入札公告 カザフスタン核物理研究所核セキュリティ強化支援事業事後評価業務 「カザフスタン共和国において削減される核兵器の廃棄に係る協力及びこの協力の ための委員会の設置に関する日本国政府とカザフスタン共和国政府との間の協定」に基 づき、日・カザフスタン核兵器廃棄協力委員会が実施したカザフスタン核物理研究所核 セキュリティ強化支援事業(以下「本事業」 )に係る事後評価業務(以下「本業務」)を 実施する者を以下の通り公募します。 平成 27 年 9 月 25 日 日・カザフスタン核兵器廃棄協力委員会技術事務局 事務局長 新井 勉 1.参加資格 (1) 法令による契約締結能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者でないこと。 (2) 国及び公的機関からの指名停止期間中でないこと。 (3) 平成 25、26、27 年度競争参加資格(全省庁統一資格)において「役務の提供等」 の「D」以上の等級に格付けされた競争参加資格を有する者であること。 (4) 本事業の計画及び実施に関与していないこと。 2.業務履行期間(予定) 平成 27 年 11 月上旬~平成 28 年 3 月下旬(5 ヶ月間) 3.業務実施者の決定方法 入札参加要件確認のため所定の書類を提出して頂き、要件を満たすと認められた者 を対象とした一般競争入札(価格競争)によって本業務実施者を決定します。 なお、本業務の内容及び提出書類の詳細を含む入札説明書は、入札説明会(10 月 9 日 10 時 00 分~、場所は以下 4.の関心表明書提出者に対し追ってご案内します)に おいて配布します。 4.関心表明書の提出 上記 1. (3)の「資格審査結果通知書(全省庁統一資格)」の写し及び会社概要書(パ ンフレット等)を添付の上、社名、住所、連絡先、担当者名を記した関心表明書(自 由形式)を下記の宛先に提出して下さい。 提出期限:平成 27 年 10 月 8 日(木)17 時 00 分 提出部数:正 1 部、写 1 部 宛先:〒105-0001 東京都港区虎ノ門 1-22-16 第 2 オカモトヤビル 5 階 日・カザフスタン核兵器廃棄協力委員会技術事務局 事業部(担当:保坂) 電話番号:03-3506-4981(代) F A X:03-3506-4983 5.今後の予定 入札説明会の開催 :平成 27 年 10 月 9 日(金) 入札参加申請書類の提出: 同年 10 月下旬 入札執行及び契約締結 : 同年 11 月上旬 6.業務の概要(予定) 本業務の概要は以下の通りです。詳細は入札説明会で配布する入札説明書をご覧下 さい。 (1) 事業の背景 (ア)2006 年 8 月の小泉総理(当時)のカザフスタン訪問時に日・カザフスタン両 国政府は原子力平和利用の協力促進に関する覚書に署名した。日本政府は同覚書の フォローアップの一環として 2006 年 12 月に調査団を派遣してカザフスタンの核セ キュリティ(核物質防護等)の状況について調査を行い、2007 年 4 月にウルバ冶 金工場及び核物理研究所の核セキュリティ強化のための協力実施を決定した。さら に 2008 年 5 月、両施設に対する支援範囲、機材仕様等の調査を実施した。 (イ)日・カザフスタン核兵器廃棄協力委員会は、カザフスタン側関係機関との間で 事業化に向けた協議を行い、2011 年 11 月、産業新技術省(当時)との間で本件協 力実施に関する実施取決めを締結した。2012 年 2 月、技術事務局は実施取決めに 基づき、核物理研究所との間で資金供与契約を締結し、同研究所外周の防護フェン ス改修、照明設備及び非常用ディーゼル発電機の設置、ケーブルチューブ敷設、螺 旋状有刺鉄線の設置等(以下「外周防護システム改善」)を実施した(実施期間 12 ヶ月、事業費 89 百万円) 。また、IAEA と協力してカザフスタンの原子力施設職員 の技能向上を目的とした核セキュリティ・トレーニングも実施された(事業費 6.3 百万円)。 (ウ)本件協力の重要性はソウル核セキュリティ・サミットにおける日・カザフスタ ン両国の国別報告等においても言及されている。 (2) 業務の目的 2013 年 2 月に完了したカザフスタン核物理研究所核セキュリティ強化支援事業 について、DAC 評価 5 項目に基づき、カザフスタン側ニーズへの合致、外周防護シ ステムの稼働・維持管理の状況、トレーニングによる職員の技能向上等の観点か ら、施設の核セキュリティ強化に対する本事業の貢献を総合的に評価し、提言及 び教訓を含む事後評価報告書として取り纏める。 事後評価報告書は、評価の根拠となるデータや出典を明示し、分かりやすく且 つ説得力のある内容とする。 (3) 業務実施に必要な専門分野 核セキュリティ、核物質防護等に関する調査・研究・エンジニアリング (必要な要員等の詳細は入札説明書に記載します。 ) (4) 業務の流れ (ア)評価調査表・質問票の作成(国内) (イ)現地調査の実施(カザフスタン共和国アルマティ市) (ウ)事後評価報告書の作成(国内) (エ)要約の作成(国内) (5) 主な成果品 (ア)事後評価報告書(和文) (イ)事後評価結果要約(和文及び英文) 7.その他 本ウェブサイトに本事業の詳細及び過去の事後評価業務に関する情報を掲載してい ますので適宜ご参照下さい。 以上
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