分水おいらん道中 毎年 4 月第 3 日曜日開催 春、桜前線が到来すると、大河津分水堤防に染井吉野が一斉に咲き誇る。その川の 流れと桜の美しさは例えようもなく、日本さくら名所百選の一つとして有名。 その満開の桜並木の下で、信濃・桜・分水の三太夫が絢爛豪華な衣装に身を包み、 高さ 15cm の高下駄を履き、衣装・カツラ等を合せて 30kg にもおよぶ重量のものを 身につけ、総勢 70 名にも及ぶ付き人を従え、独特の八文字の歩き方を披露する様は 「越後の夢道中」といわれる。 また、地蔵堂本町通りでは観光客との記念撮影に応える「染井吉野太夫」が登場。 おいらん道中は大正 13 年頃から花の時期に催されていた町の有志にいる仮装行列 が起源とされている。昭和 9 年には「分水路花の会」が発足、昭和 11 年からは花に ちなんだ行事を考案し「おいらん道中」が計画された。 途中、戦争の影響による中断、大火・雨天・震災による 3 回の中止の他は毎年行わ れ、平成 24 年には第 70 回を迎えた。 ◇主催 燕市分水地区観光協会 TEL.0256-77-7277
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