平 平成 成2 27 7年 年度 度 第 1 号 第1号 H27.4.13 4月7日、始業式に先立って行われた新任式で、横越中学校に12名 の新しい先生方をお迎えしました。生徒を代表して生徒会副会長が温か い歓迎の言葉で迎えてくれました。先生方は2、3年生の生徒との出会 いに大きな期待をふくらませて着任いたしました。引き続き行った始業 式では、佐藤 裕校長が2、3年生へ進級のお祝いと激励の言葉を述べ た後、これからの生活の中で「大切にして欲しいこと」として3つのお 話をしました。そして最後に午後から大きな期待と不安な気持ちで入学 する1年生を温かい気持ちで迎えてくださいとお願いして、今年度、横 越中学校の前期教育活動を開始しました。 皆さん、学年が1つずつ上がっておめでとう。新しい気持ちで頑張ってください。 先ず、3年生には横越中学校の看板を背負って「学校の顔」になって欲しいと思います。学習、生活だけでな く、学校の行事、生徒会活動、部活動等、様々な場面で最上級生としての自覚と責任を果たしてくれることを期 待しています。リーダーとして後輩を引っ張り、後輩に親しまれ「さすが3年生!」と言わせる先輩となってく ださい。 2年生は初めて後輩ができますね。その喜びを学習、生活面での自覚に変えて、1年生の一番身近なお手本と なりましょう。そして3年生の背中を追いかけ、追い越せるよう様々なことに挑戦し、自分を高める努力を重ね てくれることを期待しています。 そこで、校長先生から皆さんに大切にしていただきたい3つのことをお話します。 1つ目は「私たちは奇跡のような命を今生きている。」、このことを一人ひとりに自分のこととして受けとめ て欲しい。 私たちが生活する社会は、インターネットなどの情報化、グローバル化、そして少子高齢化が進む極めて変化 の激しい時代です。ですが、人類がこの宇宙に誕生して以来変わらない、絶対不変の4つの真実があります。 一 「人は必ず死ぬこと」 二 「自分の人生は自分しか生きられないこと」 三 「人生が一回限りであること」 四 「この宇宙の中において自分という存在はたった一人しかいないこと」の4つです。 過去にも未来にも「あなた」と同じ人間は生まれていないし、これからも生まれてきません。「あなた」はた った一つの、たった一回しかない「命」を親からいただいて生きている、生かされている。このことを自分事と してしっかり胸に刻んでいただきたいのです。 2つ目は「自分は自分を創る主人公。自分に自律の力をつけることを頑張って欲しい。」ということです。 人間は5千通りの可能性を持って生まれてくると言われています。お百姓さん、会社の社長さん、スポーツ選 手など、様々な職業に就ける可能性があるし、また泥棒になる可能性も死刑囚になる可能性も私たちにはあるの です。その5千通りの中からどんな自分を取り出していくのか。自分は自分の主人公、世界でたった一人の自分 を創っていく責任者ですから、けっしてバカになってはならないのです。 ここで、皆さんに、一人の知的障がいのある中学生が創った詩を紹介します。 「私は一本のローソクです もえつきてしまうまでに なにか一ついいことがしたい 人の心に よろこびの灯(あかり)をともしてから死にたい。」 学校経営の基本2 「快活さ」と「朝のような感情」溢れた学校全体の空気を大切にします。 ~横越中学校に向かうすべての生徒、保護者、教職員の顔が生き生きしているようでありたい~ 彼は勉強はできませんが、死ぬまでに何か一ついいことをしたいと頑張っている。こういう子を賢い生徒と 言います。ところが少し勉強ができてもバカがいます。昔ある中学生が下校の途中、通せんぼをした保育園の 幼児に腹を立てて刺殺する事件が起きました。一度家に帰って刃物をもって引き返しての犯行でした。 何故「やめとけ!」とブレーキがきかなかったのか。彼は「あの子をやっつけてやりたい」という「たい」 (鯛)の衝動に負け、自分で自分を人殺しにしてしまいました。自分の人生を自分で粗末にする。これをバカ と言うんです。 中学生の時には「もうちょとテレビが見たい」「もうちょっとパソコンがしたい」等、様々な欲望や衝動、 「たい」(鯛)がこみ上げることがあります。「たい」(鯛)の奴隷にならないで、5千通りの中からあなた の素晴らしい可能性を見出すために、自分の主人公として「自律の力」を付けて欲しいのです。 例を挙げます、テレビ。みたい番組がある時スイッチを入れますね。でも自分の大事な問題の為なら「バチッ 」とスイッチを切れますか? 切れないと主人公とは言えません。 実は、この「たい」(鯛)は社会が豊かになるほど異常繁殖します。誘惑が強くなるとも言い替えられます。 子どもをかわいがるつもりで、世の中の人は一生懸命鯛のえさやりをしてくださいますが、その結果、鯛が大 きくなり、主人公を食べてしまおうとするんです。「自分の主人公として、自律の力をどう付けるか」このこ とを頑張ってください。 3つ目、毎日過ごす学校は楽しいところでなくてはならない。しかし、時には「涙をこらえて頑張る所でも ある。」このことを大切にしましょう。そして皆さんもお家の方も地域の方も先生方もみんながいつも生き生 きしていられるように、横越中学校は「活気」があり、爽やかで凛とした「朝のような感情」に溢れた学校で あって欲しいと願っています。そして皆さんが「希望と感謝」の心を持ち、教育目標「進んで学び 協力し合 い たくましく生きる生徒」に成長してくれることを期待しています。 【始業式の話から抜粋】 今年度、新たに着任した新しい先生方を紹介いたします。 名 前 教 科 数学 校 長 佐藤 裕(さとう ゆたか) 教 諭 米谷 智(よねや さとし) 社会 教 諭 渡辺 美惠子(わたなべ みえこ) 国語 教 諭 青木 妙(あおき たえ) 英語 教 諭 関﨑 尚史(せきざき なおし) 技術・数学 教 諭 山本 友紀(やまもと ともき) 英語 教 諭 小島 かおり(こじま かおり) 保健体育 講 師 丸山 千代子(まるやま ちよこ) 理科 事務員 山田 ふじ子(やまだ ふじこ) 栄養主査 淡路 昌子(あわじ まさこ) 調理員 斉藤 美由紀(さいとう みゆき) 調理員 中村 亜由美(なかむら あゆみ) 4月7日(火)から14日(火)まで 春の全国交通安全運動にあわせて生徒の登・下校時の街頭指導 を行っています。 にあわ ①交通マナーの徹底(徒歩、自転車通学者とも) ②道路、歩道の歩き方 ③あいさつ の3点を重点的に指導しました。 当校の通学路には交通量の多い幹線道路、細い道が多く、瞬時 に危険な状況が起きます。「自分の命は自分で守る」「危険な 状況を避ける」、常に安全に注意しましょう。期間が終わりま しても、御家庭におきましてもお子様には交通安全に十分注意 するよう重ねて御指導下さい。お願いします。 前任校(または所属) 県立教育センターより 燕市立吉田中学校より 新潟市立新津第一中学校より 新潟市立松浜中学校より 新潟市立曽野木中学校より 新潟市立白根第一中学校より 新潟市立白南中学校より 新潟市立新津第五中学校より 新潟市立中野山小学校より 新潟市立小針小学校より 新潟市立横越小学校より 新潟市立万代長嶺小学校より =お知らせ= 今年度、横中だより第1号ができあがりました。 学校の様子、特に「生徒が活躍する姿」を中心に保 護者、地域の皆様にお伝えします。 各学年、学級からも「たより」が出されます。一 緒に御一読下さるようお願いします。 また感想やお 気づきの点など気軽にお知らせいただけますと幸 いです。ホームページにもアップする予定です。な お今年度からA4(表裏一枚)の形式となります。 問い合わせ先 校長 佐藤 裕 ℡385-2013
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