Ⅰ 循環型ごみ処理システムの推進 第1章 事業の運営方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 第2章 清掃一組の計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 第1 章 事 業の 運 営 方 針 〈 総 務 部 企 画 室 〉 東 京 二 十 三 区 清 掃 一 部 事 務 組 合 ( 以 下 「 清 掃 一 組 」 と い う 。) は 、 平 成 12 年 4 月 の 設 立 以 来 、2 3 区 か ら 排 出 さ れ る 廃 棄 物 を 安 全 か つ 確 実 に 処 理 す る た め 、清 掃工場での焼却処理を中心とした廃棄物の中間処理を進めてきた。 廃 棄 物 処 理 に つ い て は 、現 在 の 公 共 の 廃 棄 物 処 理 施 設 の 整 備 状 況 や 、東 日 本 大 震 災 以 降 の 災 害 対 策 へ の 意 識 の 高 ま り 等 を 踏 ま え 、国 は 3 R の 推 進 に 加 え 、災 害 対 策 や 地 球 温 暖 化 対 策 の 強 化 を 目 指 し 、広 域 的 な 視 点 に 立 っ た 強 靭 な 廃 棄 物 処 理 システムの確保を進めるなど、社会環境も大きく変化している。 清 掃 一 組 に お い て も 、職 員 構 成 の 変 化 や 清 掃 事 業 の 国 際 協 力 の 展 開 、大 規 模 災 害に備えた体制整備など、新たな課題への対応や事業展開が求められている。 こ う し た 状 況 を 踏 ま え 、 清 掃 一 組 で は 、最 上 位 の 計 画 で あ る「 経 営 計 画 」を 改 訂 ( 平 成 27 年 2 月 ) し 、 経 営 理 念 を 「 区 民 の 信 頼 に 応 え る 安 全 で 安 定 し た 清 掃 工 場 等 の 効 率 的 運 営 」と 位 置 づ け 、こ の 理 念 に 基 づ く 基 本 方 針 の 下 、経 営 計 画 の 実 施 計 画 と な る 「 経 営 改 革 プ ラ ン 2015」 を 新 た に 策 定 ( 平 成 27 年 2 月 ) し た 。 ま た 、「 経 営 計 画 」 を 踏 ま え 、 清 掃 一 組 の 中 間 処 理 等 に 関 す る 具 体 的 取 組 に つ い て 定 め た 「 一 般 廃 棄 物 処 理 基 本 計 画 」を 改 定 ( 平 成 27 年 2 月 ) し 、循 環 型 ご み 処理システムの推進に取り組んでいく。 清掃一組は、これらの計画を着実に推進し、循環型社会形成に向けた施策と、 限りある財源の有効活用など、効率的・効果的な事業運営を進めていく。 -- 55 -- 第2章 1 清 掃一組の計画〈総務部企画室〉 計画体系 清掃一組の各種計画の体系は下図のとおりである。 経営理念 “区民の信頼に応える安全で安定した “清掃工場等の効率的運営” 経営計画 (経営改革プラン) 一般廃棄物処理基本計画 ・人材育成計画 ・一般廃棄物処理実施計画 ・各清掃工場建設計画 ・財政計画 など ・東京23区清掃事業の国際協 力に関する基本方針 図Ⅰ-1 2 など 清掃一組計画の体系図 経営計画 (1) 経営理念 本 計 画 は 、 平 成 27 年 2 月 に 改 訂 し た も の で あ る 。 改 訂 に 当 た り 、 普 遍 的 な 経 営 理 念 を 明 確 に 位 置 づ け る 必 要 が あ る こ と か ら 、「 区 民 の 信 頼 に 応 え る 安全で安定した清掃工場等の効率的運営」という経営理念を定めた。 (2) 計画の性格 経 営 計 画 は 、清 掃 一 組 の 経 営 理 念 を 示 す と と も に 抜 本 的 改 革 の 指 針 を 明 ら かにした中長期的計画である。 -- 66 -- ま た 、清 掃 一 組 の 根 幹 事 業 で あ る ご み の 中 間 処 理 に 関 す る 具 体 的 な 取 組 を 定 め た 一 般 廃 棄 物 処 理 基 本 計 画 、経 営 計 画 の 実 施 計 画 と し て の 経 営 改 革 プ ラ ンや、人材育成計画などの各種個別計画を包括する最上位の計画である。 (3) 計画期間 平 成 18 年 度 か ら 32 年 度 ま で の 15 年 間 と し 、 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 や 、 計 画 の 前 提 と な る 諸 条 件 に 大 き な 変 化 が あ っ た 場 合 に は 、必 要 に 応 じ て 見 直 し を行う。 (4) 経営計画の体系 経営理念に基づき、4つの基本方針を定めた。 表Ⅰ-1 基本方針 清掃工場等の効率的運営 区民の信頼に応える安全で安定した 経営理念 経営計画の体系 循環型社会づくりの 一翼を担う清掃一組 施策の柱 (1)循環型ごみ処理システムの推進 (1)安全で安定的な施設運営の推進 安全で安定的な 運営を行う清掃一組 (2)人材育成等による技術力の維持・向上 (3)信頼性の高い施設の計画的整備 (4)危機管理の強化 効率的でスリムな (1)効率的な組織運営の推進 経営を行う清掃一組 (2)委託による効率化の推進 (1)23区との連携 23区との緊密な 連携を目指す清掃一組 (2)地域防災への貢献 (3)事業運営の透明性の確保 (4)区民との連携 3 経 営 改 革 プ ラ ン 2015( 経 営 計 画 実 施 計 画 ) (1) 計画内容 経 営 計 画 の 改 訂 に 合 わ せ て 平 成 27 年 2 月 に 策 定 し た 「 経 営 改 革 プ ラ ン 2015」は 、経 営 計 画 の 実 施 計 画 と し て 、経 営 計 画 の 4 つ の 基 本 方 針 を 目 標 と し て 、 24 の 取 組 項 目 を 示 し て い る 。 表Ⅰ-2 経 営 改 革 プ ラ ン 2015( 経 営 計 画 実 施 計 画 ) の 取 組 項 目 目 標 取 組 項 目 目 標 ごみ処理過程での資源回収 1 循環型社会づくり 焼却灰の資源化 の一翼を担う清掃一組 清掃事業国際協力の推進 適正な維持・管理の継続 2 安全で安定的な 運営を行う清掃一組 取 組 項 目 組織・定数の見直し 総合評価落札方式の推進 3 効率的でスリムな 経営を行う清掃一組 売電収入等の安定的確保 廃棄物処理手数料の確実な徴収 持込可燃ごみ等搬入量適正化の徹底 適正な事務事業の遂行 清掃工場等の技術に関する調査・研究の推進 清掃工場の効率的な委託の推進と委託管理の充実 人材育成計画2014による職員の育成 清掃工場整備の計画策定段階での参画・意見反映 清掃技術訓練センターの実践的訓練の実施 計画的な施設整備の推進(建替え) 不適正搬入の防止 4 23区との緊密な 地域防災への貢献策の検討 連携を目指す清掃一組 計画的な施設整備の推進(延命化対策) 情報発信の充実 多様な危機を想定した訓練等の実施 区民との意見交換会の開催 大規模災害に備えた体制の検討 施設の強靭化 -- 77 -- (2) 計画期間 平 成 27 年 度 以 降 を 計 画 期 間 と し 、 社 会 環 境 や 事 業 ニ ー ズ 等 の 変 化 に 柔 軟 に対応し、必要に応じて見直しを行う。 (3) 施策の進捗状況 年 度 当 初 に 毎 年 度 の 取 組 内 容 に つ い て の 計 画 を 取 り ま と め 、着 実 な 進 行 を 図 る と と も に 、前 年 度 の 取 組 内 容 を 重 点 施 策 評 価 と し て 検 証 し 、翌 年 度 以 降 の取組内容に反映させていく。 4 一般廃棄物処理基本計画 本 計 画 は 、 平 成 27 年 2 月 に 改 定 し た も の で あ る 。 内 容 は 、 焼 却 処 理 等 の ご みの中間処理とし尿の下水道投入となっており、概要は以下のとおりである。 (1) 計画の性格 一般廃棄物処理基本計画は、 「 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律 」( 以 下 「 廃 棄 物 処 理 法 」 と い う 。) 第 6 条 の 規 定 に よ り 策 定 す る も の で あ り 、 清 掃 一 組 の 経 営 計 画 に 基 づ き 、一 般 廃 棄 物 の 処 理 等 に 関 す る 具 体 的 な 取 組 に つ い て定めるものである。 (2) 計画期間 計 画 期 間 は 平 成 27 年 度 か ら 平 成 41 年 度 ま で の 15 年 間 と し た 。 ま た 、国 の 「 ご み 処 理 基 本 計 画 策 定 指 針 」に 沿 い 、お お む ね 5 年 ご と に 改 定 す る ほ か 、計 画 の 前 提 と な る 諸 条 件 に 大 き な 変 動 が あ っ た 場 合 に も 見 直 し を行う。 (3) ア 計画の主な内容 施策の体系 本 計 画 の 目 標 は 、清 掃 一 組 の 経 営 計 画 の 基 本 方 針 に 沿 っ て「 循 環 型 ご み 処 理 シ ス テ ム の 推 進 」と し た 。施 策 や 取 組 の 体 系 に つ い て は 、前 計 画 の 施 策 の 体 系 を 継 承 し つ つ 、国 や 東 京 都 の 施 策 、東 日 本 大 震 災 後 の 社 会 環 境 の 変 化 な ど を 踏 ま え た 5 つ の 施 策 に 取 り 組 む こ と と し た 。こ の 施 策 に 基 づ き 、 「 不 適 正 搬 入 防 止 対 策 」、 「 計 画 的 な 施 設 整 備( 延 命 化 導 入 含 む 。)の 推 進 」、 「 焼 却 灰 の 資 源 化 」、 災 害 対 策 の 強 化 と し て 「 廃 棄 物 処 理 施 設 の 強 靭 化 」、 「 地 域 防 災 へ の 貢 献 」 な ど 、 15 の 項 目 に 取 り 組 む 。 目 標 施 策 循 環 型 ご み 処 理 シ ス テ ム の 推 進 1 効率的で安定した中間 処理体制の確保 (1) (2) (3) (4) (5) 2 環境負荷の低減 (1) 環境保全対策 (2) 環境マネジメントシステムの活用 3 地球温暖化防止対策 の推進 (1) 熱エネルギーの一層の有効利用 (2) 地球温暖化防止対策への適切な対応 (3) その他の環境への取組 (緑化、太陽光発電、雨水利用等) 4 最終処分場の延命化 (1) ごみ処理過程での資源回収 (2) 焼却灰の資源化 (3) 破砕処理残さの埋立処分量削減 5 災害対策の強化 (1) 廃棄物処理施設の強靭化 (2) 地域防災への貢献 図Ⅰ-2 取 組 安定稼働の確保 ごみ受入体制の拡充 不適正搬入防止対策 計画的な施設整備の推進 ごみ処理技術の動向の把握 本計画の施策体系 -- 88 -- イ ごみ量予測 家 庭 ご み は 人 口 動 態 、事 業 系 ご み は 経 済 動 向 の 推 移 を 踏 ま え て 予 測 し た 。 家 庭 ご み で は 、 人 口 は 平 成 32 年 度 ま で 増 加 す る も の の そ の 後 わ ず か に 減少する見込みであり、事業系ごみにおいては、経済成長は進むものの、 ご み の 発 生 抑 制 ・ 排 出 抑 制 も 進 む こ と か ら 、総 ご み 量 は わ ず か な 減 少 に 留 まると推計した。 結 果 と し て 、 計 画 最 終 年 度 ( 平 成 41 年 度 ) の ご み 量 は 273 万 ト ン と 予 測した。 [単位:万トン] 310 ■前計画ごみ量 300 296 296 294 294 294 294 292 291 290 289 288 290 288 280 284 283 282 279 ▲実績ごみ量 270 277 275 274 275 275 275 275 275 275 275 274 274 274 ●本計画ごみ量 273 260 図Ⅰ-3 ウ 実績ごみ量と予測ごみ量の推移 施設整備計画 (ア)清掃工場 施 設 整 備 計 画 の 策 定 に 当 た っ て は 、安 定 的 か つ 効 率 的 な 全 量 中 間 処 理 に 向 け 、必 要 な 焼 却 能 力 の 確 保 や 、整 備 工 事 の 平 準 化 に よ る 財 政 負 担 低 減 を 図 る と と も に 、 新 た に 長 寿 命 化( 延 命 化 ) を 導 入 す る こ と と し た 。延 命 化 ( 稼 働 40 年 目 標 )の 効 果 を 検 討 し た 結 果 、6 工 場 を 延 命 化 し 、9 工 場( 前 計 画 の 4 工 場 を 含 む 。) を 建 替 え と し た 。 工場名 現行規模 27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 36年度 37年度 38年度 39年度 40年度 41年度 練馬 - 250t × 2炉 杉並 - 300t×2炉 光が丘 150t×2炉 32 大田(新) 300t×2炉 1 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 1 2 3 4 5 6 7 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 1 2 3 4 150t×2炉 3 目黒 300t×2炉 25 26 有明 200t×2炉 20 21 22 23 24 300t×2炉 千歳 600t×1炉 20 21 22 23 24 江戸川 300t×2炉 19 20 21 22 23 墨田 600t×1炉 18 19 20 21 22 23 24 300t×2炉 25 26 27 28 29 30 1 2 26 27 28 29 30 31 北 600t×1炉 18 19 20 21 22 23 24 新江東 600t×3炉 17 18 19 20 21 22 23 24 25 600t×1炉 600t×1炉 港 300t×3炉 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 豊島 200t×2炉 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 中央 300t×2炉 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 渋谷 200t×1炉 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 板橋 300t×2炉 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 多摩川 150t×2炉 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 足立 350t×2炉 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 品川 300t×2炉 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 葛飾 250t×2炉 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 世田谷 150t×2炉 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 破砕処理 180t×1炉 23 休止 300t×2炉 ※枠内の数字は稼働年数を示す。 [凡 例] :建替え工事期間 ※工事期間枠内の炉数は現状と同じとした。 :延命化工事期間(概ね6か月/炉) 図Ⅰ-4 清掃工場等の整備スケジュール -- 99 -- 150t×2炉 (イ)不燃ごみ・粗大ごみ処理施設 中 防 不 燃 ご み 処 理 セ ン タ ー 第 一 プ ラ ン ト 跡 地 に 、新 た に( 仮 称 )中 防 不 燃 ・ 粗 大 ご み 処 理 施 設 を 整 備 す る こ と と し た 。ま た 、施 設 整 備 完 了 後 に は 既存施設は休止し、災害発生時の処理に備えることとした。 施設名 現行能力 (仮称)中防不燃・粗大ごみ処理施設 - 中防不燃ごみ処理センター第二プラント 京浜島不燃ごみ処理センター 粗大ごみ破砕処理施設 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 31 年 度 34 年 度 33 年 度 32 年 度 36 年 度 90t/h 37 年 度 38 年 度 39 年 度 40 年 度 41 年 度 1 2 3 4 5 30 31 32 33 48t/h×2基 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 休止 8t/h×4基 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 27t/h×2基 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 休止 ※ 枠内の数字は稼働年数を示す。 図Ⅰ-5 35 年 度 : 工事期間 不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の整備スケジュール (ウ)灰溶融処理施設の休止 灰 溶 融 処 理 施 設 は 、 焼 却 灰 溶 融 処 理 施 設 の 運 営 方 針 の 見 直 し ( 平 成 24 年 9 月 ) や 休 止 計 画 ( 平 成 25 年 4 月 ) に 基 づ き 、 5 施 設 ( 中 防 、 足 立 、 世 田 谷 、 品 川 、 板 橋 ) を 休 止 と し 、 平 成 28 年 度 以 降 、 2 施 設 ( 多 摩 川 、 葛飾)の稼働とした。 エ 最終処分場の延命化 東日本大震災の影響に伴う焼却灰溶融処理施設の運営方針の見直しに よ り 、主 灰 の 最 終 処 分 量 が 増 加 す る こ と か ら 、計 画 で は 新 た な 最 終 処 分 量 削減策として、主灰のセメント原料化等を推進することとした。 結 果 と し て 、平 成 36 年 度 に 最 終 処 分 量 は 29.1 万 ト ン に 減 少 す る 見 込 み と な っ た 。 さ ら に 、 平 成 37 年 度 以 降 は セ メ ン ト 原 料 化 の 拡 大 、 新 た に 整 備 す る 不 燃・粗 大 ご み 処 理 施 設 で の 徹 底 し た 資 源 回 収 と 可 燃 性 処 理 残 さ の 回 収 に よ る 焼 却 処 理 の 拡 大 に よ り 、計 画 最 終 年 度( 平 成 41 年 度 )に は 19.8 万トン(前計画と同程度)と予測した。 [単位:万トン] 40.0 35.0 33.9 33.3 32.7 32.1 31.7 31.1 30.6 30.0 30.1 25.0 29.7 29.1 29.1 29.1 29.1 29.0 29.0 6.2 7.2 8.2 9.1 9.2 20.9 19.9 19.8 23.0 20.0 【最終処分量削減の取組による予測量】 ・主灰のセメント原料化 ・不燃ごみ・粗大ごみ処理残さの焼却処理 15.0 21.9 【更なる最終処分量削減の取組による予測量】 ・主灰のセメント原料化拡大 ・主灰中の金属回収 ・不燃ごみ・粗大ごみ処理残さの焼却処理拡大 10.0 27年度 28年度 29年度 30年度 31年度 32年度 33年度 34年度 35年度 36年度 37年度 38年度 39年度 40年度 41年度 ※ 数値は、端数四捨五入したもの。 図Ⅰ-6 最終処分量の予測 10 --- 10 オ 生活排水処理基本計画 2 3 区 に お け る 下 水 道 普 及 率 は 、 概 成 100% と な っ て お り 、 し 尿 を 含 む 生活排水は、原則として公共下水道によって処理されている。 残 存 す る 一 般 家 庭 の く み 取 り 便 所 の し 尿 は 、2 3 区 が 収 集・運 搬 を 行 い 、 清 掃 一 組 が 管 理 す る 品 川 清 掃 作 業 所( 下 水 道 投 入 施 設 )に お い て 、固 形 物 等 の 除 去 や 希 釈 を 行 い 、下 水 道 に 投 入 し て い る 。ま た 、し 尿 混 じ り の ビ ル ピ ッ ト 汚 泥 な ど に つ い て は 、一 般 廃 棄 物 処 理 業 者 が 処 理 す る こ と を 原 則 と する。 搬入量は減少傾向であるが、今後も継続して受け入れていく。 11 --- 11
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