施工手順書

- 施工手順書 A.施工前準備品 (青字は市販品)
1.選定されたビッグフット剤
2.攪拌棒/ジィフィーミキサー
3.塗布用ローラーホルダー
4.塗布ローラー各種(下記より選定)
ブリストルローラー・・・・・・プライマー塗布・本剤塗布用
フェノリックローラー ・・・・・本剤塗布用
スポンジローラー・・・・・・・プライマー・本剤塗布用
スポンジローラー粗目・・・本剤塗布用
5.マスキング用テープ
6.塗料カップ(少量塗布の場合)
7.ハカリ(少量塗布の場合)
8.軍手・ゴム手袋・ウェス
9.攪拌用電気ドリル・ブルーシート等
10.溶剤・・・アセトン・イソプロピルアルコール等
(攪拌棒・ローラーホルダー等洗浄用)
B.ビッグフット施工前下地処理
金 属 面/塗 装 面
油汚れや水分、ほこりなどは洗浄剤(アセトン溶剤等)で除去し、充分に乾燥させて下さい。
錆や剥がれかけた塗装はサンダーなどで除去し、洗浄・乾燥をして下さい。
コンクリート面
内部にしみ込んだ油分(表面から3mm程)は洗浄剤で確実に除去し、充分に乾燥させて下さい。
床面状況によっては専門業者機械を使用した、「はつり作業」が必要です。
又、表面が窪んだり、割れた状態であれば事前に弊社床補修剤(フィックスマスターFG)で補修して下
【注意】
・鏡状の金属面・タイル面はサンダーなどで表面を粗らす前工程が必要です。
・薄い鋼板等でたわむ様な個所は、割れ・剥がれの原因となるので注意して下さい。
・塗布位置を定めたいときは事前にマスキングテープなどでマスキングします。
C.ビッグフットのプライマーの処理
★塗布面の材質・状態よりプライマー処理が必要となります。
プライマーシーラー・・・塗布面内部に水・油が染み込んでいる又はにじみ出て来る可能性がある面
メタルプライマー・・・・・腐食が進行している金属面
ビッグフットプライマー塗布の準備と施工
1.攪拌棒又はジフィミキサーをセットした電気ドリル(コード式or充電式)で主剤のみをよく攪拌します。
(容器内で主剤は2層に分離しており、沈殿物と上澄みを良く攪拌する必要があります。)
攪拌時間の目安・・・メタルプライマー/5分
プライマーシーラー/1分 2.主剤が均一に混ざった事を確認後、硬化剤を注ぎさらに約2~3分攪拌して下さい。
3.攪拌後ブリストルローラー又は市販スポンジローラーで薄く均一に塗布して下さい。
4.乾燥後(30~60分)からビッグフット本剤塗布可能です。
乾燥状態の目安・・・プライマ-シーラーは白色が透明色に変化
メタルプライマーは灰色表面が薄皮状態
【注意】
・ジフィミキサーや攪拌棒はアセトンなどの溶剤で洗浄して下さい。
D.ビッグフット本剤の処理
ビッグフット本剤の準備と施工方法
1.攪拌棒又はジフィミキサーをセットした電気ドリル(コード式or充電式)で主剤のみをよく攪拌します。
容器内で主剤は2層に分離しており、沈殿物(骨材)と上澄み(樹脂成分)を良く攪拌する必要があります。
2.二液タイプ(ZV、FC)・・・・・・まず主剤のみ沈殿物(骨材)と上澄み(樹脂成分)が均一になるまで攪拌します。
一液タイプ(HDP) ・・・・・沈殿物(骨材)と上澄み(樹脂成分)が均一になるまで攪拌します。
攪拌時間の目安・・・5分以上/外気温15℃以下
3分以上/外気温15℃~25℃ 2分/外気温25℃以上
3.二液タイプ(ZV、FC)は主剤が均一に混ざった事を確認後、硬化剤を注ぎさらに約3~5分攪拌して下さい。
4.プライマー表面が乾燥した事を確認の上、ビッグフット本剤を塗布します。
乾燥状態の目安・・・プライマ-シーラーは白色が透明色に変化
メタルプライマーは灰色表面が薄皮状態
5.主剤・硬化剤混合攪拌後のビッグフットを塗布個所に容器から直接注いで下さい。
6.その後、注いだビッグフットを各種道具を使用し、薄く均一に塗布して下さい。
小さな凹凸・・・コテ、ゴムべら
一般的凹凸・・・ブリストルローラー・スポンジローラー
激しい凹凸・・・フェノリックローラー・スポンジローラー(粗目)
6.マスキングを施した場合は、塗布後すぐに剥がして下さい。
硬化後のビッグフットはマスキングテープも同時に硬化させますのではがす事が不可能となります。
7.塗布箇所は完全硬化(12~72時間)まで立ち入らないようにして下さい。
硬化時間の目安・・・72時間/外気温10℃以下
48時間/外気温11℃~19℃ 24時間/外気温20℃~35℃
12時間/外気温35℃以上
【注意】
・ジフィーミキサー・攪拌棒・ローラーホルダー・ローラー等はアセトンなどの溶剤で洗浄して下さい。
・作業を行なう時は必ずゴム手袋や軍手などの保護具着用をお願いします。
・屋内での作業は常に換気を行って下さい。
・溶剤1液タイプを使用する時は換気に加えて、マスク着用を推奨します。
・使用済みローラー、空き缶、その他付着したテープやウェスは各地域の処理方法に従い廃棄してください。
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