【公表資料1】 勝央町放課後児童健全育成事業の設備及び 運営に関する基準を定める条例(素案)の概要 1 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準について 放課後児童健全育成事業とは、保護者が日中就労等で家庭にいない小学生に対し、授業終了後 の遊びや生活の場を提供するものです。新制度では、その対象者が「おおむね 10 歳未満の児童」 から「小学校に就学している児童」へ変更となりました。 「子ども・子育て関連 3 法」に基づく児童福祉法の改正により、事業の設備及び運営について 厚生労働省で定める基準を踏まえて市町村が条例で基準を定めることとされました。 2 条例で定める基準について 従うべき基準 必ず適合しなければならない基準であり、当該基準に従う範囲内で地域の実 情に応じた内容を定める条例は許容されるが、異なる内容を定めることは許 されないもの。 ・従事する者の資格及び員数 参酌すべき基準 地方自治体が十分参酌した結果としてであれば、地域の実情に応じて、異な る内容を定めることが許容されるもの。 ・専用室の面積・集団規模、静養スペース ・児童福祉施設の設備及び運営に関する基準の総則(一般原則等) ・開所時間・開所日数 など 3 基準の制定に係る勝央町の基本的な考え方 本町の実情に、国の基準と異なる内容を定める特別な事情はないことから、国の基準を勝央町 の基準とするものとする。 ただし、現状において「児童数」「設備(面積基準)」については基準を満たしておらず、施 行日以降もすぐに基準を満たすことが難しいため、当分の間、現状において運営をすることが できる経過措置を設けることとする。 4 施行期日 子ども・子育て支援法施行規則の施行の日とします。 (平成 27 年 4 月 1 日) ※基準は条例で定めることを基本としていますが、機動的な対応が必要な内容又は専門技術的な 内容に係る項目については、規則などに委任されることがあります。 放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準(案) 項目 国の示す基準 ・次のいずれかに該当する者であって、都道府県知事が行う研修を 本町基準案 従う 終了した者でなければならない。 ①保育資格を有する者 従事者 ②社会福祉資格を有する者 ③学校教育法の規定による高等学校等を卒業した者で 2 年以上 児童福祉事業に従事した者 ④学校教育法の規定により、幼稚園、小学校、中学校または 中等教育学校の教諭となる資格を有する者他 職員数 ・支援の単位ごとに 2 人以上 従う ・支援の単位ごとにおおむね 40 人以下 参酌 現在、基準を満たして おらず、平成 27 年 4 月以降もすぐに基準 児童数 を満たすことが難し いため、経過措置を設 ける。 機能等 ・遊び及び生活の場としての機能並びに 参酌 静養スペースを設ける 設備 面積 現在、面積基準を満た しておらず、平成 27 年 4 月以降もすぐに ・児童1人につきおおむね 1.65 ㎡以上 基準を満たすことが 難しいため、経過措置 を設ける。 ・重要事項に関する運営規程を定めておかなければならない。 参酌 ①事業の目的及び運営方針 原則として条例内に 定める。 ②職員の職種、員数及び職務の内容 運営規程 ③開所している日及び時間 ④支援の内容及び保護者が支払うべき額 ⑤利用定員 ⑥事業実施地域 開所時間 及び日数 ①開所時間 他 授業休業日は 1 日につき 8 時間以上 授業休業日以外は 1 日につき 3 時間以上 ②1 年について 250 日以上 参酌 原則として条例内に 定める。
© Copyright 2024 ExpyDoc