日英同盟とその背景

日英同盟とその背景
法則化中学/紫音 田中繁一(E-mail:[email protected])
19 世紀末の列強の中国侵略の風刺画を提示する。
どの人物がどの国を示すかを確認する
発問1「このパイには何と書いてありますか。」
CHINE
発問2「CHINEは英語でCHINAと書きます。どこの国を示していますか。
」
中国
発問3「中国(清)は、何と言っていますか。予想して、ノートに書きなさい。
」
中国が困っているということが分かればよい。
説明2「1890 年代、弱っていた中国は、半分植民地になっていました。このように、弱った
国を侵略していくことを帝国主義といいます。」
全員で言わせる。
指示1「その頃、中国では、
“義和団”という集団が生まれていました。全員で言いましょう。
」
発問4「義和団はどんなことをしましたか。教科書に書いてあります。そこを赤で囲みなさ
い。」
義和団が外国人を襲撃していたことを確認する。
発問5「この暴動のことを、漢字5文字で何といいますか。教科書から探してノートに書き
なさい。」
発問6「清の政府は、義和団事件を鎮めるために何をしましたか。予想してノートに書きな
さい。
」
説明3「清の政府は、事件を鎮めようとはしませんでした。それどころか、義和団を利用し
て外国を追い出そうとしたのです。
」
説明4「その結果、各国が連合軍を結成し、義和団を倒しました。
」
連合軍の絵を提示する。
発問7「この時に最も活躍した国はどこですか。
」
日本
説明5「日本軍は他の国のように略奪や放火をせず、勇敢に戦ったので、各国から高い評価
を受けました。特に、イギリスが日本を高く評価するようになります。
」
最初の風刺画に戻る。
発問8「日本と対立している国はどこですか。」
(または「日本にナイフを突きつけている国
はどこですか。
」
)
ロシア
当時の日露関係の風刺画を提示する。
発問9「どちらが強そうに見えますか。
」
ロシア
説明6「日本もまた、バックアップしてくれる国を求めていました。
」
発問9「こうして結ばれた同盟を何といいますか。教科書から読み取ってノートに書きなさ
い。」
日英同盟
日本とイギリスの同盟であることも確認する。
説明7「次の戦争は、すぐそこにまで迫っていました。
」