事業概況 グローバル連携により、世界各地の顧客に 最適なソリューションを提供しています 売上高 米州 5.4% その他 0.1% 日本 67.6% 米州 5.3% その他 0.2% 日本 67.8% アジア 6.3% アジア 6.6% 2014 2015 197億7,285万円 212億 9,783万円 欧州 20.3% 欧州 20.4% (3月31日に終了した会計年度) CORPORATE PROFILE 05 アニュアルレポート2015 事業概況 日本 当期のEDA (Electronic Design Automation) 事業は、 『 CR-8000』をコアとして車載機器やFA機器、社会インフラ機器などのニーズの 高まりに応じてビジネスを拡大し、新規のお客様も獲得しました。今後は、解析ソリューション、設計支援サービスなどと組み合わせた設計プ ロセスを革新する提案によって更なるシェアアップを目指します。 自動車関連分野では、 ワイヤハーネスサプライヤー企業への提案を強化し、グローバル市場での実績をあげました。今後は、 ドイツの開発 拠点との連携を強化し、構想段階からの設計を支援する新ソリューションの開発を進め、次世代自動車の開発環境の構築にも取り組みます。 社会インフラ分野では、 『 E3.series』 を積極的に提案し、産業機械における電装設計分野のデジタルソリューションの拡大を図っています。ま た、 モノづくりの基盤を構築するデジタルソリューション分野では、 『 PreSight/visual BOM』が幅広い産業分野で新規受注を獲得しています。 設計・製造ソリューション展 (東洋ビジネスエンジニアリング (株) との共同出展) アジア 当期のアジア市場は、中国経済の成長鈍化や労働賃金上昇による日系企業撤退の影響など、不安定な状況が見られた一方で、東南アジ ア、韓国などにおけるビジネスが堅調に推移し、全体としては前期比で12%増を達成しました。 新製品『CR-8000』は、韓国の家電大手企業やオートモーティブ関連企業での採用拡大に加え、台湾の大手半導体メーカーとの商談が 決まるなど今後の売上拡大が期待できます。また、成長著しいインド市場では、モディ政権が 「Make in India」 の方針を掲げる中、現地法人を 設立、今後はインドの先進エレクトロニクス製造業に向けてより充実したサポート体制と積極的な提案活動により事業拡大を図ります。 Zuken Indiaのベンガルールオフィス 欧州および米州 欧米でも、 売上は順調に拡大しました。 ドイツでは、 自動車関連分野に特化した新たな開発拠点を開設し、 自動車開発プロセスに関する高い 知見と実績を持つ人材を採用、 競争力を強化しました。 この新たな拠点と日本の事業部門が連携して、 欧州の自動車メーカーはもちろん、 米国 や日本の自動車関連市場に対する提案活動を加速させています。また欧州において、大手自動車部品メーカーを中心に『CR-5000』から 『CR-8000』への移行が進展していることに加え、 『 DS-2』 『 、 E3.series』の需要も増加し、 今後の売上拡大が期待できます。 米国では、 「Zuken USA」 の営業組織体制の強化に取り組み、 「Zuken SOZO (創造)Center」 の活動を通じてグローバル市場に大きな影響 力を有する重要顧客との関係強化を図るとともに、新規顧客の獲得を目指していきます。これらの取り組みにより、 『 CR-8000』、 『 DS-2』、 『E3.series』 を中核製品として、 より幅広い市場において拡販を推進していきます。 EM4E研究チーム (中央はアウディR8 e-tron) CORPORATE PROFILE 06 アニュアルレポート2015
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