プログラム3:プランクトンネットをつくろう!

プログラム・3
プランクトンネットをつくろう!
身近で手に入る道具を使って、プランクトンネットを自作して、
プランクトンを採集、観察します。
ねらい
干潟の魚や貝の仲間には、海水中の小さなプランクトン(浮遊生物)を食べているも
のがたくさんいます。
また、多くの干潟の生き物は、子どもの時代をプランクトンとして過ごします。
海の自然を理解するために重要なプランクトンを、自作の道具で採集して観察します。
準備するもの
洗たく用ゴミとりネット
ビニールテープ
釣り用のおもり
カッター
(板状のもの)
油性ペン
フィルムケース
たこ糸
ハサミ
1.ネットの先を小さめに切る。
2.
フィルムケースの
ふたの真ん中に丸
く穴をあける。
穴の中にネットの先を通し、
3.
はしを広げる。
本教材は平成23年度子どもゆめ基金の助成を受けて作成されました。
本教材については以下を禁止させていただきます。写真・イラスト等の素材の流用、オリジナルを改変しての利用、有償での配布。
プログラム・1
ふたをフィルムケースに
4.
プランクトンネットを作ろう!
しっかりかぶせる。
おもりをケースの底にまいて、ビニール
5.
テープでしっかりはりつける。
6.
ネットの取っ手の真ん中に
たこ糸をしっかり結んで
出来上がり。
7.海辺でネットを投げて
採集してみよう。
ルーペや実体顕微鏡で、
8.
とれたプランクトンを観察してみよう。
ワン・ポイント・アドバイス
・フィルムケースは軟質のプラスチックなので加工がしやすいのですが、
手に入らない場合は、他のプラスチック容器でも代用できます。
・この自作のプランクトンネットでは、比較的大型の動物プランクトンを
採集することができます。ただ、間口が小さく濾過量が小さいため、採集
するときは、何度か繰り返して曳くとよいでしょう。
参考資料:ファクトシート 03「プランクトン」
本教材は平成23年度子どもゆめ基金の助成を受けて作成されました。
本教材については以下を禁止させていただきます。写真・イラスト等の素材の流用、オリジナルを改変しての利用、有償での配布。