市民課窓口業務について 市民課は、住民票の写しや戸籍などの証明書の発行、転入や転出などの住民異動届の受 付、婚姻届や出生届といった戸籍届の受付など、市民の皆様にとって身近な手続きをして いただく窓口です。 市民課の業務の中から、住民票、住民異動届、印鑑登録、その他の証明についてご説明 します。 1.住民票について 2.住民異動届について 3.印鑑登録について 4.その他の証明について 手続きいただく際のご注意 証明書の請求や住民異動届は、それぞれ手続きをしていただける人が定められてい ます。また、ご来庁の際にはご本人を確認できる書類などが必要になります。実際に お手続きいただく際は、事前にお電話などでご確認ください。 1.住民票について 1)住民票とは 戸籍が人の身分関係を公証する唯一の公簿であるのに対して、個々の住民票をもって構 成される住民基本台帳は、住民の居住関係を公証する唯一の公簿です。住民に関する正確 な記録を整備することは、課税、国民健康保険、選挙、就学、予防接種など、住民を対象 とする行政を適正に行い、住民の正しい権利行使を保証するために欠くべからざるもので あり、市町村の事務の基礎とも言うべきものです。 2)住民票の写し 【記載内容】 ①氏名 ②出生の年月日 ③男女の別 1 ④世帯主の氏名及び世帯主との続柄 ⑤住所及びその住所を定めた年月日 ⑥届出の年月日及び従前の住所 ⑦住民票コード ⑧戸籍の表示 ⑨住民となった年月日 ⑩国籍・地域 ⑪外国人住民となった年月日 ⑫中長期在留者や特別永住者といった住民基本台帳法第 30 条の 45 に規定されている区 分 ⑬在留資格 ⑭在留期間等 ⑮在留カード等の番号 ⑯在留期間満了の日 ⑰通称 ⑱通称の記載及び削除に関する事項 ※①~⑦はすべての人、⑧・⑨は日本人のみ、⑩~⑱は外国人のみに記載されます。 【住民票の写しの請求について】 ○請求するところ 住民票の写しは、住民登録されている住所地の市町村役場に請求していただきます。 ○どのような住民票の写しが請求できるか 住民票の写しを請求いただくときは、どの人の分が必要か、どのような記載が必要かを 申請していただく必要があります。用途によって異なりますので、あらかじめ証明の提出 先へご確認のうえ、請求にお越しください。 (世帯全部の写しと世帯一部の写し) その世帯の住民票に記載されている人全員が載った「世帯全部の写し」と必要な世帯員 だけが載った「世帯の一部の写し」があります。 (住民票の写しへの記載を選択する項目) 世帯主の氏名と続柄、本籍と筆頭者の氏名、住民票コード、外国人についての在留関連 の記載は、必要な場合に限り記載します。 2 (広域交付による住民票の写し) 住民基本台帳ネットワークシステムの普及により、全国どこの市町村においても住民票 の写しを取得することが可能となっております。請求は本人または同一世帯員からに限ら れ、本籍と筆頭者の氏名は記載できません。請求の際は、住民基本台帳カードやパスポー ト、運転免許証など、官公署発行の顔写真付きの証明書(有効期間内のもの)が必要です。 【住民票に関するその他の証明】 (住民票除票の写し) 転出や死亡などにより消除された住民票をいいます。 必要なときは、その当時に住民登録されていた市町村に請求してください。住民票の保 存期間は市町村によって異なりますので、該当の市町村にお尋ねください。 (改製原住民票の写し) 住民票の記載欄や、修正欄に余白がなくなったなどの理由で新しく住民票を作成し直し た場合の元の住民票をいいます。住所の履歴を確認するときなどに必要な場合があります。 (住民票記載事項証明書) 住民票の記載事項のうち、請求者が必要とする事項についてのみ証明を行うものです。 請求者の任意の様式で証明を受けることができます。また、城陽市の所定の様式で証明す ることも可能です。 【住民票の写しなどの有効期限】 住民票の写しの有効期限については、住民基本台帳法上の規定がありません。証明書の 提出先が有効期間を定めることが多いようです。 2.住民異動届について 住民異動届とは、住所の変更や世帯もしくは世帯主の変更などの際、市町村長に対して 行っていただく届出です。 1)住民異動届の種類 【転入届】 新たに市町村の区域内に住所を定めることをいいます。他の市町村から住所を移してき た場合は、転入した日から 14 日以内に転出証明書を添えて転入届を行います。 3 【転出届】 今まで住んでいた市町村の区域外へ住所を移すことです。一年以上の長期にわたり国外 へ住所を移す場合も含まれます。転出届を提出されますと転出証明書を交付いたします。 【転居届】 同一市町村の区域内において住所を変更することです。転居した日から 14 日以内に転居 届を行います。 【その他世帯に関わる届】 世帯合併や世帯分離、世帯構成変更、世帯主変更など、世帯に変動があった場合もお届 けが必要です。 3.印鑑登録について 印鑑登録証明書は、不動産の登記や自動車の新規登録など、法令の規定に基づき提出を 義務付けられているもののほか、金融機関からの借入れ手続きなど、国民の権利義務の発 生、変更等を伴う行為について広く利用されています。 1)印鑑登録 【印鑑登録できる人】 城陽市で印鑑登録ができる人は、城陽市に住民登録をしている 15 歳以上の人です。ただ し、成年被後見人を除きます。印鑑登録は本人からの申請により行うため、代理人が申請 する場合は必ず本人からの所定の様式による委任状が必要です。 【印鑑登録できない印鑑】 下記の印鑑は登録していただくことができません。また、複数の人が同じ印鑑で登録す ることはできません、登録できる印鑑は1人に1個のみです。 ・ 住民基本台帳に記録されている氏、名または通称、並びにこれらの一部を組み合わ せたもので表していない印鑑。 ・ 職業、資格、その他氏名や通称以外の事項を合わせて表している印鑑。 ・ ゴム印、その他の印鑑で変形しやすいもの。 ・ 印影の大きさが、一辺の長さが8㎜の正方形におさまるもの、または一辺の長さが 25 ㎜の正方形に収まらないもの。 ・ 印影を鮮明に表しにくいもの。及び印影が変わりやすいもので、例として逆彫り、 外枠が3分の1以上欠けている印鑑。 ・ その他、登録する印鑑として適当でないと市長が認めたもの。 4 2)印鑑登録証明書の請求 印鑑登録をされた人に対しては、印鑑登録証として城陽市民カードを交付しています。 印鑑登録証明書の交付申請をする場合は、申請者は必ず印鑑登録証(城陽市民カード)を 提示する必要があります。 4.その他の証明について 市民課では、この他にも多くの証明書を扱っています。その中で特に請求の多いものを ご紹介します ○身分証明書 身分証明書は、行政機関その他の資格登録機関に許認可や登録申請を行う場合や、民間 における商取引等の経済活動において、自らの信用状況を第三者に証明するために、禁治 産、準禁治産、後見登記、破産宣告、破産手続開始決定の通知を受けていないことを証明 するものです。本籍地の市町村で証明します。 ○不在住証明書 不在住証明書とは、本人の同一性を確認するための資料として求められるもので、主と して登記簿に記載された名義人の住所、氏名の表示が誤っている場合、これを正しい表示 に更正するために、このような表示の者は当該市町村保管の住民票、除票に記載がない旨 を証明するものです。なお、住民票、除票によらず、戸籍、除籍によりその者の記載がな いことを証明する場合は、不在籍証明といわれています。 ○戸籍の附票の写し 戸籍の附票の写しとは、人の身分関係の登録である戸籍と、居住関係の記録である住民 票とを相互に関連させ、住民基本台帳の記録の正確性を確保するためのもので、戸籍を単 位として作成されます。記載事項は、戸籍の表示、氏名、住所、住所を定めた年月日、在 外選挙人名簿に登録された市町村名の5項目です。 5
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