① ウェスレー兄弟と賛美

2015年 2月 14日 鳩 山のぞみ教会修養会
「ウェス レー兄弟 と賛美 」
ア ウ トライ ン
・基礎知識 :ウ ェスレー兄弟 とメソジス ト運動 の概観
。ジ ョー ジアヘ の旅 モ ラヴィア派 の賛美 との出会い
。アルダースゲー トの経験 と賛美 聖公会 のアンセム
。メソジス ト運動 の賛美① 説教 を響 かせ る賛美
(詩 篇歌)
。メソジス ト運動 の賛美② 現代的メ ロデ ィ 世俗 の恋人を奪 う
。メソジス ト運動 の賛美③ 教理を歌 う
。メソジス ト運動 の賛美④ 神 との親密な交わ り 『 キ リス ト者 の完全』 より
。メソジス ト運動 の賛美⑤ 聖餐における賛美
ラテ ンバ リー
・ メソジス ト運動 の賛美⑥ 死を越える賛美
※新聖歌にあるチ ャールズ・ ウェスレー による賛美
『新聖歌』 10番 「天地に勝 る」、34番 「主よ汝 が前をば」、79番 「天には栄え」
130番 「生まれ し国 に」、153番 「言葉 のか ぎりに」、211-212番 「天なる喜び」
226番 「わが主を」、276番 「わが魂を」、310番 「愛す るイエスよ」、463番 「喜びもて」
『 賛美歌 21』 262番 「聞け、天使 の歌」
1.基 礎知識 :ウ ェス レー兄弟 とメソジス ト運動 の概観
。18世 紀、産業革命 が展開す る英国で、伝道者 ジ ョン・ ウェス レー
チャールズ・ ウェス レー
(」
Ohn
1703∼ 1791年 )と 賛美歌作者 チ ャール ズ・ ウェス レー
(Charles wesley、 1707∼ 1788年 )兄 弟 は、野外伝道 を行 い、多
Wesley、
くの工場労働者 をは じめ英 国全体 に、福音 に実践的に生きることを教 え、
信仰 の感化 を与えま した。
。
「メ ソジス ト」とは、英語 の 「メソッ ド(methodl」 か ら来た呼称で、「方法、
実践的行為」を意味 し、ライ フスタイル の 中で 、魂 の きよめ
(ホ ー
リネ ス)
ガペ ー )を 実践 しよ うとした人 々で した。そ の取 り組
みが徹底 していたので 「きち ょ うめん」 の意味で 「メ ソジス トJと も呼ば
とキ リス トの愛
(ア
れ ま した。歴史家たちは、英国で血 なま ぐさい革命 が起 きなか つた背景 の
一つ として 、メ ソジス ト運動 による庶 民 の心の刷新 を挙げるほ ど、当時の
英国社会 に大 きな感化 を与 えた運動で した1(E・ ケア ンズ)。
・ ウェス レー 兄弟 の父サ ミュエル ・ ウェス レー は、エ プ ワース とい う小 さな町で牧師 を していま した。
母 スザ ンナの信仰 にも大 きな影響 を受 けて、良き信仰 が養 われ ていきま した。
・ オ ックスフォー ド大学で学ぶ中、理想 を描 き、仲間 とホー リー クラブ とい う集 い をは じめます。 ウェ
ス レー は特別研究 員 に選 ばれて研究生活 を続 け、また英 国国教会 (聖 公会 )の 司祭 として奉仕 します。
lE・ ケア ンズ『 基督教全史』福音図書刊行会、1957年
。ジ ョンとチ ャール ズ は、 1735年 にフ ロ ンテ ィアであるアメ リカに渡
り、ジ ョー ジア州で知事オグ レソープの秘書 を しつつ 、牧師 として伝道 し
ますが、牧会が うま くいかず、挫折 して失意 の 内にイ ギ リス に戻 ります 。
。挫 折 が癒 えない内に、刑務所伝道 の役割 を担 うよ うにな ります。 自分 の
信仰 が揺 らいでい るに も関わ らず、福音 に出会 つた死刑 囚が 、魂 の救 い を
受 け、平安 に満 ちて受刑す る姿に驚嘆 します 。
・ アル ダース ゲー トの集会 での福音体験 を します (福 音的回心 )。
。そ の後、ホイ ッ トフ ィール ドに勧 め られ て、野外説教 を初 めます 。
リバ イバ ル 運動 (信 仰復興)と してメ ソジス ト運動が拡大 されて い きます。
ジョン・ ウェスレー
全 き聖化 の リバ イバ ル の展開 と論 争。
。米国に、 フ ラ ンシス・ ア ズベ リー を派遣 します。
。この後、メ ソジス ト運動が 19世 紀 のアメ リカにお ける リバ イバ ル 運動 として展開 します。 20世 紀
にシカ ゴのムーデ ィー聖書学 院 で学 んだ 中田重治 が、宣教師 カ ウマ ン とキル ボル ン、 そ して笹尾鉄三
郎 の協力 を通 して 、 日本 にお けるホー リネ ス運動が展開 していきま した。
2.ジ ョージアヘ の旅
モ ラヴィア派 の賛美 との出会い
。1735年
10月 4日 に宣教 の ヴィジ ョンに燃 えて 、 ジ ョン とチ ャール ズはアメ リカヘ旅 立 ちます。
。大西洋 をシモ ンズ号 とい う船 で渡 る とき、船 中でモ ラヴィア派 の 26名 のキ リス ト者 の グル ープ と出
会 う。 モ ラヴィア派 は、純 粋 な信仰 が特徴 で 、賛美 と祈 りと御言葉 の分 かち合 い を通 して 、信仰 を育
んでいま した。 モ ラヴィアか らの信仰難民で、 ドイ ツの貴族 ツ ィ ンツエ ン ドル フの領地 に定着 し、信
仰共同体 を形成 しま した。 ヘ ル ンフー ト兄弟団 とも呼ばれ ます。
。何度 も大嵐 に悩ま され、ジ ョンは死 を恐れ ます が、モ ラ ビア派 の人 々が 平安 と喜び の 内に、集 い賛美
を捧 げて いた姿 に感 銘 を受 けます。 ジ ョン・ ウェス レー は 、モ ラヴィア派 の純粋 な信仰 と賛 美 の力 に
驚嘆 し、大 きな感化 を受 けて、後 にモ ラヴィア派 の ドイツ語 の賛美『 フ ライ リングハ ウゼ ン賛美歌集
(Freylinghausen Gesangbuch)』
を学びます
(山 本美紀、p28)。
3.ア ル ダースゲー トの経験 と賛美
聖公会 の礼拝 とアンセ ム
。ジ ョージア州で の伝道 に失敗 して、失意 の 中にあ つた ウェス レーの転機 となる経験 が 「アル ダースゲ
ー トの経験」 と呼ばれ ます 。
。福音 に表 され た主イ エ スの恵み を体験す る。有名 な「私 の心 は不思議 に燃 えた (strangely warmed)」
。閂
■M、
t3]軋 鮮ず雪繁 として 欲
伝統的な賛美 げ ンセ 詢
の意義 を指摘 しま九
幼 い頃 か らな じんだアンセ ム は、メソデ ィス ト誕生 の発端 とな つた ウェス レーの信仰覚醒体験であ
る、い わゆる 「アル ダース ゲー トでの回心 」 に関わるものです。 ウェス レー は 1738年 5月 24
日の朝、セ ン ト・ ポール 大聖堂で の ミサで 、詩篇 130編 によるア ンセ ム を歌 つた といい ます。そ
の 日のタベ 、 アル ダース ゲー トで もたれた モ ラ ヴィア派 の集会 に参加 し、劇 的な 「アル ダース ゲー
トの回心」 の ときを迎 えることとな ります。そ して翌 25日 の午後 に、彼 は再び セ ン ト・ ポール 大
聖堂に赴 き、 どの旋律で歌われた のか は記録 に残 つていませ んが 、アンセ ムで詩篇 89編 にふれた
ので した。
2
ここで注 目され るの は、アル ダー スゲー トでの ウェス レーの 回心にお ける 「ただキ リス トヘ の信
頼」 と 「罪 か らの完全 な 自由 の確信」 が 、当 日の朝 に歌われたアンセム に始ま り、翌 日のネL拝 での
アンセ ム によって完成す る、 ウェス レーの一 貫 した賛美 (詩 篇 )と 捉 え られ ることです。言 い換 え
るな らば 、 ウェス レーの 回心 へ の路は詩篇歌 によつて整 え られ 、最後には詩篇歌 の賛美 へ と、彼 自
身 の現実 を内包 し結実 した と考え られ るのです。
詩篇
130編 は、深い淵 の底か ら、主 よ、あなたを呼びます。 との神 へ の呼び かけか ら始 ま り…
主は、イ ス ラエル をす べ ての罪か ら贖 って くだ さる。 との信頼 の言葉で結 ばれ ます。その後 アル ダ
ースゲー トで行 われた集会 で 、 ウェス レー は 「私はキ リス トにのみ信頼 した。主 が 、 この私 の罪や
死 の律法 か ら救 って くだ さつた の だ とい う確信 が与 え られ た 」 と自身 の 日記 に記 します (Wesley
1988,249n)。
(中 略
)ジ ョー ジア伝道 に失敗 し、 ウェス レー が夜逃 げ同然で逃 げ帰 つて きた直後 の出来事で し
た。ウェス レーの暗 い心 を語 る言葉が、古 か らの詩編歌であるア ンセ ムの 中にす でにあつたのです。
それ は彼 にそっ と寄 り添 う友 のよ うな もので あ ったか も しれ ませ ん2。
(山 本美紀、p28‐ 31)
。この伝統的な聖公会 の詩篇歌であるア ンセム と、モ ラヴィア派 の聖霊 と
平安 の
賛美 とを合 わせて 、ウェス レー に とつて一 対 の翼 の よ うなものだった と言 える
ので はな い で しょ うか。
4.メ
ソジス ト運動 の賛美①
説教 を響かせ る賛美
。「馬上 の ウェス レー 」巡回伝道
・ 不在時に響 き続 ける説教 として、賛美 による説 教 の生活化
5。
メ ソジス ト運動 の賛美②
現代的 メ ロデ ィ 世俗 の恋人 を奪 う
・ チ ャール ズの詩 を、ジ ョンは流行歌 に乗せ て歌 えるよ うにア レンジ しま した
。大衆 に届 こ うとす る宣教の情熱
。
『 聖 なる調 べ (Sacred Melody)』
(山 本美紀、p36)。
で、 ジ ョン・ ウェス レー は序文 に注意 書 きを しています。みなで
共同 の歌 としてテ ンポ を守 り、元気 に勇気 をもつて 、品格 をもつて 、霊的に歌 い な さい と指示 して
い ます (山 本美紀 、p40)。
・ ウェス レー が賛 美 を歌 う時に最 も大切 だ と語 つたのは 、「神様 を喜び、歌 つてい る内容 を理 解 し、
霊的に歌 うこと」 で した
6.メ
(山 本美紀、p42)。
ソジス ト運動 の賛美③
教理 を歌 う
。メ ソジス ト運動は、「神学 を歌 う教会」だ と言われ て い ます。
。チ ャールズ 。ウェス レー が作詞 した 山数 は、 4000∼ 6500曲 とも
言われ ています。断片的な
もの を曲数 に数 えるか どうかで数 の差 が 出ます。いずれ に して も膨大な数 の信仰 の詩 を書 き続 けま
した。そ の兄、 ジ ョン・ ウェス レー は、
『 メ ソジス ト賛美歌集』 (1780年
呼び、福音 を歌 う群れ を形成 しま した。
2山 本美紀『 メ ンデ ィス トの音楽』株 式会社 ヨベ ル 、2012年 、p28・ 31
3
)を 小型 の実践神学 と
メソジス ト礼拝 の六つの特色3
①優雅すぎるので もなく、激 しすぎるので もない質素でひたむきな礼拝
②礼拝者 の社会的地位に差がなく共通 していること、神 と人に誠実に仕えること
③神に向かつて礼拝を行 っているとい う厳粛さと統一性
④賛美 賛美歌を歌 うことによる感性 と詩の絶妙な組み合わせおよび演奏による活気に満ちた雰囲気
⑤説教
自己の教理に彩 りを与える生活を送る人物による現在の救いの福音の明瞭で正直な宣言
⑥聖餐 ふさわしい牧者によつて聖徒に対 して執行される聖餐
例 )新 聖歌 226番 「わが主 を」
*歌 詞 を味わ う
7.メ ソジス ト運動の賛美④ 神 との親密な交わ り 『 キ リス ト者 の完全』 よ り
。メソジス ト運動が強調 した聖化について、ジ ョン・ ウェスレー は キ リス ト者 の完全』 とい う書物を
『
書き、その立場を弁明 しま した。 しか し、興味深 いこ とに、
『 讃美歌 と聖詩集』 (1739年 )の 賛美
の歌詞を通 して、自分達 の信念を明白に宣言 していると書 いています (藤 本満訳
『 キ リス ト者 の完全』)
p36)。
そこで引用 され る歌詞 の一部を紹介 します。
例 1)「 落ちてい る私たちの性質 の流れを変えて ください。私たちの行 いす べてが、その源 であるあな
たの もとへ…あなたの愛へ帰るように/あ なたの栄光 が私の目的 となれ 」4
例 2)「 私はあなたにあえぎ、あなたをせ つ に求める… あなたを崇める心はつい にあなたのもの とな り
/私 は神 の深 い海 に沈み/あ なたの無限の中で私を失 う」5
8.メ
ソジス ト運動 の賛美⑤
ラテ ンバ リー
ウェス レアン系 のアズベ リー 大学 の学長デ ニス 。キン ロー は英国 の神学者 」・E・ ラテ ンバ リー (J.E.
聖餐にお ける賛美
Rattenbury)の 著書『 ジ ョン・ ウェス レー とチャール ズ・ ウェス レーの聖餐 の賛美』 6を 紹介 し、 ラテ
ンバ リー が十字架 の意味 につい て賛美 を通 して受 けた衝撃 を語 ります 7。
起 き上がれ、わた しの魂 よ、起 き上がれ
あなた の罪責感 の恐れ を振 り落 とせ
あの血 潮 を流 された犠 牲 が
わた しのためにあ らわ れた のだ
王座 の前 にわた しの保証人が立ってい る
わた しの名前 が彼 の手 に書 かれ てい るのだ
ラテ ンバ リー は、幼 い なが らに 自分 の罪 を自覚 して恐れていたのです。 この ウェス レーの賛美 は、そ
の罪 か らくる恐れ を明 らかに しつつ 、最後 の行 で、私 たちの名前 を手に書かれた主イ エス を歌 つてい ま
す。少年 であつた ラテ ンバ リー は、タ トゥー (刺 青)を イ メー ジ しま した。決 して消 えることの ない字
として 、 自分 に罪 があるに もかかわ らず、注がれ るキ リス トの彼 へ の愛 として、主イ エスの十字架 を受
3Rc G皿 ,Sebθ
」 ″ IJ
″b納 、pp103‐ 104.坂 本誠 「メ ソジス ト礼拝 の膚1始 者― ウェス レー 兄弟 」
『 人物で
"ご日本
"′キ“
た どる礼拝 の歴 史』
リス ト教 団出版局 、2009年 、p172‐ 173
4 “Enslaved tO Sense,to Pleasure PrOne"の 7節 と 8節 /Methodist Hymnal、 1889 ed■ t■onの N0108
5 charles Wesley “Come HO15・ Ghost,皿
Qulcken Ftte"の 第 3節 /Methodist Hymnd,1889 edttlonの No 374
6」 .E Rattenbuη ヨ
F励 ″′″ご ′るわθ″bsby,Order of Saint Luke Publtations,2006.
み %θ F″ ι力籠、石θ27フヮ θο
7 Dennls E Knlaw.J"′ 3hng力 泌θ "″ t,(Nappanee,IN:Francis
`乃
Asbury Press,1985),116‐
117
蹄
4
け止 めたのです。
ここに、表 わ されて い る霊性 をカテ ゴ リー で表 わす と、賛美 にお ける霊性 と、聖餐における霊性 8と ぃ
うことがで きるで しょ う。 ウェス レアンの流れ は、神学 を歌 う群れ であ りま した。それ は 18世 紀 の英
国の敬虔主義 の流れ の 中で 、教条主義 に陥 り複雑 な神学 の議論 に迷 い込み、民衆 に届かな くな ってい た
福音 の言葉 を、民衆 へ と届 けよ うとす る取 り組みだ つた とい うことがで きるで しょ う。 ジ ョン・ ウェス
レーが民衆 の神学者 (fok the010gian)と 言われた よ うに、彼 の後 も民衆 が′
さを響 かせや す い賛美 とい
う方法で教理が継承 されていきま した。
また、このラテ ンバ リー が十字架 の恵み深 さを体験 した賛美 は聖餐用 の賛美 で した。チ ャール ズ・ ウ
ェス レー は、聖餐のために多 くの賛美 を作 り、
『 主の晩餐の賛美歌 町
m“
"励
θιЛざSSttθ刺 とい
う歌集 を編集 しま した9。 そ の 中の多 くは、英国国教会 の祈祷書 をパ ラフ レーズ した歌詞であ り、祈祷書
に表 わ されて い る聖餐 の教理 を賛美 とい う様式 に置 き換 えたので した。少年時代 の ラテ ンバ リー は、そ
ういった賛美 を通 して 、十字架 を 自分 へ の恵み の リア リテ ィー として体験 したので した。そ の恵み は、
ラテ ンバ リー が成長 し礼拝 で聖 餐 を受 けるたびに、原体験 として継 続 されて思 い起 こ されて いつた こと
で しょ っ。
9.メ ソジス ト運動の賛美⑥ 死を越える賛美
マ リアン・カー リューによる伝記
『 ジョン・ウェスレーの生涯』より引用10。
参考文献)
ウィリアム・ ウィリモン『 言葉 と水とワインとパ ンーキリス ト教礼拝史入門』新教出版社、
1999年
ジョン・ ウェスレー『 心を新たに一 ウェスレーによる一 日一章』A・ ルシー編、教文館、2012年
ジョン・ ウェスレー『 キリス ト者の完全』藤本満訳 。注、イムマヌエル総合伝道団、2006年
.
.
マ リアン・カー リュー『 ジョン・ ウェスレーの生涯』福音文書刊行会、1988年
坂本誠 「メソジス ト礼拝の創始者― ウェスレー兄弟」
『 人物でたどる礼拝の歴 史』 日本キリス ト教団出版局、2009年
坂本誠『 ウェスレーの聖餐論―宣教のわざとしての聖餐』教文館、2009年
.
宮崎誉『説教塾ブックレット7-ホ ー リネス信仰 と葬儀説教』キリス ト新聞社、2008年
李重台『 こころに残る賛美歌物語 100』 株式会社 ヨベル、2005年
.
.
.
山本美紀『 メソディス トの音楽』株式会社 ヨベル、20121.
Demds R ICnlaI P鸞′chng″2泌 θ蹄
t,Nappanee,IN:Francis Asbury Press,1985.
」 E Rattenbutt fbθ ユuttatts"物
ι
′あ 力′
“
"ご
ιhattbs Vetty,Order of Saint Luke Pubhations,2006.
8ジ ョン・ ウェス レーの聖餐の研究 として、今年、坂本誠氏によつて良書が出版 されま した。
『 ウェス レーの聖餐論―一
宣教 のわざとしての聖餐』教文館、2009年 .霊 性論 と関連する項 目としては、神秘的な神 の臨在 の教理、祭壇 の神学、
参加 の概念 と新 しい命 の付与、永続的信仰義認の場 としての聖餐な どを挙げることがで きます。
9ウ ィリアム・ ウィリモ ン『 言葉 と水 とワインとパ ン 。キ リス ト教礼拝史入門』新教出版社、1999年 、172頁
10マ リアン・カー リュー ジ ョン・ ウェス レーの生涯』福音文書刊行会、1988年 、176‐ 181頁 .宮 崎誉『説教塾ブ ッ
『
ク レッ ト7-ホ ー リネ ス信仰 と葬儀説教』 キ リス ト新聞社、2008年 、34・ 39頁
5