BCS.CSV ファイルの仕様書

BCS.CSVファイルの仕様書
1.ファイル形式
CSV形式とする。
2.ファイル名について
受け渡しするファイル名は「BCS.CSV」とする。
3.レコードのフィールド
数値データは数量のみ小数点以下3位とし、その他の数値
はデータは整数とする データの有無に関わらずフィール
ド数は変えない。
(表-1)
階 層
1層∼7層
層
番
号
通
番
号
下段
見 積 地
上段
行
備考
備考
種 各称 仕様 数量 称呼 単価 下段 各称 仕様 上段
各4バイト
1
4
1
数 値
32
30
文字
10
4
12
16
32
数値
文字
数値
文字
30
16
文字
1)階層
固定7フィールドとし、ツリー構造の考え方は(表-4 )により親、子関係をつける。
7層すべて使わなくてもフィールド数は7つとる。実質は固定フィールド+内訳明細+
子内訳(表-2のQBE)で9階層になる 階層番号の数字は階層間で親・子関係が取れ
ていれば任意とする。
2)層番号
自分の行が何層目かを記入
3)通番号
内訳明細レベルでの行の通し番号
4)行種
(表-2)
業 種
通常
補助
親
属性
D
A
P
代価親 別紙親 エレメント QBE計
親
Q
B
E
N
小計
合計
S
T
1 バイトの大文字とする
(表-3)
種目・科目・中科目等の属性は持たず
すべてP行が持つ階層で処理する
名 仕称 数 単
称 様呼 量 価
通常行(D)
通常の内訳明細行
⃝ △ ⃝ ⃝ ⃝
補助行(A)
通常行の補助で仕様が数行ある場合2行目以降の行
△ △ × × ×
親行(P)
種目・科目・中科目等の親行(合計行の金額を受取る)
⃝ △ ⃝ ⃝ ⃝
代価
親行(Q)
代価の親行(次のN行迄を代価の内訳とする)
※ 全階層の印刷終了の後ろに印刷する子明細を持つもの
⃝ △ ⃝ ⃝ ⃝
別紙
親行(B)
別紙の親行(次のN行迄を別紙の内訳とする)
※ 自階層の印刷終了の後ろに印刷する子明細を持つもの
⃝ △ ⃝ ⃝ ⃝
エレメント エレメントの親行(次のN行迄をエレメントの内訳とする)
親行(E)
※ 印刷時に親行の次の行以下に子明細を持つもの
⃝ △ ⃝ ⃝ ⃝
QBE計行(N) (Q)(B)(E)行に対する計
⃝ △ × × ×
小計行(S)
科目等の先頭∼S行迄∼S行迄の各金額のくくり
⃝ △ × × ×
合計行(T)
科目等の合計で親行の単価欄に金額を通知する
⃝ △ × × ×
⃝:データ必修 △:有無は問わず ×:データ無し
4階層(ツリー)の 構 造(表-4 )
(階層構造)
科目A1
(レコード順)
細目A1-1
細目A1-2
細目A1-3
細目A2a-1
種目A
科目A2
科目A3
中科目A2a
細目A2a-2
中科目A2b
細目A2b-1
細目A2b-2
細目A2b-3
細目A3-1
細目A3-2
細目A3-3
種目B
種目A
科目A1
細目A1-1
細目A1-2
細目A1-3
科目A2
中科目A2a
細目A2a-1
細目A2a-2
中科目A2b
細目A2b-1
細目A2b-2
細目A2b-3
科目A3
細目A3-1
細目A3-2
細目A3-3
種目B
・・・・・
・・・・・
5 .そ の 他 の 注 意
■りゅうべーの扱いは書き出し側で m 3とする(m = 1バイト文字・ 3 = 1バイト文字)
■その他の外字は使わない事
■親行の数量は 1式とは限らない(マンションのタイプ数等)
目等の合計は親行の単価欄に通知する(読込む側で処理の事)
■ダミーの親(内訳明細や下位の階層を持たない P行)は、すぐ次のレコードを T行とする
■代価の中に代価を持つのは禁止(別紙、エレメント共同じ)
■( P ) ( Q ) ( B ) ( E )行には数量、単価を持たせる・・・・・親の数量が 1とは限らない
■( P ) ( Q ) ( B ) ( E )行には数量、単価を持たせる・・・・・子を持たない親の場合がある
■( Q ) ( B ) ( E )行に付属する内訳明細のレコード位置は Q、B、E各行の続きに配置し
次の ( N )迄をその範囲とする
■( P ) ( Q ) ( B ) ( E )行には必ずそれに対応した ( T ) o r ( N )行を配置する
■( Q ) ( B ) ( E )行∼ ( N )の間に( S )行や( T )行を持たない
P
P
P
T
P
E
N
T
T
T
この間に
内訳明細が入る
(D)
(A)
行
■設備工事一式等、ダミーの科目等を作成する場合は P行の次がすぐT行になるつまり P∼Tの
間に内訳明細が無い状態を 作ります。
■通番号は内訳明細レベルでの通番号とするが(Q)(B)(E)の下位明細内で独立した通番号を
うける但し、 ( Q ) ( B ) ( E )行自体は上位の内訳明細レベル内での通番号に属する
■空白行は書き出し側で抜いておく空白行は印刷時の計の位置その他で体裁と整える為に
使う場合が多く、他社のシステムで読み取った場合意味がないのと、不要にファイルを
大きくする。
■データーに”や,を使うと C S Vファイルの区切り記号として認識されるので書き出し側
で処理する
■名称や仕様の文字数が O V E Rした場合は書き出し側で処理する(別紙参照)
建具メーカー等は名称がかなり長くなるので上記による。
●上段の O V E R分はそのまま切り捨てる(名称、仕様等)
●下段の O V E R分は次レコードを属性 Aにして上段に書き込む(名称、仕様共)
●さらに O V E Rした場合は切り捨てる(名称、仕様共)
■当協会のフォーマットを使用するのは自由ですが、変換プログラム等を作成する場合は
利用状況把握の為下記迄届けて下さい。又、ソフトハウス等も同上の理由により変換プロ
グラムの販売先を届けて下さい。
建築業協会関西支部
TEL 06-6941-4788
FAX 06-6941-8301
文字OVERの処理/子明細を持つE行の例
●文字 OVER の処理
上段のOVER分はそのまま切り捨てる(名称、仕様共)
下段の OVER分は次レコードを属性 Aにして上段に書き込む(名称、仕様共)
さらに OVERした場合は切り捨てる(名称、仕様共)
名称 (下段)
D
A
D
D
仕様(下段)
両袖 FIX付欄間排煙付引違窓(
11200* 2500
数量 称呼 単価
4 か所
備考(下段)
名称 (上段)
AW-102
1023000
仕様(上段)
備考(上段)
W H
2連)付片引自動ドアー
片開きフラッシュ戸
900* 2100
1 か所
45500
AW-103
W H
両開きフラッシュ戸
1500* 2100
1 か所
76800
AW-104
W H
▼ 参考:取り込み後の内訳 書 イ メ ー ジ( 読 み 込 み 側 の 処 理 方 法 で 異 な り ま す 。 )
名称 (下段)
AW-102
両袖 FIX付欄間排煙付引違窓(
仕様(下段)
数量 称呼 単価
W H
11200* 2500
4 か所
1023000
1 か所
45500
1 か所
76800
2連)付片引自動ドアー
AW-103
片開きフラッシュ戸
W H
AW-104
両開きフラッシュ戸
W H
900* 2100
1500* 2100
●子明細を持つ E行の例
名称 (下段)
E
A
D
D
D
N
両袖 FIX付欄間排煙付引違窓(
仕様(下段)
11200* 2500
数量 称呼 単価
4 か所
備考(下段)
1023000
名称 (上段)
AW-102
2連)付片引自動ドアー
建具本体
1 か所
575000
オペレーター装置
1 か所
185000
額縁
1 か所
78000
AW-102 計
※上記は子明細を持つE行の例であり、子明細を持たない場合はE行ではなくD行となる
▼ 参考:取り込み後の内訳 書 イ メ ー ジ( 読 み 込 み 側 の 処 理 方 法 で 異 な り ま す 。 )
名称 (下段)
AW-102
両袖 FIX付欄間排煙付引違窓(
2連)付片引自動ドアー
仕様(下段)
数量 称呼 単価
W H
11200* 2500
4 か所
1023000
仕様(上段)
W H
備考(上段)