千駄ヶ谷キャンパスに総合政策学部新設

Empowering Women since 1900
96
P.❶ 千駄ヶ谷キャンパスに総合政策学部新設(2017
年度開設申請準備中)/ UNHCR 難民高等教育
P.❹-❻ 2014 年度事業報告書/津田梅子記念会&
ホームカミングデー開催案内/国際交流基金
「アジア・文化創造協働助成プログラム」採択
プログラム調印式
P.❷ 2015年度梅子スカラシップ(学業)受給者発表/
2015年度課外活動奨励金受給団体決定/
P.❼ TSUDA 留学フェア2015開催のお知らせ/
数学科 67周年、現数学科10周年記念シンポジ
ウェルネス・センター公開講座報告
ウム開催のお知らせ/ 2015年度第16 回高校生
エッセー・コンテスト/寄付者ご芳名/理事会・
P.❸ 2014 年度授業に関するアンケート実施結果/
新入生歓迎礼拝要約
発行日 2015年7月15日
発 行 津田塾大学
編 集 企画広報課
〒187-8577
東京都小平市津田町2-1-1
Tel.042-342-5113
Fax 042-342-5121
http://www.tsuda.ac.jp/
評議員会開催報告
P.❽ 公開講座のご案内/お知らせ
千駄ヶ谷キャンパスに総合政策学部新設(2017年度開設申請準備中)
津田塾大学学長 國枝
マリ
1900 年に「女子英学塾」として誕生して以来、本学は all-round
トへの取り組みを通じて、総合的な課題
women の育成という創立者津田梅子の先駆的な理念に基づいて、リ
解決能力を涵養していきます。さらに英
ベラルアーツ教育と高度な英語教育を基軸に、1世紀以上にわたって
語教育においては、英語で課題解決に取
日本における女子高等教育を牽引してまいりました。しかし、グロー
り組むことができる能力、英語を武器に
バル化や IT 化、少子高齢化が急速に進行する現代社会にあって、私
リーダーシップを発揮できる能力を養う
たちはこれまでに経験したことのない諸課題に直面し、その解決を迫
べ く、 プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン 力 や ネ ゴ シ
られています。そうした状況のもとでは、高度な能力を備え、指導的
エーション力などの強化に力点をおいた
立場で社会に貢献することのできる女性の力が、これまで以上に必要
プログラムを展開していく予定です。
とされています。学校法人津田塾大学理事会は、こうした社会の要請
2017 年4月の学部開設に向け、理事
を受け、現代社会の諸相を学際的な見地から的確に把握し、新たな社
会の下に置かれた総合政策学部創設準備
会システムの構想に参画することのできる女性を輩出すべく、女子大
室では、萱野稔人室長を中心に教育体制の整備が精力的に進められ
学としては初となる「総合政策学部」を千駄ヶ谷キャンパスに新設す
ています。また、千駄ヶ谷キャンパスでは新校舎新築に向けての準
ることを決定いたしました。
備も進んでいます。今後、開設準備の進展に合わせて新学部につい
新学部では、「現代社会における教養」として、社会の仕組みに
ての詳細をお伝えしてまいります。
対する知識と理解力、実践的な英語力、データ解析力を、丹念な
少 人 数 教 育 を 通 じ て 習 得 さ せ る と と も に、PBL(Project-based
※構想の段階のため、教育内容等が変更となる場合があります。
Learning:課題解決型学習)の手法を活用し、具体的プロジェク
UNHCR難民高等教育プログラム 調印式
5月26日、津田塾大学は、世界各地の難民保護と支援を行う国連機関、
国連難民高等弁務官事務所(United Nations High Commissioner for
Refugees、以下UNHCR)の駐日事務所と、難民高等教育事業に関す
る協定を結びました。本事業は、難民と認定された 4 年間の学部教育
へのアクセスのない者に、提携大学による教育の提供を行い、受入れ
国や出身国に貢献することができる資質獲得の機会を与えることを目
的としています。
調印の様子
本事業への参加は日本の女子大学としては初めてで、国内では関西
学院大学、青山学院大学、明治大学に次いで 4 大学目となります。
2016 年 4 月から同事業を通じ毎年 1 名の難民女性を正規奨学生と
して受け入れ、難民の女性が入学することによって、全学的に異文化
間の学び合いの場がより豊かになり、また、国際社会が抱える問題へ
の意識や理解が一層深まることが期待されます。
本学の理念「All-round women の育成」に基づき、この制度で入
学した難民学生が、高度な専門性とともに幅広い視野を持ち、自立し
て社会で活躍できる様、積極的に受け入れ・支援を行っていきたいと
マイケル・リンデンバウアー
UNHCR 駐日代表(左)と
國枝マリ学長(右)
考えています。
Tsuda Today
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no.
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おめでとうございます
2015 年度 梅子スカラシップ(学業)受給者発表
梅子スカラシップ(学業)は 2 年生以上を対象とした給付奨学金です。
各学科から推薦された学業・人物優秀者を対象に学生委員会で選考さ
れます。
2015 年度の授与式は 6 月 24 日に行われ、國枝学長より受給者へ
証書が授与されました。本年度の受給者は右記の通りです(敬称略、
順不同)
。
● 英文学科
2 年生 小林 芙美佳 佐竹 恵美
3 年生 保科 里那 吉本 唯 韓 伶実
4 年生 杉本 梨奈 大平 優里 大山 桐子
● 国際関係学科
2 年生 石田 佳那 染谷 紗恵子
3 年生 後藤 理帆 藤岡 里采
4 年生 大友 一葉 得田 真実子 髙木 ホサナ 尾池 花菜
● 数学科
2 年生 小田 葵
3 年生 山崎 栞奈
● 情報科学科
2 年生 新田 佳菜
3 年生 岩科 智彩
2015 年度 課外活動奨励金受給団体決定
課外活動奨励金は、グループで行う課外活動(サークル活動や自主ゼミ等)を大学として積極的に支援し、学生生活の活性化を図るための奨励
金制度です。また、特に優れた実績をあげた団体には「特別賞」を授与することがあります。
今年度の課外活動奨励金受給団体は、面接の結果、次の通り決定しました(順不同)。
団体名
学生団体レアスマイル
卓球部
陸上競技部
草月流華道部
放送研究会
津田塾ギターアンサンブル
書道部
創作団体 Localy
津田塾大学筝曲部
津田塾大学軽音楽部
ALL 一橋競技ダンス
津田塾大学弓道部
グラシエールスキーチーム
津田塾大学表千家茶道部
Do! Tennis Team
津田塾大学ソフトテニス
一橋大学・津田塾大学少林寺拳法部
津田塾大学 小学生英語のひろば
フィールドホッケー部
津田塾大学ボクシング部
津田塾大学オリエンテーリングクラブ
津田塾大学フェアトレード推進団体
チカス・ウニダス
シェイクスピア研究会
バドミントン部
津田塾大学剣道部
一橋大学津田塾大学吹奏楽団
津田塾大学合気道部
津田塾大学英語会 (T.E.S.S.)
Dance Nuts
ウェルネス・センター公開講座「希望 ─Challenge─ 」報告
国際関係学科教授 井上
日本を代表する建築家・隈研吾氏を、新緑の美しい小平キャンパス
県長岡市役所には、地
にお迎えして、ウェルネス・センター公開講座第 2 回「ポスト震災の
域性が色濃く出てお
建築哲学」が 6 月1日に開催された。日々、現場から現場へと移動し、
り、そこで暮らす人々
世界中を飛び回っている隈氏が本学へ来て下さったのは、奇跡に近い。
の知恵や誇りが感じら
代表作である歌舞伎座や浅草文化観光センターを含め、彼の建築物に
れた。隈氏の建築物を
は共通した軸が感じられる。その軸とは何か?という質問に、「建築
介して人々の繋がりが
に関わる人たちと仲良くやること、それがとても大事です」と隈氏は
生まれ、その「場」に
答えて下さった。 大きな磁力が生み出さ
建築物とは完成形、つまりプロセスではなく結果が出現したもの、
れつつあるという。こ
と私自身は考えていた。しかし彼の言葉を聞き、改めて建築物を見る
こに、東日本大震災の復興の手がかりを見い出せるような気がした。
と、そこには資材となる木や竹を育てた人々、あるいは大工さんや職
今回の講演には、多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)協定
人さん達の顔が現れてくる。つまり、隈氏が造った建物には、関わっ
を結んでいる武蔵野美術大学建築学科の学生も参加し、会場は希望―
た人々の一つひとつのプロセスが、具現化されているのである。
Challenge―で満ち溢れていた。
スライドに映し出された高知県高岡郡梼原のマルシュ梼原や、新潟
2
則子
Tsuda Today
隈研吾氏と武蔵野美術大学建築学科の学生
Empowering Women since 1900
2014年度 授業に関するアンケート実施結果
2014 年度の授業に関するアンケートを、7月(前期)
、1月(後期)に実施しました。延べ 37,717 人の履修者に対して回答者数は 28,849 人、
回答率は 76.5% でした。ほとんどの設問において高評価(5点または 4点)の回答が最多でした。一方、授業の予習・復習に関しては、平均値
がやや低い傾向がみられました。この結果は各学科でさらに検討し、授業改善に努めてまいります。
共通設問
区分別設問
15 教員は何回ぐらい休講(補講のないもの)しましたか
1
教員の説明はわかりやすかったですか
2
教員は学生の質問に対して十分な回答をしましたか
16 教員はクラスレポート(口頭発表)を課し、論評していますか
3
教科書や資料、板書などは内容を理解する上で適切でしたか
17 教員は発表者以外の学生の発言を奨励していますか
4
教員は学生が積極的に取り組める工夫をしていましたか
18 教員はレポート、リサーチペーパー等を返却していますか
5
授業はシラバスに沿って行われていましたか
19 教員は自主的発言を重んじ、評価していますか
6
教員は熱意を持って授業に取り組んでいたと思いますか
20 教員は学生一人一人の学習状況、理解の程度を把握していますか
7
授業の進む速さや内容は、あなたにとって適切でしたか
21 教員は質問の機会を与え、適切に答えていますか
8
教員は授業を行なう準備を十分にしていたと思いますか
22 教員は宿題や小テストを課しましたか
9
教員は授業の時間を守っていましたか
23 あなたはこの授業の予習をしましたか
10 総合的に判断して、あなたはこの授業に満足しましたか
24 あなたはこの授業の復習をしましたか
11 教員は教室を静寂に保つ配慮をしていたと思いますか
25 板書は読みやすかったですか
12 あなた自身はこの授業に積極的に取り組みましたか
13 あなたはこの授業を受けて学習への意欲・興味が高まりましたか
14 あなたはどのくらい欠席しましたか
平均値
■
■
前期
後期
平均値
■
■
1 教員の説明のわかりやすさ
14 どのくらい欠席したか
5
2 学生の質問に対する回答
4
13 学習への意欲・興味
3
1
15 休講の回数
5
3 教科書や資料、
板書は適切か
3
24 この授業の復習をしたか
4 学生が積極的に
取組める工夫
0
5 シラバスに沿って
行われたか
10 総合的満足度
6 教員の熱意
9 教員は時間を守ったか
17 発言の奨励
2
1
0
11 教室を静寂に保つ配慮
16 クラスレポートの実施
25 板書は読みやすかったか
4
2
12 学生の授業への取り組み
前期
後期
23 この授業の予習をしたか
18 レポート等の返却
22 宿題や小テストの実施
19 自主的発言の尊重
7 授業の進む速さや内容
8 教員の準備
21 質問の機会を与えているか
新入生歓迎礼拝要約 「愛について」ピリピ人への手紙
20 学生の理解度の把握
第2章6∼9節
東京大学名誉教授 姜
尚中氏
大学生活のスタートの日です。自分の城を明け渡して、見ず知らず
めに差し出した。どうしてイエスは人と
の人たちと混じりあう広場に流れ出た感じで不安かもしれない。私は
なられ、人の罪のために死んだのか? 大学一年が終わったとき、ポール・ニザンの「ぼくは二十歳だった。
私たちは、イエスがいることにより、悪
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせま
に満ちた世界に愛があると信じることが
い」
との言葉に出会った。その通りの悶々とする日々だった。しかし、
できる。
その頃と今とでは根本的な違いがある。社会は前進していると私は実
皆さんはこの学び舎でいろんな人と出
感していたが、皆さんは、10 年後はもっと良くなっている筈だ、と
会う。決して世界に対して自分を閉ざしてはいけない。世界の一部と
断言できるか。
して自分が受け入れられていないと感じると、憎しみや暴力、テロと
殺戮や悲惨が溢れるこの世のどこに愛があるのかと思う人がいるの
いう悪が生まれてしまう。皆さんは苦しくても自分を閉ざしてはいけ
ではないか。周りに悪意の人がおり、小さな意地悪をされたこともあ
ない。自分は世界の一部であるゆえに、この世界が堕落していても、
る。自分が悪意を持って意地悪をしたい気持ちもある。神の愛が自分
生きるに値する、
愛するに値すると思えるようになる。そう思うとき、
に注がれている、というより、この世は悪に満ちていると考える方が
イエス・キリストが分かり、イエス・キリストの故に、私たちは他者
より自然であると思えるかもしれない。
を愛し、世界を愛することができる。
聖書のピリピ人への手紙の中で、
「神はひとり子イエスを差し出し
そのようにして私は友人を得、我が師と出会うことができた。他者
た」とある。もし神が天から私たちを睥睨しているだけならば、我々
との出会いが私の軌跡を作ってきた。この大学に来なければ知り合え
は神の愛を信じることができないが、神はひとり子イエスを人間のた
なかったお互いがいる。我が友、我が師と出会っていただきたい。
Tsuda Today
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no.
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2014(平成 26)年度 事業報告書
(抜粋:詳しくは大学公式ウェブサイト http://www.tsuda.ac.jp/about/disclosure/
をご覧下さい。
)
2014(平成26)年4月1日から2015(平成27)年3月31日まで
修会」を 3 回実施した。「学生の学習促進のためのルーブリック評価」
や「ライティング/キャリア支援における e ポートフォリオの可能
1. 事業の概要
【1】2014 年度事業の概要
性」といったテーマを取り上げ、グループワークにおいては効果的な
支援ツールの活用について活発な議論が行われた。
② 学生に対する教育・学習方法等改善のための事業経費を補助するFD支
2014 年度は、千駄ヶ谷キャンパス新教学組織設置認可へ向けた具体的
援費による事業6 件(総額 200万円)を実施した。このFD支援費によ
準備作業と小平キャンパスにおける教学改革の立案を最重要課題として実
る事業は1年間の事業が終了するとその成果について報告会を実施して
施した。
いる。また、2015年度にFD委員会を設置する体制を整えた。
千駄ヶ谷キャンパスについては、新学科準備委員会を中心に新教学組織の
2017年度の開設に向けて準備を進め、校舎の基本設計、カリキュラムの策定
等を行った。
小平キャンパスについては、教授会のもとに置かれた全学将来構想委員会
において学科の改革プランを検討した。教学を支える施設整備についても、
(4)学生支援
① 経済状況を踏まえ、2009年度から開始した、修学支援特別給付金制度
の総額を、600万円から660万円に増額して22名の新入生を支援した。
② 東日本大震災被災学生の支援として、東日本大震災の災害救助法適用地
2020年をめどに、図書館、新館(大教室、研究室、会議室、センターオフィ
域に家計支持者が居住する新入生および在学生に、被害状況に応じて、
ス)
、南校舎(コンピューター教室、中規模教室)などの建て替えを計画して
学業を継続できるよう、修学支援奨学金の給付、学費減免などの修学支
いる。そのうち図書館(建替)については、社会やメディアの変化に対応し
た機能が求められていることから、昨年度立ち上げた図書館計画委員会にお
いて「図書館利用状況アンケート」を実施するとともに他大学の図書館見学
を行い、必要とされる機能・役割について検討を重ねた。
援を行った。
③ 就職活動時期の日程変更に伴って活発化したインターンシップに対する
学生支援を強化した。
④ 新入生を対象とした大学生精神医学的チェックリスト(UPI)のテストを
学校教育法及び国立大学法人法等の改正に伴い、学長のリーダシップの確
行った。テスト結果を受け、面談を要する新入生87名と面談を行った。
立と教授会の役割を明確にするため、学則、大学院学則とともに内部規則等
⑤ 1996年を最後に実施されていなかった全学部生対象の学生生活実態調
の改定を行った。
査について、日本私立大学連盟が 4 年に1度定期的に行っている学生生
活実態調査を活用し、学生委員会による定点観測を再開した。
【2】主な事業の目的・計画及びその進捗状況
(1)教育事業
学生の個性を尊重する少人数教育を実践し、リベラル・アーツと外国語
(5)国際交流、大学間ネットワークによる交流
① 国際交流
(英語)に重点をおいた教養教育を行うという基本的姿勢は維持しつつ、時代
・国際交流の強化計画に基づき、High Level協定校への留学促進のための
の変化に対応した施策を行った。なお、2014 年度に新たに始めたものは★印
英語強化プログラムを実施した結果、受講者の57%が協定校派遣学生
を付した。
① 2010年度の認証評価の結果を参考にGPAによる履修状況の把握、成績
選考試験に出願した。
・ 2013年 度11月 に 参 加 し た 国 連 ア カ デ ミ ッ ク・ イ ン パ クト(UN
評価基準の厳格化、進級基準の設定、年間履修登録単位数の設定による
Academic Impact)を活用して、地球的規模の課題解決へ貢献する取
単位修得の実質化等により、教育の質の保証を図ってきたが、2014 年
り組みを実施した。
度は認証評価の指摘・助言事項に対する報告書を作成し、公表した。大
② 大学間ネットワーク
学院でも学生による授業評価アンケートを実施した。
・
「多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)
」の活動を推進した。
② Tsuda English Coordination Center(TECC)の活動の一環として、
全学の1、2年生の英語教育における習熟度別カリキュラム(PACE)を
実施した。
③ 学生の個性に応じたきめ細かい教育の一環として、英語の基礎力増強と
・EU Institute in Japan(EUIJ)
、EU Studies Institute in Tokyo(EUSI)
の活動を継続した。
・日加戦略的留学生交流促進プログラム日本コンソーシアム(JACAC)の
活動を推進した。
授業外学習時間の有効活用のためのe-learning教材の利用、ティーチン
・ 東京外国語大学との学術教育交流協定により単位互換制度を推進した。
グ・アシスタント活用による学習相談・履修指導を実施した。さらに履
③ 語学研修
修者201人以上の授業科目にクラスアシスタント(CA)を配置する措置
夏期語学研修として(英国)ヨークプログラム29名、
(カナダ)マギル
を継続して実施した。
プログラム17名、
(アメリカ)インディアナプログラム22名を実施した。
④ 初等英語教育研究における学生による地域支援および研修講習を小平市
教育委員会との連携により行った。初等英語教育および小中連携による
(6)学生募集
英語教育の在り方を探求するもので、近隣の小学校およびその小学生が
地元志向の強まりから、東京の大学を志願する地方居住の受験生が減少し
卒業後に進学する中学に学習ボランティアとして本学学部生および院生
ている。これに対応するため下記の入試改革を実施した。
を派遣した。
① ★B方式入試において水戸、静岡、新潟に試験会場を増設した。会場を
設けた地域に対しては、集中的に広報活動を行った。
(2)研究支援
学務担当学長補佐、研究支援室を中心に下記の研究支援を行った。
① 教育研究支援体制の充実と外部資金獲得を図り、新規事業への申請およ
び採択に向けて取り組んだ。
② ★B方式入試を全学科同日に行い、複数学科出願者に対して検定料を割
り引く制度を導入した。
③ ★進学相談会は、これまで参加実施してきた会場に加え、仙台、宇都宮、
大阪などで追加開催した。
② 外部資金による取組は、取組期間終了後も、自己資金を投入し、本学に
とって必要な活動を継続して実施した。取組期間終了後、自己資金で継
続した取組は以下の4つの取組である。
・
「
『協働』によるメディア教育の展開」
(ソーシャル・メディア・センター)
(7)広報活動について
★既存の公式 Webサイトに加え、高校生向けに大学の魅力をイメージ豊か
に伝えるための特別サイト plum garden を新たに設けた。
・
「在学生/卒業生を対象としたシームレスな就職支援推進プログラム」
(就職支援推進プログラム委員会)
・
「専門課程における英語カリキュラム協調開発」
(津田塾大学英語カリキュ
ラム協調開発プロジェクト事務局)
・
「世代連携・理文融合による女性研究者支援」プログラム(女性研究者
支援センター)
(8)★津田梅子生誕150 周年記念事業
2014 年は創立者津田梅子の生誕150 周年の年であったため、
「津田梅子生
誕150 周年記念事業」を展開した。
① 津田塾大学の歴史および津田梅子の功績を周知・広報
小平キャンパス津田梅子資料室において企画展示を行うとともに、特設
のWebサイトを設け、津田塾大学の歴史、津田梅子の足跡などについて
(3)FD・SD活動
① 関西大学との大学間連携共同事業の一環で「教職員合同 FD・SD 研
4
Tsuda Today
広く広報した。
Empowering Women since 1900
② 国際化の強化
本学の創立者である津田梅子に倣って海外で学ぼうとする意欲ある
在校生を支援すべく、長期留学だけなく短期の語学研修に参加する
学生や、海外でインターンシップ、ボランティアに参加する学生に
対する奨学金を拡充した。
③ 津田梅子記念会、ホームカミングデーでの事業
津田塾大学同窓会の協力を得て、津田梅子記念会、ホームカミング
デーは生誕 150 周年を記念したものとし、学生サークルの協力も得
て、展示もより華やかに行った。また、津田梅子の家系を継承され
た写真家 津田直氏が制作し、寄贈された写真冊子『You Me 20012010』を来場者に記念品として贈呈した。
④ 津田梅子賞、高校生エッセー・コンテスト
2010 年に創立 110 周年を記念して創設された「津田梅子賞」を、ま
た、15 回目を迎える高校生エッセー・コンテストを生誕 150 周年の
記念の年にふさわしいテーマで実施した。
⑤ 地域貢献の強化
未来を担う小中学生に理系学科の魅力を伝えるべく、数学を楽しく
学ぶ講座を小平キャンパスにて、プログラミングの講座を千駄ヶ谷
キャンパスにおいて開催した。
(9)2014 年度施設整備計画
2014 年度は主に以下のような施設整備事業を実施した。
★ 5201、5202、5205CALL 教室の更新事業
★テニスコート人工芝整備工事
★正門扉及び周辺改修工事
★南校舎入口自動扉改修工事
★ 5 号館空調設備更新
(消費支出の部)
消費支出の部合計は、37億2600万円となり、当年度消費収支差額は3億
1400万円の支出超過であった。消費支出増の主な要因は減価償却費の増で
ある。これに前年度繰越消費収支超過額1億5700万円を加え、翌年度繰越
消費収入超過額は4 億7100万円となった。
2)資金収支計算書.
資金収支計算書は、当該年度におけるすべての資金の収支内容を表してい
る。企業会計のキャッシュ・フロー計算書に近いものである。
1. 建物支出は、5 号館空調設備等によるものである。
2. 構築物支出は、テニスコート改修によるものである。
3. 教育研究用機器備品支出は、電話交換機他の取得によるものである。
4. 資産運用支出では、第 2 号基本金組入のための特定預金(図書館、新
館、南校舎の建替のための引当)および施設整備資金引当特定預金、
特定目的特定預金への繰入を行った。
5. 次年度繰越支払資金は、1 億 4700 万円減の 4 億 5300 万円となった。
②貸借対照表の状況
貸借対照表は、年度末時点の学校法人の財政状態を表している。企業会計
と異なり、学校会計には資本の部がなく、基本金の部と消費収支差額の部を設
けている。消費収支計算の結果が翌年度繰越消費収支差額に、資金収支計算
の結果である次年度繰越支払資金が流動資産の現金預金の項目に表れている。
(2)経年比較
① 収支計算書
1)消費収支計算書
消費収入の部
2011年度
2012年度
2013年度
本年度末
2,957,056
2,917,067
2,870,268
2,869,043
2,791,246
手数料
142,509
148,534
132,811
115,371
114,228
寄付金
131,675
92,003
104,239
74,186
99,570
2015 年度から千駄ヶ谷キャンパス本館校舎及び別館校舎の解体を開始
補助金
427,671
398,457
400,086
363,100
348,429
し、新校舎の建設が始まることから、津田ホールおよび会議室の貸し出し
資産運用収入
285,069
271,361
254,309
271,125
250,241
は年度末をもって終了した。
事業収入
140,370
144,122
142,637
139,264
137,954
★本館耐震対策工事(煙突、本館塔屋)
千駄ヶ谷キャンパスの整備事業は設計および施工業者の選定を行った。
2. 財務の概要
(1)決算の概要
当年度決算の概要について、消費収支計算書、資金収支計算書および貸
借対照表の順に説明する。なお、貸借対照表の説明における「増」
、
「減」は、
前年度に対して表す。また、金額はすべて百万円未満を四捨五入している。
学生生徒等納付金
(単位:千円)
2010年度
雑収入
178,870
89,582
93,648
177,797
131,792
4,263,219
4,061,126
3,997,998
4,009,886
3,873,459
基本金組入額合計
▲ 484,390
▲394,934
▲520,210
▲ 401,052
▲ 461,504
消費収入の部合計
3,778,829
3,666,192
3,477,788
3,608,834
帰属収入合計
消費支出の部
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
3,411,956
本年度末
人件費
2,266,151
2,128,679
2,165,232
2,294,922
2,220,370
教育研究経費
1,059,542
1,012,418
992,283
1,065,114
1,065,921
477,712
480,833
477,829
454,909
435,518
管理経費
2014 年度の帰属収入は 38 億 7300 万円、基本金組入額は 4 億 6200
借入金等利息
0
0
0
0
0
万円となった。消費支出は 37 億 2600 万円となった。以上により、3 億
資産処分差額
31,433
33,162
22,701
4,801
2,422
1,676
1400 万円の支出超過となった。
徴収不能引当金繰入額
0
3,856
6,672
2,650
前々年度、前年度に続き、2014 年度も消費支出超過となった。来年度
徴収不能額
0
447
0
0
305
以降も大型の施設設備の更新が控えているので、これらが終了するまで
消費支出の部合計
3,834,838
3,659,395
3,664,718
3,822,395
3,726,213
は、このような状態が続くことになる。但し、学費改定を行っているの
当年度消費収支超過額
▲56,009
6,797
186,930
213,561
314,257
で、帰属収支においては黒字を維持できる見込みである。
前年度繰越消費収
支超過額
293,135
237,126
243,922
▲ 56,992
▲ 156,569
基本金取崩額
①収支計算書の状況
1)消費収支計算書
翌年度繰越消費収
支超過額
0
0
0
0
0
237,126
243,922
56,992
▲ 156,569
▲ 470,826
消費収支計算書は、当該年度の総収入である帰属収入から企業でいう自
己資本に相当する基本金への組入額を控除した額を消費収入とし、人件費
や教育研究経費などの消費支出を差し引いて消費収支の差異を表してい
る。企業会計の損益計算書に近いものであるが、基本金組入れの概念は学
2)資金収支計算書
収入の部
2011年度
2012年度
2013年度
本年度末
2,957,056
2,917,067
2,870,268
2,869,043
2,791,246
手数料収入
142,509
148,534
132,811
115,371
114,228
寄付金収入
88,746
87,961
98,493
66,609
97,271
補助金収入
427,671
398,457
400,086
363,100
348,429
帰属収入は、38 億 7300 万円となった。帰属収入増の主たる要因は特
資産運用収入
285,069
271,361
254,309
271,125
250,241
別寄付の増である。
事業収入
140,370
144,122
142,637
139,264
137,954
177,419
89,566
93,583
177,783
120,805
0
0
0
0
0
641,710
635,416
622,332
564,601
584,519
校法人特有のものである。
(消費収入の部)
学生生徒等納付金収入
(単位:千円)
2010年度
基本金組入額の内、第1号基本金への組入額は1億 9600 万円であった。
雑収入
また、第2号基本金への組入れは2 億 6500 万円で、その内訳は図書館建替
借入金等収入
資金の1億1500 万円、新館建替資金の1億円、南校舎建替資金の5000 万
前受金収入
円であった。
その他の収入
以上により、消費収入の部合計は 34 億 1200 万円であった。
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
1,358,192
1,061,324
517,491
527,566
782,964
▲855,004
▲786,234
▲779,771
▲ 869,991
▲ 689,526
815,896
905,691
868,736
653,883
440,393
6,179,633
5,873,264
5,220,974
4,878,354
4,978,524
Tsuda Today
5
no.
96
(単位:千円)
支出の部
人件費支出
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2,278,717
2,142,490
2,154,844
2,263,883
2,151,560
教育研究経費支出
818,736
707,260
708,381
778,223
695,782
管理経費支出
418,247
368,064
390,154
364,438
345,337
0
0
0
0
0
借入金等利息支出
借入金等返済支出
0
0
0
0
0
施設関係支出
731,557
666,079
120,354
11,156
204,484
設備関係支出
232,082
566,164
165,781
349,664
101,472
資産運用支出
849,124
930,162
632,289
825,495
778,650
その他の支出
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
支出の部合計
297,044
366,192
570,307
312,873
495,589
▲351,564
▲741,881
▲175,019
▲ 467,771
▲ 247,632
905,691
868,736
653,883
440,393
453,282
6,179,633
5,873,264
5,220,974
4,878,354
4,978,524
② 貸借対照表
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
本年度末
34,014,872
34,872,645
35,034,908
35,446,460
35,572,764
流動資産
1,123,343
1,037,029
824,232
735,114
606,994
35,138,215
35,909,674
35,859,140
36,181,574
36,179,758
633,747
739,472
682,234
708,599
755,504
流動負債
1,062,316
1,326,320
999,743
1,108,320
912,353
負債の部合計
1,696,063
2,065,791
1,681,977
1,816,919
1,667,857
資産の部合計
基本金の部合計
帰属収支差額比率
消費収支比率
学生生徒等納付金比率
人件費比率
教育研究経費比率
管理経費比率
流動比率
(単位:千円)
固定資産
固定負債
3)主な財務比率比較
比率名
本年度末
33,205,026
33,599,961
34,120,171
34,521,224
34,982,727
消費収支差額の部合計
237,126
243,922
56,992
▲ 156,569
▲ 470,826
負債の部、基本金
の部及び消費収支
差額の部合計
35,138,215
35,909,674
35,859,140
36,181,574
36,179,758
負債比率
自己資金構成比率
基本金比率
(単位:%)
算式
2010年度 2011年度 2012年度 2013年度
帰属収入-消費支出
8.3
10.0
9.9
4.7
帰属収入
消費支出
105.4
101.5
101.5
105.9
消費収入
学生生徒納付金
71.8
69.4
71.8
71.5
帰属収入
人件費
54.2
53.2
52.4
57.2
帰属収入
教育研究経費
24.8
24.9
24.9
26.6
帰属収入
管理経費
12.0
11.2
11.8
11.3
帰属収入
流動資産
105.7
78.2
82.4
66.3
流動負債
総負債
5.1
6.1
4.9
5.3
自己資金※1
自己資金
95.2
94.2
95.3
95.0
総資金※2
基本金
99.8
99.8
99.8
99.9
基本金要組入額
本年度末
3.8
109.2
72.1
57.3
27.5
11.2
66.5
4.8
95.4
99.9
※1 自己資金=基本金+消費収支差額
※2 総資金=負債+基本金+消費収支差額
以上
津田梅子記念会&ホームカミングデー開催のお知らせ
2015 年10月11日(日)
会 場:津田塾大学 小平キャンパス
■午前の部(10:30 ∼ 12:10)
学長挨拶、同窓会会長挨拶
津田梅子記念礼拝
津田梅子賞贈賞式
高校生エッセー・コンテスト表彰式
■午後の部(13:30 ∼ 15:00)
シンポジウム 「世代を超えて〈津田スピリット〉を語ろう」
卒業後50年、40年、30年、20年を迎える4人の方に、これまでの足跡
を語っていただき、世代を超えて通じる津田スピリットを探ります。
司 会:羽場久美子
パネリスト:
50 周年
40 周年
30 周年
20 周年
藤田 郁子
田辺 由美
渡辺 淳子
佐藤 峰
青山学院大学教授(1975 年卒 国大 3 回)
幕末史研究、同窓会山口支部元支部長(1965年卒 英大14回)
ワインアンドワインカルチャー社長(1975年卒 数大23回)
小・中学生のための英語を使った国際交流―ゲストの国はどんなところ?
多文化・国際協力コース 第一線で活躍するOGによるミニシンポジウム
情報科学科開設 10 周年記念フォーラム─講演会・パネル・親睦会
茶道部によるお点前
華道部による展示
■連絡事項
当日の行事参加の申込みは不要です。ただし、「小・中学生のため
の英語を使った国際交流」は事前申込みが必要です。
お弁当(1,000 円税込)をご希望の方は、9 月 17 日(木)までに
交流館事務室にお申込みください。その他、大学ホール内の「ルポ」
で軽食を販売しております。
大学構内の「さくらんぼ保育所」での保育を希望の方は、8 月末ま
でにご連絡ください。
当日同期会を行う場合は、大学の教室等を会場としてお使いいただけま
す。ご希望の方は交流館事務室にお申込みください。なお、使用会場・
時間帯は行事との関係で調整させていただくことがあります。
俳人(1985 年卒 英大 34 回)
横浜国立大学准教授(1995年卒 国大23回)
■その他のイベント
津田梅子資料室企画展示 ─ 太平洋戦争と津田塾 交流館自主フォーラム「小学生英語のひろば」企画(事前申込要)
〈申込み・連絡先〉
津田梅子記念交流館事務室
〒 187-8577 東京都小平市津田町 2-1-1
TEL. 042-342-5146
FAX. 042-342-5109
E-mail: [email protected] http://koryukan.tsuda.ac.jp
ソーシャル・メディア・センターの取り組みが国際交流基金「アジア・
文化創造協働助成プログラム」に採択されました
国際交流基金「アジア・文化・創造協働助成プログラム」は、協働
■助成対象事業:演劇教育による子どもたちのエンパワーメント を通じ日本を含むアジアの人々の間に共感や共生の意識を育んでいく
―PETA* の“Safety Zone”構築に学ぶ―
ために、アジアにおいて文化芸術・スポーツ・知的交流分野の専門家・
■機関名:津田塾大学ソーシャル・メディア・センター
専門機関が取り組む共同制作や共同研究等の協働事業及びその成果発
信事業について、経費の一部が助成されるもので、この度ソーシャル・
メディア・センターの取り組みが採択されました。今後は翻訳・出版、
シンポジウム、ワークショップなど幅広い活動を予定しています。
6
Tsuda Today
*フィリピン教育演劇協会(Philippine Educational Theater Association)
Empowering Women since 1900
B I L LBOA R D
数学科67周年、現数学科10周年記念
シンポジウム開催のお知らせ
TSUDA 留学フェア 2015 開催のお知らせ
国際センターでは 10 月に留学フェアを開催します。協定校派遣学
数学科は 1949 年に創設され、情報数理科学科を経て、2006 年
生および交換受入学生による協定校紹介、私費留学の体験談発表、
の改組により再び数学科となり現在に至っています。このたび改組
「留学と就職」
「留学と学籍」に関する説明などを予定しています。
10 周年を記念し公開シンポジウム「未来へ向けて」を以下の要領
留学から帰国したばかりの本学学生や本学で学んでいる交換受入学
で開催することとなりました。
生によるプレゼンテーションは、現地や留学の様子がよくわかると
日 時:2015 年 11 月 11 日 ( 水 ) 14:45 ∼ 20:00
場 所:津田塾大学本館 315 号室
プログラム:14:45 ∼ 18:00 講演およびパネル・ディスカッション
(私たちの挑戦 ─ Women in Mathematics)
18:00 ∼ 20:00 懇親会 (於 大学ホール)
講 師:岡本 和夫氏(東京大学名誉教授、元日本数学会理事長)
石井 志保子氏(東京大学大学院数理科学研究科教授)
パネリスト:石井 志保子氏
奥田 千鶴氏(東京都立両国高等学校主任教諭)
榎本 泰子氏(みずほ銀行リスク管理業務部)
石谷 紗知氏(理学研究科修士課程 1 年)
詳細は以下をご覧下さい。
http://kouhou.tsuda.ac.jp/ug/dept_math/news/2015/11/11/10sympo.html
好評です。協定校について、および留学の準備や進め方について情
報を得るよい機会です。
これから留学を考える皆さんは、是非ご参加ください。
日 時:2015 年 10 月5日(月)
∼ 10 月 16 日(金)
(土日、10月7日
(水)
を除く)
昼休み(12:15 ∼12:55)
会 場:小平キャンパス 7 号館
1 階 7101 教室
2014 年度留学フェアの様子
2015 年度 第16 回 高校生エッセー・コンテスト
未来のために 若い人たちへ ∼歴史に学ぶことを訴えた ヴァイツゼッカーに手紙を書こう
1. 募集内容:ヴァイツゼッカーにあてた手紙形式のエッセーを書いて
5. 表彰:最優秀賞 1名(賞状及び副賞 5 万円を贈呈)
ください。英語の場合は 400words 程度、日本語の場合
優秀賞若干名(賞状及び副賞 1万円を贈呈)
は 1,200 字(横書き)程度にまとめてください。
最優秀作品は、10月11日(日)津田塾大学において表彰し、津
2. 応募資格:高校生(国籍・学年・性別は問いません)
田塾大学広報誌『Tsuda Today』と津田塾大学ウェブサイトに、
3. 応募方法: ① A4 用紙でワープロまたは手書き。
優秀作品は津田塾大学ウェブサイトに掲載・公表します。また、
②応募作品に、氏名(フリガナ)
・性別・住所・電話番号・
入賞者には10月9日(金)までに本人に通知します。
高校名(所在県名)
・学年を記載した表紙(A4 用紙)を
なお、応募作品は返却しません。応募作品の著作権はすべて
添付して、下記に郵送してください。
津田塾大学に帰属します。
【郵送先】〒104-8189 東京都中央区銀座 1-15-6 KN 銀座ビル 8 階
6. 問合わせ:津田塾大学ライティングセンター
㈱栄美通信 津田塾大学 高校生エッセー・コンテスト係
高校生エッセー・コンテスト係
4. 募集期間:2015 年 8 月1日(土)∼ 9 月7 日(月)必着
寄付者ご芳名
(2015年6月30日現在 ABC順 掲載希望者のみ)
学生スカラシップとして
故 助川 尚子 様(遺贈)
2,500,000 円
教育研究のため
穴沢 素子 様
500 円
文学研究科博士課程研究奨励費資金として
鷲見 八重子 様
1,000,000 円
教育振興資金
五十嵐 若 様 今田 和義 様
木倉 雅彦 様 松本 隆司 様
島津 公保 様 戸田 正春 様
豊田 忠孝 様
他 45 名 様
育児と学業の両立支援
2名 様
(TEL:042-342-5129 E-mail:[email protected])
理事会・評議員会開催報告
▶第 240 回理事会(2015 年 4 月 17 日)
【審議事項】
1.千駄ヶ谷キャンパス新教学組織に関する件
2.小平キャンパスの教学組織に関する件
3.内部監査規程に関する件
【報告事項】
1.その他
(1)名誉教授の称号授与について
(2)2015 年度入学者数について
6.小平キャンパスの教学組織に関する件
7.学則に関する件
【報告事項】
1.東日本大震災被災学生支援募金について
2.大学教育再生加速プログラムへの応募について
▶第171回評議員会(2015 年 5 月 28 日)
【諮問事項】
1.評議員、評議員会選出理事、理事会選出監事の選
任に関する件
【報告事項】
▶第 241回理事会(2015 年 5 月 28 日)
1.2014(平成 26)年度事業報告について
【審議事項】
2.2014(平成 26)年度決算(案)について
1.2014(平成 26)年度事業報告に関する件
3.千駄ヶ谷キャンパスの新学部について
2.2014(平成 26)年度決算(案)に関する件
4.小平キャンパスの教学組織について
3.千駄ヶ谷キャンパスの新学部に関する件
4.理事、監事、理事会選出評議員等の選任に関する件 5.東日本大震災被災学生支援募金について
6.2015 年度入学者数について
5.内部監査規程に関する件
Tsuda Today
7
no.
96
お問合せ:教務課 ℡ 042-342-5130
場 所:小平キャンパス
総合2015
現代のさまざまな問題を取り上げ、学生が主体となり教員と協力
して運営にあたる「総合」
。
今年度は「点・線・面∼“つながる”“つながらない”の狭間で∼」
をテーマに、各界でご活躍の方々にご講演いただきます。
■講 師:講演予定者については、本学ウェブサイトをご参照ください。
■日 時:授業期間中の毎週木曜日 13:00 ∼ 14:30
■参加費:無料。どなたでも参加できます。 ■お申込み:不要。本学正門守衛所にて、住所、氏名等をご記入ください。
お問合せ:教務課 ℡ 042-342-5130
女性学B(後期) ■講 師:舘 かおる氏(お茶の水女子大学名誉教授)
■日 時:授業期間中の毎週木曜日 14:40 ∼16:10
■参加費:無料。18 歳以上であれば、どなたでも参加できます。
場 所:小平キャンパス
■受付期間:9 月 16 日(水)∼ 9 月 25 日(金)
(土日を除く)
9:00 ∼ 16:00(休憩 11:15 ∼ 12:15)
■定 員:35 名
■お申込み:教務課窓口で受け付けます。 ※印鑑をご持参ください。
お問合せ:津田梅子記念交流館事務室 ℡ 042-342-5146
場 所:小平キャンパス(津田梅子記念交流館)
津田梅子記念交流館プログラム
翻訳を体験しよう
■定 員:20 名
■参加費:10,000 円
■講 師:柳田 利枝氏(翻訳家)
■日 時:10 月 17 日∼ 12 月 12 日 隔週土曜日 全 5 回 10:00 ∼12:00
お申込・お問合せ:千駄ヶ谷キャンパス事務室 ℡ 03-3402-7333
場 所:千駄ヶ谷キャンパス([email protected])
夏期公開講座(大学院文学研究科英語教育研究コース)
Vocabulary for Language Teachers
■会 場:千駄ヶ谷キャンパス津田ホール 1 階会議室
■定 員:60 人(先着順に申込受付、定員になり次第締切)
■講 師:Prof. Stuart Webb
■対 象:現職の英語教員、英語教育について学ぶ学生・大学院生、 ■受講料:各回 2,500 円(津田塾生 1,000 円)
全日程申込の場合は 10,000 円
英語教育に関心のある方
■日 程: 8 月 19 日(水)、20 日(木)、21 日(金)、22 日(土)、24 日(月) 詳細は津田塾大学ウェブサイトをご覧ください。 各日とも 10:30 ∼ 12:00
お問合せ:ウェルネス・センター ℡ 042-342-5147
場 所:小平キャンパス FAX 042-342-5144
ウェルネス・センター公開講座
「希望 ─ Challenge ─ 」 第 3 回 「伝統への挑戦 ─ 京都・祇園に受け継がれる舞 ─」
■講 師:井上 安寿子氏(京舞井上流)
■日 時:10 月 8 日(木)13:00 ∼ 14:30
■会 場:小平キャンパス 特別教室
■共 催:
「総合 2015」
第 4 回 「被災地での実践活動から学んだこと─ 災害時のこころのケアとは─ 」
■講 師:小俣 和義氏(青山学院大学教育人間科学部心理学科教授)
■日 時:11 月 30 日(月)10:30∼12:00
■会 場:小平キャンパス 5 号館 5101 教室
■聴講料:各回無料(申込要)。どなたでもご参加いただけます。
詳細は本学ウェブサイトでご案内いたします。
津田塾大学・関西大学主催 シンポジウム
お問合せ:ライティングセンター ℡ 042-342-5129
場 所:小平キャンパス
「大学教育における『書く力』どう測る、どう伸ばす ─ルーブリックの活用と課題─」
■日 時:2015年9月12日(土) 14:00 ∼ 17:25 終了後情報交換会
■会 場:小平キャンパス 7号館 ■参加費:無料
■お申込み:ライティングセンター WEBサイトより
https://twc.tsuda.ac.jp 在学生保護者のための大学説明会
在学生保護者の皆さまを対象とした大学説明会を開催いたします。キャンパスをご見学いただくとともに、大学の近況報告やサポート制度
の紹介などを予定しております。多くの皆さまのお越しをお待ちしています(事前申し込みは不要です)
。なお、当日は津田塾祭開催期間中です。
■日 時:11 月 14 日(土)13:00 ∼15:30
■場 所:小平キャンパス 5 号館(教室は変更する場合があります)
■主なプログラム:学長挨拶/学生生活サポート/進路・就職状況説明/留学サポート/個別相談/キャンパスツアー
第13回 津田塾大学梅子杯争奪学生英語弁論大会のお知らせ
「津田塾大学梅子杯争奪学生英語弁論大会」(通称:梅子杯)は、
津田塾大学英語会 (TESS) 主催の英語スピーチ大会です。予選通
過者 7 名と本学代表者 1 名の計 8 名のスピーカーが、11 月 14 日
土曜日に津田塾大学でスピーチを披露します。
梅子杯は、温かいおもてなしで好評を博している大会です。今
年度は Departure ─ The Trip with Our Pilot ─ をコンセプトと
して掲げ、伝統を継承するだけではなく、未来の梅子杯の礎とな
るような大会を目指しています。例えば、今年度大会は開催時期
を変え、津田塾祭と同時開催いたします。加えて、スピーカー(演
説者)とオーディエンス(観客)に連帯感が生まれるような大会を
目指しています。また、普段英語に触れる機会のないオーディエ
ンスのために、日本語の説明を配付します。
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Tsuda Today
新しい伝統となる梅
子杯のため、そしてス
ピーカーとオーディエ
ンスに最上の舞台をご
用意するべく、実行委
員一同、心を尽くしま
す。皆様のご来場をお
待ちしております。
昨年の梅子杯
■開催日:11 月 14 日(土)(津田塾祭期間中)
■時 間:11:00 開会(10:30 開場)
■会 場:小平キャンパス 新館特別教室(予定)
■W E B :http://umekocup2015.wix.com/the-13th-umeko-cup
■お問合わせ:[email protected]