[DBMoto8]03_SQL Server接続手順

[DBMoto]
SQL Server 接続手順
株式会社クライム
作成日: 2015/07/06(月)
更新日: 2015/07/06(月)
バージョン: 1.0
[DBMoto]SQL Server 接続手順
目次
1 はじめに.................................................................................................................. 3
1.1 範囲................................................................................................................ 3
1.2 対象バージョン .................................................................................................... 3
2 準備 ..................................................................................................................... 4
2.1 DB 接続ドライバ .................................................................................................. 4
2.2 DB への設定変更................................................................................................. 4
2.3 DB に必要な権限................................................................................................. 4
3 DB 接続設定 ........................................................................................................... 5
3.1 ソース接続設定手順 ............................................................................................. 5
4 更新履歴 .............................................................................................................. 13
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[DBMoto]SQL Server 接続手順
1 はじめに

本ドキュメントに記載されたイラスト、写真、文章の一部またはすべてを無断で複製、転載することを禁止します。

本ドキュメントは製品を購入されたお客様、評価版をご使用のお客様向けに株式会社クライムが提供しております。
1.1 範囲
本ドキュメントは、DBMoto にてソース及びターゲットの SQL Server に対して接続設定する手順について記載してお
ります。
1.2 対象バージョン
本ドキュメントは、以下の製品のバージョンに対応しております。

[DBMoto] Ver. 8.x
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2 準備
SQL Server へ接続を行う際の前準備です。
2.1 DB 接続ドライバ
SQL Server 用の DB 接続ドライバは DBMoto インストール要件である.NET Framework に SQL Client が同梱
されているため、別途準備の必要はありません。
2.2 DB への設定変更
SQL Server からのレプリケーションを行う際は、ディストリビュータを使用してトランザクションを参照する方法と、テーブル
にトリガーを作成する方法の 2 種類あります。
ディストリビュータを使用する場合には、予め SQL Server のレプリケーション機能をインストールする必要があります。
SQL Server の Express Edition はレプリケーション機能を使用できないため、トリガーを作成する方法のみとなりま
す。
2.3 DB に必要な権限
下記ブログ記事をご参照ください。
DBMoto レプリケーションに必要な SQL Server ユーザ権限
https://www.climb.co.jp/blog_dbmoto/archives/1215
2.4 制約事項

トランザクションログ(ディストリビュータ経由)を参照する場合、sysadmin 権限を持つユーザが必要です。

トランザクションログ(ディストリビュータ経由)を参照する場合、元テーブルに PK が必要です。

トリガーを使用する場合、ntext/text/image 型のデータタイプには対応しておりません。
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3 DB 接続設定
ソースの接続設定手順について記載しておりますが、ターゲットにおいても手順は同様です。
ターゲットの接続設定の際は「ソース」を「ターゲット」に置き換えてください。
3.1 ソース接続設定手順
1. ソースを右クリックし、「新しい接続を追加」をクリックします。
2. 「次へ」をクリックします。
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3. 任意の名称を入力し、データベースから「SQL Server」を選択します。最後に「次へ」をクリックします。
4. それぞれ下記の通り入力し、最後に「テスト」をクリックします。
Data Source・・・IP アドレス又はマシン名(名前付きインスタンスの場合は IP アドレス又はマシン名\インスタン
ス名)
User ID・・・DB のユーザ名
Password・・・DB ユーザのパスワード
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5. 下記の通り「テスト成功!」と表示されれば接続テストは完了です。OK をクリックしてこのウィンドウを閉じ、元の画
面で「次へ」をクリックします。
【ディストリビュータを使用して差分レプリケーションを行う場合】・・・手順 6 へ
【トリガーを使用して差分レプリケーションを行う場合】・・・手順 12 へ
【差分レプリケーションを行わない場合】・・・手順 18 へ
【ディストリビュータを使用して差分レプリケーションを行う場合】
6. 「トランザクションを使用」にチェックを入れ、「SQL Server」を選択します。
「SQL Server 認証を使用」にチェックを入れ、sysadmin 権限を持った DB ユーザとパスワードを入力し、「確認」
ボタンをクリックします。
7. 下記のメッセージが表示されます。
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8. 「インストール」ボタンをクリックします。
9. 下記の確認画面が表示されますので「はい」をクリックします。これにより SQL Server に対してレプリケーション用の
ディストリビュータが作成されます。
10. 改めて「確認」ボタンをクリックします。
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11. 下記のメッセージが表示されればディストリビュータは正しくインストールされています。手順 18 へ進みます。
【トリガーを使用して差分レプリケーションを行う場合】
12. 「トランザクションを使用」にチェックを入れ、「Triggers」を選択します。その後「変更」ボタンをクリックします。
13. 「新規マスターテーブルを追加」にチェックを入れ、マスターテーブル作成先のデータベース・オーナを選択します。最後
に OK をクリックします。
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14. 「インストール」ボタンをクリックします。
15. 下記の確認メッセージが表示されますので「はい」をクリックします。
16. 「確認」ボタンをクリックします。
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17. 下記のメッセージが表示されればマスターテーブルは正しく作成されています。手順 18 へ進みます。
18. レプリケーション対象のテーブルを選択し、「次へ」をクリックします。
19. 「完了」をクリックします。
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20. 下記のようにメタデータに反映されればソースの設定は完了です。
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4 更新履歴
版
1.0
修正日
2015/07/06(月)
修正者
S.F
内容
初版
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