『自由の哲学』を読む

『自由の哲学』を読む
(第9・10・11・12章)
講師 高橋 巖
2015年 6月20・21日
福岡市立西市民センター
第9章でのシュタイナーは、個と自由の問題を
ぎりぎりのところまで追求して、「倫理的個体主義」 に行きつきました。読んでいて、その内面のドラマ
展開の見事さに感動しましたが、更に第10章では
現代哲学の中心問題である一元論と二元論を、
第11章では人生の目的、人間の使命を論じ、そし
て第12章では以上の2章をふまえて、「人間はどの
ような存在であるか」に、 あらためて答えようとして
います。人間には、どんな状況の中でもその都度
必要に応じて新しい道を見出す能力があるという
のです。その能力を第11章では、 「道徳的創造
力」と呼んでいます。
――― 講師のことば 6月20日(土) 視聴覚室 6月21日(日) ①14:30∼ 16:30 (14:00開場) ③12:00∼ 14:00 (11:30開場)
②17:00∼ 19:00 (質疑応答を含む)
④14:30∼ 16:30 (
参加費 1講義 3500円
通し 12000円
会場 福岡市立西市民センター 福岡市西区内浜1-4-39 福岡市営地下鉄「姪浜」駅 南口徒歩3分
予約・問い合わせ
門田 092(571)6395 [email protected]
主催:はすの実
《高橋 巖氏プロフィール》
ドイツ浪漫主義を通してシュタイナー
の思想に出会う。
日本における人智学運動の先駆者とし
て、多くの講演・執筆活動を行ってい
る。日本人智学協会代表。
著書 「シュタイナー教育を語る」
「ディオニュソスの美学」
訳書 「シュタイナーコレクション」
シュタイナー「悪について」等