学習指導案の形式(例) 小学校図画工作科 第○学年○組 図 画 工 作 科 学 習 指 導 案 平成○年○月○日(○)第○校時 ○○教室 指導者 ○○ ○○ 1 題材名 ○○○○○○○ A表現(2)ア,ウ,B鑑賞(1)イ 内容との関連をもたせ,その題材で何をどうするのかが分かるように実現するねらいを考 慮し,工夫する。「自分の気持ちを色で表す」「どんどんつないでいくと~」など。また, 学習指導要領の関連する内容項目を併記する。 2 題材の目標 ○「造形への関心・意欲・態度」に関する目標 ○「発想や構想の能力」に関する目標 ○「創造的な技能」に関する目標 ○「鑑賞の能力」に関する目標 ◇学習指導要領で示された学年の目標及び内容を踏まえ,児童の実態などを基に設定する。 ◇四つの観点を明確な具体目標として捉える。 ◇目標は,実現状況を示す評価規準となるので,適切な評価ができるよう精選し簡潔に書く。 ◇〔共通事項〕の内容に関する部分の書体を変えたり下線を引いたりするなどして強調する。 ※文末表現の例:~しようとする。~を工夫している。~に気付いている。[児童の立場で書く] 3 評価規準 造形への関心・意欲・態度 ○ 発想や構想の能力 創造的な技能 ○ ○ 鑑賞の能力 ○ 評価規準の設定に当たっては,『評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料- 小学校-』(平成23年11月 国立教育政策研究所)の「評価規準に盛り込むべき事項」を参 考にして「題材の評価規準」を設定するとともに, 「評価規準の設定例」を参考にしながら, 学習対象や学習活動に応じて 「学習活動における評価規準」を設定することが考えられる。 4の指導計画の中に適切に位置付ける。 4 指導と評価の計画(全○時間) 次のように,主な活動や活動の具体的な内容とそれらの評価計画や評価方法を具体的にした 指導計画を立てることが望ましい。 次 時 主な学習活動 一 1 ○主な活動 ・活動の具体的な内容 1 2 ~ 二 ○主な活動 ・活動の具体的な内容 ○主な活動 ・活動の具体的な内容 (第5時 本時) 6 三 1 関 ○ 評価の観点 指導と評価の留意点,評価方法等 発 技 鑑 ○ 指導や評価の留意点 〔観点〕(評価方法) ※学習活動に応じて,四観点で評 ○ 価規準を設定する。評価場面や評 価方法を想定し,適切に位置付け ○ る。一つの観点についてある程度 長い区切りの中で評価することも ○ 考えられる。 ○ ○主な活動 ・活動の具体的な内容 [児童の立場で書く] ○ ○ [児童の立場で書く] -1- 5 指導上の立場 ○題材観 ・題材の内容,よさ,既習事項との関連,今後の展開,発達段階において本題材を取り上げる意義, ・本題材を通して育てたい資質や能力など ○児童観 ・題材の目標に対して,児童の興味・関心・意欲や題材に関する知識・技能,これまでの表現や鑑 賞活動の様子,既習事項の定着度など ○指導観 ・指導・支援の力点,指導の形態,学習過程の工夫など ○研究主題との関連 ・研究主題の簡潔な説明 ・研究主題と授業研究における指導仮説との関連 [指導者の立場で書く] 6 本時案(第○次第○時) (1) 本時の目標 題材の目標のうち,本時の学習活動でねらいとしていることを具体的に記述する。 授業のねらいに応じて観点の精選化・重点化を図り,一つか二つ程度に絞る。 ※文末表現の例:~により,~することができる。 [児童の立場で書く] (2) 展 開 学 習 活 動 教師の指導・支援 学 習 評 価 1※活動やめあての確 ○ 認について記す。 ※学習活動に対して中心となる指導・支援 を記す。 ※本時のめあてを示す。 2 ※具体的な手だて等を記す。 本時の目標や単元の評価 導入・展開・まとめ 例:~することで,~できるようにする。 規準と対応させる。 の学習過程に沿っ ○ <評価の場面は1,2か て児童の活動を書 学習過程に沿って,支援の意図,重点,工 所> く。 夫手だてなどについて留意すべきことを具 一人一人の児童が 体的に書く。 ※評価規準(何をどのよ 何をめあてに活動 ・児童一人一人の学習進度に応じた手だて うに評価するか)を具 すればよいのかを ・児童が主体的に学習をすすめる手だて 体に記す。 つかめるように具 ・資料提示の機会や方法 ・Aとするキーワード 体的に書く。 ・効果的な学習方法や学習形態の工夫 ※評価の観点や方法を記 (1)※活動に順序性が ・準備物等 す。 ある場合には, 学習活動と教師の支援との関わりを対応さ ※評価方法 (1),(2)のよう せて書く。 ・観察(行動・つぶや にして記す。 ○ き・発言・発表等) ※「努力を要する」状況(C)と判断され ・机間指導 (2) る場合における児童への手だての例を記 ・ワークシートの記述 す。 ・自己評価票 3※本時のまとめや振 ○ ・相互評価票 り返りについて記 ※「十分満足できる」状況(A)となるよ ・作品・感想文 など す。 うにするための手だての例を記す。 ※文末表現の例: ※文末表現の例: ~について考える。 ~工夫する。 ◎ ~に気付く。 ~配慮する。 〔評価の観点〕 ~構想を練る。 ~声かけを行う。 (評価方法) ~を表す。 ~に気付かせる。 ~を味わう。 ~助言する。 [児童の立場で書く] [指導者の立場で書く] [指導者の立場で書く] ◎「おおむね満足できる」状況(B)と判断する児童の姿の例 ※本時の評価規準に照らして,本時でねらう児童の姿を具体的に記す。 -2-
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