認定者の声 平松 信祥 様 私は、2013 年 4 月 1 日付けで一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス 財団より、 「レギュラトリーサイエンス エキスパート(開発)」として認定いただきました。 当時、文部科学省・厚生労働省の「臨床研究・治験活性化 5 か年計画 2012」の掲げる 5 つの柱の中に、 ①治験・臨床研究を実施する医療機関(治験中核病院、拠点医療機関等)の整備 ②治験・臨床研究を実施する人材の育成と確保 がございました。 各大学や基幹医療機関が、GCP や統合倫理指針に基づいた質の高い治験・臨床研究を 実施するため上記①、②の整備、人材確保に大変な努力を払っておられる最中でした。 私は、長年製薬企業で新薬の臨床開発に携わってまいりましたが、最近お薦めいただく 機会があり、ある国立大学の教授選考に応募いたしました。 応募のための履歴書及び職務経歴や研究経歴作成に際して、 「一般財団法人 機器レギュラトリーサイエンス財団認定 レギュラトリーサイエンス 医薬品医療 エキスパート(開 発)」の一行を記載して提出いたしましたところ、教授選考の場で、ある選考委員の目に留 まり、 「当大学では、このようなレギュラトリーサイエンス だよ。」との意見をいただき、結果、医学部大学院 エキスパートを求めているん 教授として採用されました。 企業における長年の経験と財団の研修会等で得られた最新の情報や課題への対策等は、 現在の講義や治験および臨床研究を支援する立場として大いに役立っております。今後、 市販後関係や薬害教育のエキスパート認定にも挑戦していきたいと思います。
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