「白岡町地震ハザードマップ(原案)」に係るパブリックコメント結果について 番号 1 2 3 4 5 意見に対する考え方 意見の概要 「耐震診断問診表」は、配付された後に具体的な興味と取り組みを喚起させる 耐震知識の習得等にご活用ください。 点がよい。 ①「液状化マップ」と「ゆれやすさマップ」が重なっているため、ネットで見たとこ ①液状化マップの凡例(斜線)をレベルごとに向きを変えるなどの修正を行いま ろでは「液状化レベル表示の凡例である斜線」が不明瞭です。実際の印刷物で す。 は、わかりやすいのでしょうか。 ②・③液状化マップは、最も代表的な手法でかつ多くの自治体で採用されている、 ②また、この両マップを重ねた意図は、各データが類似しているためと推察し 日本道路協会道路示方書のFL法と岩崎らのPL法を基に、液状化の可能性を示 ていますが、「高いと考えられる」に比して、「可能性があります」は【やや高い】 す指数(PL値)を算出し、液状化危険度判定の結果を示しました。 なお、危険度判定は、一般的には15<PL値では「液状化危険度が極めて高い」、 のか、【低い】のか解釈が曖昧ではないでしょうか。 5<PL値≦15では「液状化危険度が高い」、0<PL値≦5では「液状化危険度は ③また、あるいは町内全域に【低い】と判断された箇所はないというのでしょう 低い」と表現されます。今回、このマップで白岡町直下の地震を想定した場合、PL 値は最大値15.55、最小値9.05となり、「液状化危険度は低い」は該当しません。 か。 そこで、白岡町直下の地震が起きた場合、町全域にわたって液状化の起こる可能 性があること、また、15<PL値と5<PL値≦15区分をより明確にするために、そ れぞれ「液状化の可能性が高いと考えられます」「液状化の可能性があります」と 表現しました。 「危険度マップ」の全壊率5段階のレベル基準(%)が他自治体(例:宮代町)と 各市町村の耐震化の状況を踏まえて現状をわかりやすく表現するために、当町で 異なっています。内閣府策定基準に基づいているとのことですが、なぜ違うの は地域全体のバランスを考慮して相対的に5段階に個別設定しています。 でしょうか。 公開/配付後の住民反応のひとつとして、「なぜ我が家は・・・」の話題と相談 揺れやすさマップは、過去のボーリング(地質)調査結果(200箇所程度)や国土地 が想像できます。建築年度については明記されていますが、当町の地形と成り 理院の土地条件図等を基に解析を行いました。これらの基礎資料は、マップ紙面 立ち(旧流域、河床など)や、元耕作地、盛土の造成地、などの条件も地盤調 のスペースの都合で配布するマップには掲載しませんが、今後、積極的に公表し 査の基準のひとつではないのでしょうか。この点にも触れる記載があればより ていく予定です。 理解し易いかも知れません。 洪水ハザードマップの配付後に「高層住宅だから我が家は心配なし」といって いた知人がいましたが、大変な考え違いです。この地震ハザードマップのデー タも興味本位の世間話の材料で終わらないために、配付後の更なる働きかけ が望まれます。 地震ハザードマップは、白岡町公式ホームページに公開し、いつでも閲覧、ダウン ロードができるようにする予定です。 また、地震ハザードマップがどのようなものか、どのように使ったらよいかわからな い場合に、「職員出前講座」等において職員が詳しく説明いたします。
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