《医療通訳士技能検定の概要》 [医療通訳士技能検定とは] 医療通訳士として医療現場に立つ際に必要な技能を有しているかを測定する技 能検定です。1 次試験(筆記)と 2 次試験(実技)で構成されており、年 2 回 (春と秋)実施されています(実施団体・一般社団法人日本医療通訳協会)。 技能検定の結果、一定の能力を有すると認められた受検者には、1 級と 2 級の認 定書が与えられます。1 級認定書はそのまま現場に立つ能力を有していると認め られた受検者に与えられます。2 級認定書は単独で現場に立つことは難しいが補 助を務める程度の能力を有していると認められた受検者に与えられます。 [1 次試験で測定するポイント] ◎医療通訳を行うための基本的な保健医療知識を日本語および対象言語で有し ている。 ◎基本的な保健医療知識を活用し翻訳する能力を有している。 ◎医療通訳士の役割や倫理について理解している。 [2 次試験で測定するポイント] ◎医療通訳実践のための言語とコミュニケーションの技術を身につけている。 ◎医療現場に立つための職業姿勢を身につけている。 [基本的な保健医療知識] ◎身体系統 ◎主要臓器の構造および各名称 ◎主要症状 ◎身体測定・バイタルサイン ◎各種医療検査・手術 ◎各診察科 ◎病名 [医療通訳士の役割や倫理] 「医療通訳士倫理規定」に寄る。
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