強に勝ると も劣らぬ強大な大国へと押し上げました。 啓蒙君主と讃えられたエカテリーナ二世は芸術、文化の育成に力を尽くし、特に美術品の収集に大きな力を尽 くしその膨大なコレクションはエルミタージュ美術館の基礎となりました。 ロマノフ王朝歴代16代の皇帝の中で大帝と称されるのは、ピョートル大帝とエカテリーナ二世の二人だけで す。この歴史上の偉大な人物達の足跡をたどりながらペテルブルグの魅力をたどります。 ロシア近代化の父・ピョートル大帝 ピョートル大帝(左)と黄金に輝く尖塔を持つペトロパブロフスク要塞内の聖堂(右) ペトロパブロフスク聖堂にはピョートル大帝、エカテリーナ二世の棺が安置され、ここにともに眠っています。 帝政ロシアを率いた女帝達 ピョートル大帝の死後、皇位を継いだエリザヴェータ女帝、そしてその後を継いだエカテリーナ二世。華やかな宮 廷の主人として、文化を愛する教養人として、また一人の女性として、それぞれの生きざまを重ねながら街をご堪 能下さい。 当時ヨーロッパ一の美女といわれた エリザヴェータ女帝 エカテリーナ二世像 啓蒙君主として有名な エカテリーナ二世 アレクサンドル・ネフスキー大修道院と墓地 ピョートル大帝により創立された大修道院。ロシアの聖人アレクサンドル・ネフスキーが祀られている。通常、修道院内 部を見学する機会は殆どありませんが、今回は内部を見学します。トロイツキー聖堂では厳かな空間が広がっていま す。ミサが開かれていることも。墓地には、チャイコフスキー、ルビンシュテイン、ドストエフスキーなどロシアを代表する 著名な音楽家や作家のお墓があります。 アレクサンドル・ネフスキー大修道院 チャイコフスキーのお墓 ドストエフスキーのお墓 ピョートル宮殿(ペテルゴーフ) ペテルブルグ南西約 30 キロにあり、ピョートル大帝の栄華がしのばれる華麗な大帝の夏の離宮。中でも無数の大 噴水や黄金の像に飾られた庭園は必見です。フィンランド湾を水中翼船でクルーズしながら宮殿へ参ります。 エカテリーナ宮殿(ツァールスコエ・セロー/皇帝の村) ペテルブルグから南へ 25 キロ。ピョートル大帝の妻、エカテリーナ一世の名を冠した夏の離宮。ピョートル大帝の 死後、エリザヴェータ女帝、そしてエカテリーナ二世に受け継がれ、エカテリーナ二世の絶頂期を象徴する豪華な 宮殿と庭園となっています。「琥珀の間」、「青の客間」、大黒屋光太夫がエカテリーナ二世に謁見した「大広間」 …。他にエカテリーナ二世が晩年を過ごした「キャメロン・ギャラリー」、「冷浴室」、「風景式庭園」など、今回は一般 ツアーではなかなか訪問できない見どころも見学いたします。 琥珀の間 ミハイロフ城 皇帝パーヴェル一世により建築された宮殿。暗 殺を恐れ実際にパーヴェル一世が住んだのは 40 日間だった。建築家ロッシが設計した宮殿。 メンシコフ宮殿 ピョートル大帝の側近の一人メンシコフが建設した宮殿。 ピョートル大帝の時代には絶大な権勢を誇るが、もともと ピロシキ売りで成り上がり者だったメンシコフはエカテリー ナ一世の死後、失脚しシベリア流刑となり、シベリアで没 しました。 ピョートル大帝の「迎賓館」として使われた大広間 北のベニス ‐ サンクト・ペテルブルグ サンクト・ぺテルブルグは北のベニスと謳われ、ネバ川をはじめフォンタンカ川、モイカ川やグリボエードフ運河などが 街中を巡り、そして 400 を超える橋がかかる水の都でもあります。橋の欄干も趣向をこらした彫刻で飾られたものが多 くペテルブルグの街並みを一層優雅なものに演出しています。 今回のツアーでは運河クルーズに乗り、船からの街並みもご鑑賞いただきます。 写真左は靄のかかる運河。右はフォンタカ川にかかるアニチコフ橋の欄干の馬の彫刻 エルミタージュ劇場 エルミタージュ劇場はその名の通り皇帝の私的劇場でした。エカテリーナ二世がそこで鑑賞したのと同じように、その 場所で観劇も予定しています。帝政ロシア時代を彷彿させる雰囲気を味わっていただけます。 掲載の写真はすべてイメージです お問合せ・お申込み ご参加をご検討いただける方は、できるだけ早めに下記までご連絡ください。お申込書をお送りいたします。 ツアー締切り: 7月 15 日(水)までにご予約金とお申込書をご郵送、またはファクスにてお送りください。 (定員になりしだい締め切らせていただきます) パスポートは残存期間が 2016 年3月5日まで必要です。パスポートをお持ちでない方や残存期間が足りない方 は急ぎパスポートの申請、更新手続きをお願いいたします。 ご予約金振込先: ご予約金として 5 万円をご旅行代金の一部としてお預かりします。 銀行口座は下記の通りです。 三井住友銀行 日 比 谷支店 普通口座 7510167 三菱東京 UFJ 銀行 新 橋支店 普通口座 4488723 口座名 カ)エムオーツーリスト・シー・アイ・エス・ロシアセンター お問合わせ・お申込み先 〒105-6115 東京都港区浜松町 2-4-1 世界貿易センタービル 15 階 ㈱エムオーツーリスト CIS ロシアセンター 担当:浜 桜子 電話:03-5733-5595 FAX:03-3436-2292
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