南アルプス市環境基本計画について 南アルプス市の課題 目標達成に向けた取り組み この環境基本計画は、 「南アルプス市環境基本条例」 に基づき、住みやすく自然豊かな 自然豊かな南アルプス市ですが、耕作放棄地の増加、生活排水の処理率の低迷、あるい 環境基本計画では、南アルプス市が将来的にめざす5つの環境像、及び、それらの包 地域づくりのために策定するものです。 は意外に少ない市街地の緑などの課題もあります。 括的な達成のために必要となる 「環境教育と協働のまちづくり」 を 「望ましい環境像」 とし 地域環境あるいは地球環境の保全のため、豊かな環境を将来世代に引き継ぐため、み また、地球温暖化の影響か、本市の象徴である南アルプスの山々でも生態系の異変が報 て定め、それらを実現するための取り組みを示し、中でも早期に実施した方がよいもの んなで一緒に行動しましょう。 告されています。 などは重点プロジェクトとして位置づけています。また、分野ごとに数値目標による具体 策 定 平成22年11月 計画の期間 平成23年度∼平成32年度 農地の状況 環境基本計画の位置づけ 環境基本法(国) 環境基本計画(国・県) 3,705 3,489 [関連計画] ●都市計画マスタープラン ●緑の基本計画 ●景観計画 など 南アルプス市環境基本条例 南アルプス市環境基本計画 20.0% 3,233 2,933 2,000 2,635 7.2% 3.9% 1,000 0 本 市 県 25.0% 3,000 南アルプス市総合計画 単位:人(各処理施設の使用人口) 耕作放棄率 経営耕作地面積 (ha) 5,000 4,000 的な指標を定め、取り組みの進捗状況を把握します。 生活排水処理の状況 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 15.0% 10.0% 5.0% 平成12年 平成17年 72,931 867,122 下水道 26,663 510,408 377 16,673 12,504 114,425 1,106 7,280 衛生処理人口 40,650 648,842 生活排水クリーン処理率 55.7% 74.8% 農業集落排水処理施設 浄化槽 2,267 10.3% 総人口 0.0% コミュニティプラント 小規模集合排水処理施設 56 望ましい環境像 こんなまちにしていきましょう 健康に暮らせる快適な生活環境のまち ■ 多くの河川でサワガニなどのきれいな水に棲む生物が見られる。 ■ 大気汚染、水質汚濁などが少なくなっている。 ■ 街路樹が豊かに茂り、市民が心地よく散策できる場所が増えている。 ■ ポイ捨てや不法投棄が少なくなっている。 環境基本計画の構成 第1章 策定基本方針 第5章 望ましい環境像 背景と趣旨、計画の位置づけ、 役割、計画の対象、期間 第6章 基本目標と目標達成への取り組み 第2章 本市の概況 位置・地勢、土地利用、森林、 気象、人口、産業、自動車台数 ●健康に暮らせる快適な生活環境のまち ●生物多様性が確保され、人と自然が共生するまち ●身近な緑や水辺に恵まれた自然と触れ合えるまち ●歴史的・文化的資源を保全し、自然と調和した 景観づくりに取り組むまち ●循環型社会・低炭素社会づくりが進むまち ●環境教育と協働のまちづくり 第3章 環境に関する状況 第7章 重点プロジェクト 自然環境、生活・都市環境、 二酸化炭素排出量 ●清流を回復する ●貴重な自然環境を守る ●緑を守る、育む ●奥ゆかしさと本物を誇る風景づくり ●新エネルギーの導入、省エネルギーの推進 ●市民・事業者の自主的な活動、 協働の取り組みの推進 第4章 アンケート結果 市民、事業者、児童・生徒、 滞在者 第8章 推進体制と進行管理 生物多様性が確保され、人と自然が共生するまち ■ ■ ■ ■ 南アルプスではお花畑が登山者の目を潤わせている。 森は広葉樹を優占種とする自然林に置き換わりつつある。 街路樹や屋敷林などの緑が繋がり、ネットワークをつくっている。 学校では持続発展教育が展開されている。 望ましい 環境像 基本目標 1 ※カーシェアリング:複数の人たちで特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステム。 注意:ここに記述されている環境像については、実現可能性や実現方法はあまり考慮されていません。なるべく理想的な姿を具体的に記述し、そのイメージを 共有することで、それぞれの役割や取り組みの方向、何をいつまでにどの程度達成すべきかを明確にすることを目的に作成されたものです。 ③水質調査の実施 ④森林の公益的機能の保全 公害を防止する 3 環境美化活動を推進する 望ましい 環境像 貴重な 1 自然環境を守る ②公害の防止 ①不法投棄の防止 ②清掃、美化活動の推進 森林を守る 目標達成への取り組み ①貴重な動植物の保護 ②山岳環境保全のための規制、普及啓発 ③南アルプスのユネスコ世界自然遺産登録推進 ①森林の公益的機能の保全、普及啓発 自然と共生する まちをつくる ②エコロジカルネットワーク※1の形成 ③南アルプスの日本ジオパーク登録推進 ④南アルプスのユネスコ・エコパーク登録推進 望ましい 環境像 目標達成への取り組み ①街路や河川の緑化推進 ②公共施設や学校の緑化推進 身近な緑を守る、増やす ③住宅や工場、商店街の緑化推進 ④雑木林等の保全、活用 ⑤公園の整備、維持管理 2 親しめる水辺をつくる 重点Project ❷ 貴重な自然環境を守る 世界自然遺産登録への取り組みの進展と ともに 「本物の自然があるところ、人と自 然が共生するところ」 として誇りのもてる 地域づくりを目指します。 ▶高山植物等の保護 ▶シカ等の個体数管理 ▶日本ジオパーク※2 登録推進 ▶ユネスコ・エコパーク※3 登録推進 など 農の緑を守る 重点Project ❸ 緑を守る、育む 安全に利用できる公園が整備され、町中 は緑が多く、農地などが季節の変化とと もに人々の目を楽しませる地域を目指し ます。 ①親水空間の整備、 水とのふれあいの機会の創出 ①優良農地の保全 3 ▶下水道整備、浄化槽普及 ▶下水道への接続促進 ▶親水空間の整備 ▶水生生物による水質調査の実施 など 3 身近な緑や水辺に恵まれた自然と触れ合えるまち 基本目標 1 御勅使川、滝沢川など市内の河川にきれ いな水に棲む生物が見られ、水遊びをする 親子や子ども達等でにぎわいをみせる環 境を目指します。 ②林業の支援、森林資源の適正な管理 ①動植物の生息・生育環境の保全 3 清流を回復する 2 生物多様性が確保され、人と自然が共生するまち 基本目標 2 重点Project ❶ ①環境の状況の把握 2 循環型社会、低炭素社会づくりが進むまち ■ 市内での移動手段は、公共交通やカーシェアリング ※ 、自転車にシフトしている。 ■ 太陽光発電や太陽熱利用機器、小水力発電設備などが多く導入されている。 ■ 公共施設はもとより、住宅や事業所でも高断熱化、省エネ化が進んでいる。 ■ 農業用ビニールハウスでは、果樹剪定枝を使ったボイラーが利用されている。 ■ リユースやリサイクルが進み、ゴミ排出量は激減している。 ②生活排水対策の推進 清流を回復する 歴史的・文化的資源を保全し、自然と調和した景観づくりに取り組むまち ■ 市内の遺跡は郷土の歴史を学ぶ場所として小中学生を始め大人まで幅広く利用されている。 ■ 台地に広がる棚田は、集落などとともに懐かしい里山景観をつくり出している。 ■ 農地、集落、山岳が織りなす心和む風景を見せる場所が増えている。 目標達成への取り組み ①河川等への不法投棄の防止 身近な緑や水辺に恵まれた自然と触れ合えるまち ■ 公園や広場の整備が進んでいる。 ■ 優良農地は保全され、休耕地は花畑などとして活用され、季節の変化とともに市民の目を楽し ませている。 ■ 河川などの親水空間は水遊びをする親子でにぎわっている。 ■ 生垣の設置などに取り組む市民が増え、目に入る緑の量が増えている。 1 健康に暮らせる快適な生活環境のまち ②遊休農地の活用 ③農業の振興、担い手の育成 ▶公有地、民有地の緑化推進 ▶花壇づくり等植栽活動 ▶農地の保全 ▶遊休農地の活用 など ※1) エコロジカル・ネットワーク:生物の生育・生息空間を連結することで、生態系の回復を図ろうとする構想・活動。 ※2) ジオパーク:重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む一種の自然公園。 ※3) ユネスコ・エコパーク:人と自然が共生する地域づくりを進める自然保護地域。ユネスコが指定する。 一人ひとりの具体的行動が求められています 望ましい 環境像 4 歴史的・文化的資源を保全し、自然と調和した景観づくりに取り組むまち 基本目標 1 2 3 目標達成への取り組み 優れた山岳・自然景観や 眺望景観を守り、 まちづくりに活用する ①南アルプスの風景遺産の厳正な 保全、活用 里山・集落景観を守る、 継承する ①里山景観の保全、活用 歴史的・文化的景観を 守る、継承する 望ましい 環境像 ②優れた眺望景観の保全、活用 ②特徴的な集落景観の維持、継承 ①歴史的・文化的資源の保全、活用 目標達成への取り組み ①廃棄物の発生抑制 循環型社会づくりを 進める ②リユースの推進 ③リサイクルの推進 ④廃棄物の適正処理 ①公共施設での新エネルギーの率先導入 低炭素社会づくりを 2 進める ②水力、バイオマスエネルギーの利用 ③省エネルギーの推進 ④新エネルギー・省エネルギー等の普及拡大 ⑤交通のグリーン化 望ましい 環境像 協働の取り組みを 1 推進する 2 環境教育・学習を進める 目標達成への取り組み ①協働によるまちづくりの 普及、推進 ②連携の輪づくり ①学校における環境教育の推進 ②環境情報・環境学習機会の提供 ●排水の環境負荷の抑制 ●規制基準の遵守 ●浄化槽の管理 など 重点Project ❹ 健康に暮らせる快適な 生活環境のまち 歴史・文化遺産が保全・活用され、里山、集 落、農地、山岳が織りなす心和む風景づく りを進めます。 生物多様性が確保され、 人と自然が共生するまち ●自然とのふれあい ●自然や生態系への理解 ●住宅敷地の緑化 など ●自然や生態系への理解 ●敷地の緑化 など 身近な緑や水辺に恵まれた 自然と触れ合えるまち ●花壇や生垣の設置 ●公園の維持管理などへの参加 ●水や水生生物への理解 など ●敷地への花木植栽 ●敷地の緑化 など 歴史的・文化的資源を保全し、 自然と調和した景観づくりに 取り組むまち ●周囲と調和した景観づくり ●歴史文化資源への配慮 ●祭りや行事の継承 など ●周囲と調和した景観づくり ●歴史文化資源への配慮 など 循環型社会・低炭素社会 づくりが進むまち ●リユース・リサイクルなどの実施 ●省エネルギーの徹底 ●自動車の使用抑制 など ●オフィスでのリサイクルの実施 ●省エネルギーの徹底 ●新エネルギー機器の導入 など 環境教育と協働の まちづくり ●自然とのふれあいの機会づくり ●環境問題に関する学習 など ●環境に関する情報の収集 ●職場研修の実施 など 奥ゆかしさと本物を誇る 風景づくり ▶景観条例等による景観づくり ▶眺望景観の創出・保全 ▶文化的景観の選定 など 重点Project ❺ 新エネルギー導入、 省エネルギー推進 太陽光発電やバイオマスエネルギー な どの新エネルギーの導入と省エネルギー の一層の推進を図り、低炭素社会づくり を進めます。 ※ 取り組みを支える仕組みづくり ▶公共施設での省エネ推進 ▶太陽エネルギー利用促進 ▶小水力・バイオマス利用促進 ▶廃食用油回収事業推進 など この計画を着実に進め、実効性あるも のにしていくために、市民、事業者、行政 等の各主体がそれぞれの役割を果たし、 連携・協働していくことが重要です。その ための体制づくりを進めます。 6 環境教育と協働のまちづくり 基本目標 事業者の行動例 市民の行動例 ●油を流さないなどの心がけ ●下水道への接続、浄化槽管理 ●子どもへのモラル教育 など 5 循環型社会・低炭素社会づくりが進むまち 基本目標 1 望ましい環境像 重点Project ❻ 市民・事業者の自主的な活動、 協働の取り組みの推進 施策の見直し・改善 事業内容の修正 市民 良好な環境づくりに住民やNPOが積極 的に取り組める環境や体制づくりを進め ます。 市 ▶市民活動への支援 ▶協働事業の推進 ▶環境市民会議の立ち上げ など 計画の進行管理にあたっては、定期的 に点検・評価・公表し、環境問題を巡る状 況や社会的動向などを加味しながら見直 しを行い、施策の方向性の調整や新たな 課題等に対応していきます。 計画に沿って 実行・実践 Plan NPO DO 情報収集 情報発信 ※バイオマスエネルギー:再生可能な生物由来の有機性エネルギー。木材、生ゴミ、動物の糞尿等。 国・県 他自治体 事業者 滞在者 ◎発 行/南アルプス市 Minami-Alps City Action Check 計画と評価を 比較し改善 〒400-0395 山梨県南アルプス市小笠原376 TEL055-282-1111(代) FAX055-282-1112(代) URL http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/ ◎発行年月/平成22年11月 ◎編 集/総合政策部地球温暖化対策室 どれだけ成果が 上がったか評価 南アルプス市環境基本計画 ダイジェスト版 一人ひとりの具体的行動が求められています 望ましい 環境像 4 歴史的・文化的資源を保全し、自然と調和した景観づくりに取り組むまち 基本目標 1 2 3 目標達成への取り組み 優れた山岳・自然景観や 眺望景観を守り、 まちづくりに活用する ①南アルプスの風景遺産の厳正な 保全、活用 里山・集落景観を守る、 継承する ①里山景観の保全、活用 歴史的・文化的景観を 守る、継承する 望ましい 環境像 ②優れた眺望景観の保全、活用 ②特徴的な集落景観の維持、継承 ①歴史的・文化的資源の保全、活用 目標達成への取り組み ①廃棄物の発生抑制 循環型社会づくりを 進める ②リユースの推進 ③リサイクルの推進 ④廃棄物の適正処理 ①公共施設での新エネルギーの率先導入 低炭素社会づくりを 2 進める ②水力、バイオマスエネルギーの利用 ③省エネルギーの推進 ④新エネルギー・省エネルギー等の普及拡大 ⑤交通のグリーン化 望ましい 環境像 協働の取り組みを 1 推進する 2 環境教育・学習を進める 目標達成への取り組み ①協働によるまちづくりの 普及、推進 ②連携の輪づくり ①学校における環境教育の推進 ②環境情報・環境学習機会の提供 ●排水の環境負荷の抑制 ●規制基準の遵守 ●浄化槽の管理 など 重点Project ❹ 健康に暮らせる快適な 生活環境のまち 歴史・文化遺産が保全・活用され、里山、集 落、農地、山岳が織りなす心和む風景づく りを進めます。 生物多様性が確保され、 人と自然が共生するまち ●自然とのふれあい ●自然や生態系への理解 ●住宅敷地の緑化 など ●自然や生態系への理解 ●敷地の緑化 など 身近な緑や水辺に恵まれた 自然と触れ合えるまち ●花壇や生垣の設置 ●公園の維持管理などへの参加 ●水や水生生物への理解 など ●敷地への花木植栽 ●敷地の緑化 など 歴史的・文化的資源を保全し、 自然と調和した景観づくりに 取り組むまち ●周囲と調和した景観づくり ●歴史文化資源への配慮 ●祭りや行事の継承 など ●周囲と調和した景観づくり ●歴史文化資源への配慮 など 循環型社会・低炭素社会 づくりが進むまち ●リユース・リサイクルなどの実施 ●省エネルギーの徹底 ●自動車の使用抑制 など ●オフィスでのリサイクルの実施 ●省エネルギーの徹底 ●新エネルギー機器の導入 など 環境教育と協働の まちづくり ●自然とのふれあいの機会づくり ●環境問題に関する学習 など ●環境に関する情報の収集 ●職場研修の実施 など 奥ゆかしさと本物を誇る 風景づくり ▶景観条例等による景観づくり ▶眺望景観の創出・保全 ▶文化的景観の選定 など 重点Project ❺ 新エネルギー導入、 省エネルギー推進 太陽光発電やバイオマスエネルギー な どの新エネルギーの導入と省エネルギー の一層の推進を図り、低炭素社会づくり を進めます。 ※ 取り組みを支える仕組みづくり ▶公共施設での省エネ推進 ▶太陽エネルギー利用促進 ▶小水力・バイオマス利用促進 ▶廃食用油回収事業推進 など この計画を着実に進め、実効性あるも のにしていくために、市民、事業者、行政 等の各主体がそれぞれの役割を果たし、 連携・協働していくことが重要です。その ための体制づくりを進めます。 6 環境教育と協働のまちづくり 基本目標 事業者の行動例 市民の行動例 ●油を流さないなどの心がけ ●下水道への接続、浄化槽管理 ●子どもへのモラル教育 など 5 循環型社会・低炭素社会づくりが進むまち 基本目標 1 望ましい環境像 重点Project ❻ 市民・事業者の自主的な活動、 協働の取り組みの推進 施策の見直し・改善 事業内容の修正 市民 良好な環境づくりに住民やNPOが積極 的に取り組める環境や体制づくりを進め ます。 市 ▶市民活動への支援 ▶協働事業の推進 ▶環境市民会議の立ち上げ など 計画の進行管理にあたっては、定期的 に点検・評価・公表し、環境問題を巡る状 況や社会的動向などを加味しながら見直 しを行い、施策の方向性の調整や新たな 課題等に対応していきます。 計画に沿って 実行・実践 Plan NPO DO 情報収集 情報発信 ※バイオマスエネルギー:再生可能な生物由来の有機性エネルギー。木材、生ゴミ、動物の糞尿等。 国・県 他自治体 事業者 滞在者 ◎発 行/南アルプス市 ◎発 行/ Minami-Alps City Action Check 計画と評価を 比較し改善 〒400-0395 山梨県南アルプス市小笠原376 TEL055-282-1111(代) FAX055-282-1112(代) URL http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/ ◎発行年月/平成22年11月 ◎発行年月/ ◎編 集/総合政策部地球温暖化対策室 どれだけ成果が 上がったか評価 南アルプス市環境基本計画 ダイジェスト版
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