技術資料作成要領 株式会社かんぽ生命保険支店等(東北エリア本部管内)における 電気及び電気通信設備工事に係る請負者の指定 技術資料の作成にあたっては、本要領に定めるすべての要件を満たす内容とし、技術 資料評価基準の各項目の評価観点を踏まえ、具体的かつ明確に記述するとともに、次の 事項に留意すること。 ・技術資料は簡潔に記載すること。 ・特段の専門的知識を要することなく技術資料の内容を評価できるように配慮するこ と。 ・技術資料の内容について、根拠又は参考となる資料を添付すること。 1 記述項目 技術資料の記述項目は以下のとおりとする。 ア 施工実績 金融機関の本社ビル、電算センター等又は窓口施設をもった支店等(テナント施設含 む。 )又は株式会社かんぽ生命保険の施設(テナント施設含む。 )で、2007年10月 以降に元請又は元請に準じる者(注1)として完成(申請資料の提出期限日までに完成、 引渡しが済んでいるものに限る。 )した、次の要件を全て満たした電気又は電気通信設 備工事の施工実績を3件以上(注2)有すること。 なお、金融機関とは、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」に掲載 されている都市銀行、信託銀行、その他、金融持株、外国銀行、地方銀行、第2地方銀 行、生命保険会社又は損害保険会社をいう。その他の業態のものは、求める要件から除 く。 ・求める施工実績は、新築、増築、修繕又は模様替工事であること。 ・求める施工実績は、1契約300万円(税抜き額)以上でありあること。 注1:元請に準じる者とは、電気又は電気通信工事を含む建築工事の請負者と直接契約を締結した電気 設備工事請負者をいう。 注2:技術資料の提出時には、施工実績が3件を超える場合は、最大5件まで記載してください。 イ 労務単価と経費率 一般管理費率・現場経費率・労務単価(労務単価は、日曜日、休日及び夜間等の 割増単価を除く単価とする。 ) 想定する工事金額(税抜)は、300万円以下として算出すること。 また、最新の公共工事設計労務単価に定める労務単価及び経費率を上限の目安と する。 諸経費 ・一般管理費率 ・現場経費率 電気設備工事 ○ ○ 労務単価 ・普通作業員 ・軽作業員 ・電工 電気設備工事 ○ ○ ○ ウ 管理体制 現場管理の体制と考え方。 現場管理については、管理技術者1名と技術担当者を 1 名以上(注) 、選定するこ と。 注:技術資料の提出時には、技術担当者を 1 名を超えて記載できる場合は、最大 2 名まで記載し てください。 エ 緊急対応 年間(土・日・祝日を除く)を通して対象施設におおむね3時間以内で駆けつけら れること。 緊急対応については、管理担当者1名と連絡担当者(技術者)を 1 名以上(注) 、 選定すること。 また、管理担当者及び連絡担当者は、前記の管理技術者及び技術担当者と兼ねる ことができる。 なお、上記以外の土・日・祝日・夜間・連休・年末年始については、会社として の初動体制と緊急連絡体制を整備すること。 注:技術資料の提出時には、技術担当者及び連絡担当者は 1 名を超えて記載できる場合は、最大 2 名まで記載してください。 2 貸与資料(基本契約を締結した 1 者に貸与する) 工事請負基本契約の締結後、建物の基本データを貸与する。 設計図書一式
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