ふじさと Re デザインプロジェクト ~想い再生~ 「かもや堂リノベーション」コンペ テーマ 使い手に灯がともり 行き交う人々も温もりを感じる まちあかりスペース 0 写真:現況の写真、外観 東側 役場3階より撮影 かもや堂正面 南側から撮影 道路との距離感 東側45度から撮影 南側 ファサード 1 右 側 の 引 き 戸 部 分 は 対 象 外 北側 店舗入り口 北側 店舗入口 北側 全体 内観 1階 旧食堂部分 1階 奥側厨房 2 施設隣接地:コミュニティハウスの状況 東側 全体図 東側 かもや堂との関係 入り口アーチ部分から撮影 内部 休憩スペース <コミュニティハウス施設概要> リノベーション物件の南側に位置するコミュニティハウス(通称:白神時計台)は、休憩 スペース、トイレ、町の情報掲示板をもつ町有施設です。指定管理者により管理され、 主にバス待合所として活用されています。無料で利用できるシルバーカーが配置され、 高齢者の利用が主なものとなっています。常駐のスタッフはおらず、夜間は施錠されて います。 3 概要 世界自然遺産白神山地の麓、藤里町において、長く愛されていた旧かもや食堂が閉 店し、藤琴商店街では食堂が一軒となってしまいました。「かもや堂リノベーションコンペ」 は「食堂」機能がなくなったこの場所を新たなコミュニティの交流拠点として再生する事 業です。 旧かもや食堂は、昼夜町の胃袋を満たしただけでなく、会合、懇親会と交流の場という 役割を果たしてきました。約 2 年前に食堂は閉じ、人々はまたひとつ“集まるあかり”を失 いました。若者の多くはオンオフを町外で過ごし、地元のライフスタイルを生み出す場所 が不足しています。リノベーション後の「かもや堂」において、若者は「人とつながる面白さ」 を感じ、「語り、考え、 動く」を形にできる場になること、そして何度も通いたくなった食堂 のように懐かしさと新しい価値観が交差する「まちあかり」スペースとなることを目指しま す。 ※平成 27 年 4 月、旧かもや食堂は「かもや堂」と名前を変えて、地域おこし協力隊の 情報発信事務所として利用しています。 <審 査 員> ●審査委員長/竹内 昌義...建築家、東北芸術工科大学教授 ●審査委員/ ヨコミゾマコト... 建築家、東京藝術大学美術学部建築科教授 中村 政人...アーティスト、東京藝術大学准教授 アート NPO ゼロダテ理事長 アーツ千代田3331統括ディレクター ●リノベーション実行委員 ■応募締切:2015 年 9 月 22 日(火) ■登録期間:2015 年 8 月 18 日(火)〜9 月 15 日(火) ■最終審査会:10 月 24 日(土)模型、予算等、規定時間内におけるプレゼンテーショ ンを公開でおこないます。 ■応募資格:実設計を元に施工会社、リノベーション実行委員、藤里町と調整し竣工ま で責任をもって実施することができる建築家または、建築家を含むグループ。一次審査 を通過した場合、10 月 24 日(土)の最終審査会の公開プレゼンテーションに参加でき る事。 <賞金> 最優秀賞:1点 実設計費 100 万円(実施設計と工事監理業務を含む) 優 秀 賞:1点 10 万円(副賞として特産品) 佳 作:3点 特産品 ※一次選考通過者には交通費、模型補助費として 5 万円支給致します。 主催:藤里町 4 <施設設計要望> ○この施設は、オープン後 5 年間に以下のような活動が生まれ利用されている事を ビジョンとしています。 ◆多様なグループの集まりの場として利用され、町民の多様で自主的で創造的な活 動を許容する空間性。 ◆若い世代の町民が、魅力ある人財や町外の活動等とつながり生き生きとしたライフ ワークバランスを描いていく。 ◆キッチンスペースの営業を通じて、想いと語らいの共感がうまれ、自律的な事業運 営と発展していく。 ◆施設運営、情報発信オフィスとしても機能し顔の見える町の縁側のような空間とし て使われる。 <施設機能要望> ◆活動の賑わいを感じられる開放感、透明性あるファサード ◆屋内は居心地のいい適度なプライバシーが保たれるワークショップスペース(工作、 作戦会議のできる空間) ◆現在よりサイズダウンした、カフェの営業に耐えうるキッチン ◆情報発信人材(2~3人)が活動できるオフィススペース ◆入りやすい導入部をもちつつ、隣接するコミュニティハウスと連携する導線(エリアを 一体活用することで、リノベーション物件の狭隘感の解消と、コミュニティハウス側か らの誘導も行う。) ◆構造:既存の建築物(木造2階建て地下1階あり)を生かしたもの ◆男女別のトイレ(ユニバーサルでなくとも可) ◆冷暖房設備(熱源は自由) 【建築現況等】 昭和 45 年に建築され、数度の増改築がされています。長屋的な構造になっており、 道路側前半分の店舗スペース(1階・2 階)を改修します。貯蔵庫として使われた地下 室があります。1 階、2 階のトイレは男女兼用です。隣接地には、バス待合室、情報掲示 板、トイレ機能をもつコミュニティハウスがあります。現在、所有者はこの建築物で生活し ておらず、盆正月等限られた時間の滞在となっています。 5 【図面では分からない現況について説明】 本プロジェクトはリノベーション第一期にあたります。施設全体の活用、エリア全体のプラ ン設計なども今後議論される予定となっています。 施設の後部分は、所有者の住居スペースですが、普段は利用されていません。 藤里町は、11 月から3月までは暖房が必要な土地柄です。冬期間の暖房は、現在灯 油ストーブを利用しています。 <その他注意点> 工事予算 10,000,000 円(建物に付属する設備は工事費に含む) 備品予算 1,200,000 円(椅子・テーブルなど) 解体撤去費は含まない。 <作品条件> 敷地:現況図面別紙 <主なスケジュール> 7〜9 月:現地説明会 9 月 22 日:応募締切 9 月 29 日までに一次審査を行い、結果を通知します。 10 月 24 日:最終審査会 10 月〜11 月:実施設計(解体、現況チェック、プラン調整、見積もり図面作成、施工者 との見積もり調整) 11 月〜3 月初旬:工事期間 3 月初旬:竣工、オープン準備 3 月 19 日:リニューアルオープンイベント <展示・結果発表> ファイナリストに選ばれた作品は、藤里町役場と公式 WEB で入賞結果を発表します。 6 <登録方法> 以下の内容を記入の上、送信ください。 [email protected](このリノベーションコンペ用のアドレス) 件名「登録」 ①設計者名②年齢 ③代表者名 ④住所 ⑤電話番号 ⑥メールア ドレス ※複数の作品を応募する場合は、作品ごとに登録してください。 ※登録終了後に登録番号が発行されます。 <作品提出先> ファイル便等を利用して、 以下の内容を記入の上、送信ください。 [email protected] 件名「提出」①登録番号 ②設計者名 ③ 設計タイトル <提出図面> 配置図・平面図・立面図・断面図(各図面の縮尺は自由)、 透視図・模型写真など自由 に表現してください。A3 サイズ (420mm×297mm)横使い 1 枚での出力を想定した PDF ファイルに収めること。表現方法は、青焼き、鉛筆、インキング、着色、写真貼付、などい ずれも自由。 <登録番号の記載> 応募図面の表面右下に、30 ポイント以上の文字の大きさで登録番号を明記すること。 (登録番号以外の応募者を特定できる情報は記載しないこと) <注意事項> 1.応募の際における注意事項...作品の一部または全部が、他者の著作権等を侵害して はなりません。侵害した場合の責任、賠償等は応募者が負うこととし、当団体は一切の 責任を負いません。 2.応募作品について...応募作品は国内外未発表のオリジナル作品に限ります。また、同 一作品の他設計競技への二重応募は禁じます。またファイナリストは 10 月 24 日(土) に藤里町で行われる公開審査会にてプレゼンテーションすることとします。 7 3.作品の権利関係について...応募作品および図面・写真等に関する著作権は応募者も しくは権利保有者に帰属しますが、作品発表に関する優先的権利および発表に際して 作成する制作物の著作権は主催者が保有するものとします。 ※上記にあるような違反事項に抵触した場合は主催者の判断により、受賞発表後であ っても入賞を取り消すことがあります。 4.個人情報について...作品応募にあたりご提供いただきました個人情報は、主催者およ び運営事務局が適切に管理し、応募者の承諾なしに第三者に開示・提供することはあり ません。 <かもや堂住所> 秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴55番地 <お問い合わせ> 藤里町 総務課企画財政係 Re デザインプロジェクト担当 電話 0185-79-2111 FAX 0185-79-2293 メール [email protected] ホームページ http://www.town.fujisato.akita.jp/ 8 <かもや堂平面図(縮尺 1/100)> <かもや堂詳細位置> 9
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