神戸大学

2015 年 7 月 30 日(木) 12:20~13:0
12:2
13:00
出光佐三記念六甲台講堂前(神大正門を上がって左手)
— 神戸大学に関わるすべてのみなさん —
7 月 15 日衆議院特別委員会、翌 16 日本会議において
日本会議において、集団的自衛権の行使を
、集団的自衛権の行使を
、集団的自衛権の行使を容認することを
容認することを
中心とした安全保障関連法案が強行採決されたことは、すでに周知のことと思います。わたしたち
中心とした安全保障関連法案が強行採決されたことは、すでに周知のことと思います。わたしたち
「安全保障関連法案に反対
「安全保障関連法案に反対する神戸大学
神戸大学緊急集会
緊急集会」賛同人一同
」賛同人一同(裏面)
(裏面)は、この
は、このことに強い
ことに強い憤りを
を
感じます。
ます。
もしこの法案が成立すれば、
もしこの法案が成立すれば、他国が攻撃を受けているが日本自身は
他国が攻撃を受けているが日本自身は攻撃を受けていない場合でも、
他国が攻撃を受けているが日本自身は攻撃を受けていない場合でも、
「存立危機事態」と政府が判断すれば武力行使を行うことが認められます。戦闘現場付近における
米軍等に対する自衛隊の「協力支援活動」も可能になり、自衛隊員の武器使用の要件も大幅に緩和
されます。
されます。つまり、これらのこと
これらのことは、日本が「戦争する国」へと転
これらのこと 、日本が「戦争する国」へと転換し、平和国家
、日本が「戦争する国」へと転
、平和国家としての
としての日本の
日本の
信頼をみずから投げ捨てることを意味します
信頼をみずから投げ捨てることを意味します。
この法案の中心である集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法
日本国憲法第
第 9 条に明確に違反するものです
条に明確に違反するものです。
6 月 4 日の衆議院憲法審査会では、与党推薦も含めた
日の衆議院憲法審査会では、与党推薦も含めた 3 名の憲法学者は全員
名の憲法学者は全員、法案は違憲
は違憲である
である
と指摘しました。
と指摘しました。従来政府は、
従来政府は、
「自衛隊は専守防衛に徹しているので
「自衛隊は専守防衛に徹しているので 9 条には違反せず、したがっ
て当然集団的自衛権の行使は
集団的自衛権の行使はできない」という論理を繰り返し説明してきました。
集団的自衛権の行使はできない」という論理を繰り返し説明してきました。
できない」という論理を繰り返し説明してきました。しかし
しかし安倍政権
安倍政権
はこれを放棄し、国家権力
はこれを放棄し、国家権力は憲法に拘束されるという立憲主義の根本を
憲法に拘束されるという立憲主義の根本を空洞化しようとしています。
憲法に拘束されるという立憲主義の根本を空洞化しようとしています。
マスコミでは衆議院での強行採決を受け
マスコミでは衆議院での強行採決を受けて法案成立がほぼ確実になったかのように報じられて
て法案成立がほぼ確実になったかのように報じられて
います。しかしそうではありません。政府や国会は閉じた空間で議論
います。しかしそうではありません。政府や国会は閉じた空間で議論をし、決定をしているのでは
政府や国会は閉じた空間で議論 し、決定をしているのでは
ありません。
ありません。各種世論調査では
各種世論調査では安全保障関連
安全保障関連
安全保障関連法案に反対する
法案に反対する意見が多数になっています。この
意見が多数になっています。この
意見が多数になっています。この世論
世論
がさらに高まれば、
高まれば、それは
それは確実に
確実に政治に影響を及ぼします。
影響を及ぼします。
とりわけ大学人は戦前、国家権力による学問の自由への弾圧を経て、侵略戦争に際して多くの学
徒を戦地へ送るなど、戦争協力をしてきた苦い歴史をもっています。その意味でも、今回の問題に
対する大学人の役割が大きく問われています。そしてこの間、多くの大学において、法案に反対す
る集会が行われています。
そこで、わたしたちは
そこで、わたしたちは、このたび
このたび「安全保障関連法案に反対
「安全保障関連法案に反対する
「安全保障関連法案に反対する神戸大学緊急集会
緊急集会」を開催する
」を開催する
ことにしました。できるだけ多くの参加者に、
できるだけ多くの参加者に、法案とその強行採決に対する怒り
法案とその強行採決に対する怒りやさまざまな思い、
やさまざまな思い、
そして日本の進むべき道をリレートークで発言し
そして日本の進むべき道をリレートークで発言していただく
ていただく、そうした集会にしたいと思います。
、そうした集会にしたいと思います。
この法案に反対している
この法案に反対している、または疑問を抱いている、
または疑問を抱いている、
または疑問を抱いている、すべての教員、職員、学生、院生、その他神
すべての教員、職員、学生、院生、その他神
戸大学に関わる
戸大学に関わるみなさんが
みなさんが、この集会に参加されることを強く呼びかけます。
この集会に参加されることを強く呼びかけます。
この集会についてのお問い合わせは、
岩佐卓也
岩佐卓也:
iwasa@kobe u.ac.jp または、井口克郎
[email protected]
または、井口克郎: [email protected]
[email protected]
u.ac.jp
(いずれも人間発達環境学研究科)までお願いします。