ロンドンに在住する、フォトグラファー の富岡秀次 / Shu

 初めまして。ロンドンに在住する、フォトグラファー
の富岡秀次 / Shu Tomioka です。
レコード・コレクターズ誌で93年より “ブリティ
ッシュ・ロックの肖像” を連載させて戴いています。
撮影&インタヴューを通じて今迄に出会った“ブリテ
ィッシュ・ロックの巨人達”の印象などを書き連ねて
みたいと思います。
第六回 渡辺貞夫/ Sadao Watanabe
この記事、写真の権利は富岡秀次が所持しており、SPACE DOG!が許可を得て転載しています。一切の無断転載を禁じます。
タイトルに偽り有りですね(笑)ブリティッシュ・ロック
の巨人ではありませんが、渡辺貞夫さんです。
91 年に英国で大々的に催された“Japan Festival”
の一環として来英され、ロンドンのジャズ・ライヴ・ハウ
スの老舗“ロニー・スコッツ”で演奏なさいました。
この写真は、サウンド・チェックの時のスナップです。
バンドのメンバーは日本人、来ていたプレスも日本人だっ
たので、何か、“ピットイン”が突然ロンドンに出現したか
のようで不思議でしたが。。。
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タバコを片手に、終止リラックスしたナベサダが印象的
でした。サウンド・チェックでは、“カリフォルニア・シ
ャワー”とかを、サービスで演奏して下さったのを覚えて
います。
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後日、日本の事務所にこの写真を御送りしたら、丁寧
なお礼のハガキを戴きました。彼の取った素敵な写真で
作ったポスト・カードです。当時、渡辺さんは写真家とし
ても活動も活発に始められた時で、カメラ雑誌に、彼らし
い、南国の情緒溢れるイメージ写真をたくさん発表してい
らっしゃいました。その中の1枚でした。とても穏やか
で温かい文章に、感激しました。
彼がライカの1眼レフを使用しているのを知っていたの
で、ちょっとだけ、そんなカメラの雑談をしたような気が
します。因みに、私の使用機材は、Conntax RTS(初
代)+ワインダー、Vario Sonnar 28-85mm,で Ilford の
フィルムを使用。プリントはライツのヴァロイ2の引き伸
ばし機に、古いフジかニコンの引き伸ばしレンズでした。
短い出会いでしたが、ロンドンの湿り気を感じさせない
ナベサダさんに魅かれました。
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