平成27年度 南城市集落域文化遺産サイン整備計画策定業務 業務仕様書 1.業務の目的 本市では来訪者や市民に対し、地域の文化資源について適切でわかりやすい情報の提 供を行うことを目的とする。 案内板等の設置により来訪者の利便性を高めることと、住民自らが地域の歴史や文化 遺産を再認識し、次世代へ伝えていくことを副次的な目的とする。 2.業務内容 (1)地域意向の確認、既存資料の確認 対象とする15集落について、文化資源に関するサインの設置意向を調整するとと もに、既存資料により文化資源等を確認する。 ※対象15集落は、歴史文化基本構想に「歴史文化保存活用地域」として位置づけられ ている対象地域及び観光プログラム等が計画されている集落、地域づくりに意欲的な集 落を優先地域とし、文化課において候補を設定する。 (参考資料:南城市集落域文化遺産サイン整備計画 報告書抜き刷り版 平成 25 年度) (2)関係機関との連携 地域の文化資源を生かした課外授業やガイドツアーなどへのサインの活用可能性、 既整備サインの評価について、教育機関や観光機関へのヒアリングを行う。 (3)集落景観資源及びルート調査 対象集落について、集落景観資源を調査し、周遊できるルートを設定する。 (4)案内板の位置及び内容の検討 サインの設置位置・種類及び表示内容の検討(英語翻訳含む(文化課が作成した文言 リスト有)) 、地域役員等との調整(各集落2~3回※議事録の作成) 、設置に関する 地権者等の同意確認を行う。なお、サインの統一性を図るため、平成25年度事業 で設定したデザイン指針を基本的に踏襲するものとする。 (参考資料:南城市集落域文化遺産サイン整備計画 1 報告書抜き刷り版 平成 25 年度) (5)整備費の算出 工事等に向けた事業費を算出する。なお、工事は2か年度にまたがる予定のため、 先行して整備する集落を選定する。 3.業務の履行期間 契約締結の翌日から平成28年3月18日まで 4.事業費の上限等 本業務に要する費用の上限は、13,284千円(消費税を含む)とし、本業務の積 算根拠が確認できる見積書(各経費は税抜で表記し、別途消費税額を併記)を提出す ること。 5.打ち合わせ協議 本業務に関する打ち合わせは必要に応じて随時実施する。 6.成果品 (1)正1部、副1部 (2) (1)の電子データ1部 (3)抜き刷り版 70部 (4)その他発注者との協議によるもの 7.成果品の提出期限 平成28年3月18日(金)とする。但し、関係資料を本市の要求に応じて必要な時 期に提出するものとする。 8.協議について 本業務の実施に際し、担当者と連絡を密にとること。本仕様書に記載されていない事 項が発生した場合、あるいは本仕様書の記載事項に疑義が生じた場合には、速やかに 本市と協議すること。 2
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