調整が進んだ欧州株 - フィデリティ投信

2015年9月
販売用資料
販売会社様内限
スペシャル・レポート
フィデリティ・欧州株・ファンド
追加型投信/海外/株式
フィデリティ投信株式会社
世界的に株式相場の変動性が高まっています。中国の景気減速懸念や資源価格の下落などからリスク回避の
動きが強まり、欧州株もその影響を受けています。しかし欧州企業の業績は堅調に拡大しており、投資の魅力
が高まっています。
ポイント
1. 調整が進んだ欧州株
2. 欧州企業に対する合併・買収(M&A)の動きが増加
3. 長期で良好な運用実績のフィデリティ・欧州株・ファンド
調整が進んだ欧州株
(%)

0
4月以降の主要国の株価騰落率を比較す
ると、欧州株は日本、米国など他の先進国
-2
に比べて株価の調整が大きくなっています。

-4
特に6月から7月にかけては、ギリシャ債務
問題が大きく影響しました。また、中国の
-6
景気減速懸念などから世界的にリスク

4月以降の調整が大きかった欧州株
-6.3
回避の流れが強まったことも相場の重しと
-8
なりました。
右下グラフに見られるように、欧州主要国
-10
-7.5
-7.2
ワールド
日本
-9.1
欧州
米国
の中国向け輸出の各国GDPに占める比率
は相対的に低い水準にとどまっています。
仮に今後中国の景気減速が加速した場合
(注)RIMES等よりフィデリティ投信作成。2015年3月末~2015年9月4日。
MSCI各指数。現地通貨ベース。
でも、その影響は相対的に軽微であると考
対中国向け輸出のGDP比率
えられます。

また、ギリシャ債務問題は、ギリシャがEUな
どの債権者側が求めてきた付加価値税の

8%
6%
により、支援が再開されています。
4%
さらに、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、
上記のような欧州の状況を鑑みれば、主要
先進国よりも株価の下落が大きかった欧州
株は今後、相対的に堅調に推移すると期待
2%
0%
韓
国
タ
イ
ー
追加金融緩和の可能性を示唆しています。
オ 日
本
ス
ト
ラ
リ
ア
イ
ン
ド
ネ
シ
ア
フ
ィ
リ
ピ
ン
ド
イ
ツ
ブ
ラ
ジ
ル
ロ
シ
ア
イ
ン
ド
米
国
フ
ラ
ン
ス
(注)国際通貨基金、世界銀行等よりフィデリティ投信作成。
されます。
1
2013年
10%
増税や年金支給削減を国会で決議したこと
必要なら量的緩和を延長すると発言し、

2005年
12%
上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
4ページ以降を必ずご確認ください。
イ
ギ
リ
ス
イ
タ
リ
ア
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
2015年の1株当たり利益(EPS)成長率を見ると、
2015年のEPS成長率見通し
欧州は日本や米国に比べて高い伸びが見込ま
れています。

50%
欧州では財政規律を重視する考え方が強く、
39.9%
40%
特にギリシャ債務問題などを受けて、南欧諸国
など に債務問題が広がった2010年以降は、
30%
財政再建を優先するための緊縮的な財政政策

19.8%
が景気の下押し圧力となっていました。
20%
しかし、これまでの緊縮策の効果から、今後
10%
4.5%
財政収支の改善が見込まれることに加えて、
0%
ECBの量的緩和も景気の下支えになると期待
欧州
されます。

個別企業で見ると、ユーロ安や原油安の恩恵
日本
米国
(注)Bloomberg、RIMES等よりフィデリティ投信作成。 MSCI各指数。現地
通貨ベース。
を受ける企業も多数あり、今後の企業業績の
拡大につながると見込まれます。
欧州企業に対する合併・買収(M&A)の動きが増加

欧州企業をターゲットにした
合併・買収(M&A)の推移
欧州企業に対する合併・買収(M&A)の
動きが活発になっています。

ECBの量的緩和に伴って、米ドルなどに
対して相対的にユーロが安くなったこと

12,000
一つと考えられます。
10,000
欧州には、高い技術力や独自のサービス
8,000
を持っている企業が数多くあります。また、
6,000
あるため、企業にとっては魅力的なマー
ケットです。

活発なM&Aは、新たに取得する事業 と
既存事業のシナジー効果を高めることが
期待されるほか、事業の選択と集中を
4,000
(件)
11,864
10,420
8,000
7,000
6,000
5,000
4,887
5,485
4,000
5,765
4,882
3,000
3,644
2,000
2,000
1,000
0
0
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
(注)Bloomberg等よりフィデリティ投信作成。2009年~2015年、2015年は
8月末までの実績をもとに年換算。
促すことにもなります。結果的に欧州企業
の収益性拡大につながると期待されます。
2
取引件数(右軸)
14,000
などがM&Aが活発になっている背景の
GDPで見た場合、米国に並ぶ市場規模が
金額(左軸)
(億米ドル)
上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
4ページ以降を必ずご確認ください。
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長期で良好な運用実績のフィデリティ・欧州株・ファンド
 当ファンドの設定来累積リターンは約116.9%となり、ベンチマークを約25%上回っています(2015年8月末
時点)。
設定来の運用実績(2015年8月末時点)
(億円)
(円)
250
25,000
純資産残高(右軸)
累積投資額(左軸)
基準価額(左軸)
ベンチマーク(左軸)
20,000
200
150
15,000
100
10,000
50
5,000
0
98/4
00/4
02/4
04/4
06/4
08/4
10/4
12/4
14/4
(年/月)
(設定時)
(2015年8月末現在)
累積リターン
直近1カ月
3カ月
6カ月
1年
3年
設定来
ファンド
ベンチマーク
-6.4%
-5.6%
4.0%
19.5%
116.4%
116.9%
-9.1%
-9.3%
-4.7%
7.3%
102.5%
91.6%
超過収益
2.8%
3.6%
8.7%
12.1%
13.9%
25.3%
※設定来累積リターンはファンド設定日(1998年4月1日)来の実績。
※累積投資額は、ファンド設定時に10,000円でスタートしてからの収益分配金を再投資した実績評価額です。累積リターンは、収益分配金を再投資
することにより算出された収益率です。ただし、購入時手数料および収益分配金にかかる税金は考慮していません。ベンチマークは税引前配当金込
で算出。ベンチマークはファンド設定日前日を10,000円として計算しています。※ベンチマーク:MSCIヨーロッパ・インデックス(税引前配当金込/円
ベース)。MSCIヨーロッパ・インデックスとは、MSCI Inc.の算出する欧州の株式市場の動きを示す指数です。※基準価額は運用管理費用(後述の
「運用管理費用(信託報酬)」参照)控除後のものです。四捨五入の関係で数値間で整合しない場合があります。※当該実績は過去のものであり、将
来の運用成果等を保証するものではありません。
 優れた運用実績が評価され、リッパー・ファンド・アワード・ジャパンでは4年連続で「最優秀ファンド」を
受賞しました(2010年~2013年)。
『フィデリティ・欧州株・ファンド』
リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2013
(株式型 欧州株分類)
「最優秀ファンド」 受賞
(評価期間10年)
「リッパー・ファンド・アワード」に関する情報は、投資信託の売買を推奨するものではありません。リッパー・ファンド・アワードは、過去のファンドの
パフォーマンスを分析したものであり、過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではないことにご留意ください。評価結果は、リッパーが
信頼できると判断した出所からのデータおよび情報に基づいていますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。
3
上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
4ページ以降を必ずご確認ください。
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IM150908-2 CSIS150909-4
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