MU3 EX ３系統電圧センサー取扱説明書 ©2015 MMP CO.,LTD. 本書の文章・写真・イラスト等の全てのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。 uter radio control computer system radio control system 目次 1 1 はじめに 接続 センサーの接続 1 JETIBOX との接続 1 受信機との接続 1 エクスパンダー経由で受信機に接続する 2 ACTUAL VAL（現在値） 2 MIN / MAX（最小値／最大値） 2 SETTING -（セットアップ） 3 ALARMS（アラーム） 4 SERVICE（サービス） 4 2 センサー設定 4 5 5 6 6 テクニカルデータ ファームウェアアップデート 使用上の注意 保証・サービス テクニカルサポート ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 2 JP omputer radio control computer system radio control system JP ▌はじめに ▌ MU- ３EX は機体に搭載された機器の電圧を同時に３系統まで計測可能なセンサーです。 DUPLEX システムで使用することにより、テレメトリセンサーで得た機体の情報をリアルタイムで 送信機に表示するほか、テレメトリーの値に応じてアラームを設定することができます。着陸後に センサーが記録した、それぞれの最低電圧、最高電圧をユニバーサル通信端末 JETIBOX で確 認することができます。 さらに DUPLEX システム送信機では、テレメトリデータを利用して機体をコントロールすることも 可能です。（送信機取扱説明書、テレメトリコントロールをご参照ください） ▌接続 ▌ ▌センサーの接続 ▌ 機体側の電圧を個別に３系統まで MU-3 センサーに接続可能です。極性に注意しながら電圧を センサーの Input( 入力 ) 端子に接続します。正しく接続できると、その時点で認識を開始し、約 ２秒後に入力の認識と設定が完了します。また、センサーは接続した電圧が 0.1V 以上ある場合 に測定可能と認識します。電源が OFF になるまで計測を続けます。センサーの電圧供給が再度 ON で、改めて電圧の認識プロセスに入ります。 MAX9.9V MAX20V MAX20V ▌JETIBOX ▌ との接続 JETIBOX に MU3 センサーと電源（３． ５V 〜８． ４V) を接続します。センサー設定及び測定デー タのチェックが可能です。 1 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 uter radio control computer system radio control system JP ▌▌ 受信機との接続 MU3 センサーから出ているコネクタ付き３平行線（シグナル・電源・グランド）を受信機の Ext. ポー トに接続します。電源は受信機から供給されます。テレメトリーデータ通信が有効になります。 ▌エクスパンダー経由で受信機に接続する ▌ MU3 センサーから出ているコネクタ付き３平行線（シグナル・電源・グランド）をエクスパンダー に接続します。エクスパンダーは受信機の Ext ポートに接続してください。 エクスパンダーの空きポートには他のセンサーを接続可能です。電源はエクスパンダー経由で受 信機から供給されます。テレメトリデータ通信が有効になります。 ▌センサー設定 ▌ JETIBOX に MUI センサーが正しく接続されると、センサーの情 報が表示され、２行目に測定データが表示されます。（右）キー の長押しで、センサーが記録している測定データを削除できます。 JETIBOX からは、MU3 センサーの設定、記録データの確認な どが行えます。 ▌ACTUAL ▌ VAL（現在値） （下）キーを押すと、現在の値が表示されます。センサーポートの上から（Ａ／Ｂ／Ｃ）の順で現 在の測定値が表示されます。 ▌MIN ▌ / MAX（最小値／最大値） ACTUAL VAL（現在値）の画面で（右）キーを押すことでこのメニューが表示されます。 （下）キーで＃ A から順に飛行中に記録した最小電圧と最大電圧が表示されます。 記録データデータのクリア方法は２通りが選択できます。 Setting menu ＞ Start Trigger（スタートトリガー）で自動的に値を消去し、 自動消去 新しいデータを記憶します。トリガーの値を超えない場合は、データクリアは 行われません。（推奨） 手動消去 JETIBOX を接続し、Setting > Erase または初期画面で手動消去します。 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 2 omputer radio control computer system radio control system JP SETTING -（セットアップ） MIN / MAX（最小値／最大値）の画面で（右）キーを押すことでこのメニューが表示されます。 ( 下 ) キーで各種設定を行っていきます。 Erase Data（ログ消去） 右キーと左キーの同時押しで、測定ログデータが消去されます。 Trigger level (トリガーレベル ) 本センサーの記録をスタートする時の引き金になる電圧値を設定します。この値を越えるとセン サーの記録が消去され、新しいログの記録を開始します。 例えば設定値を 0V にすると、電源に接続した時点で以前のデータをクリアし、測定値のログ を開始します。 Trigger level x.xV on ＃ input > -（トリガーセンサー選択：A 〜 C） ト リガーをかけるセンサー（A 〜 C）を選びます。選択されたセンサーの値がトリガーの値を超 えた場合に ログの自動消去新しい記録が実行されます。 例えばトリガーレベルを 0V 設定し、A を選択した場合、A に電源に接続した時点で以前の全 データをクリアし、測定値のログを開始します。 Beep Alarm A（A センサーのアラーム設定） この機能は旧機種への対応機能です。日本では設定する必要はありません。 A センサーの値が設定した最低電圧よりも下がった場合に、送信機に送るモールスコードを指 定します。 Beep Alarm B（B センサーのアラーム設定） この機能は旧機種への対応機能です。日本では設定する必要はありません。 B センサーの値が設定した最低電圧よりも下がった場合に、送信機に送るモールスコードを指 定します。 Beep Alarm C（C センサーのアラーム設定） この機能は旧機種への対応機能です。日本では設定する必要はありません。 C センサーの値が設定した最低電圧よりも下がった場合に、送信機に送るモールスコードを指 定します。 Beep Error –（入力エラーのアラーム設定） この機能は旧機種への対応機能です。日本では設定する必要はありません。 A, B 及び C のセンサー入力が、設定値から外れた場合に、送信機に送るモールスコードを指 定します。 3 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 uter radio control computer system radio control system JP ▌ALARMS（アラーム） ▌ SETTING -（セットアップ）の画面で（右）キーを押すことでこのメニューが表示されます。 この機能は旧機種への対応機能です。日本では設定する必要はありません。全て OFF のまま で結構です。 送信機メニューの Timers/Sensors > Alarms（アラーム設定）、及び Timers/Sensors > Voice output（音声出力）を参照してください。 A Low Volt. Al.（A センサーローバッテリー値） A センサーのローバッテリーアラームの値の設定を行います。 B Low Volt. Al.（B センサーローバッテリー値） B センサーのローバッテリーアラームの値の設定を行います。 C Low Volt. Al.（C センサーローバッテリー値） C センサーのローバッテリーアラームの値の設定を行います。 ▌SERVICE（サービス） ▌ ALARMS（アラーム）の画面で（右）キーを押すことでこのメニューが表示されます。 この画面で（下）キーを押すと、Factory Defaults（工場出荷時設定に戻す）の画面になります。 この画面で（右）キーと（左）キーの同時押しで、工場出荷状態戻すことができます。 さらに下キーを押すことで MUI v.xx.xx ID xxxxx:xxxxx – ファームウェアのバージョンと製造番 号が表示されます。 ▌テクニカルデータ ▌ テクニカルデータ MU-3 寸法 ３６×20×5mm 重量（ケーブル含む）18g 測定範囲 A: 0 〜 9.9V / B C: 0 〜 20V 測定誤差 1% 動作温度 −10℃ 〜 +85℃ 電圧 3.5 〜 8.4V 消費電流 8mA ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 4 omputer radio control computer system radio control system JP ▌ファームウェアアップデート ▌ MU−３ EX センサーは PC よりファームウェアのアップデートが可能です。アップデートには別売 の JETI USB アダプタをご使用ください。手順は下記の通りです。 弊社ホームページの “ ダウンロード ” より、最新のアップデートプログラムを特定し PC にダウ ンロードしてください。USBアダプタをPC に接続します。USBアダプタのドライバーをインストー ルしていない場合は、USB アダプタのドライバーもダウンロードして PC にインストールしてくだ さい。 PC でアップデートプログラムを開始します。 MUI EX の EXT ケーブルを USB アダプタに接続し、アップデートを行ってください。 ※電源は不要です。 ▌使用上の注意 ▌ 十分に乾燥した環境でご使用ください。湿度が高いと結露などにより電子部品が 破損する可能性があります。水濡れによる破損は修理が不可能となる場合が多 く、保証の対象外となりますのでご注意ください。 本体を開けたり改造したりしないでください。改造及び本体を開けたものは保証 の対象外となります。 本体は常に表示された電圧と電流を守ってください。許容電圧、温度範囲を超 えた使用による破損は保証の対象外となります。 本体を設置する際には短絡（ショート）しないよう十分に気をつけてください。 コネクタの半田付け、ショートによる破損については保証の対象外となります。 5 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 uter radio control computer system radio control system JP ▌保証・サービス ▌ 本製品の保証期間はお買い上げ日から２４ヶ月間となっています。 保証対象となるのは、本取り扱い説明に沿って、定格内で正しくご使用頂いたもので、外観の 破損のないものに限らせていただきます。保証サービスをご希望の場合は、巻末の保証書にご 住所、氏名、連絡先電話番号をご記入の上、故障の症状をできるだけ詳しくご記入ください。 保証書にはお買い上げレシートも忘れずに添付してください。 なお修理、補修対応は、弊社からお買い上げ頂いた製品に限らせていただきます。 また正常なご使用以外の場合、 （操作ミスによる破損、使用上の誤り等に起因するもの）や保 証期間外の場合、保証書の提示がない場合は、有償修理となります。 ▌テクニカルサポート ▌ 設定の方法や、使用方法についてのご質問は、ご遠慮なく株式会社エムエムピーにお問い合わせ ください。 株式会社エムエムピー 〒 530-0047 大阪府大阪市北区西天満 3-6-21 AXIS401 TEL 06-6360-9160 Email: [email protected] 電話対応時間 土日祝祭日を除く午前１０時〜午後５時 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 6 omputer radio control computer system radio control system お買い上げ日 MU3 EX センサー 保証書 ご住所 〒 JP レシート貼り付け欄 年 月 日 ご愛用者様情報 フリ ガ ナ 氏 名 お電話番号 不具合内容（できるだけ詳しくお願いします ご連絡が可能な日時 曜日（□月 / □火 / □水 / □木 / □金 / □土 / □日） お時間帯（ 時頃〜 時頃） ※やむをえず、ご要望の日時以外にご連絡をさしあげることもございます。あらかじめご了承ください。 保証期間外の製品については修理代金をご請求させていただきます。 また、故障内容によっては、保証期間内であっても無償修理をお受けできない場合がございます。 株式会社エムエムピー 7 ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 uter radio control computer system radio control system （メモ） ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 JP omputer radio control computer system radio control system JP （メモ） ©2015 MMP CO.,LTD. 不許複製 サービス・お問合せ CONTACT MMP CO.,LTD 401 AXIS, 3-6-21, Nishi-Tenma, Kita, Osaka 530-0047 Japan 〒 530-0047 大阪府大阪市北区西天満 AXIS 東梅田ビル 401
© Copyright 2024 ExpyDoc
