トップメッセージ

トップメッセージ
トップメッセージ
新中期経営計画の基本方針のもと、
社会とともに持続的成長を実現します。
タクマグループは、2012年に企業ビジョン「再生可能
これまでの豊富な納入実績と経験を活かした強みを発
エネルギーの活用と環境保全の分野を中心にリーディ
揮することで、お客様のニーズに応え、プラント需要を
ングカンパニーとして社会に必須の存 在であり続け、
取り込み、市場ポジションを維持・拡大してまいります。
2020年度の経常利益100億円を目指す」
を掲げ、第10次
二つ目の方針は、
「ベース収益事業の拡大」です。EPC
中期経営計画(2012∼2014年度)を「安定的黒字体質へ
事業でお客様に納入いたしましたプラントは、お客様が
の基盤強化」と「次の収益拡大に向けた準備」を行う期間
公共サービスあるいは事業活動を行う上での重要な事
と位置付け、お客様への提案力とコスト競争力の強化、
業資産です。これらの資産をお客様に効率的に使って
商品ラインナップの拡充等に取り組みました。第10次中
いただくこと、また長く使っていただくことは、お客様の
期経営計画でのタクマグループを取り巻く事業環境は、
利益になると同時に、タクマグループにおいても長期的
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT/Feed-In
かつ安定的なベース収益につながります。既設プラント
Tariff)を追い風にして、木質バイオマス発電プラントを
の維持管理、運用を通じまして、お客様の満足度を高め
中心に旺盛な需要が見られました。一方、調達環境は東
るとともに、タクマグループのベース収益の拡大をはか
日本大震災の復興需要の本格化や東京オリンピック開
ります。
催に向けたインフラ整備などを背景に、土木建築コスト
三つ目の方針は、
「成長市場の取り込み」です。持続的
の大幅な上昇の影響を受け、また、景気回復や円安の進
成長を実現するためには、既存の成熟市場だけでなく、
行により、資機材の価格上昇も見込まれるなど、厳しい
新たな成長市場を取り込むことが不可欠です。海外市
環境でありましたが、計画は概ね順調に推移し、数値実
場では、経済成長の著しい東南アジアを中心に、中長期
績についても、目標を大きく上回る水準を達成すること
的には環境・エネルギーの分野で需要の拡大が予想さ
ができました。
れます。タイならびに周辺国のバイオマス発電プラント
の需要は引き続き旺盛です。また、都市化の進 展や環
境意識の高まりを背景として世界各地で廃棄物発電プ
■ 新中期経営計画について
ラントの計画が進んでおります。このような事業環境
の中、タクマグループの強みを発揮できる商品とサービ
本 年 4月から新しく始 まった 第 11次中 期 経 営 計 画
スを核としまして、海外展開する上で必要となる企業総
(2015∼2017年度)においては、前回中期経営計画の成
合力を高めてまいります。また、国内市場においても、
果をベースとして、引き続き企業ビジョンの達成に向け
既存市場の周辺市場の開拓、商品開発を促 進し、成長
て、持続的成長へ向けた取り組みを推進するとともに、
のエンジンとして育成してまいります。
事業の量と質を着実に拡大させていくことを目指すた
四つ目の方針は、
「財務体質の更なる強化」です。タク
め、6つの基本方針を定めました。
マグループの事業は、プラントの建設からプラントの維
まず、一つ目の方針は、
「EPC ※事業での市場ポジショ
持管理、運営まで20年から30年と長期にわたるものが
ンを維持・拡大」です。タクマグループにおけるEPC事
多くあります。お客様に質の高い商品・サービスを継続
業、すなわち、廃棄物処理プラント、水処理プラント、ボ
して提供できる企業として、お客様から安心してお付き
イラプラントの新設事業は、社会インフラの整備および
合いしていただくためには、事業環境の変化に揺らぐこ
企業の事業活動の基盤となるものです。国内市場は成
とのない強固な財務基盤が必須です。今後も財務体質
熟傾向ではありますが、近年、これらのプラントに対す
強化の取り組みを継続してまいります。
るお客様のニーズは高度化、多様化しています。当社は、
五つ目の方針は、
「人材マネジメント」です。当社は、
※EPC:
「Engineering, Procurement and Construction」の略。
エンジニアリングの設計、資機材調達、製作、建設工事を含む一連の
流れのことを指し、プラント建設において、これらの工程全体を一括して請け負うことをEPC方式やEPC事業などという言い方をする。
3
TAKUMA CSR REPORT 2015
TAKUMA CSR REPORT 2015
4
社 是
技術を大切に 人を大切に 地球を大切に
経営理念
「世の中が必要とするもの、世の中に価値があると認め
当社は、2006年から国連「グローバル・コンパクト」に参
世の中が必要とするもの、世の中に価値があると認められるものを生み出すことで、社会に貢献し、
られるものを生み出すことで、社会に貢献し、企業とし
加しており、4分野(人権、労働、環境、腐敗防止)10原則
企業としての価値を高め、長期的な発展と、すべてのステークホルダーの満足をめざす。
ての価値を高め、長期的な発展と、すべてのステークホ
を支持しております。これらの世界的に採択・合意され
ルダーの満足をめざす」という経営理 念を大きなモチ
た普遍的な価値を理解し、支持しながら、事業を展開し
田熊汽罐創業の精神である《汽罐報国》※を今日の言葉に置き換えますと、自らが生み出す財・サービスによって
ベーションとし、実直で誠実な社風を築いてきました。
てまいります。
世の中に貢献するということになります。これは現在企業経営の重要課題となっておりますCSR(企業の社会的責任)
にも通じる理念ともいえます。タクマならびにタクマグループの経営理念は、この創業の精神にあります。
このよき社風を継承し、更なる成長を遂げるため、当社
※汽罐報国 当社の創業者であり、明治・大正期の日本十大発明家でもあった田熊常吉翁が掲げた当社(当時は田熊汽罐製造株式会社)の社是で、
「汽罐=ボイラ」
の製造・販売・サービス等の企業活動を通して
「報国」
すなわち社会に貢献することを意味します。
の事業の方向性に合致した人事制度改革や環境整備を
最後に、このCSR報告書は、タクマグループの活動を
進めまして、戦略的人材配置とともに優秀な人材の採用
幅広いステークホルダーの皆様に知っていただくとと
と育成を推進します。
もに、グループの一人ひとりがCSRについてよく考え、事
六つ目の方針は、
「健全な企業風土の醸成」です。タク
業とCSRに取り組んでもらうために作成しております。
タクマグループ会社倫理憲章
マグループは、社是、経営理念、タクマグループ会社倫理
タクマグループの活動が、社会課題の解決、社会の持続
当社およびタクマグループ会社が企業活動を行っていく上で、すべての役員および社員が、当社およびグループ会社
憲章、およびタクマグループ会社行動基準をCSR経営の
的発展に貢献できるよう、皆様からのご意見を真伨に
を取り巻く環境と社会的責任を自覚し、関係法令やルールを遵守し社会倫理に即した行動をとることが、当社および
基盤としております。そして、これらを中心に関連法令
受け止めてまいりますので、忌憚のないご意見、ご指導
グループ会社の健全な発展に不可欠です。この認識のもと、経営理念の実現をめざす行動規範として本倫理憲章を
や社内規程を含めた企業倫理を周知徹 底させる啓発・
を賜りますようよろしくお願いいたします。
定め実践します。
教育活動を実 施し、グループ全 体にコンプライアンス
1. 「良き企業市民」
として、地球環境との共存を図るとともに、積極的な社会貢献に努めます。
およびCSRの意識を浸透、定着させてきました。今後も
2. 法令を遵守し、
公正、
透明、
自由な競争を心がけ、
適法な事業活動を行うとともに、
健全な商慣習に則り、
誠実に行動します。
継続、改善を怠ることなく実行してまいります 。また、
3. 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは、一切関係を持ちません。
2015年6月
4. 基本的人権を尊重し、
差別行為はいたしません。
5. 優れた技術に基づいた高品質な製品、
サービスの提供に努め、
お客様から高い評価と信頼を獲得します。
6. インベスター・リレーションズ
(IR)
その他の活動を通じて、
株主・投資家への適時かつ公平な企業情報の開示に努めます。
株式会社タクマ
7. 会社の財産・情報の保護に努め、業務以外の不正または不当な目的に使用するような行為はしません。
代表取締役社長
タクマグループ会社行動基準
社会との調和
1. 地球環境との共存
12. 製品・サ−ビスの安全性および信頼性の確保
2. 国際社会との共存
13. 宣伝・広告等に関する方針
3. 社会貢献活動の実践
法令遵守および健全な経済活動の実践
5. 政治・行政との関係
16. インサイダ−取引の禁止
8. 適切な輸出入取引
基本的人権の尊重
TAKUMA CSR REPORT 2015
14. 企業情報の発信
15. 財務報告の信頼性確保
7. 反社会的行為への関与の禁止
5
情報の適正な開示
4. 自由な競争および公正な取引
6. 接待・贈答等に関する方針
タクマグループは、国連グローバル・コンパクト
(GC)
に参加しています。
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、
社会の良き一員として行動し、
持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。
GCNJ(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン) http://www.ungcjn.org/index.html
顧客満足の実践
会社財産・情報の保護
17. 会社財産の管理および適正使用
18. 秘密情報の取り扱い
19. 知的財産権等の保護
9. 差別行為の禁止
10. 社員の人格・個性・プライバシーの尊重
11. 安全な職場環境
TAKUMA CSR REPORT 2015
6
次
中期経営計画の概要
∼持続的成長の実現
タクマグループ第
タクマグループ 第11次中期経営計画の概要(2015∼2017年度)
11
1 第10次中計(2012∼2014年度)の総括
位置付け
2 事業の方向性
① 第11次中計の位置付け
成果と課題
本中計期間は安定的黒字体質への基盤強化と、次の収
●
益拡大に向けた準備を行うための期間と位置づけ
EPC事業での市場ポジションを維持・拡大し、
ベース収益事業を土台として、成長市場を取り込み持続的成長を実現する。
プシェアの獲得、メンテナンス事業での収益確保等、
強 固な事 業 基 盤 の 確 立に向けた取り組みで 一定の
強固な事業基盤の確立
●
下水汚泥焼却発電システムの開発等、将来に向けた商
品開発・商品ラインアップの拡充も概ね順調に進
●
●
② 海外展開における最適事業スキーム構築
海外展開に向けた体制整備、人材の育成は、引き続き
重要な課題。
ノウハウ伝承・人材育成の取り組み充実
●
① ノウハウ伝承のしくみ構築
コンプライアンスの浸透・定着
※ FIT:再生可能エネルギーの固定価格買取制度
商品
開発
EPC
廃棄物処理プラント
ボイラプラント
水処理プラント
(
国の政策、事業環境に
影響を受けやすい分野
再生可能エネルギーに対する追い風を受け、数値計画
は目標を大きく上回る水準を達成。
② 次の事業展開を担う人材の育成
●
従来EPC事業での
市場ポジションの
維持・拡大
。
収益拡大ステージに向けた体制整備
① 競争的技術・商品・サービスの開発
●
収益
(イメージ)
成果。
基本方針
●
※EPC:プラントの設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)業務
木質バイオマス発電プラントでFIT※市場におけるトッ
)
運営、維持管理
ベース収益の
向上
廃棄物処理プラント
ボイラプラント
水処理プラント
(
場等
新商品・海外市
成長市場の
取り込み
)
時間
汎用ボイラ、設備・システム
選択と集中による
黒字化
安定的黒字体質
への基盤強化
2009∼2011年度
持続的成長の実現
(第11次中計)
2012∼2014年度
2015∼2017年度
2018年度∼
② 主要事業の事業領域
既存のEPC事業を核に、派生する維持管理サービス、競争力のある商品開発、地域を拡充し、事業の量と質を高める。
廃棄物処理プラント事業
ボイラプラント事業
新商品、
周辺市場、
海外市場
バイオマス発電プラント
下水汚泥焼却発電システム
(単位:億円)
2012年度
2013年度
2014年度
3ヵ年合計
目標値
受注額
1,092
1,480
1,137
3,710
−
売上高
963
963
1,038
2,965
−
71
94
91
257
150億円以上
7.4%
9.8%
8.8%
8.7%
5%以上
32.2%
40.2%
42.4%
経常利益
経常利益率
自己資本比率
海外市場
※O&M:
Operation & Maintenance
※DBO:
Design Build Operate
TAKUMA CSR REPORT 2015
従来EPC市場
O&M
バイオガス
プラント
DBO
大型・複合燃料
対応ボイラ
メンテナンス
(FIT顧客増加)
廃棄物処理 ボイラプラント
プラント (国内、
タイ)
水処理プラント
東南アジア
メンテナンス・
薬品
機器更新需要
汚泥焼却発電
(国内)
35%以上
インドネシア・
ベトナム等
汎用ボイラ
高付加価値
砂ろ過(国内)
水処理プラント事業
7
O&M・機器販売市場
東欧
開発商品
汎用ボイラ事業
TAKUMA CSR REPORT 2015
8
次
中期経営計画の概要
タクマグループ第
11
②視点
3 第11次中期経営計画の基本方針とその視点
❶ 顧客価値の創造
基本方針
顧客価値の創造
❶ EPC事業での市場ポジションを維持・拡大
継続的
イノベーション
❷ ベース収益事業の拡大
❸ 成長市場の取り込み
❺ 人材マネジメント
❻ 健全な企業風土の醸成
環境変化
対応とリスク
マネジメント
市 場 EPC事業での
ポジショ
ンを維持・拡大
新たな価値を創造し、
価格競争からの脱却を目指す。
❷ 継続的イノベーション
「技術」
および「ビジネスモデル」のイノベーションを促
進することで、持続性のある差別化を実現し、お客様
EPC事業での
ポジショ
ンを維持・拡大
ベース
収益事業の拡大
ベース
収益事業の拡大
成長市
場の取り込み
成長市
場の取り込み
財務体質の更なる強化
❶ 顧客価値の創造
市場
顧客に寄り添い、顧客を深く知ることで、顧客目線の
環境変化
対応とリスク
マネジメント
継続的
イノベーション
の求める価値創造につなげていく。
❸ 環境変化対応とリスクマネジメント
経済情勢の変化、法改正、顧客ニーズの変化等、
当社を
取り巻く事業環境の変化に適応し、
さらには環境変化
経営の土台
視点
企業総合力の発揮
❹ 財務体質の更なる強化
顧客価値の創造
をビジネスチャンスとするための取り組みを強化して
いく。
財務体質の更なる強化
❷ 継続的イノベーション
❸ 環境変化対応とリスクマネジメント
持続的成長の実現
人材マネジメント
人材マネジメント
健全な企業風土の醸成
健全な企業風土の醸成
①基本方針
4 数値計画(連結)
❶ EPC事業での市場ポジションを維持・拡大
顧客価値の創造
継続的
イノベーション
環境変化
対応とリスク
マネジメント
市場 EPC事業での
ポジショ
ンを維持・拡大
ベース
収益事業の拡大
当社のこれまでの実績と経験を活かした強みを発揮することで高度
化する顧客ニーズに応え、
プラント更新需要を取り込み、市場ポジショ
ンを維持・拡大する。
❷ ベース収益事業の拡大
EPC事業で顧客に納めた既設プラントは、顧客にとって公共サービス
あるいは事業活動を行う上での重要な事業資産である。
これら資産の
運営・維持管理において顧客とwin-winの関係を構築し、
ベース収益
の拡大をはかる。
❸ 成長市場の取り込み
成長市
場の取り込み
当社の強みを発揮できる商品・サービスを核とし、海外展開する上で
必要な企業総合力を着実に高める。
国内市場においても既存市場の周
辺市場開拓・商品開発を促進し、成長のエンジンとして育成していく。
(単位:億円)
タクマグループは企業ビジョンにおいて「再生可能エ
ネルギーの活用と環境保全の分野を中心にリーディング
4,000
400
3,000
300
2,000
200
1,000
100
カンパニーとして社会に必須の存在であり続け」ること、
そして、目指すべき利益レベルとして「2020年度の経常
利益100億円」
を掲げ、事業環境が大きく変動するなかに
おいても、安定的に100億円以上を獲得し得る体制の構
築を目指している。
本中計においては、その達成に向けて、基本方針に基
づき持続的成長へ向けた取り組みを推進するとともに、
事業の量と質を着実に拡大させていくことを目指し、以
0
下の数値目標を設定する。
第9次
第10次
受注額
(左軸)
売上高
(左軸)
人材マネジメント
質の高い商品・サービスを、継続して提供できる企業としてお客様に
長期間安心してお付き合いいただくため、今後も財務体質強化の取り
組みを継続する。
9
TAKUMA CSR REPORT 2015
経常利益
(右軸)
第9次中計 実績
第10次中計 実績
第11次中計 目標値
2009
2010
2011
合計
2012
2013
2014
合計
2015∼2017年度
受注額
705
970
904
2,579
1,092
1,480
1,137
3,710
4,000億円(3ヵ年累計)
売上高
951
891
1,010
2,853
963
963
1,038
2,965
3,600億円(3ヵ年累計)
20
44
73
137
71
94
91
257
270億円(3ヵ年累計)
❺ 人材マネジメント
当社事業の方向性に合致した人事制度改革、
環境整備を進め、
戦略的人
材配置とともに優秀な人材の採用、
育成を推進する。
❻ 健全な企業風土の醸成
健全な企業風土の醸成
0
(単位:億円)
❹ 財務体質の更なる強化
財務体質の更なる強化
第11次
グループ全体にコンプライアンスおよびCSRの意識は着実に浸透、
定着してきている。今後も継続、改善を怠ることなく実行していく。
経常利益
TAKUMA CSR REPORT 2015 10
第11次中期経営計画とCSR課題
2015年度より開始した第11次中期経営計画に関して、事業に関連する本部でそのミッションを推進するうえで認識して
いるCSR課題およびその解決に向けた取り組みについて、本部長・センター長からご紹介します。
5 主要事業別重点テーマ
11
営業統轄本部
事業環境
老朽化を背景に引き続き旺盛な更新・延命化需要が存在
●
下水汚泥からのエネルギー回収ニーズの高まり
事業方式としてDBO方式が増加、既設O&Mも増加
●
施設の老朽化に伴い更新・延命化需要が増加
重点施策
●事業管理本部
●環境本部
重点施策
●
運営基盤の整備・運営力の強化
●
下水汚泥エネルギー化市場における市場ポジションの確保
●
延命化・長寿命化への取り組みの更なる強化
●
高度処理砂ろ過市場におけるシェア拡大
ひたちなか・東海クリーンセンター
DBO事業
処理能力:220t/日
発電出力:4,600kW
和歌山市青岸エネルギーセンター
基幹的設備改良工事
処理能力:400t/日
発電出力:4,300kW
大阪市平野下水処理場
汚泥焼却発電システム実証プラント
処理量:35t-wet/日
(含水率約70%) 上向流移床型砂ろ過装置(高速型)
処理量:120,000m3/日
発電量:100kWh/h
ボイラプラント事業(国内)
事業環境
ボイラプラント事業(海外)
事業環境
●
バイオマス発電プラントは引き続き一定の需要が存在
●
竣工・引渡しに伴うメンテナンス対象プラントの増加
重点施策
●
タイならびに周辺国のバイオマス発電プラントの需要は引き
続き旺盛
重点施策
●
バイオマス発電プラントの更なる受注獲得(ポジション確保)
●
メンテナンス対応の強化
●
現地法人
(サイアムタクマ)
の機能強化を含む、
海外プロジェク
ト遂行機能の維持・強化
●
価格競争力の強化、
差別化商品の実現
営業統轄本部長
兼 事業管理本部長
環境本部長
沼 田
松 村
謙 悟
当社を取り巻く事業環境が複雑化していることに加え、
社会情勢の変化の速度は著しく速く、当社の主要業務であ
るプラント建設やDBO・O&M事業等の各プロジェクトに
おいては、重大な損失をもたらす可能性のあるリスクが多
様化しています。
このような中、事業管理本部は第11次中期経営計画の計
画方針として、リスクマネジメントを強化することでプロ
ジェクトリスクの発生を抑制し、各営業本部における逸失
利益の最小化を図ることを掲げています。
このリスクマネジメント強化のためには、社会情勢の変
動を常に察知するとともに、お客様や取引先・パートナーか
らの情報収集を従来にも増して密にすることで、さまざま
なリスク要因に対する的確な対応をとることが必要です。
このことにより、プロジェクトリスクの惹起を未然に防ぎ、
万一リスクが顕在化した場合には速やかに対策を立案・実
行することで、損失を極小化することを徹底致します。
●エネルギー本部
木質バイオマス発電プラント
(宮崎県) 木質バイオマス発電プラント
(高知県)
発電出力:18,000kW
発電出力:6,250kW
バガス燃焼ボイラプラント
(タイ)
能力:165t/h×10.5MPa×520℃
廃棄物処理プラント事業(海外)
事業環境
●
バガス燃焼ボイラプラント
(タイ)
能力:125t/h×4.2MPa×485℃
民生熱エネルギー事業
事業環境
都市化の進展や環境意識の高まりを背景として世界各地で廃
●
国内市場は成熟しており大幅な需要の回復は期待できない
棄物発電プラントの計画が進む
●
海外では新興国を中心にボイラニーズが高まる
重点施策
重点施策
●
国・地域に応じた参入スキームの策定
●
海外事業の拡大
●
参入に向けた体制整備
●
技術・生産力の強化
廃棄物発電プラント
(英国)
処理能力:1,370t/日
発電出力:36,650kW
11 TAKUMA CSR REPORT 2015
廃棄物発電プラント
(中国・北京)
処理能力:1,600t/日
発電出力:30,000kW
スーパーエクオス
EQi シリーズ
次中期経営計画と
●
第
事業環境
●
水処理事業プラント
C S R 課 題
一般廃棄物処理プラント事業
スーパーバコティンヒーター
GTL シリーズ
史 朗
環 境本部の中期経営計画は、
「ごみ 新設・基 幹改良」、
「ごみOH・O&M」、
「水処理」という3つの部門について作
成しています。
「ごみ新設・基幹改良」では、新炉受注による市場ポジ
ションの維持拡大、既設 炉基幹改 良需要の掘り起こしに
よるベース収益事業の拡大、
「ごみOH・O&M」では、ごみ
OHの継続的安定収益の確保、O&M事業の安定的、効率
的な運営の強化、
「水処理」では、下水汚泥エネルギー市場
における市場ポジションの確保、現有商品の拡販による基
礎受注の拡大を目指します。
これらを達成していくために最も必要なことは、お客様
の目線に立ち行動していくことだと思います。いかに高度な
提案でもお客様の要望に沿ったものでなければ決して受け
入れられるものではありません。お客様との信頼関係を築
き、その声を十分に反映した商品、サービスの提供を行い、
中期経営計画の目標達成を目指します。
●国際本部
エネルギー本部長
国際本部長
松 橋
中 川
俊 一
以下の三点を肝に銘じ取り組んでいきます。
一点目に、法令の遵守や安全の確保など、いわゆるコン
プライアンスを、最低限果たすべき責務として、最も重きを
置いて日頃の活動を行っていきます。
二点目に、バイオマスを燃料とするボイラは当社が最も
得意とする商品の一つであり、再生可能エネルギーという、
温暖化ガス排出削減問題とエネルギー需給問題の双方に
応えるものですが、こうした大きな社会的意義を有するも
のを世の中に広めることを誇り・喜び・使命として、取り組
んでいきます。
三点目に、広く産業界のお客様と接触する最前線の部署
として、当社の商品がその能力を最大限に発揮できるよう
的確なメンテナンスを行うとともに、お客様の環境・エネ
ルギー課題に応える提案営業を強化します。
これらを通じて、お客様ひいては社会全体の環境・エネル
ギー問題の解決、あるいは地方の創生にも寄与するという形
で、エネルギー本部のCSRを果たしていきたいと考えています。
雅 文
海外事業展開においては、各国・地域ごとに文化・歴史・
宗教・法律・商習慣・価値観が異なることを認識するのは
当然として、社会経済の現状および将来予測の把握が重要
であると考えます。当社グループが現地での存在価値を高
めていくためには、単に現地の法令や商習慣に的確に対応
しつつ製品・サービスを提供するだけでなく、産業界の発
展や環境保全へも配慮してプラント販売に取り組み、地域
社会に貢献を果たすことが要求されます。
当社グループのCSRの基本は、海外においても不変であ
る一方、CSRへの取り組みは、各国・地域の実情に応じたも
のにしなければなりません。そのため、すでに進出している
地域では現地法人を通じて、また新規開拓地域では内外関
係機関および関係者と連携して、正確な情報の獲得および
更新に努め、現地との情報共有の徹底を図る必要がありま
す。そうすることで、現地でのCSRへの取り組み方法あるい
は優先順位が導き出されるものと考えます。
TAKUMA CSR REPORT 2015 12
第11次中期経営計画とCSR課題
エンジニアリング統轄本部
●管理センター
●企画・開発センター
エンジニアリング統轄本部長
兼 管理センター長
兼 企画・開発センター長
鮎 川
大 祐
当社は自社商品を世の中に送り出すことで社会に貢献し
ています。受注し、マージンを確保して契約通りにプラント
を完成させ、お客様の満足する性能を出すことは、当たり
前のことのようですが、旺盛なバイオマスボイラ市場、建設
物価の高騰、人手不足による業者の選択受注、また、地域
活性のための地元企業の採用も考慮しなくてはなりません。
取り巻く環境は厳しいと考えています。
管理センターの責務はコスト管理と工程管理にあります。
原価維持方策、協力業者の拡充、リスク管理強化等の施策
を遂行することでマージン・工期確保を目指します。次に、
新規製品が市場投入される市場でのポジション確保のため
のコスト構築を実施します。また、海外でも再生エネルギー
利用が活発であり、海外プロジェクトへの対応力強化を実
施します。基盤製品、新規製品が従来の市場に加え新規市
場でも活躍できるコスト・工程作りを実施します。
経営理念である「世の中が必要とするもの、価値がある
と認められるもの」の情報を把握し開発することが企画・
開発センターの責務です。中央官庁等からの情報収集によ
り各方面のニーズを探り、社内発信し、開発の方向性と保有
商品適応性拡大の一助とします。
開発では、バイオマスボイラ、ごみ処理施設、下水・汚泥
処理の分野で投入する新商品が実証段階および市場投入
段階に入りました。実証試験による商品力の強化、顧客ニー
ズによる商品対応力強化を図るとともに、実験センターの
実証設備更新により開発のスピードアップを図ります。
お客様の要求されるメーカーとしての技術力の維持・成
長は不可欠です。保有技術の伝承を、OJTを含めた方策に
より確実に実施します。
●プロジェクトセンター
●プラント建設センター
プラント建設センター長
南 條
平 松
社会に必要とされるもの、価値があると認められるもの
を生み出し、社会的責任を果たすために、プロジェクトセン
ターでは一般廃棄物処理、下水汚泥エネルギー化、バイオ
マス利活用等を通して、環境負荷を低減し、環境問題解決
に貢献することに取り組みます。
一般廃棄物処理プラントでは、技術開発やシステム改善
による優れた技術提案を盛り込んだごみ焼却施設計画や、
お客様のニーズにもとづく付加価値の高い技術提案による
基幹改良案件を提供します。また、下水汚泥焼却発電技術
を構築し、その適用市場を拡大させるとともに、バイオマ
ス発電への対応強化、業務効率化を進めます。
実行に際しては、お客様目線に立った新たな価値、社会
的価値のあるものを創造する姿勢を堅持します。コンプラ
イアンスの遵守は、企業活動を行ううえで不可欠であり、
健全な企業風土の醸成のため、継続してその意識を向上さ
せ、企業倫理の周知徹底を図ります。
13 TAKUMA CSR REPORT 2015
会社概要
事業概要
タクマグループネットワーク
プロジェクトセンター長
博 昭
会社案内
良 健
プラント建設センターは当社のEPC(設計・調達・建設)
機能の大部分を担っていますが、平成27年4月1日付の組織
統合・再編により、各種プラントの新設工事のみならず既
設プラントのOH工事、メンテナンス業務も担うことになり
ました。これはEPC機能向上とメンテナンス業務の収益向
上を目指したものでありますが、プラントの新設工事から
OH工事・メンテナンスを一貫して遂行する体制を整えてお
り、ライフサイクルコスト低減を考慮した設計・調達・施工
計画をより強力に立案、実行し、お客様にとってもメリット
のある製品・サービスを継続して提供していきます。
業務遂行に際しては、マージンの確保、工程・品質・安全
の確保が重要ですが、資機材の調達にあたっては下請法他
取引に関わる法規を、工事施工にあたっては建設業法他施
工に関わる法規を遵守するとともに、特に建設工事コスト
高騰への対応、新設工事・OH工事現場における労働災害
発生防止を最重要課題として取り組みます。
会社概要
会社概要
タクマの歴史
会社の商号
本社所在地
1912
1912
9
創業者の田熊常吉翁が
「タクマ式汽罐」初号罐を世に送り出す。
1920
1930
1938
9
田熊常吉翁
1930
9
「田熊汽罐製造株式会社」
設立 社是「汽罐報国」制定
田熊常吉翁が明治・大正年間十大発明家として表彰される。
尼崎工場全景図
1940
1942
9
播磨工場操業開始
許認可/登録
1949
(本社、支社、各支店) 建設業許可(国土交通大臣許可 特22 第6129号)
建設コンサルタント登録(国土交通大臣登録 建26 第10202号)
一級建築士事務所登録(第01A02903号)
品質マネジメントシステム ISO9001認証取得
(播磨工場)
品質マネジメントシステム ISO9001認証取得
環境マネジメントシステム ISO14001認証取得
発電用火力設備の製造(経済産業省)
ボイラ及び圧力容器製造許可、クレーン製造許可(厚生労働省)
ボイラ及び第1種圧力容器製造承認(日本海事協会)
高圧ガス特定設備の製造(高圧ガス保安協会)
建設中の播磨工場
1949
株式を大阪・東京に上場
業界初「バガス焚ボイラ」を輸出
1950
1953
1958
大阪市北区に本社移転
ごみ焼却プラントや水処理プラント等の環境設備部門へ進出
1960
1963
日本初の連続式ごみ焼却プラント納入
下水道処理設備納入
ISO 9001
ISO 14001
JQA-1952
JQA-EM0313
ISO9001 認証取得
ISO14001 認証取得
本社、大阪事務所、東京支社、
播磨工場
中部支店、九州支店、
北海道支店、播磨工場
日本初の連続式ごみ焼却プラント
1970
1972
9
1975
9 5
「株式会社タクマ」に社名変更
世界初、真空式温水給湯器
「バコティンヒーター」を量産化
バコティンヒーター
1980
組織図(2015年4月1日現在)
1986
決算概要/売上高構成比率
売上高
監査部
経常利益
【単 独】
(百万円)
コンプライアンス・CSR推進本部
海外で初めてごみ焼却プラントを納入
(百万円)
120,000
12,000
コーポレート・サービス本部
8,022
80,000
54,421
経営企画本部
6,090
6,530
51,702
64,288
8,000
4,000
経営執行会議
取締役会
社 長
監査役会
0
2012
事業管理本部
環境本部
0
2014(年度)
2013
120,000
96,383
80,000
96,333 9,449
(百万円)
103,874
12,000
9,116
7,168
8,000
国際本部
4,000
40,000
管理センター
0
0
2012
2013
プロジェクトセンター
プラント建設センター
播磨工場
15 TAKUMA CSR REPORT 2015
1995
尼崎本社ビル竣工
「ISO9001」認証取得
1998
国内最大規模のごみ焼却プラント納入
(東京都新江東清掃工場 処理能力1,800t/日)
1999
播磨工場で「ISO14001」認証取得
環境・エネルギー(国内)事業
「環境報告書」第1号発行 「タクマグループ会社行動基準」制定
2005
2005
「タクマ環境基本方針」
「個人情報保護基本方針」制定
子会社で小型ボイラの製造販売を行うタクマ汎用機械㈱と
荏原ボイラ㈱が合併し、日本サーモエナーと改称
2006
「コンプライアンス宣言」
「タクマグループ会社倫理憲章」
制定
国連「グローバル・コンパクト」参加
民生熱エネルギー事業
1.4%
売上高構成比率(2014年度)
2007
「CSR報告書」第1号発行
2010
15.9%
環境・エネルギー(海外)事業
設備・システム事業
2004
2014(年度)
5.9%
企画・開発センター
新社是「技術を大切に 人を大切に 地球を大切に」制定
2000
【連 結】
(百万円)
エネルギー本部
エンジニアリング統轄本部
1992
1997
40,000
営業統轄本部
1990
2010
76.8%
「会社案内 CSR報告書」として発行
2010
欧州で廃棄物発電プラント納入(英国)
2013
タクマ太陽光発電所稼働開始
TAKUMA CSR REPORT 2015 16
会 社 概 要
株式会社タクマ
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号
Tel 06-6483-2609 Fax 06-6483-2751(代表)
代 表 者 代表取締役社長 加藤 隆昭
設 立 1938年(昭和13年)6月10日
資 本 金 133億6,745万7,968円(2015年3月31日現在)
主要事業
各種ボイラ、機械設備、公害防止プラント、環境設備プラント、冷暖房ならびに給排水衛生設備の設計、
施工及び監理、土木建築、その他工事の設計、施工及び監理
従業員数(単独)
806名(2015年3月31日現在)
従業員数(連結) 3,266名(2015年3月31日現在)
事業概要
タクマグループネットワーク
環境エネルギー事業
タクマの技術は世界に広がっています。
一般廃棄物処理プラント
産業廃棄物処理プラント
地域社会のニーズに応える高度なごみ処理技術で循環型
社会の実現をサポートします。
高度な焼却技術で有害な物質も適正に処理し、産業界の
環境保全活動を支援しています。
ごみ焼却プラント
●
ごみ固形燃料化プラント
●
熱分解ガス化溶融プラント
●
中継・中間処理プラント
●
資源化回収プラント
●
原燃料(バイオガス)回収
●
粗大ごみ破砕プラント
プラント
●
焼却灰・飛灰溶融プラント
●
ごみ焼却プラント
●
産業廃棄物処理プラント
11 1
タクマグループ
ネットワーク
●
2
各種公害防止装置
粗大ごみ破砕プラント
産業廃棄物発電と農園への熱供給プラント
産業廃棄物処理プラント
エネルギープラント
水処理プラント
バイオマスボイラをはじめとする各種ボイラからトータル
システムまで、タクマのコア技術がここにあります。
「水との対話」を通して、汚れた水の清浄化にトータルな
視点で取り組んでいます。
4
5
7
●
バイオマスボイラ
●
下水・排水処理プラント
●
化石燃料ボイラ
●
各種下水高度処理プラント
●
廃熱ボイラ
●
汚泥処理プラント
●
発電プラント
●
下水汚泥焼却発電プラント
●
最終処分場浸出水処理プラント
10
1
2
6
8
3
9
㈱タクマ 事業所
バイオマス発電ボイラ
廃熱ボイラ
連続移動床式砂ろ過器
民生エネルギー事業
公園池水の浄化
2
タクマの燃焼技術の結晶として、広く産業界に支持を得
ている信頼のブランドです。
半導体産業をはじめ、大学・研究所・病院など多くの場所
に快適でクリーンな環境を提供しています。
●
貫流ボイラ
(エクオス、
スーパーエクオス)
真空式温水機
(バコティンヒーター)
● パッケージ型水管ボイラ
● 炉筒煙管式ボイラ
(REボイラ)
● 熱媒体油ボイラ
(サーモヒーター)
● 輻射暖房設備
(ストリップヒーター) バコティンヒーター
● 各種船舶機器
●
●
●
●
●
クリーンルーム
クリーン機器
● ケミカルフィルター
17 TAKUMA CSR REPORT 2015
3
4
東京支社
北海道支店
〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11番地
(大五ビル)
TEL(011)221-4106 FAX(011)241-0523
東北支店
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2丁目1番2号
(NOF仙台青葉通りビル4階)
TEL(022)222-3042 FAX(022)225-6759
サーモヒーター
6
REボイラ
大阪事務所
ケミカルフィルター
クリーンオーブン
クリーンブース
北陸支店
1
〒920-0961 金沢市香林坊1丁目2番20号
(朝日生命金沢第2ビル)
TEL(076)262-5380 FAX(076)263-2394
8
9
沖縄営業所
〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜1丁目11番12号
(コモンズビル3階)
TEL(098)898-6650 FAX(098)898-6657
10
播磨工場
〒676-8540 兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目2番1号
TEL(079)443-6511 FAX(079)443-6599
11
臺田環工股份有限公司(台湾)
ごみ処理施設、各種産業機器設備の設計、据付およ
び監理
台湾台北市114-92内湖區基湖路35巷16号7樓A1
(7F., No.16, Lane 35, Jihu Rd., Neihu
District, Taipei 114-92, Taiwan)
TEL 886-2-2659-7137 FAX 886-2-2656-0584
九州支店
〒810-0022 福岡市中央区薬院1丁目1番1号
(薬院ビジネスガーデン3階)
TEL(092)717-2828 FAX(092)717-2830
〒103-0004 東京都中央区東日本橋1丁目1番7号
(野村不動産東日本橋ビル) TEL(03)5822-7800 FAX(03)5822-7888
5
※これらの製品は、
グループ会社である
㈱日本サーモエナーの取扱商品です。
スーパーエクオス
海外グループ会社
7
〒532-0026 大阪市淀川区塚本2丁目3番20号
(ダイケンビル6階)
TEL(06)6100-3301 FAX(06)6100-3302
空調設備・クリーンシステム
建築設備
空調設備
● 洗浄・乾燥設備
本社
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号
TEL(06)6483-2609 FAX(06)6483-2751
http://www.takuma.co.jp
設備・システム事業
汎用ボイラ
1
2
SIAM TAKUMA CO.,LTD(タイ)
エネルギー関連および環境関連プラントの販売なら
びに同プラントの部品販売およびアフターサービス
18th Floor, Sinn Sathorn Tower, 77/69
Krungdhonburi Rd., Klongtonsai, Klongsarn,
Bangkok 10600, Thailand
TEL 66-2-4385616 FAX 66-2-4400114
台北支店
台湾台北市114-92内湖區基湖路35巷16号7樓A1
TEL 02-8752-3838 FAX 02-2656-0584
中部支店
〒450-0002 名古屋市中村区名駅3丁目22番8号
(大東海ビル)
TEL(052)571-5211 FAX(052)581-3005
TAKUMA CSR REPORT 2015 18
タクマグループネットワーク
3
4 9
11
23
10
6
7 18
17
14
20
21
16
25
5
8
1 2
12
13
19
22 15
24
国内グループ会社
1
㈱日本サーモエナー
各種ボイラおよび関連機器の販売
〒108-0071 東京都港区白金台3丁目2番10号
(白金台ビル)
TEL(03)6408-8251 FAX(03)6408-8278
http://www.n-thermo.co.jp/
2
㈱タクマテクノス
ごみ処理施設、
し尿処理施設等の維持管理運営およ
び各種ボイラ、環境設備等の設計、施工および監理
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1丁目5番6号
(第10中央ビル)
TEL(03)3231-2911 FAX(03)3231-2917
http://www.takumatechnos.co.jp/
3
㈱北海道サニタリー・メンテナンス
下水処理施設等の維持管理運営
〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11番地
(大五ビル)
TEL(011)221-8398 FAX(011)221-8542
4
㈱タクマテクノス北海道
ごみ処理施設等の維持管理運営
〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11番地
(大五ビル)
TEL(011)221-4128 FAX(011)221-1030
5
7
㈱ダン・タクマ
クリーン機器、洗浄装置、ケミカルフィルタ、クリーン
ルーム、乾燥装置、サーマルチャンバ等の製造、販売
〒201-0004 東京都狛江市岩戸北3丁目12番16号
TEL(03)3488-1111 FAX(03)3488-1118
http://www.dan-net.com/
19 TAKUMA CSR REPORT 2015
17
エナジーメイト㈱
コージェネシステムおよび同発電設備に関するシス
テム販売ならびに民生用オンサイト型エネルギーシ
ステムの一括サービス業
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目
6番8号(御堂筋ダイワビル12階)
TEL(06)6241-6200 FAX(06)6241-6210
http://www.energy-mate.co.jp/
㈱環境ソルテック
水質、排気ガス、土壌汚染等環境問題に関連する分
析、計量事業
〒676-8540 兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目2番1号 18 田熊プラントサービス㈱
(㈱タクマ 播磨工場 環境・エネルギー研究所内)
各種ボイラ、環境設備等のメンテナンス業務
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番27号
TEL(079)443-6508 FAX(079)443-6510
TEL(06)6488-8434 FAX(06)6488-0300
http://www.k-soltech.co.jp/
11 カンポリサイクルプラザ㈱
http://www.takuma-ps.com/index.html
19 ㈱バイオパワー勝田
一般廃棄物および産業廃棄物の処理業務
木材燃料チップ等のバイオマスエネルギーを利用し
〒622-0032 京都府南丹市園部町高屋西谷1番地
た売電事業
TEL(0771)68-3636 FAX(0771)68-3639
〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野1974番地1
http://www.c-rp.co.jp/
12 長泉ハイトラスト㈱
TEL(029)270-3341 FAX(029)270-3343
一般廃棄物最終処分場の施設整備、運営および維持管理 20 かしはらハイトラスト㈱
〒411-0931 静岡県駿東郡長泉町東野374-12
一般廃棄物処理施設の運転および保守管理
TEL(055)989-2268 FAX(055)987-9935
〒634-0826 奈良県橿原市川西町1038番地の2
http://www.nagaizumi-ht.jp/
TEL(0744)26-6227 FAX(0744)26-6228
13
藤沢ハイトラスト㈱
21
一般廃棄物処理施設の運転および保守管理
〒252-0815 神奈川県藤沢市石川2168番地
(藤沢市北部環境事業所1号炉3階)
TEL(0466)45-5411 FAX(0466)45-5454
14
いわて県北クリーン㈱
産業廃棄物および一般廃棄物の処理業務
〒028-6505 岩手県九戸郡九戸村大字江刺家第20
地割48番地34
TEL(0195)42-4085 FAX(0195)42-4550
http://www.iwate2cln.co.jp/
15
22
16
ひたちなか・東海ハイトラスト㈱
阿南ハイトラスト㈱
㈱カツタ
一般廃棄物および産業廃棄物の処理業務
〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野1968番地2
TEL(029)270-3711 FAX(029)270-3712
http://www.eco-katsuta.com/
23
24
2. メンテナンス事業における取り組み
3. ごみ処理プラントの
基幹改良事業における取り組み
4. エネルギー事業における取り組み
5. 水処理事業における取り組み
6. 海外事業における取り組み
㈱市原ニューエナジー
一般廃棄物および産業廃棄物の処理業務
〒290-0549 千葉県市原市万田野733番地
TEL(0436)50-8300 FAX(0436)50-8400
http://www.ichihara-new.com/
25
1. ごみ処理プラント事業における取り組み
㈱アール・ビー・エヌ
廃家電・廃OA等の一般廃棄物および産業廃棄物の
処理業務
〒672-8035 兵庫県姫路市飾磨区中島3059番地
の20
TEL(079)243-1200 FAX(079)243-1202
一般廃棄物処理施設の運転および保守管理
〒779-1631 徳島県阿南市橘町小勝1番地5
TEL(0884)49-5823 FAX(0884)49-5824
http://www.ecopark-anan.com/
事業展開
栃木ハイトラスト㈱
産業廃棄物の処理業務
〒321-4367 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘18-3
TEL(0285)83-3966 FAX(0285)83-6500
http://www.t-hitrust.co.jp/
一般廃棄物処理施設の運転および保守管理
〒312-0005 茨城県ひたちなか市新光町103番地2
TEL(029)265-5371 FAX(029)265-5372
http://hitachinaka-tokai-ht.com/
タクマシステムコントロール㈱
環境設備プラント、エネルギープラント等の電気計装
設備の設計
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号
(タクマビル)
TEL(06)6487-4830 FAX(06)6487-4839
http://www.takuma-sc.co.jp/
8
10
タクマ・エンジニアリング㈱
環境設備プラント、エネルギープラント等の設計
〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号
(タクマビル)
TEL(06)6487-4820 FAX(06)6487-4829
http://www.takuma-eng.co.jp/
協立設備㈱
ごみ焼却炉プラント、下水処理場機械設備、一般産
業用ボイラ設備等の設計・施工および監理
〒002-8081 札幌市北区百合が原5丁目1番38号
TEL(011)770-2811 FAX(011)770-2822
㈱サンプラント
空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備等の設計・
施工および監理
〒103-0004 東京都中央区東日本橋1丁目1番7号
(野村不動産東日本橋ビル)
TEL(03)5825-0921 FAX(03)5825-1631
http://www.sunplant.co.jp/
6
9
㈱エコス米沢
産業廃棄物の最終処分業務
〒992-0077 山形県米沢市大字簗沢7028番地の1
TEL(0238)39-4050 FAX(0238)39-4051
http://www.ecos-y.co.jp/
7. 主な納入物件