金子会長総会挨拶全文

2015 年度後援会総会挨拶
後援会会長
金子 栄一
皆様ごきげんよう!本日は週末のお忙しい中、2015 年度後援会総会にご出席頂き有難うご
ざいました。私はただ今ご紹介に預かりました通り、会長のお役を仰せつかっております
金子栄一でございます。学院とのご縁は 平成 8 年の長女の幼稚園入園が始まりで今年で
20 年になりました。長女に続き次女三女と 3 人の娘を幼稚園からお育て頂き、長女・三女
は高等部を卒業後他校に進み、次女は 18 年間の英和生活をこの 3 月に終え、大学保育子
ども学科を無事卒業となりました。従いまして私自身も本総会を持ってめでたく後援会か
らの卒業となります。最後のお役目を皆様のお力添えで無事に果たしたく思っております。
宜しくお願い致します。
さて昨年度は学院創立 130 周年、幼稚園創立 100 周年、大学開学 25 年と言う記念の年で、
数々の心に残る式典行事がございました。計画実行にご尽力頂いた、学院諸先生方、法人
事務局の皆さんのご苦労に対しこの場をお借りして改めてお礼を申し上げる次第です。本
年度はこれまで積み上げられて参りました学院 130 年の伝統をさらに輝かしい物にする為
の新たなるスタートの年となります。後援会も引き続き全力で学院をお支えする体制で臨
みたいと考えておりますので会員の皆様方のさらなるご理解ご協力をお願い申し上げます。
さて、本年度の後援会総会もこの様に大勢の新しいお仲間が加わり、益々活気に満ちた総
会とさせて頂けます事を役員の一人として大変嬉しく思っております。新入会の皆さんが
加わるこの機会に後援会の目的について少しお話をさせて頂こうと思います。1929 年校地
校舎の拡充を目的として設立された後援会は本年で 86 年の歴史を刻んでまいりました。現
在は物心両面での学院への支援にその目的を広げ、娘達を共に育てるパートナーとしてよ
り深い連携を図って行こうとする会に進化をしてまいりました学院と家庭を繋ぐ役割を持
つ後援会として、両者の信頼と理解を一層深める機会に、今日の総会がなります事を願っ
て止みません。
ここで一つご案内ですが、創立 130 年の記念事業の最後として 4 月 14 日に「学院資料と村
岡花子文庫」の展示が学院本部・大学院棟 1 階で始まりました。学院所蔵のカートメル先
生・ブラックモア先生の残された品を始め、昨年の NHK「花子とアン」にも登場した「赤毛
のアンの原書や翻訳初版本」、村岡先生の数々の翻訳原稿、お使いになっていたデスクや本
棚が村岡家より寄贈され、ご自宅の書斎を正に再現して展示されております。お嬢様共々
是非ご覧になって頂きたく思います。学院の歴史/精神が宿るこれらの品々は言葉では伝え
られない英和の心や歴史を感じて頂ける物と確信しております。
さて、この後は予定のプログラムに沿い、先立って行われました役員会での決議事項のご
報告、各学部の教育の現状のご説明、そして懇親会と 3 部構成で会が進みます。長時間の
お付き合いをお願い申し上げ簡単ではございますが開会のご挨拶とさせていただきます。