2015年9月16日 報道陣の皆さま 「ネパール大震災からの復興」ネパール観光復興プレゼンテーション 今年4月25日午前11時59分、カトマンズ地帯で M7.8の大地震が発生 しました。その後5月12日にも同規模の地震が発生し、その結果死者は約9,00 0人、負傷者は23,000人以上にのぼり760,000以上の家屋が被害をうけ ました。これを受けてネパール政府は 6 月、ネパール復興に関する国際会議を開催 し「ネパール国復興機関」を設立。国内復興を指揮する機関が誕生しました。 観光産業が盛んなネパールでは震災後、政府がいち早く世界遺産やエベレスト のトレッキングロードをはじめとした観光主要地の修復と安全確認を行いました。 現在までにほとんどの観光地やホテルが営業を再開しており、安全で快適な旅行を 楽しめるよう細心の配慮がされています。 ネパールには130以上の民族が北海道の半分の面積に共存しています。ヒン ドゥー教と仏教の文化を脈々と受け継ぎ、先進国の生活の中で失われつつある情緒 やノスタルジーを肌で感じることができる貴重な国です。世界遺産に登録されてい る古都や世界の屋根エベレストの頂き、仏陀の生誕地ルンビニは訪れる人を魅了し 続け、豊富な果物や野菜は年間を通して豊富な料理を提供してくれます。そして穏 やかで明るいネパールの人々は訪れるすべての人を笑顔で迎えてくれます。 震災後、観光客減少によりネパールの経済は大きく変動しています。私たちは、 日本の皆さまに観光という形でネパール震災支援をして頂きたいと強く願っており ます。そして私たちの国を訪れた皆さまは、必ず「もう一度帰ってきたい」と感じ て下さることと確信しています。 つきましては、9月25日にツーリズム EXPO ジャパンの一環としてネパール 観光局主催の「ネパール観光復興プレゼンテーション」を開催させて頂くことにな りました。駐日ネパール大使や女性として初めてエベレスト登頂を果たした登山 家・田部井淳子さん等によるネパールへの想いと復興への期待、そして現状報告に 関するトークショーに併せ、復興を神に祈る伝統的民族舞踊を披露いたします。 当日の行程表と会場案内図を添付いたしますので、どうぞご参照ください。 ネパール再建のために日本の皆さまの引き続きのご支援ご協力をお願いすると ともに、この度のイベントへのお越しを心よりお待ち申し上げます。 ネパール大使館 2015年9月16日 ネパール復興支援プレゼンテーション 日 時: 9月25日(金)午後4時30分∼午後6時 場 所: 東京ビッグサイト内 東展示棟Aステージ 出演者: マダン・クマール・バッタライ(駐日ネパール大使) レクナス・ブサル(ネパール政府観光局シニアオフィサー) ウダヤ・バッタライ(ネパール観光局シニアオフィサー補佐) 田部井淳子(女性初エベレスト登頂者) 岡本有子(ネパール民族舞踊家) 林飛鳥(ネパール民族舞踊家) 黒川惠(アルパイン・ツアー・サービス代表取締役社長) 井本重樹(ネパール観光局日本担当) ビシュヌ・バンダリ(通訳) 式次第 時間 登壇者 1 開会挨拶 16:40-16:45 スピーチ:マダン・クマール・バッタ ライ(駐日ネパール大使) 通訳:ビシュヌ・バンダリ 2 ネパール伝統舞踊① 「鎮魂の舞」 16:50-17:00 踊り:林飛鳥 解説:岡本有子 3 トークショー 17:05-17:35 「観光産業復興支援のために」 ファシリテータ:黒川惠 プレゼンター①:田部井淳子 プレゼンター②:マダン・クマール・ バッタライ(駐日ネパール大使) 通訳:ビシュヌ・バンダリ 4 ネパール伝統舞踊② 「再生への祈りの舞」 17:40-17:50 踊り:岡本有子 5 閉会挨拶 17:55-18:00 スピーチ:レクナス・ブサル(ネパー ル政府観光局) 通訳:ビシュヌ・バンダリ 問い合わせ先:ネパール政府観光局 井本重喜(いもとしげき) 電話:080-3201-5589 メール:[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc