《東北を繋ぐみちのくを継ぐ》

もうひとつの美術館
サマーフォーラム 2012|スペシャルトーク 2
《東北を繋ぐみちのくを継ぐ》
もうひとつの美術館は、アウトサイダーアート/アールブリュットを主要なテーマに掲げる国内で最初
の美術館として 2001 年に開設され、今年で 11 年目を迎えました。サマーフォーラム 2012 では、
アウトサイダーアート/アールブリュットに直接関わる支援者によるスペシャルトーク 1 に引き続き、
スペシャルトーク 2 として、いずれも東北地方出身で美術家の中村政人氏と美術評論家の山本和弘氏を
お招きし、大震災以降の東北とアートのあり方について語っていただきます。
東北では現在、岩手県立美術館においてパリ市立アルサンピエール美術館の企画開催による「アール・
ブリュット・ジャポネ」展の凱旋展が開催しており、また全国 6 番目のアール・ブリュットをテーマと
する美術館が福島県猪苗代湖畔に来年の開館へ向けて計画が進行するなど新たな動きが出てきています。
中村 政人
(美術家、東京藝術大学准教授、アーツ千代田 3331 総括ディレクター)
1963 年秋田県生まれ。
「美術と社会」
「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアートプロジェクトを進める社会派ア­ティ
スト。第 49 回ヴェネチア・ビエンナーレでは日本代表作家として参加、国際的に注目を集める。1998 年よりア­ティスト・
イニシアティブ・コマンド N を主宰、2010 年よりアーツ千代田 3331 総括ディレクター。2007 年より、出身地・秋田県
大館市でアートプロジェクト〈ゼロダテ〉を開催している。
山本 和弘
(美術評論家、栃木県立美術館特別学芸員)
1958 年山形県生まれ。1981 年東北大学文学部哲学科美学西洋美術史専攻卒業。1985 年より栃木県立美術館学芸員。主
な著書に『80 年代の写真』(共著:河出書房新社、1990 年)、
『現代美術辞典』(共著:美術出版社、1993 年)、
『現代アート入門』
(共著:平凡社、1998 年)
、など。主な訳書にハイナー・シュタッヘルハウス『評伝ヨーゼフ・ボイス』(美術出版社、1994 年)、
(グラムブックス、2007 年)
『金と芸術ーなぜアーティストは貧乏なのか』
、など。
コーディネーター:梶原 良成(建築家、宇都宮大学教育学部教授)
1959 年東京都生まれ。1986 年より建築家として活動を開始、1998 年より那珂川町(旧馬頭町)に拠点を移す。2001 年
より宇都宮大学で美術教育に携わる。代表作に、白戸川の山荘(2006)、袋田病院デイケア施設(2004)新棟(2011)ほか。
日時:8 月25日(土)13:30 -15:30
場所:もうひとつの美術館 カフェ&ギャラリー
予約受付中(参加費:当日の展示入館料のみ)
栃木県那須郡那珂川町小口1181-2|tel/fax 0287-92-8088|http://www.mobmuseum.org|[email protected]
◆主催:NPO 法人もうひとつの美術館 ◆協力:unico NPO 法人逢い るんびにい美術館 盛岡杉生園 アトリエ創 アトリエくるみ 山形県立
泉荘 NPO 法人ドアドアらうんど・青森 3331 Arts Chiyoda 栃木県立美術館 ◆平成 24 年度障害者文化芸術活動等特別啓発事業(那珂川町)