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4
単元の目標
5
時
学習指導計画
1
1
2
3
4
5
乗法について成り立つ性質や法則を理解し、これを計算に進んで生かそうとする意欲をもつ。
乗数や被乗数が0の場合の意味と、その積について理解する。
乗数が1増減すると積が被乗数分だけ増減するという乗法の性質を理解する。
乗法においては、交換法則及び結合法則が成り立つことを理解する。
乗数や被乗数が10の乗法を、乗法の意味や性質に基づいて理解し計算できる。
(全7時間)
2
ね
ら
い
乗数や被乗数が0
の場合の乗法の意味
を理解するとともに
その積が常に0であ
ることが分かる。
学
点取りゲームの方法を
知り、おはじきの数を
表に書く。
6点 6×2=12
4点 4×5=20
得点の求め方を考え
てみよう。
習
活
動
具体的な場面の考察
を通して、乗数が1
増減すると積が被乗
数分だけ増減するこ
とが分かる。
忘れた7×6の答えの
見つけ方を教えてあげ
よう。
7×6の答えの求め
方を考えよう。
① 図
② 数を数える
2点 2×0=0
③ 7+7+7+7+7+7=42
0点 0×3=0
④ 6×7=42
全得点は、
12+20+0+0=32 ⑤ 7×5+7=42
0×0は、0点のとこ
ろに入ったおはじきの ⑥ 7×7−7=42
数が0個だったので、
かけ算では、
0点
どんな数に0をかけて かける数が1増える
も、答えは0になる。 と,答えはかけられる
0にどんな数をかけて 数だけ増え、かける数
も、答えは0になる。 が1減ると、答えはか
けられる数だけ減る。
練習・点取りゲーム
練習 鉛筆マーク1
3
乗算の表やアレイ図
の考察を通して、乗
法の交換法則が成り
立つことが分かる。
4
乗数や被乗数が10
の乗法を、乗法の意
味や性質に基づいて
理解し計算できる。
シールは全部で何枚あ
るでしょう。
式
5×10
10×5
計算の仕方を考えよ
う。
・かける数が1増える
と答えは5ずつ増加
5×8=40↓
5×9=45↓
●●●●●●●
5×10=50
●●●●●●●
●●●●●●●
・
5×10
●●●●●●●
=5×9+5
・10×5は、10の
アレイ図
5個分だから、
・たての数4の7つ分
10×5=50
・横の数7の4つ分
どちらも28個の● ・かける数とかけられ
の数を表している
る数を入れかえて、
かけ算では、かけら
10×5=5×10
=50
れる数とかける数を
かけ算のきまり(意味
入れかえて計算して
や性質)をもとにして
も、答えは同じ
計算することができる
練習
かけ算の九九表を
見て、4×7と答えが
同じになるかけ算を見
つけよう。
7×4
4×7=7×4
になるわけを考えよ
う。
5
具体的な場面の考察
を通して、乗法の結
合法則が成り立つこ
とが分かる。
具体的な場面の考察
を通して、乗法の分
配法則が成り立つこ
とを理解する。
りんごは全部で何こあ
るでしょう。
りんごの数の求め方
を考えよう。
①一人分のりんごの数
4×2=8
全部のりんごの数
8×5=40
②かごの数
2×5=10
全部のりんごの数
4×10=40
答え
40こ
①(4×2)×5=40
② 4×(2×5)=40
①②も全部のりんごの
数(4×2)×5
=4×(2×5)
3つの数のかけ算では
はじめの2つの数を先
にかけても、後の2つ
の数を先にかけても、
答えは同じ
自動車は全部で何台あ
るでしょう。
自動車の数の求め方
を考えよう。
①5+2=7
7×6=42
②5×6=30
2×6=12
30+12=42
答え
42台
関心
意欲
態度
乗法の意味を理解し、 既習事項や乗法の意味か
0の計算に生かそうと ら乗法に関して成り立つ
する。
性質を見出そうとする。
乗法に関して成り立つ 10の乗法の仕方を見 既習事項や乗法の意味か
性質や法則を見出し, 出そうとする。
ら乗法に関して成り立つ
説明しようとする。
法則を見出そうとする。
数学
的な
考え
方
既習事項や乗法の意味 既習事項や乗法の意味
から乗法に関して成り から乗法に関して成り
立つ性質や法則を見出 立つ性質を見出す。
す。
既習事項や乗法の意味
から乗法に関して成り
立つ性質や法則を見出
す。
表現
処理
乗数や被乗数が0の乗 乗法に関して成り立つ
法の式表示ができる。 性質や法則を、式で表
すことができる。
既習事項を根拠に、筋道を
立てて答えを求める方法を
説明することができる。
知識
理解
乗数や被乗数が0の乗 乗法に関して成り立つ
法の意味や結果が分か 性質がわかる。
る。
乗数の増減と積の増減の関
係や乗法の交換法則をもと
に、乗数や被乗数が10の
乗法の仕方を見出す。
6
7
練習問題を
通して習熟
を図る。
①②を一つの式に表す
①(5+2)×6=42
②(5×6)+(2×6)
=42
①②も自動車の数を表
している
①=②
(5+2)×6
=(5×6)+(2×6)
既習事項や乗法の意味か
ら乗法に関して成り立つ
法則を見出そうとする。
既習事項や乗法の意味 既習事項や乗法の意味
から乗法に関して成り から乗法に関して成り
立つ法則を見出す。
立つ法則を見出す。
乗数や被乗数が10の 乗法に関して成り立つ 乗法に関して成り立つ 乗法に関して
乗法の計算ができる。 法則を、計算に生かす 法則を、計算に生かす 成り立つ性質
や法則がわか
ことができる。
ことができる。
り、計算に生
乗法の交換法則が成り 乗数や被乗数が10の 乗法の結合法則が成り 乗法の分配法則が成り かすことがで
立つことがわかる。
乗法の計算のしかたが 立つことがわかる。
立つことがわかる。
きる。
わかる。