平成27年度 学力向上計画

平成27年度
学力向上計画
学校名
1
瑞穂町立瑞穂第五小学校
学力調査等の分析結果を基にした本校の状況
◇全国・都と比べると下位層の割合が、国語A問題・B問題、算数B問題は多い。
◇全国・都と比べると下位層の割合は、算数A問題は少ない。そのため、平均正答率が全国・都の平均
よりも上回った。
◇全国学力学習状況調査の結果において、知識・技能の習得に関しては改善傾向にある。しかし、思考
力、活用力に関する問題の正答率は依然として低い。また、学力の差は依然と幅広く分布している。
そのため、学力向上への取組を最重点課題とし、なお一層推進していく。
東京都児童・生徒の学力向上を図るための調査では、国語、社会、理科において、平均正答率が上昇
したが、読み解く力に課題がある。
◇各教科とも習得目標値である教科書の例題レベルの内容が身に付いていない児童がいる。そのため、
基礎・基本の指導の徹底をさらに図る必要がる。同時に、到達目標値に達している児童の割合も少な
いため、中間層のレベルアップも課題である。
◇全国的な傾向であるが、どの教科においても習得した知識・技能を活用する力に課題が大きいことが
明らかになった。そこで、今後は、日々の授業の中で基礎的・基本的事項の確実な定着を図りながら、
活用型の学習形態を取り入れていくことが求められている。
◆全国学習状況調査〔質問紙調査〕の結果より、家庭での生活リズムにおいて次のような課題があるこ
とがわかった。
・普段、1日あたりのテレビやビデオ、DVDを視たり、テレビゲームなどをする児童の割合が都
や全国平均と比べて高い。
・普段、学校の授業以外の勉強量、また、土日など学校が休みの日の勉強量が、都・全国平均と比
べて少ない。
・1日あたりの読書の時間も都・全国平均と比べて低い。
◆以上の調査結果より、家庭と連携し、放課後や土日の家庭での生活リズムの改善も必要であることが
わかった。
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課題解決に向けた具体策
Ⅰ.意図的・計画的な教育活動
(1)週ごとの指導計画の充実
◇「週ごとの指導計画」に記載する基本記入5項目や特記すべき項目を記入しする。
《記載する基本記入5項目》
①教科名目標 ②単元名 ③ねらい
④主な学習活動
⑤特記すべき事項
◇指導計画の実施においては、各週ごとに評価・修正を行い、正確な指導記録を作成する。
(2)学級取組表による課題解決
◇各教員は、学校経営計画を受け、「学級取組表」に現在の課題(学力向上・体力向上・生活指導)
と具体的な改善策を記載し、各学期ごとに評価・改善を行う。
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Ⅱ.基礎学力の定着
(1)東京ベーシックドリルの効果的な活用
◇朝学習・ステップアップタイム・ステップアップ教室・日常の授業・家庭学習など
(2)学習サポーターとの連携
◇学習サポーターと担任、管理職が密な連携をとり、有効活用を図る。
・管理職と学習サポーター連携…情報交換会月1~2回・昼休み
・学習サポーター日誌を活用しての情報交換…日誌にコメント
・担任との連携…学習サポーターとの打合せ
1・2年生…月2回
3年生…週1回
(3)朝学習の充実を図る。
◇朝学習の時間の確保
◇複数教員による指導体制
火・水・金
月・木
学年-組
8:15
8:20
朝の会【10 分】 朝会【10 分】・集会【15 分】開始
8:25
8:30
朝学習開始
8:35
【10 分】
◇朝会終了→移動→朝の会
8:40
朝学習終了
◇集会終了→移動→朝の会
授業準備
授業準備
8:45
指導体制
学年-組
指導体制
1-1
担任
学習サポーター 4-1
担任
音楽専科
1-2
担任
学習サポーター 5-1
担任
算数少人数
2-1
担任
学習サポーター 6-1
担任
理科専科
3-1
担任
学習サポーター
1校時授業開始 1校時授業開始
◇朝学習の教科の固定
・火曜日…国語 or 漢字
水曜日…算数
金曜日…図書
※漢字検定のある学年は、漢字検定のある1ヶ月前から漢字月間とし、全て漢字学習に切り替える。
※読書週間の週は、全て読書に切り替える。
(4)算数指導の充実
◇ていねいな文字で「め・も・じ・ま(・れ)」方式などで、工夫してノートをまとめる。
め=めあての提示・確認
も=問題提示・把握
ま=意見交流(言語活動)の後、まとめ
じ=自力解決の時間
れ=その時間の内容の練習問題を解いて習熟を図る。
◇ e ライブラリアドバンスを活用し、算数チャレンジ(校内算数検定)を実施する。
・学期に2回実施(年間6回)
・1~4回目…前学年の復習
5回目以降…現学年の復習
◇ステップアップタイムを教育課程に位置付け、基礎学力の定着を図る。
・ステップアップタイム
【時間】14:35~15:20
【教科】算数
・年間12回、学期中に実施する。(1年生…第4回6月22日から実施)
・指導者は、担任、専科、学習サポーター、管理職として、1学級2~3名体制とする。
・指導内容は、東京ベーシックドリルを中心に算数の既習事項の復習とする。
・5年、6年は、学力状況調査などの過去問題、類似問題にも挑戦させる。
◇ステップアップ教室〔夏季休業中〕
・期日&時間:夏季プール教室に合わせる。
夏季休業中の前半7回実施。
・内容:読書と補習を原則として、早く終わった児童は夏季休業中の宿題も可能とする。
・学習状況に遅滞をきたしている児童は、保護者と連絡をとりできるだけ参加させる。
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Ⅲ.多様な学習活動の工夫
(1)習得(繰り返しの反復学習)と探究をつなぐものとして、「活用」を位置付ける。そして、習得を
終えてから、活用と探究に移るのではなく、同時進行で一体的に学習していく授業を取り入れる。
・体験から感じ取ったことを表現したり、事実を正確に理解し伝達する授業。
・概念、法則、意図などを解釈し、説明したり活用したりする授業。
・お互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる授業。
など
(2)「対話」を取り入れた授業を行い、思考力・判断力・表現力を育成する。
(3)クリティカル・シンキングを取り入れた授業展開を行うなど、言語活動を充実を図る。
(4)算数少人数指導の充実
◇東京方式習熟度別指導ガイドラインに基づき、学習集団を編成し個に応じた指導を行う。
(5)ICT機器の活用を積極的に行う。特に、電子黒板を各学期に2回以上は、活用する。
Ⅳ. 外国語活動の充実
(1)外国語担当者とALTの連携を図り、英語を中心とした外国語活動を高学年〔32h〕、中学年〔3h〕
実施する。そして、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を養う。
(2)中学校の英語科教員による出張授業を設定するなどの中学校との連携を図る。
Ⅴ. 特色ある教育活動の充実
(1)地域の伝統や文化及び自然環境を活かした教育活動の推進
◇六道山公園の自然観察、狭山手もみ茶作りや米作りなどの体験活動、校内クロスカントリー大会など地域の
伝統・文化や学校周辺の自然環境を生かした授業の充実を図る。
◇近隣の障がい者福祉施設「あゆみ」、高齢者福祉施設「寿楽」、幼稚園・保育園との交流を通して、
豊かな心を醸成していく。
(2)読書活動の推進
◇読書の木、アニマシオン、ブラックシアター、ビブリオバトル(書評合戦)、読書郵便、読み聞か
せなど、読書活動を工夫し、読書好きの児童を増やすとともに、創造力や思考力の育成を図る。
Ⅵ.学力の向上の基となる「生活習慣」の確立
(1)学習規律の確立
◇「チェックシート50」を実践し、授業規律や基礎学力の定着を図る。
◇チャイムで授業開始、チャイムで授業終了を徹底する。
・特に1時間目の授業の時間帯を守る
【1時間目】8:45~9:30
◇指名された時…「はい」→立つ→「です」を全授業で徹底する。
◇始めと終わりのあいさつを徹底する。
・姿勢を正す→「□時間の(
)の授業を始めます」→「よろしくお願いします」
・姿勢を正す→「□時間の(
)の授業を終わります」→「ありがとうございました」
◇質問は、手を挙げて、指名されてから答える。また、説明の途中で、口をはさまない。
◇話の聞き方…「せ・め・て」を徹底する。
・せ…背筋を伸ばす
め…目を見る
て…手は膝に
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(2)生活習慣の確立
◇家庭に働きかけ「早寝・早起き・朝ご飯+歯みがき」を推進する。
◇自己の健康に関心をもち、「完食賞」活用し、給食の完食を推奨する。
(3)家庭との連携による読書の習慣化
◇「としょしつだより」・「学校(学年・学級)便り」、保護者会などを活用し、家庭に働きかける。
(4)家庭学習の充実
◇家庭学習の時間は、「10分×(学年)+10分」を原則とする。
◇見取りを充実させ、学習意欲を喚起するよう家庭学習の内容にする。
◇基礎・基本の定着を目指した習熟問題だけでなく、「思考力・判断力・表現力」の向上を目指した
家庭学習も計画する。
◇家庭内のパソコンを活用したeライブラリーアドバンスによる家庭学習を推奨する。
Ⅶ.研修・研究の充実
(1)体力向上推進
◇スポーツテストの結果を基に「一学級一実践」を行い、各学級が1つの取組を継続することにより、
体力向上を目指す。
◇瑞穂町校内研究推進校、オリンピック・パラリンピック教育推進校、コオーディネーショントレー
ニング実践研究校として研究テーマを「できる・分かる喜びや楽しさを味わい、進んで運動に取り
組む児童の育成
~心と体を育む体つくり運動を通して~
」として、校内研究を推進する。
◇オリンピック・パラリンピック教育推進校として、アスリートなどを招聘し児童の運動意欲を向上
させるとともに、教員の指導技術・方法の研修を推進し、体育授業の改善を図る。
◇コオーディネーショントレーニング実践研究校として、新しい観点からの運動能力の向上を図る。
(2)OJTグループの活用
◇全教員を管理職も含め低学年グループ、高学年グループの2つに分け、OJTグループを組織する。
そのグループ内のリーダー〔主幹〕を中心に、情報を持ち寄り研修・協議を行う。また、学期ごと
にOJT週間を設け、相互授業観察を実施し授業力を高める。
分科会
3
構成メンバー
人数
低学年
1年1組・1年2組・2年1組・3年1組 担任4名
分科会
算数少人数・音楽専科
専科2名
高学年
4年1組・5年1組・6年1組
担任3名
分科会
理科専科・養護教諭
専科2名
6名
5名
授業改善推進プランの活用方法と見直し等について
(1)各教員は、「週ごとの指導計画」に、毎週、授業改善推進プランを中心とした重点取組を一つ明記
する。校長・副校長等は、その重点取組を中心に授業観察を行い指導を継続していく。
(2)授業改善推進プランを含む「瑞五小学力向上アクションプラン」の取組状況の情報交換を、毎月職
員会議等で実施する。
(3)全国、並びに、都の学力調査、各単元の既習事項定着度診断テストを受け、必要に応じて、授業改
善推進プランの見直しを行う。そして、軌道修正を行い実態に沿ったプランとしていく。
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