ヴァレオとモービルアイ、独自の技術協力に合意 (PDF 147.49kB)

3 月 11 日パリ発表プレスリリース参考訳
ヴァレオとモービルアイ、独自の技術協力に合意
運転支援システム用フロントカメラのグローバルリーダーであるモービルアイ社(Mobileye
N.V., NYSE: MBLY)と、レーザースキャナー技術をはじめとする運転支援システムの世界
的なリーダーであるヴァレオは、モービルアイの EyeQ®ファミリー・マイクロプロセッサとコン
ピュータービジョンアルゴリズムと、ヴァレオの運転支援センサーのポートフォリオを組み合
わせることとしました。
この合意によりヴァレオは、モービルアイの EyeQ®ファミリー・マイクロプロセッサとコンピュ
ータービジョンアルゴリズムを使用して、フロントカメラのソリューションとセンサーを組み合わ
せた製品を設計・量産化する予定です。製品ポートフォリオには、衝突防止用の安全規制の
要件を満たすアクティブセーフティ用の単眼カメラ、ノンスキャンニング LED、レーダーとのフ
ュージョンや、上位モデル向けの三焦点カメラの設定が含まれるでしょう。製品オファーは、
拡張性を考慮して設計され、モービルアイの EyeQx®のチップ上で機能する見込みです。こ
の合意期間中、ヴァレオが提供するフロントカメラ技術は、モービルアイの EyeQ®ファミリー・
マイクロプロセッサとコンピュータービジョンアルゴリズムのみ搭載されることになります。
さらに、モービルアイとヴァレオは、自動運転市場向けに、ビジョンとレーザースキャンを組み
合わせた革新的な製品提案を開発するために独占的に協力することを決定しました。ヴァレ
オのグローバルなプレゼンスと市場をリードするレーザースキャナー技術をはじめとする優
れた製品ポートフォリオと、モービルアイのイメージプロセッシング技術における独自の専門
技術を組み合わせることにより、両社は将来の自動運転車に向けた独自のソリューションを
創出することができるでしょう。
直観的なドライビングの分野でパイオニアであるヴァレオは、将来の車をよりエネルギー効
率が高く、より安全で、より直観的に運転できるようにするために、超音波、レーダー、
EyeQx®を搭載したカメラ、レーザースキャナーとソフトウェアという幅広いレンジで高性能な
システムを開発しています。モービルアイとの合意により、ヴァレオは自動化された直観的な
車づくりに向けたリーダーシップを強化することを目指しています。
ヴァレオについて
自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、世界の全自動車メーカーのパートナーです。高い技
術力を持つヴァレオは、CO2 排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な
製品とシステムを提供します。
2014 年度のヴァレオグループの売上高は約 127 億ユーロであり、OEM 売上の 10%以上を研
究開発に投資しました。ヴァレオは、29 カ国に 133 カ所の工場、16 カ所の研究センター、34 カ
所の開発センター、15 カ所の物流センターを構え、約 78,500 人の従業員を擁しています。ヴァ
レオはパリ証券取引所に上場しており、CAC40 指数に採用されています。
ヴァレオグループについての詳細は、www.valeo.co.jp をご覧ください。
モービルアイについて
モービルアイ社(Mobileye N.V., NYSE: MBLY)は、カメラベースの先進運転支援システムのソ
フトウェアおよび関連技術の設計と開発におけるグローバルリーダーです。同社の技術は路上
の歩行者の安全と、交通事故のリスク低減と救命に貢献するとともに、自動運転を可能にするこ
とで運転体験を革命的な変化をもたらす可能性をもっています。同社が所有するソフトウェアア
ルゴリズムと EyeQx®チップは、他の車や歩行者、自転車、動物、落下物などの障害物との衝突
の可能性を予測するために、ビジュアルフィールドを詳細に解析します。モービルアイの製品は、
車線、ガードレールなどの路上の設置物やなどを検知したり、道路標識や信号などを特定し読み
取ることができます。同社の製品は、BMW、フォード、ゼネラルモーターズ、日産自動車、ボルボ
など 23 社のグローバルな自動車メーカーの車に搭載済または採用が決まっています。同社は
アフターマーケット向けの製品も提供しています。
将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには将来の見通しに関するいくつかの記述が含まれています。「思う“believes” 」
「意図する“intend,」「見込みである“expects” 」「計画する“projects” 」「予想する“anticipates” 」「将来
の “future” 」や、これに類する表現は、将来の見通しに関する記述であることを示しており、技術協力
合意に則った新たな共同製品の開発の可能性を含んでいます。これらの記述は、われわれの現状で
の期待と今後への見通しに基づいているにすぎません。これらの記述に過度の信頼を寄せるべきで
はありません。多くの要因、特に 2014 年 12 月 31 日時点のモービルアイの Form 20-F アニュアル
レポートに記載されたリスク要因やその他の点から、当初の見通しから実際の業績が大幅に変わる
可能性があります。モービルアイは、法によって定められた内容以外の新情報や今後の出来事など
の結果に対して、将来の見通しに関する記述を更新あるいは見直す義務は負っていません。