2. 表は,わが国がドイツ,オーストラリア,アメリカ,ブラジルと行っている貿易について,それぞ 地理分野 地理分野 テーマ;資料読み取り&判別 資料読み取り&判別に強くなる。 資料読み取り&判別 れの国に対するわが国の輸出額と輸入額,おもな輸出品と輸出額に占める割合(%),おもな輸入品と ポイント ①印づけ→②選びやすさ→③裏付け <過去 5 か年分より抜粋> 輸入額に占める割合(%)を示したものである。A~D は,ドイツ,オーストラリア,アメリカ,ブラ ジルのいずれかである。<H25 年度>得点率;(1)76.8 (2)a52.3 b27.3 資料読み取り&判別に強くなる 資料読み取り&判別に強くなる! 1. 表は,ポルトガル,フランス,ドイツ,ポーランドの,EC(ヨーロッパ共同体)または EU(ヨ ーロッパ連合)へ加盟した年や小麦の生産量などを比較したものである。フランスとポーランドに当 たるものを,表の A~D からそれぞれ一つずつ選び,記号で答えなさい。<H26 年度>得点率;34.7 (1)表の B に当たる国名を書きなさい。 (2)表の A 国と D 国からの輸入品について、 (解説)A (解説)A;小麦の生産量が高い←混合農業が盛んな 小麦の生産量が高い←混合農業が盛んな EU 最大の農業国 最大の農業国である 農業国であるフランス であるフランス B;輸出総額が高い← 輸出総額が高い←ルール工業地域 が高い←ルール工業地域を中心とする ルール工業地域を中心とする EU 最大の工業国 最大の工業国である 工業国であるドイツ であるドイツ a , b に当てはまる品目を,次のア~オからそ れぞれ一つずつ選び,記号で答えなさい。 ア 木材 イ 小麦 ウ 肉類 エ 石油 オ 鉄鉱石 C と D については、D については、D を先に見る。D を先に見る。D は 1 人当たりの国民総所得が 人当たりの国民総所得が低い 国民総所得が低いことから、東欧諸国 低いことから、東欧諸国 であるポーランド。残った C がポルトガル。ポルトガルは地中海式農業がさかん がポルトガル。ポルトガルは地中海式農業がさかんで、小麦の生産量は 地中海式農業がさかんで、小麦の生産量は (解説)(1)A はコーヒーの輸入から、ブラジル。 コーヒーの輸入から、ブラジル。B の輸入から、ブラジル。B は輸出入の金額の高さおよび 輸出入の金額の高さおよびとうもろこし およびとうもろこしの輸 とうもろこしの輸 低い。また、D 低い。また、D の EU 加盟は 2004 であるが、冷戦終結以降東欧諸国が多く加盟していることも確認 入の多さからアメリカ。C 入の多さからアメリカ。C は自動車の輸出入および 自動車の輸出入および医薬品 の輸出入および医薬品の輸入からドイツ。 医薬品の輸入からドイツ。D の輸入からドイツ。D は石炭、 石炭、液化天然ガ する。2013 する。2013 年クロアチアが加盟し、現在の加盟国数は 28 か国。本部はベルギーの か国。本部はベルギーのブリュッセル。 ベルギーのブリュッセル。 スの輸入からオーストラリア。詳しくは「ぜったいに押さえておきたい!地理統計資料 の輸入からオーストラリア。詳しくは「ぜったいに押さえておきたい!地理統計資料」をご参照く ぜったいに押さえておきたい!地理統計資料」をご参照く とにかく印づけをし、選びやすい選択肢から選び、最後は裏づけまでして確認しよう。 とにかく印づけをし、選びやすい選択肢から選び、最後は裏づけまでして確認しよう。 ださい。 (2)は木材、小麦、石油の選択肢について )は木材、小麦、石油の選択肢については「ぜったいに押さえておきたい!地理統計資料」より、 の選択肢については「ぜったいに押さえておきたい!地理統計資料」より、 (答え)フランス;A (答え)フランス;A ポーランド;D ポーランド;D 肉類と 鉄鉱石が残るが、 が残るが、ブラジルでは ブラジルではカラジャス・イタビラ カラジャス・イタビラ、またオーストラリア西部 消去できる。肉類 消去できる。 肉類 と鉄鉱石 が残るが、 ブラジルでは カラジャス・イタビラ 、またオーストラリア西部 で多く産出されて で多く産出されており 産出されており、 おり、日本がブラジルからもっとも多く輸入して 日本がブラジルからもっとも多く輸入しているという点から ブラジルからもっとも多く輸入しているという点から、 いるという点から、a が鉄鉱石と なる。残った なる。残った b が牛肉を中心とする肉類である。 (答え)(1 (1)アメリカ (2)a;オ b;ウ
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