なかよし週間によせて いろいろな国の言葉で「ありがとう」

中野市立 倭小学校
平成 27年5月22日(金)
学校だより
No.7
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なかよし週間によせて
いろいろな国の言葉で「ありがとう」
5月7日から13日まで「なかよし週間」でした。そ
や さしさと思いやりのある子
の間、各学年では、なかよし標語づくりをしました。校 ○
長講話の題名「ありがとう 大切なのは その気持ち」 ○
ま ほうの言葉がいえる子
は、6年生の碧唯さんの標語からいただきました。
「おはよう」
「ありがとう」
「ごめんね」
昨年から、子どもたちに話している「やまと」の合言
と くいなことを増やしていく子
○
葉にもつながる「ありがとう」の一言、今回はこの言葉
を取り上げました。じゃんけんをし、勝った子が相手に
質問をします。負けた子がその質問に答えてくれたら「ありがとう」を言うルールです。ただし、
「ありがとう」はいろいろな国の言葉で返すことにしました。
倭小学校には、中国やフィリピンの言葉を話せる子がいます。また5・6年は外国語の時間、
1年から4年生の子どもたちは国際理解教育の一環としてアメリカ人の ALT 教師フランク先生
に英語を教えていただいています。そして松井先生は、タイのバンコク日本人学校に赴任してい
たのでタイ語、私はペルーの日本人学校にいたのでスペイン語。ちょっとした国際感覚が味わえ
ました。話の最後には、ペルーのマチュピチュの映像と共に「友だちと親友」の話もしました。
私もペルーには、もう会えないかもしれないけれど心の友だちがいることを話しました。
今回は嘉聡くん、亜妃さんにそれぞれの国の言葉による「ありがとう」を教えてもらいました。
全員から称賛の拍手を贈られ、ちょっと照れながらも誇らしげでした。二人ともありがとう!
「やまとじゅく」が始まりました
地域の皆様に応援していただいている「やまとじゅく」
第1回目が 18 日(月)に行われました。
「やまとじゅく」
は 3 年生から 6 年生までの子どもたちが、「マレットゴ
ルフ」
「木・竹細工」
「自然エネルギー」の 3 講座に分か
れ、地域の方々に教えていただいています。
「地域に学ぶ」
「地域から学ぶ」ことを願い、地域の方との交流も含め
た活動として、10 年以上に渡って続いている特色ある教
育活動です。昨年は中野・下高井教育研究集会の環境教
育でも実践発表をしていただきました。また年5回行わ
れる「やまとじゅく」の番外編として、昨年度は初の「な 竹馬作りに挑戦。2時間があっという間に過ぎました。
がしそうめん」も開催していただきました。現在準備を進めている「やまとコミュニティスクー
ル」の地域支援事業の礎でもあり、地域と学校とが連携して取り組んでいる活動としても注目さ
れているものです。地元の有志の方や JA 青年部のご協力に感謝申し上げます。
左上:昨日から運動会特別時間割開始、組体操の技のお手本を見せる6年生。
左下:「とじこめた空気と水のせいしつ」のひとこま。この笑顔なら理科離れはない。
右上:なぜか「こどものときのこうちょうせんせいをいめーじした」とある1年生の作品。
不思議だが、作品に参加させてもらえたことになんともいえないうれしさを感じる。
自
自然
然閑
閑談
談
No.3
ウォンテッド マイマイガの幼虫
先週、顔や腕が赤くはれた児童が数名いた。子どもたちの様子から、どう
やら毛虫にやられたのではないかと思われる。
昨年、マイマイガが大発生したのは記憶に新しい。このマイマイガの幼虫
の卵塊の駆除は学校でも行っていたが、そうはいってもおびただしい数であ
る。この時期、注意してみると枝先などから糸を引いて空中に漂うマイマイ
ガの幼虫がかなり見られる。この体毛がささって皮膚炎を生じることもある
という。特に幼児、児童にはこの症状が多いらしい。有名なドクガほどでは
ないにしろ注意を要する。
身の回りにいる昆虫や不快な生き物を、はなから毛嫌いする風潮が強い。
大切なことはそれらの生き物に気づかせ、どのように回避するのか、万一の
ときにはどのように処置したらいいのか、こういったことを子どもと一緒に
考えてみることではないか。教科書だけでは学べないことは山ほどある。生
活の知恵がつく場は何といっても家庭であり、実体験である。
糸をはいてぶら下がるマイマイガ
の幼虫。この種の幼虫は風に乗
って移動する。