第 6 号 (H27. 5.26) 文 責 菊 池 篤 志 (所 長 ) 仕事の優先順位 やるべき仕事が多すぎて何から手をつけて良いかわからない、ある いは全ての仕事を把握することができないなど・・・いわゆる頭がパ ニック状態になってしまうことがあります。こんな時には、仕事全体 を一度整理しなければ効率的な作業はできなません。いたずらに悲観 的にならず、ここは冷静になってやるべき仕事を紙に書き出して(ま たは、コンピュータのデスクトップに打ち出して)みましょう。この 作業は単純に見えて、かなり効果的です。随分と気持ちまでが整理さ れていくものです。とりあえず、思いつくままにやるべき仕事を「重 要 性 」「 難 し さ 」 を 考 え 、 下 の 表 の よ う な 内 容 で 順 位 を 付 け ま す 。 そ の後、終了したものを二重線で消去していく、というものです。消し 去ることで、快感を感じることができます。すでにやっている方もい らっしゃるでしょうが、もしやっていらっしゃらないときは、是非参 考にしてください。 高 優先度高い、今すぐやる 優先度低いが戦略的に重要 優先度普通程度 優先度低い、落としても良い 重 要 性 低 難しさ 高 「 人 を 育 て る 」「 や る 気 に さ せ る 」 と い う の は 難 し い で すね。学校はもちろん、どんな職場でもやる気のない(向 上心のない)人はいます。その場合、厳しく説諭する場合があります が、指導された方は、心ここにあらずという状況になりがちです。 時として厳しさは必要ですが、厳しさの中に「やりがい」のような 気持ちを持たせなければ、やらされ感が強く、良い仕事をすることに つ な が り ま せ ん 。「 強 制 的 に や ら せ る よ り も 主 体 的 に や る よ う 仕 向 け る」ことが大切です。まさに、今流行のアクティブ・ラーニングと同 様 の 考 え が 必 要 で あ り、ど の 職 場( 学 校)に も 通 ず る も の と 考 え ま す。 そこで、厳しいだけではなく、お互いに「ほめあう」ことをおすす め し ま す 。 筑 波 大 学 副 学 長 の 石 隈 利 紀 先 生 は 、「 が ん ば っ た 自 分 や 他 の 人 を ほ め る こ と で 、次 へ の 活 力 が 生 ま れ る」と 話 さ れ ま し た。是 非、 実行を…。
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