名前(性別・年齢)

名前(性別・年齢)
がんの種類
J.K.(女性・60
性・60 才)
子宮体がん
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□ メール交換は不可
メール交換は不可
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□ 特に制限は要らない
特に制限は要らない ■ (
住まい
愛知県
愛知県
ステージ
Ⅲ・Ⅳ
要相談
)人に制限する
わたしの体験談
わたしの体験談
家事と義理父母の介護で毎日忙しい日々を過ごしていました。
下部(膣)からの出血も多少気になっていましたが、姉も更年期障害が酷く、出血が多かったことを聞
いていましたので、そのうちに出血も止まるだろうと安易に思っていました。
夏をむかえる頃から咳がどうにも止まらず、睡眠もろくにとれなくなっていましたが、介護もあったの
で病院も行かずに、無理して毎日を過ごしていました。
夫から「早く病院に行けよ」と言われても、私は家事に加えて介護があるんだから簡単に言わないで
よと、意固地になってしまい、病院も行かずじまいでした。
息子家族が夏休みで帰省した時は、体調が悪そうな私を見て、家事や介護を手伝ってくれたので少
し休息がとれましたが、下部からの出血と咳が止まることはありませんでした。
夏の終わり、咳による睡眠不足がたたって体力が一段と低下したとこで遂に倒れてしまいました。
夫に病院に連れて行ってもらい数日入院したのですが、結核かもしれないが、どうも腑に落ちないよ
うで、出血のことを言ったら婦人科でも診てもらうことになりました。
詳しく検査してもらった結果、子宮体ガンと判明。すでに肺まで転移しており、どうやらリンパなどにも
転移している模様。
通常、子宮ガンの場合には手術や抗ガン剤治療となりますが、体力が著しく低下しているため、手術
や抗ガン剤をやったところで死んでしまう確率が高いとのこと。治療するにも今できることはなく、一
旦自宅で静養することになりました。どうやら夫は医師から余命宣告をされたようです。
夫から私のガンを聞きつけた息子が仕事がある中、特別に長期休暇をもらい、家族皆で私のために帰
ってきてくれました。息子のお嫁さんは次男を妊娠しており臨月間近なのにこっちで出産する覚悟を
決めて、息子が今からでも出産を受け付けてくれる病院を探しました。
息子は、有機農園グループで健康食品などの営業担当で、やたらと栄養や食品に詳しく、薬を極力
使わないでガンなどの難病を治療するお医者さん達とも付き合いがあるようです。
息子は夫から病院の先生からの話しを色々と聞いたらしく、私にこのままでは正直助かる確率は限り
なく低いから食事療法に賭けようと語りかけました。息子のお客さんやお付き合いのあるお医者さん
の患者さん達が間近で食事療法などで回復していることを聞き、私も勇気が出てきました。孫も一緒
に来たので弱気なところを見せるわけにもいかず、生きたい思いが強くなりました。
野本さんの著書などを息子にすすめられて読みましたが、健康には食品添加物など合成化学物質
を体に入れないように心がけ、旬の自然の栄養をたっぷりと摂ること。ストレスや疲れを摂ること。つま
りは、生活習慣全般を自然本来に戻すことが本来の自然治癒力を高めることがよくわかりました。
次が息子が私にしてくれた食事療法です。
⚫ ︎有機農園モアーク産の旬の有機ニンジンジュース (低速回転ジューサー)
一日に飲んだ量⚫⚫⚫コップ(200cc 程)を 10 杯前後
⚫ ︎パラオ産ノニジュース
一日に飲んだ量⚫⚫⚫200〜250cc ※ミネラルウォーターに混ぜて、こまめに摂取
⚫ ︎パラオ産ノニ酵素
一日に飲んだ量⚫⚫⚫6 粒(朝 3、寝る前 3 をノニジュースと一緒に)
⚫ ︎有機農園モアークの野菜パウダー
一日に飲んだ量⚫⚫⚫7〜10 包前後 ※他でも水分がばかりで、お腹がタプタプになるので、シェーカーで
少ない水で溶く。
⚫ ︎玄米菜食(有機玄米や雑穀、旬の有機野菜、無農薬野菜)
⚫ ︎発酵食品
⚫ ︎有機調味料(醤油、味噌など)
⚫ ︎自然塩
⚫ ︎有機オリーブオイル
⚫ ︎体を温める
方法⚫⚫⚫足湯、お風呂 2 回程(心臓があおらない程度)
⚫ ︎ストレスをなくす
方法⚫⚫⚫家族皆で良く笑うこと
当初は、咳が酷くて固形物がほとんど食べられず、ニンジンジュースやノニジュース、野菜パウダー
の摂取が中心でした。回数を気にすると余計にストレスになり、また、その日の体調もありますので、な
るべく栄養を摂ることだけを考えてそこまで飲む回数や量は決めず飲めるだけ飲むことを意識しま
した。
トイレに行く回数が多く、腸内環境が変わったのか顔色が一気に良くなり、2 ヶ月程で咳がほとんど止
まり、3 ヶ月後の CT ではほとんど肺がきれいになっていました。
担当医も回復ぶりにビックリで、今なら手術できると言われましたが、体力が低下するのを恐れ、も
う少し様子を見たいと言い続け、食事療法を続ける決意をしました。
1 年、2 年と根気強く食事療法を続け、原発ガンである子宮体ガンも 8 センチ以上あったものが 1.5 セン
チくらいに小さくなりました。担当医がコロコロとかわりますが、今も定期的に検診と CT をしてもらっ
ています。
近所の皆さんから良く回復したねと言ってもらい、近所の人もアドバイスをもらいたくて良く家に訪
ねてきます。
この間も近所の方が胃ガンで、抗ガン剤の副作用で体力と気力が弱ってしまい、我が家の食事療法を
試していました。歩くこともままらなかった胃ガンの方が近所をお散歩しているのを見かけ、少し回復
した姿を見ることができて良かったです。
今回の私のことは夫も衝撃だったようで、家族のために自分ができることを考えて、家の畑で無農薬
栽培を開始し、旬の野菜作りに励んでいます。
さて、最後に食事療法が全てとは言いませんが、やはり、食事と栄養、ストレス、疲れと睡眠、体を温
めることなどトータル的な生活習慣の改善が健康には必要であると強く感じています。
野本さんをはじめ、数々の先生方の著書のおかげで勇気をもらえました。
今、ほとんどの病気が生活習慣病ですので、薬だけに頼るのではなく、食事をはじめとして自分自身
が自然のサイクルに戻り、自然力で本来の健康を目指すことが何より大切だと思います。
(投稿日:2015 年 4 月 4 日)
食事療法開始前(2011 年 9 月 7 日)
開始 3 ヵ月後(2011 年 12 月 6 日)
開始 6 ヶ月後(2012 年 3 月 8 日)