訪日外国人のおみやげ農産物の植物検疫を 円滑化するモデル販売を開始

NEWS RELEASE
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会
報道関係者各位
2015 年 9 月 17 日(木)
訪日外国人のおみやげ農産物の植物検疫を
円滑化するモデル販売を開始
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(英表記:Japan Shopping Tourism
Organization、以下略称 JSTO ホームページ http://www.jsto.or.jp/)は実施主体となっている
農林水産省のおみやげ農産物植物検疫受検円滑化支援事業において、植物検疫の円滑化に向け
た複数のモデル販売を本格的に開始しました。
2014 年 10 月より、農産物を含む食品類も消費税の免税対象に追加されましたが、訪日外国人
に対するおみやげ農産物の販売については、植物検疫に時間や手間がかかる等の課題がありま
す。この課題の解決にむけて、当協会では、北海道開発局が中心に展開する北海道国際輸送プラ
ットフォーム“HOP1サービス”や植物検疫代行サービス(HIC インターナショナル)と連携し
て、北海道のメロンを中心として、主に2種類のモデル販売を実施しています。
第一に、
“HOP1サービス”は、訪日外国人の自宅までおみやげ農産物をお届けするサービスで
すが、台湾への国際輸送には植物検疫が必要となります。8 月 25 日から 9 月 30 日までの期間、
植物防疫官が機動的に集荷場に出張して検査を行うことで、国産農産物の需要拡大を図ること
としており、HOP1 加盟販売店と共同で利用促進をおこなっております。
第二に、訪日外国人がツアー行程中に購入したフルーツを代行業者が預かり、植物防疫官によ
る検査を事前に済ませ、ヤマト運輸が運営する空港内荷物預かり所で商品を手渡すモデル販売
を実施しています。このモデルは、訪日外国人が、空港の検疫手続など面倒な手続を省略し、旅
行移動中に手ぶらで観光できる等のメリットがあります。
今後は、インターネットで植物検疫の事前申請をおこなうことで、検疫の時間を短縮化するモ
デル販売等を実施し、訪日外国人がおみやげ農産物の検疫を受検する最適な方法を検証する予
定です。
(参考)植物検疫代行サービスを活用したモデル販売の様子
<合格証明書付きのメロン>
<メロン受取り場所>
ヤマト運輸荷物預かりカウンター
<空港で荷物を受け取る訪日外国人旅行客>
<受検カウンターの様子>
訪日外国人へのフルーツ販売についても、ご希望があれば以下までお問合せ下さい。
【お問い合わせ】
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会
TEL:03-6435-9116 FAX:03-6435-9117
広報/田崎、藤原
mail:[email protected]
〒105-0003 東京都港区西新橋 3-6-2
ホームページ:http://www.jsto.or.jp/
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