施設長が 3 月にスウェーデン に行って現地の障害者

施設長が 3 月にスウェーデン
に行って現地の障害者柔道の
実態を取材したらしいぞ。
それにしてもタイトル
が大そうですね。
いいですね。スウェーデン。
わたしもムーミン大好き。
ムーミンは
フィンランドです。
平成 27 年 3 月 19 日~30 日まで障害者柔道の視察と現
地の柔道教室の指導のため私つじはスウェーデンに行って
きました。指導は主に今回の団長である女性のリーダー(柔
ボーデン
道 3 段)と一緒に行った武庫川女子大学の学生 3 名(柔道
2 段)が行い、わたしは主にそこで活動する障害のある人た
ちの調査を行いました。
(もちろん柔道もしましたが)
わらしべ園では、開設当初からプログラムに柔道を取り入
れ、身体に障害のある利用者の運動、リハビリに役立ててき
ました。また数年前から地域に住む知的障害のある方の週末
の余暇活動として柔道を行っています。
今回はわらしべ会の理事である中島たけし先生(元国士舘大学教員、海外での柔道指導歴多数)のお誘いで、
スウェーデン派遣チームの一団に加えていただき、現地の様子を見聞することが出来ました。
スウェーデンのストックホルムでは、約 200 名もの障害のある方が柔道を行っており、日本では視覚障害
者の柔道を除けば、ほとんどこうした活動がない現実と比べると、どちらが柔道の本場か分からなくなるほど
です。訪れた道場でも知的障害、脳性まひ、脳血管障害の後遺症による片まひの人など、多くの人が柔道の練
習をしていました。
今回行ったのは、スウェーデンの首都ストックホルムと北部にあるボーデンという街の 2 か所です。そこ
で見た「驚きの?スウェーデン障害者柔道恐るべし」の実態を報告します。
わらしべ園も負けてはおれん。
ボーデンはスウェーデン北部の小さな街で、3 月の終わりというのに毎日
気温は氷点下。現地の人は「今日はマイナス 10 度で、ずいぶん暖かい。」と
言ってました。(う~ん、恐るべしスウェーデン)。もうちょっと北へ行くともう
そこは北極圏。そういえば、最終日にはオーロラを見ました。
外の寒さとは反対に道場で柔道を練習する人たちには大変活気がありまし
た。ここでは、一般、子どものクラスに加えて、脳性まひの人のクラス、片
ホームステイ先の窓から見た外
の景色。雪と氷の世界。
まひの人のクラス、知的障害者のクラスがあり、それぞれのペースに合わせ
た練習が行われていました。
道場にはリフトがあり、脳性まひの練習
生が道場内を歩行する練習が出来るように
なっています。脳性マヒの人たちのクラス
では、寝返りや足を曲げたり伸ばしたりす
る運動のほか、座ってボクシング用のミッ
トをたたくなど柔道以外の練習も行われて
柔道場にリフトがあるなんて…。
ミットをたたく双子の兄弟。グル
ープホームに住んでいるという。
いました。座位を保ち、目標に視線を合わ
せ、左右の腕を伸ばすこの運動を、集中を
とぎらせることなくやっていた姿が印象的でした。
ミットをたたいている脳性まひの双子の男性(写真)は、日本で言うグルー
プホームのようなところで住んでいると言っていました。そこから道場までの
送迎と練習中付き添って一緒に練習していたのは、日本で言うヘルパーさん。
生活の様子も知りたいところでしたが、今回はそこまで取材できなかったのが
残念でした。
脳血管障害の後遺症による片まひの女性 3 名のクラスもありました。歩行、
自分の体の動きを確かめながら
抑え込もうとする片まひの女性。
寝技、立技まで行い、特に寝技では患側(動きにくいほう)の手足を使って積
極的に抑え込もうとする姿に柔道の可能性を再発見した思いでした。
そこまで進んでいるんですか。
1 週間のボーデンでの生活を終え、次に行ったのがストックホルム。こちらにはもう雪はなく、まったくの
都会。イケアやH&Mなどスウェーデン・ブランドが日本でも珍しくなくなりましたが、そうしたイメージの
自然とカラフルなデザインが調和した洗練された感じの街です。
こちらの道場では、障害のある人もない人も一緒にな
って練習し、毎回 50~70 人の人が一緒になって、練習
します。その中の 1 人、ニコラスさん(写真)は 10 歳
から柔道をはじめて、現在 40 歳ですからもう 30 年の
柔道経験があります。日常では車いすを使いますが、道
有段者のニコラスさん。昼間
は会社で働いている。
192センチの巨漢。黒
帯。でかい、でかすぎる。
場では立位、歩行を練習します。畳の上で受身の練習を
することで、こけることに対する恐怖心がなくなったと
言います。上腕の力は強く、寝技では健常者と互角に練習していました。5 年ほど前には黒帯(初段)を取得
し、ますます練習に身が入ると言っていました。
軽度の知的障害のこの男性(写真)は、192 センチの巨漢。日本で言う就労支援のような訓練を受け、そ
の後障害者雇用のようなポジションで現在コックの仕事をしています。口数が少なく穏やかな人でしたが、そ
の力はハンパなく、寝技ではあやうく押しつぶされそうになるところでした。…苦しかった。恐るべしスウェ
ーデン障害者柔道。
これはヘーシンク以来の日本
柔道の危機ですぞ。
写真の両端の男性と女性は、今年ロサンゼルスで行われるスペシャルオリ
ンピックス(知的障害者対象のスポーツの国際大会)に柔道のスウェーデン
代表として参加する予定の人たちです。スウェーデンではこのほかに別の道
場からも参加者がいて、7~8 名程度の参加者を予定しているそうです。す
でに着々と準備は進められています。
さて今回の見学では練習方法についても参考になる点が多く、今後わらし
べ園でも取り入れていこうと思っています。スウェーデンは福祉国家で有名
ですが、制度だけでなく、こうした地域のスポーツ活動にまでノーマライゼーション、インクルージョンの発
想が根付いていることにじかに触れ、
「スウェーデン恐るべし」という思いを強くした研修でした。
(つじ)
わらしべ園では開設当初より創設者村井が始めた障害者柔道を実践しています。現在ではわらしべ園の利用者(身体障害)
のプログラムとして週 2 回、地域に住む知的障害者対象の柔道教室を週 1 回行っています。
いいですね、北海道。
わたしは近場ばかり
です…。
2泊3日旅行は女子旅!!ということで、11 月 5~7
日に女性利用者3名女性職員3名の計6名で北海道へ飛
行機でひとっ飛びしてきました。体験尽くしの3日間と
なりましたが、わらしべ園ではあまり出ない海鮮丼やお
寿司、ジンギスカンも食べ、大満足の3日間になりまし
た(●^o^●)
<1日目>
飛行機に乗るのがひさしぶりの方、初めての方ばかり
で、緊張からSTART!!2時間で北海道に到着しま
したが、まったく寒くなく、「ここほんまに北海道?」。
それから牧場で生キャラメル作り体験。みんなで協力し
て作った生キャラメルは甘くて美味しかったです。お土
産にも持って帰りました。夜ご飯は炉端焼き。やっぱり
関西のホッケとは一味違いますね\(^o^)/
<2日目>
朝からお化粧をして出発。有名な白い恋人を作っているところで、クッキーにお絵描き体験。みんなそれぞ
れ好きな事を描きました。昼ご飯はスープカレー。3日間でこれが1番美味しかったのでしょうか?「美味し
い」の声が多く聞かれました。その後は札幌テレビ塔。高所恐怖症の方が多く、観光はすぐに終了。やはり女
子ですね。その後のお土産タイムの方が盛り上がりました。夜ご飯はジンギスカン。多少のトラブル?(テー
ブルに虫が出た!!)もありましたが、お詫びにアイスももらって良かったです\(^o^)/
<3日目>
朝早くに起床して、小樽へ出発しました。この日は寒くて寒くて、気
温も5度を下回って、雪がちらついていました。小樽では世界に 1 つだ
けしかない自分だけのオルゴールを作りました。曲も自分で選んで、可
愛く出来あがりました。昼ご飯には海鮮丼またはお寿司を食べて・・・
やっぱり関西の海鮮とは何回りも違う新鮮さで最高でした\(^o^)/
飛行機に乗りました。この時、車いすはど
こに行っているのでしょう?
振り返ってみると、食!!体
いっぱい食べ
て少し太りま
験!!の3日間でした。北海道を
した。
感じることができたのか?はわか
りませんが・・・
(笑)笑顔が多く、
仲のいい旅行でした(●^o^●)化粧もしたし、女子力も向上!!!
できましたね($・・)/~~~。(辻本)
10月25日・26日両日共に快晴に恵まれ、平均年齢5○歳の男性グル
ープで城崎温泉へ行ってきました。朝7時に出発。快晴のはずが高速道路の
トンネルを抜けるとそこは濃霧でした。景色はどんより、車中もどんより。
この先どうなるのか?そんな雰囲気を漂わせる中、初めの目的地出石でのそ
ば打ち体験へ。
<日課が役に立った?!出石でのそば打ち体験>
職人さんの手ほどきを受けながら、麻痺のある手足をうまく使いこなしそ
ば打ちをしました。普段の日中活動でしっかり課題に取り組んでいる成果が見られました。最後は自分たちで
打った「きしめんそば」を食べました。利用者様曰く「歯ごたえ十分」とのこと。
<わらしべの湯に負けず劣らず!名湯、城崎温泉>
ホテル到着後、夕食までは城崎温泉の外湯めぐり。さっそく浴衣に着替え、いざ城崎温泉へ。名湯に癒され
ました。街並みもいかにも温泉街という感じで下駄の音が心地よく響いていました。
<豪華な夕食>
日本海が一望できる部屋、夕食はカニあり、牛肉あり、あわびありと贅沢三昧。豪華すぎてどこが飾りでど
こが食べられるのかわからなくなるほど。一部の利用者様はお酒も入り上機嫌な晩餐となりました。
<マリンワールドでつり体験>
翌日は朝から城崎マリンワールドへ行きました。魚の見学もほどほどに、つ
り体験をしました。10分間でアジを何
匹釣れるか競争です。釣ったアジは天ぷ
ぼくも食べ過ぎ
てずいぶん太り
らに。できたての天ぷらが来ると、首位
ました。
の2名を差し置いて、なぜか最下位とブ
ービー賞だった利用者さんが我先に食
べておられました。
(近藤)
こんなに作って誰が食べる?
秋も深まり 紅葉が綺麗な季節の 11 月 11 日、京都笠置わかさぎ温泉
日帰りツアーに行って来ました。当日は天候にも恵まれ、久しぶりのさ
わやかな秋晴れに利用者さんは心踊らされた様子でした。温泉にゆっく
り浸かられ心身共にリラックスされ、また昼食は豪勢な食事に堪能され
ていました。午後からは国宝に指定されている浄瑠璃寺へ行くまでの険
しい坂道をスタッフと共に制覇し、九体仏や三重塔を見学する事が出来
ました。
今回は大人旅に相応しい内容で、素晴らしい日帰りツアーになりまし
た。
(明谷)
10月7日(火)大阪市立大学理学部付属植物園(私市植物園)の「植物園で
森ヨガ」に参加してきました。ヨガの先生は、日頃からわらしべ園にヨガを教え
て下さっている「数珠 孝さん」という方です。
マットの上に寝転ぶと木の隙間から、晴天の青空が見え、風が木の葉を揺らす
音が何とも素敵でした。コスモスも満開でとてもきれいで、花の香りも良かった
です。
(小川)
10 月 25 日、秋晴れの下、中之島公園で開催された(アウトドアヨガ201
4)に、利用者 3 名、スタッフ 3 名で参加しました。一行が最初に参加したのが、
笑いながら深呼吸や動作をするという一風変わった(笑いヨガ)でした。公園内
ではいろんな店があり、食べて、飲んで、身体を動かして、利用者、スタッフ共
に楽しい 1 日を過ごしました。
それでは、ヨガ経験豊富なM氏の感想で記事を締めくくります。
..
M氏「とっても気持ちヨガった。
」
(藤田)
次はどこでヨ
ガをやります
か?
滋賀(しが)
でヨガはどう
や?
こんな人たち
ばかりで大丈
夫でしょう
か?
それなら佐賀
(さが)でヨ
ガは?
いっそトンガ
でヨガ!
8月17日猛暑の中、水鉄砲によるバトルロワイヤルが行われました。
始まる前大雨が降り、「どうなるのか?」と思われましたが、日頃の行
いが良い?のか、炎天下になり、白熱した戦いが繰り広げられました。
2チームに分かれた戦いは、利用者よりも職員の方が騒いでいた気がし
ます。そのあとは数名でプールにも入り、夏を感じられる楽しい機会と
なりました。\(^o^)/
福
祉
の
人
材
難
に
掛
け
て
一
句
長尾中学生の体験実習(1 月 20~21 日)
ホットケーキうまく焼けました?
地域清掃(10 月 27 日)
毎月近隣を掃除しています。
相
手
が
若
い
女
性
な
ら
・・・
で
一
句
利用者の健康診断(9 月 2 日)
採血で泣いた人いませんか?
ひらかたパーク(11 月 19 日)
100 万人突破に貢献。
鈴鹿サーキット(11 月 8 日)
男性のグループで。
ハンドメイドマーケット(10 月 18 日)
地域の人との交流の機会です。
本
当
は
北
海
道
に
行
き
た
か
っ
た
?
…
で
一
句
今回は、わらしべ園の生活介護を利用されている川口様の一日をご紹介します。
わらしべ園では、入所施設の設備や支援体制を活かし、紙すき作業・太鼓・柔道・昼食・入浴などといった
幅広い日中活動を行っています。
今回ご紹介させて頂く川口様は、週 4 回(9:
30~15:45)利用されており、午前中は空
き缶作業やパソコン、午後は太鼓や運動といっ
た活動に参加されております。昼食は、わらし
べ園自慢の栄養満点な食事を毎回キレイに完食されており、食事
の後は、歩行器を使った歩行練習に熱心に取り組まれております。
ふと見せて下さる笑顔に職員一同も逆に元気をもらっております。
これからもより良い快適な日中活動を目指し、皆様のご利用を
お待ちしております。(しまの)
絵画サロン・・・
夕がたのちょっとアートな時間・・・
月曜日の午後 4 時から食堂にて、絵画サロンを行っています。
誰でも参加自由で、絵を描くことが好きな方々が集まってきます。
色鉛筆、クレヨン、マジック、絵の具など好きな画材を使い、時
には共同制作で大作を作ったり、ねんどで造形したりもします。
絵だけではなく、アートな文字を画用紙いっぱいに書かれる方も
おり 1 人 1 人の個性が現れます。静かに描く人、おしゃべりしな
がら描く人、通りすがりの人を呼び止める人…などなど楽しそう
です。
(おがわ)
昨年の行事や外出、日常のわらしべ園の写真の中から、職員の投票で決める「わらしべ園 最優秀フォトグ
ラフ賞」の発表が年末にありました。玄関入ったところの下駄箱の横に掲示している写真の中から、その年の
一番良い写真を選ぶものです。平成 26 年は、「俺たちの旅 海の襲撃」「馬との遭遇」
「力走」が選ばれまし
た。
海の中で楽しく体を動かしている様子
がうかがえる一枚でした。
恐る恐るえさをやる表情がなんとも言
えません。
...
歩行器で走っています。車いすの時とは
違う躍動感に驚きました。
今回は私が担当します。
今回の地域移行の実践コーナーでは、5年前にわらしべ園を退所して大阪市内でひとり暮らしされているI
さんを紹介します。現在どのように生活されているのでしょう?
余暇の過ごし方を教えてください。
「日曜日はゴスペルに参加したり、ゴスペルの友人
のライブに行ったりしています。」
介助の様子、使っておられるサービスなどについ
て教えて下さい。
「基本的に作業所への通勤も含め、外出の際には移
動支援を使っています。リハビリに月1回通院し
ています。入浴は訪問入浴を利用しています。金
銭管理は相談支援事業所の「あるる」に管理して
もらい、入力は家でパソコン入力しています。」
日中行っている所や現在の活動を教えてください。
「作業所「あるくる」に月曜日から金曜日まで週5
回参加しています。内容は、1ヶ月のスケジュー
ルをみんなで決めて、それに沿って活動していま
す。風船バレーをしたり、制作活動をしたりして
います。ピアカウンセラーの活動もしています。
話を聞いたりして相談にのっています。
」
これからの目標があれば教えてください。
「私は、自立できたと思っているからわらしべ園の
みんなも自立して欲しい。私のポリシーは「サー
ビスのために自分を鍛えろ」です。これは、私が
通っていた大学のモットーです。」
地域に出て、何か悩み事はありませんか。
「特にはありませんが、しいて言うならば、ヘルパ
ーを利用できる時間をもっと多くしてほしい。現
在は月260時間です。
」
わらしべ園の生活を振り返って何か、印象に残っ
ていることはありますか。
「卒園してから5年経って思う事は、在園している
と外の情報が入ってこないから分かりにくい。も
っと外へ出た方がよい。情報の風通しを良くした
方がよい。地域移行の事をみんな知らないのでは
ないでしょうか。
わらしべ園の各員会の現在の検討内容を報告します。
利用者の生活が良くなる
ようみんなで話し合って
います。
リスクマネジメント委員会
1 月に予定していた厳冬期避難訓練キャンプを延期しました。阪神大震災(1 月)や東北の震災(3 月)
など、災害は気候のいい時にやってくるとは限らないと昨年から意気込んで取り組んできましたが、正月
の大雪で気が滅入ってしまいました。寒い環境を想定して…4 月にキャンプを行います。
人権推進委員会
外部委員を迎えた検討会を 11 月 18 日に実施し、身体拘束や虐待防止委員会のあり方、園内で起こっ
た事故について意見をいただきました。次回 5 月の委員会までに課題を整理することになっています。
また、12 月にあった衆議院選挙をきっかけに利用者の選挙権と選挙のあり方について検討しました。
サービス向上委員会
お風呂の回数が増
えるのですね。
今年度検討してきた「お風呂の改善」に関して、入所施設利用者の入浴回数を増やす取り組みをしてい
ます。27 年度は環境改善を中心に取り組む予定です。
栄養士のタニダです。施設
の食事のメニューはわたし
が作っています。
~検食簿のご意見にお答えします~
施設の食事には検食というのがあって、利用者のみなさんに食事を出す前に職員が食べて食事内容
を確認しています。安全面、衛生面はもちろんのこと、メニューに対する意見も書かれます。今回は
その記録である検食簿に書かれた意見にお答えします!
●2/6(金)
夕食のビーフンソテーから。
「卵で巻いて「ビーフンソテー・オムレツ」というメニューはどうでしょうか?」
→オムレツのアレンジを考えていたので参考にさせてもらいます。
●2/18(水)
朝食にて・・・。
「
(朝食は)いつも同じような献立だとの声がありました。
作るのも大変かとは思いますが.
.
.
。
」
→朝の準備時間が短いことから、朝食はどうしてもワンパターンとなってしまいます。パンの種
類を増やしたり、ゆで卵を出したりしてきました。キャンプの朝食で出したハムステーキを園で
も!との要望があったため、5 月に提供してみます。
●2/19(木) 昼食のビビンバについて。
「ご飯がたっぷりあり、満足しました。
」
→以前からビビンバの時は量が多く、食べてもなかなか減らないとの声もあり、具材の調整をし
ました。また、調理員から温泉玉子を出してみては?との提案があり、いつもの錦糸玉子から温
泉玉子にしてみましたがどうだったでしょうか。
家で嫁さんにこんなに食
事の注文をつけたらえら
いことになりますね。
家ではおとなしく
食べてます。
非常勤だった作業療法士の鬼岩恵子さんが、常勤
になりました。補装具や個別のリハ、介助方法な
どいろいろ取り組んでもらっています。
「車椅子講習会を開催しました!」
1月17日、わらしべ会職員対象に車椅子講習会を開催しました。ラ
ックヘルスケア株式会社より車椅子のエキスパートである松岡研太郎
氏を講師として迎え、実技講習も交えながら車椅子ポジショニングにつ
いて学びました。利用者様の日常生活にとって欠かせない車椅子です
が、今まで知らなかったことも多く、たくさんの気づきと今後に活かす
ヒントを得ることができました。(鬼岩)
昨年 12 月 14 日の衆議院議員選挙を前に、わらしべ園では 7 日、8 日に不在者投票選挙を行い、約
30 名の方が投票されました。大阪府選挙管理委員会から不在者投票施設として指定を受けているわらし
べ園では、希望される方は、当園で投票することができるようになっています。投票当日は、1人ずつ部
屋にお入りいただき、2 名の立会人のもと、辻施設長から投票方法の説明が行われ、投票用紙への記入の
際には、必要に応じて代筆や候補者名代読なども行われました。みなさんそれぞれ社会への思いを胸に一
票を投じられているようでした。(野中)
今回ご紹介する利用者の方は、毎月 2 回ガイドヘルパーと介護タクシー
を利用して、外出に行かれています。外出先は買い物・カラオケ・パン屋
さん(昼食)などに行かれています。今回は買い物の様子をご紹介します。
買い物の外出の際は、2 時間ガイドヘルパーを利用されます。主に生活
用品の買い物をされますが、ご本人様は甘いものが大好きなので、外出の
際には必ずおやつを食べられます。今回の外出時も食べたいドーナツとコ
ーヒーをとても嬉しそうに食べられていました。
本当に甘いものが大好きな方で、カラオケに行かれた際には、なんとボ
リューム満点なハニートーストをお一人で毎回完食されるそうです!!是
非、次回はそのカラオケの様子もご紹介させて頂きたいと思います。
(記事:しまの)
わらしべ園での短期入所(ショートステイ)は2床
今年 1 月の試験に合格し、わらしべ園から介
あり、昨年(H26 年)4 月から必要な方には送迎を行
護福祉士には今出、森下、窪田、吉田の 4 名が、
っています。最近は周辺市町村の相談支援事業所から
また社会福祉士には内田が合格しました。おめ
の利用相談が増えてきています。(記事:SS担当)
でとうございます。これからも精進し、利用者
相談支援に関わるスタッフさんが丁
寧な聞き取りの中から必要なサービ
スをご紹介してくださっているよう
です。
の生活支援に役立つ職員になってください。
わらしべ園の奥の倉庫(かつてプールだったところ)を改
昨年 10 月 4 日に恒例のわらしべ会全
修し、多目的室を作りました。日中の運動やレクリエーショ
職員対象の人権研修会が村井医院 2 階で
ンなどで利用者に使っていただこうと思っています。これま
行われました。講師は、枚方在住の今西
で大きな部屋がホールしかなかったので、
美奈子さんで、障害のあるご自身が戦時
これからどんどん活用していこうと思って
中、学童疎開で長野県に行った時の話を
います。
新しい多目的室でレクの後リラックス。
していただきました。こういう障害者問
題もあったのかと勉強になりました。今
年の人権研修も実のあるものにしていこ
うと思っています。
●12 月 15 日平和寮施設長植田辰彦氏による「障害児入所
施設の現状と課題」(わらしべ園 2 階にて)
→児童の施設の話を聞いて、あらためてわらしべ園の役割を
考える機会になりました。
●12 月 18 日若手職員マイナビ研修「職場の価値再発見」
(村井医院 2 階にて)
→就職サイトを運営するマイナビの研修スタッフに依頼した
研修です。他部署の同年代の若手職員との交流の場にもなり
ました。
●2 月 21 日法人全体研修(村井医院 2 階にて)
→法人全体のグループごとに分かれたケース発表会です。発
表者は数カ月かけて発表を準備します。
今回から始めてみました新企画です。1990 年の運動会の写真で
す。もうずいぶん前に運動会もなくなりましたが、当時は利用者も
若かったせいか、結構盛り上がった行事でした。
写真はおなかのところをベルトで結んだペアが四つ這いで隣の
ペアと競走する「2 人 3 脚」。他に、利用者の移動方法に合わせ、
寝返り→四つ這い→車いす→杖歩行→独歩とつないでいく「メドレ
ーリレー」という競技もありました。どんな人でも参加できるその
人に応じた競技作りに職員も知恵をひねりました。
わしも入ってまだ2
年目や。写真の利用
者さんも若いのう。
今から 25 年前。まだ生まれていない職員もいます。アニメ「ち
びまる子ちゃん」のテレビ放送が始まり、主題歌「おどるポンポコ
リン」が大ヒットしてその年のレコード大賞になりました。
(辻)
←高校時代に柔道をはじめ、イーウイットの就労支援を受けながら、わらしべ会障害者柔道教
室に通っていた池田祐一さん(41 才)が2月柔道初段の昇段試合に挑戦しました。初段になる
には3ポイント(1人勝てば1ポイント。1日で勝たなくでもポイントは次の試合に持ち越す
ことが出来る。)取らなければなりません。結果は足払いで見事な一本負け。わらしべ会障害
者柔道教室初の黒帯誕生なるか?これからもわらしべ会は池田さんの昇段試合を応援します。
↑めきめき力をつけ
てきています。がん
ばる姿勢は見習いた
いです。
→わらしべ園では、「障害者入所施設で介助の実習をして
みたい」という方の1日体験実習を受け入れています。
●対象 障害者の入所施設、わらしべ園に関心のある以下
の方。ただし 18 歳以上。
・大学生、専門学校生で実習したい方
・これから福祉にかかわろうと思っている方
・現在仕事で介助にかかわっているが、障害者入所施設、
障害者支援について学びたい方
・相談支援専門員など相談を中心に業務をしていて、あら
ためて障害者入所施設について学びたい方
・職員、従業員の研修の一環として体験させたいなど。
(お問い合わせは、わらしべ園辻まで。
)
じゃが
かき
アップル
なすび
きゅうり
「わらレンジャー」とは、地球の平和
とわらしべ園利用者の生活を守る愛
と勇気の職員戦隊である。トレードマ
ークは頭についた「わら」。この広報
誌を紹介する重要な使命を持って紙
面で活躍する。
★ここに登場するキャラクターは架空のものであり、わらしべ園にいる実際の職員とは一切関係ありません?
次号予告!!
◎これぞ職員の試練!避難訓練キャンプの巻
◎どうなるハンガリー・ペトゥ研究所研修の巻
◎今年のバス旅行はUSJの巻
◎旅行、行事ラッシュまとめて報告しますの巻
ハンガリーへ行くのだ!
また、あなたと一緒ね。
Haru かぐまち
・わらしべ会が平成 24 年 5
月開所した生活介護事
業所
・長尾家具町 2 丁目 5-13
・Tel 072-380-2364
・Fax 072-380-4056
長尾高校文化祭に参加
Haru か ぐ ま ち
は、これからも地
域に密着した活動
を目指します。
かぐまちライブ
4月の土曜日、日曜日と近所にあるかぐまち工房さんにて「かぐ
まちライブ」がありました。アーティストの方たちが歌や楽器を演
奏したり、ワークショップやクレープ屋さんなどのお店がならびま
した。Haru かぐまちはでんでん太鼓作りのワークショップと焼き
芋販売で参加しました。
ちょっとおかしな編集後記 4
か き:スウェーデンではオーロラを見たそうですね。
編集長:緑色に輝く薄い雲のようなものが突然うねるよ
うに動きだして。
か き:感動するっていいますね。
編集長:感動して思わず歌いだした。♪果てしないオー
ロラと、ひろい大地のそのなかで…♪ やっぱ
り松山千春はいい。
か き:つぎ行っていいですか?
編集長:最近突っ込みが冷たくなったな…。
か き:冷たいと言えば、日中は常に氷点下らしいです
ね。
編集長:「0度になるのが、春が来た目安」って言って
たな。これじゃ、寒くて花見も出来ん。
か き:食べ物はどうでした?
編集長:珍しいところではトナカイの肉を食った。
か き:そんなもん食べていいんですか?
編集長:むこうでは普通に食べるらしい。そして必ずこ
う言うそうだ。「来年お前のところにはサンタ
クロースは来ないぞ。
」って。
か き:じゃあ、編集長のところには来ませんね。
編集長:うちは子どもが大きいからもういい。できれば、
だれでもいいから現金持ってきてくれたほう
が…。
か き:夢もなにもありませんね。
わらしべ園広報室
発行責任:わらしべ園施設長&編集長 辻
連絡先:わらしべ園
〒573-0103 枚方市長尾荒阪 2-3545
Tel 072-850-5507 Fax 072-850-5648
長尾高校にて、9 月 12 日、13 日
の 2 日間文化祭が行われ、そこでH
aruかぐまちは毎年ワークショッ
プをやらせていただいています。こ
の時は竹のでんでん太鼓作りをしま
した。文化祭では、高校生の若さあ
ふれるダンスを見たり、活気のある
物品販売や飲食店で楽しんだり、3
年生による演劇を見て感動したり
…。また、生徒会の方たちが車いす
を押して文化祭を案内してくださ
り、交流を持てたことや自由にまわ
れる時間を多くとれたことで大満足
でした。
か き:他にスウェーデンって何が有名なんですか?
編集長:アバ。
か き:カバ?
編集長:ちがう、ちがう。アバ。ABBA。ダンシング・
クイーン知らない?1970 年代、全世界的に流
行った音楽で…。
か き: 生まれてませんから。
編集長:それとノーベル賞。近くにノーベル博物館とい
うのがあって見学に行った。
か き:なにかおみやげはないんですか?
編集長:ノーベル賞のメダルの形をしたチョコレートが
あって、店員が「これを買うと、のちのちノー
ベル賞をもらえるような大きな業績をあげら
れますよ。
」とか言うんで思わず買った。
か き:で、そのチョコどうしました?
編集長:食った。
か き:また食べてしまったんですか。じゃあ編集長に
は、クリスマスのプレゼントも、ノーベル賞も
ありませんね。
編集長:ノーベル賞なんか、もともとない。
か き:だいたいこれまでの話、どこまで本当なんです
か?
編集長:全部本当だ。英語で聞き取ったから間違いない。
か き:じゃあ、やっぱりあやしいですね。
編集長:・・・。
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和也
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