高速道路交通警察隊

平
成
2
8
年
1
月
福岡県警察高速道路交通警察隊
速度取締り指針
高速道路交通警察隊の速度取締り重点
重点路線
重点区間
規制速度
山口県境
門司
~
新門司
みやま柳川
~
(太宰府~鳥栖間は最重点)
関門・九州自動車道
100キロ・80キロ
福岡都市高速道路
1号・2号
80キロ・60キロ
北九州都市高速道路
1号・4号
80キロ・60キロ
大分自動車道
鳥栖~朝倉
100キロ
重点路線・区間以外であっても、交通事故を防止するため取締りを行います。
高速道路の交通事故実態等(平成27年6月~平成27年11月)
○ 交通事故は交通量が増加する時間帯の
6時~20時 (関門・九州自動車道)
6時~20時 (福岡都市高速)
6時~18時 (北九州都市高速)
に多数発生しています。
路線別・時間帯別事故発生状況
79 75
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
23 21
4
3
3
1
1
2
4
59
61
54
32
3616
1
3
11
17
6
12
7
6
21
19
11
2
○ 朝、夕の交通量が増加する時間帯は、渋
滞に伴う追突事故が多く発生しています。
33
30
25
22
11
3
57
81
43
3
5
72
66
58
10
12
6
3
4
4
2
5
11
7
5
2
(物件事故を含む概数)
○ 死亡事故は夜間に発生する比率が高く、
後続車の発見遅れによる第二事故も多く
発生しています。
○ 関門自動車道の上り線では、8月に大久
保トンネル手前及び11月に門司インター先
の右カーブで死亡事故が発生し、同所では
渋滞発生時の玉突き事故も発生しており、
注意が必要です。
○ 平成27年は、高速道路において交通死亡事故が10件発生し、13人の方が亡くなられ、死者数では過去10
年間で最悪となっています。
○ 高速道路は、一般道と比べると走行速度が高く、交通事故発生時にはその被害が甚大で死亡事故に至る割合
は約6倍になります。
○ 速度超過は、危険認知時に衝突の危険性が高くなるだけでなく、衝突時の衝撃や被害程度も大きなものになり
ます。
○ 関門・九州・大分自動車道のカーブが連続したり急勾配等の一部区間は、100km/hで走行すると危険である
ため80km/h規制としています。
その他の交通指導取締り要点
○ 車間距離違反や過積載違反の指導取締りを強化します。
○ 衝突時の被害軽減効果が高いシートベルトの着用を図るため、インターチェンジ等での指導取締りを行います。
○ 赤色灯を点灯させたパトカーによる駐留監視や警戒パトロールにより規制速度遵守を図ります。
<緊急時3原則>
夜間走行時のハイビーム活用!
※ 夜間は、ハイビーム(上向ライト)を活用して、 前方の安全を確認して走行しましょう。
※ 対向車や直前の自動車がある場合は、ロービーム(下向ライト)で速度を落しましょう。
故障や事故の時は
○ 車内に留まらない
○ 路上に立たない
○ 安全な場所に避難する