小市正輝先生の講演会がおこなわれました 長野県教育委員会、長野市教育委員会の後援で「不登校や不適 応を抱えている子どもたちにどのように向きあうか」『歩み続ける ことから』という演題でおこなわれた講演会に、多くの皆様に参 加いただきました。 小市正輝先生の自らの体験をもとに、具体的な子どもたちの姿を通してお話をいただき強 く心をうたれました。また、明日からこの子たちと一緒に頑張ろうという勇気をいただき ました。 【参加の皆様からの感想】 ○ 最後の「人は、他(ひと)の為に生きる」という言葉にぐっときました。私自身は、 息子のため、家族のために今を生きていますが、不登校の息子も、いずれは誰かの為に生 きることができると信じています。今回の講演をお聞きして、改めて、くじけず頑張る気 持となりました。ありがとうございました。 ○ 今中学3年生の娘がいます。先のことを考えると、これも、あれも出来るようになら ないとと、つい思ってしまう毎日なのですが、「時間は人を育てる」という言葉にはっと -1- しました。みんな一緒の成長は出来ないけれど、確実に成長している娘を見守っていける 親になれればと改めて思いました。 子どもの光るところ、輝くところを見つけられるように自分も、それを見つけられる心 の眼を育てていかないといけないと思いました。まかせて、認めて、自尊心を高めてあげ られるように家族でもがんばってみたいです。子どもたちの詩すばらしくて泣けました。 持ち歩いて「心のリセットボタン」にしたいと思います。ありがとうございました。 ○ 不登校や発達障がいの講演や研修では、どうしても How to や分析が多くな ってしまいがちですが、今日の講演は「人としてどう子どもたちに向きあうか」「本気で 一人一人の子どもの光やよさ、すばらしさを見つけていくことの大切さ」また、「子ども たちの光やよさを見つけられる自分の感性を磨く必要性」などいろいろ考えさせられまし た。小市先生の具体的な子どもとのやりとりやその姿、感動するばかりです。直接お話を 聞くことができ本当によかったです。 ○ 心に残る出会いのひとときでした。子どもは親を選んで生まれてくれた。必要な人と 人は必ず出会う。子どもを丸ごと受けとめ、光を見つけのばす・・・。いくつか、昨年の 米持校長先生のお話と重なり、思い出し、涙が出ました。親として、日々に追われると、 その時、その時は「ようし!」と思っていても、他のために、他の幸せのために生きる・ ・・にはほど遠い自分を省み反省です。毎年「豊野の講演会」で元気をいただきがんばろ うと思います。ありがとうございました。 ○ 短い時間でしたが、本当に心に響くお話で涙をこらえるのが大変でした。現在息子が 支援学級へ通級していますが、なかなか学校との連携がうまくできなかったりで辛い気持 でいっぱいです。小市先生のような先生にめぐり逢えたらどんなに心が楽になるだろうと 思いました。でも、まずは、親である私が息子を理解し、全てを受け入れて、認めてほめ てあげなくては・・と改めて考えさせられました。もっともっと、小市先生のお話をお聞 きしたかったです。又今後も開催していただきたいと思います。このような機会を設けて いただきまして、本当にありがとうございました。 ○ 中学3年の娘の親である立場から今日の小市先生の講演に参加させていただきまし た。中学1年の途中から不登校になり、現在は中間教室に通っている状況です。子どもが 不登校という状況を最初は受け入れることができなくて、毎日のように子どもと言い合い になり、とても苦しい日々を過ごしていました。市の方へ相談に行き、中間教室を紹介し ていただき、娘も自分の居場所が見つかると落ち着いてきて、明るさも戻り、今では親子 のコミュニケーションもとれるようになりました。先生がおっしゃられた「時間は人を育 てる」というお言葉は本当に身にしみて感じました。 -2- まだまだ、多くのご感想をいただきましたが、紙面の都合で省略させていただきます。 講演会へのご参加ありがとうございました。 学校法人豊野学園 豊野高等専修学校 校長 -3- 米持 絹子
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