真庭市制施行10周年記念事業 真庭市・旭川荘・瀧井敬子・エスパス共同事業 「レオニード・クロイツアーゆかりのピアノによるCD制作記念コンサート」 Piano Concert ∼故・江草安彦氏への感謝と惜別の想いをこめて∼ 音楽は魂で感じとられるもの t s i n a i PTakaya Sano 音楽を理解するだけでは充分でない ∼レオニード・クロイツァー∼ t s i n a i PShok Kawasaki o 川﨑翔子 佐 野隆哉 r e c u d P ro Takii K e i ko 瀧井敬子 23 ㈮ エスパスホール 2015. 10/ 開場 18:30 開演 19:00 全席自由 一般:2,000円 《会員:1,800円》 Program モーツァルト: ピアノ・ソナタ イ長調 K. 331 (トルコ行進曲つき) ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ ハ長調 作品53「ヴァルトシュタイン」 ショパン: バラード第3番 変イ長調 作品47 英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53 他 高校生以下:1,000円[税込] 未就学児入場不可 《会員:900円》 ※当日有料託児あり、申込締切10月10日 詳細はエスパスまでお問い合わせください。 ※都合により曲目が変更になる場合があります。 【チケット発売】◆会員:平成27年8月30日 (日) 10:00/◆一般:平成27年9月6日 (日) 10:00 【プレイガイド】エスパスセンター/真庭いきいきテレビ/ゆめタウンイズミ久世店/落合サンプラザ/マルイ勝山店/勝山文化往来館ひしお/ 津山ピアノ工房アムズ/津山ヨシダミュージック/津山平和堂楽器店/新見珈琲屋あるれ/岡山ぎんざやプレイガイド/早川太鼓 【主 催】 (公財) 真庭エスパス文化振興財団・真庭市 【後 援】TSCテレビせとうち・山陽新聞社・読売新聞岡山支局 【お問い合せ】 (公財) 真庭エスパス文化振興財団 〒719‐3214 岡山県真庭市鍋屋17-1 ℡ 0867-42-7000 0867-42-7202 HP http://kuse-espace.jp MAIL [email protected] ESPA.623 エスパスセンター公式 http://www.facebook.com/maniwaespace 「レオニード・クロイツアーゆかりのピアノによるCD制作記念コンサート」 Piano Concert ∼故・江草安彦氏への感謝と惜別の想いをこめて∼ これまで、多くの音楽家から音響に優れたホールという評価をいただいてきたエスパスホールで、今回初めて、 クラシックのCD 録音を行いました。 しかも、使われたピアノは、63年前に国内で製造されたフルコンサートグランドピアノで、昭和28年の天満屋葦 川会館のこけら落としコンサートで、 世界的なピアニスト、 レオニード・クロイツアーが弾いたピアノです。 このピアノはコンサートの後、 旭川荘に寄贈されて今に至ります。 このピアノは、同時期に20台余りが製造されましたが、 すでにそのほとんどが廃棄されていて、 現役で残る希少な1台とされています。現在、 くらしき作陽大学の特任教授を務めている瀧井敬子さんが、 その 「文化遺産」 として の価値を明らかにし、今回の録音のためにエスパスホールに持ち込まれました。 この計画が進み始めた今年3月13日、社会福祉法 人旭川荘の設立に尽くされ、常々 『真庭は旭川荘の原点』 と話されていた江草安彦名誉理事長が急逝されました。 このため、医療 と福祉の融合したサービスの提供と、芸術に対しても深い理解を示された氏への感謝と惜別の想いをこめてコンサートを開催いた します。 ピアニストは、将来を嘱望されている若き音楽家を顕彰するために創設されたグラチア音楽賞の第1回受賞者の川﨑翔子 さんと、第3回受賞予定者の佐野隆哉さんのお二人。 プログラムも葦川会館のこけら落としコンサートでレオニード・クロイツアーが 演奏した曲を中心に選曲して皆さんにお届けします。 どうぞ、60年余りの時を超えて再現される楽曲と 「文化遺産」 ともいえるピア ノの音色を合わせてご堪能いただき、真庭の地に深い愛情を注いでいただいた故・江草安彦先生への想いもお馳せください。 Shoko Kawasaki i st n a i P 川 﨑翔子 東京芸術大学大学院修士課程を首席で修了、 クロイツァー賞受賞。2014年音楽博 士号を取得、同大学大学院博士課程修了。E.ポッリーノ国際優勝(伊・11年)、 マッサ ローザ国際2位(伊・12年)、安川加壽子記念コンクール優勝、特別賞(06年)等多数入 賞。 日本音楽コンクール入選、 ミュンヘン・ガスタイク市立文化施設コンクール特別賞、 ジュ ネーヴ国際、 グリーグ国際ディプロマ等多数受賞。欧米アジア各地でリサイタル、音楽祭、 ラジオに出演。2013年、第1回グラチア音楽賞受賞。現在、 ミュンヘン国立音大にて研鑽を 積 む 傍らドイツ、オーストリア、日本を主な拠 点として活 動 。公 式ウェブ サイト http://shoko-kawasaki.info Takaya Sano i st P ia n 佐 野 隆 哉 都立芸術高校、東京芸術大学を経て同大学院修士課程を修了。2005年に渡仏後、 日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院第三課程研究科からの入学を許可され、 2008年に修了。併せて2010年・室内楽科を最優秀で卒業。 日本音楽コンクール第2位入 賞(03年) を始め、 ホセ・ロカ国際2位(スペイン・08年)。 ロン=ティボー国際5位及び聴衆賞、 特別賞(仏・09年)等多数入賞。 ショパン国際ディプロマ (ポーランド・10年)等を受賞。 こ れまでにフランス国立管弦楽団、東京交響楽団、 日本フィル等々と共演。2015年、第3回グ ラチア音楽賞受賞予定。現在、東京藝術大学、国立音楽大学、都立総合芸術高等学 校各非常勤講師も務めている。 Keiko Takii er c u d o Pr 瀧 井敬子 東京芸術大学を経て同大学院修了 (音楽学)。 グラチア アート プロジェクト代表。 著書に 『漱石が聴いたべートーヴェン』 (中公新書)、共著に 『オペラ学の地平』 (彩流社) 『幸田延の滞欧日記』 (東京藝大出版会)、校訂編著に 『森鴎外訳オペラ 「オルフェウス」』 『ゼッキンゲンのトランペット吹き』 ( 紀伊國屋書店) などがある。論文、翻訳の単行本、新 聞・雑誌への寄稿多数。東京藝術大客員教授、特任教授を歴任して2014年退官。 くらし き作陽大学特任教授。 「福祉×芸術」 の活動に、近年、 とりわけ力を注いでいる。2015年3 月、岡山シンフォニーホールで上演されたバリアフリーオペラ 『アマールと夜の訪問者たち』 では総監督を務め、好評を博す。
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