(仮称)仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略 骨子に寄せられたご意見と

(仮称)仙台市まち・ひと・しごと創生総合戦略
●第3部 総合戦略に関するご意見(17件)
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ご意見等
1 基本目標①(中小企業の活性化、企業・創業の促進)について
中小企業の育成・支援については、原料調達・配送を含め多角的に関連する
事業者を集約する地域を設けるなど、コスト削減に対する面も考えていただき
たい。
2 基本目標②(魅力の創造・発信、交流人口の拡大)について
盛岡市の「手作り村」のように、伝統的産業を集約して、体験できる観光地
化策にもつながるものと思われる。
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外国人観光客の誘客については、経済効果とともに、治安の安全・安心面で
も対策を強化することを取り入れてほしい。
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野球、サッカー、ラグビー、陸上などのための「万能型ドーム競技場」を作
ってはどうか。
コンサート、演劇、各種お祭用の「万能型会場」を作ってはどうか。
基本目標③(若者定住など新たな人の流れ)について
「学都仙台」を目標としてきた仙台市は、全国・全世界から学生年齢層を呼
び込み、技術研究等に優れた人間を輩出してきた。その点、高度な技術者・研
究者を全国的・先進国に送り出すことも必然的なことであろう。
骨子に寄せられたご意見と本市の考え方
本市の考え方
「サービス産業等の生産性向上やブランディング戦略の確立等」を
進める取り組みにおきまして、参考とさせていただきます。
「地域資源の発掘、地場産品の開発・発信力強化による地域の魅力
向上」を進める取り組みにおきまして、参考とさせていただきます。
基本目標②の達成に向けた「世界との交流人口の拡大」を進める中
におきましても、市民の安全安心な暮らし及び基本目標⑤の「安心し
て快適に暮らせるまちづくり」の上に、本市のまち・ひと・しごと創
生の取り組みが成り立っているという認識の下、各種具体的な取り組
みを進めてまいります。
「スポーツ・文化を通じた交流人口の拡大」を進める取り組みにお
きまして、新たな施設整備には費用対効果をはじめとして多くの課題
がございますが、参考とさせていただきます。。
「スポーツ・文化を通じた交流人口の拡大」を進める取り組みにお
きまして、新たな施設整備には費用対効果をはじめとして多くの課題
がございますが、参考とさせていただきます。。
本市には大学をはじめとして種々の教育機関があり、大学ごとに歴
史の違い、文系理系の別、また、学生の出身地、地元志向の強さなど
多種多様な状況にあると考えております。若者の定住促進を進める取
り組みにおきましても、各大学等の特性を踏まえながら進めてまいり
たいと考えております。
育成した技術者等を活用する雇用面への環境づくりがこれまで弱かったと思
「地元大学等と連携した学生の地元定着の促進」を進める取り組み
う。
におきまして、参考とさせていただきます。
仙台から転出し疎遠となった人たちと再び縁を結ぶ。東京に比べて魅力や刺
本市へ人材を呼び込むUIJターンを進める中で、様々な移住の動
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ご意見等
激の少ない保守的な仙台に、関心を持ってもらう、移住したいと思ってもらう
には、
「仙台に会いたい人がいる」などの動機が必要ではないか。
ITの人材育成も行う「日本に誇る情報センター」を作ってはどうか。
基本目標④(若い世代の結婚、出産、子育ての希望)について
中心部の経済都市化と住宅地の周辺地域への拡散が見られ、子育てしながら
働く世代へ配慮した街づくりが弱かったのではないか。
本市の考え方
きにつながるよう、本市のPRの工夫や対象者の検討などにおきまし
て、参考とさせていただきます。
「今後地域で求められるIT分野などでの人材育成」を進める取り
組みにおきまして、新たな施設整備には費用対効果をはじめとして多
くの課題がございますが、参考とさせていただきます。
本市の子育て世代の中心と目される年代の方々が本市周辺自治体
へ転出していく傾向が見られており、若い世代の定住促進、又は子育
てしやすい環境を高める取り組みの中で、具体的な施策を検討してま
いります。
結婚について一番大切なのは「機会開発」
。同窓会組織、宮城県人会などのネ
同窓会組織等の民間団体に対する行政の関与のあり方については、
ットワークを活用して出会いの場を。
種々の議論があるものと考えておりますが、様々な人が集まり、出会
う場所としての都市の機能を向上させる意味においても、「人の流れ
と活気を生み出す都心空間の形成」に向けた取り組みを進めてまいり
ます。
「働く女性の活躍のための環境整備」には反対。子育ては女性の仕事という
基本的方向として「男女ともに」子育てをしながら活躍できる社会
前提になっている。男性側の意識改革がなければ女性の負担はなくなりません。 づくりを掲げており、「働く女性の活躍のための環境整備」はその施
策例として掲載しているものです。ご指摘の前提に基づくものではご
ざいませんが、趣旨が明確となるよう、掲載箇所や表現などについて、
総合戦略の本体において、検討させていただきます。
基本目標⑤(地域特性に合わせた安心・快適なまちづくり)について
不動産の空き室率増加への対策を。高騰する不動産賃貸料に対し、市独自の
空き室率が震災後に一旦減少したものの、再び増加傾向となってお
条例を作成し規制する。
ります。既存ストックの有効活用等を図りながら、地域特性に合わせ
た、安心して快適に暮らせるまちづくりを進めてまいります。
高齢者の社会参加、生きがいづくりへの対策。現役で会社に勤めること、趣
高齢者の社会参加・生きがいづくり促進に向けた具体的取組を進め
味の集まりやカルチャーセンターだけではなく、子供の見守りや若者の相談相 る上での参考にさせていただきます。
手などといった形での社会参加がある。また、報酬を受けてこそ出てくるやる
気もある。
シェアハウス、旅行者の宿としての活用。年齢で区切ることなく、だれでも
既存ストックの有効活用等を進める取り組みにおきまして、参考と
利用できる井戸端のような場所を作る。
させていただきます。。
空き家、子供・高齢者対策として「じじばばまごの園」を作ってはどうか。
既存ストックの有効活用等又は高齢者の安心な暮らしの確保を進
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ご意見等
本市の考え方
める取り組みにおきまして、参考とさせていただきます。。
山菜・キノコ採りができ、釣り堀もある「大規模レクリエーション場」を作
市民が感じる仙台市の住みやすさとして「自然環境に恵まれてい
ってはどうか。また、休耕地利用として、貸し出しの「耕作園」を設けてはど る」ことが多く挙げられております。新たな施設整備には費用対効果
うか。
をはじめとして多くの課題がございますが、
「地域特性に合わせたま
ちづくり」を進める取り組みにおきまして、参考とさせていただきま
す。。
●全般・その他に関するご意見(2件)
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ご意見等
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政策重点化方針 2020 との関係性と、総合戦略の位置づけが不明確。
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有識者・市民活動の経験者・起業家、学生らで組織する実行委員会のような
ものも作りながら総合戦略の本体作成を進めたほうがよいと思う。
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本市の考え方
両者の関係が明確となるよう、総合戦略の本体において記述を追加
させていただきます。
有識者、NPO、起業家の方々をはじめ、産官学金労言にわたる各
分野の方々にヒアリングをさせていただいているほか、仙台市議会に
おける議論及び今回の市民意見の募集などによって、幅広くご意見を
いただきながら、年度末に向けての総合戦略策定を進めております。