第3回「みちのく復興事業シンポジウム」を開催 ~ 東北モデルから地方創生のヒントを探る ~ 主催:みちのく復興事業パートナーズ、NPO法人ETIC. 「みちのく復興事業パートナーズ※1(以下、事業パートナーズ)」と「NPO法人ETIC.※2(以下、ETIC.)」 は、東 日本大震災から4年を迎える3月に、復興の現場から生まれてきている東北モデルの事例から地方創生のヒン トを探るシンポジウムを開催いたします。 東北は、震災前から少子高齢化、過疎化、新産業創出の必要性等、日本の課題が顕在化している地域であ り、その解決は、課題先進国日本のモデルになると言われてきました。 東日本大震災をきっかけに、多様な人材が流入し地域で復興に取り組むリーダーと連携することで、数多くの NPO・団体が立ち上がり、それぞれの課題解決に向けて活動してきました。 震災から4年を経て、課題先進国日本のモデルになるような取り組みが生まれ、育っています。それらは被災 地の復興のみならず地方創生のヒントにもなるはずです。 今回のシンポジウムでは、東北で生まれている先行事例にスポットを当てるとともに、今後の地方創生に向け て行政・企業・市民が東北に継続的に関わっていく意味を見つけていくことを狙います。 日時 会場 定員 対象 参加申込 2015年3月9日(月) 13:30-15:40 (開場は13:00から) 電通ホール(東京都港区東新橋1-8-1、電通本社ビル内) 300名 (参加無料) 企業のCSR・社会貢献担当者、人事担当者、復興、地方創生に関心のある方 下記Webフォームよりお申込みください http://www.michinokupartners.jp/event150309.html 主催 みちのく復興事業パートナーズ、NPO法人ETIC. ※1 企業が連携して東北で復興に取り組むリーダーらを支援する枠組み。味の素、いすゞ自動車、花王、損害保険ジャ パン日本興亜、電通、東芝、ベネッセホールディングスが参画。(2015年3月現在) ※2 若い世代のリーダーを育成する団体として1993年に設立。長期実践型のインターンを通じて多くの学生を育てるとと もに、次代を担う代表的な事業型NPO法人を数多く輩出しています。 問い合わせ : NPO法人ETIC.(エティック) 担当:石塚・海津・山内(亮太) TEL : 03-5784-2115 FAX : 03-5784-2116 E-mail : [email protected] 【プログラム】 13:30~13:35 開会 13:35~13:50 東北の現状と、これまでの取り組みのご紹介 NPO法人ETIC.より 13:50~14:05 基調講演 「地方創生から見た東北復興」 ゲスト : 内閣府副大臣 平 将明 氏 (地方創生、国家戦略特区、クールジャパン戦略などを担当) ※登壇者の都合によっては変更の可能性がございます 14:05~15:40 ゲストスピーカーを交えた新たな仕組み作りのディスカッション ● 復興リーダーによるプレゼンテーション 「東北で生まれている新しい価値とは」 ゲスト : 「生産者と消費者の関係性を変えたときに生まれる新しい価値とは」 株式会社 ファミリア 代表取締役 島田 昌幸 氏 「官民連携による“対話型のまちづくり”によって生まれる価値とは」 NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事 小松 洋介 氏 「少子高齢化社会において多様な方が暮らしやすい社会を創るためには」 一般社団法人 りぷらす 代表理事 橋本 大吾 氏 「地域の次の担い手をどう育てるか」 一般社団法人 福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 代表理事 半谷 栄寿 氏 モデレーター : NPO法人ETIC. 理事・事業統括ディレクター 山内 幸治 氏 ● ゲストを交えたディスカッション 「地域団体、企業、行政の連携とは」 株式会社 ファミリア 代表取締役 島田 昌幸 氏 NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事 小松 洋介 氏 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部 地方創生総括官 山崎 史郎 氏 モデレーター : NPO法人ETIC. 代表理事 宮城 治男 氏 以上 【基調講演 登壇者ご紹介】 内閣副大臣 平 将明 氏 1967年生まれ、早稲田大学法学部 卒。サラリーマン生活を経て、家業である大田青果市場の仲卸 『山邦』に入社、3代目として後を継ぎ、社長就任。2005年、第44回衆議院選挙において東京都第4 選挙区にて初当選。2009年、第45回衆議院選挙において小選挙区では僅差で敗れるも、東京比例 区第2位で当選。自民党経済産業部会長、衆議院経済産業委員会 理事。2012年、第46回衆議院 選挙において東京都第4選挙区にて3期目当選。 経済産業大臣政務官。2014年9月から現職。 地方創生、国家戦略特区、ク―ルジャパン戦略などを担当。 【登壇者】 株式会社 ファミリア 代表取締役 島田 昌幸 氏 1983年生まれ、北海道出身。2010年、仙台市に6次産業化事業を勧めるためのコンサルティング、農業・ 食品の研究・製造会社「株式会社ファミリア」を設立。 13年9月末、農業・漁業の6次産業化や障がい者雇用等の場として名取市に「ATALATA」を開始。備蓄商 品の開発と共に、自治体への政策提言や、まちづくりプロデュースも手がけている。 NPO法人 アスヘノキボウ 代表理事 小松 洋介 氏 1983年生まれ、仙台市出身。 2011年9月に株式会社リクルートを退職。宮城県の被災した市町すべてを飛 び込みで廻る中、女川町と出会い、同町復興連絡協議会に加入。民間による復興提言書のまとめや、宿 泊施設の企画等に関わる。「NPO法人アスヘノキボウ」を立ち上げ、創業・起業・再建支援、事業者の人材 育成、町外企業の研修受け入れなど、町内外をつなぐハブ役として活動。今年の3月には、フューチャーセ ンターをオープンする予定。 一般社団法人 りぷらす 代表理事 橋本 大吾 氏 1980年生まれ、茨城県鹿嶋市出身。理学療法士。震災後、リハビリ専門職の支援団体を設立し、石巻 市で活動開始。13年「一般社団法人りぷらす」設立。「子供から高齢者まで、病気や障がいの有無にかか わらず、地域で健康的に生活し続ける事が出来る社会を創造する」を理念に活動。14年、リバイブジャパ ンカップ復興ビジネスベンチャー部門審査員応援賞受賞。 一般社団法人 福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会 代表理事 半谷 栄寿 氏 1953年生まれ、福島県南相馬市出身。2010年、東京電力執行役員を退任。 1991年からは、「環境NPOオ フィス町内会」を設立、森林の健全化にも取り組む。13年、太陽光発電所と植物工場を活用した体験学 習を通して、地元の子どもたちの成長を支援する「南相馬ソーラー・アグリパーク」を開始。現在は、福島 県内の高校生を対象として社会起業家を育成することにも注力している。 内閣官房 地方創生総括官 山崎 史郎 氏 1954年生まれ、東京大学法学部 卒。1978年 厚生省採用。1996年 同 大臣官房政策課調査室長。1997 年 同 大臣官房総務課広報室長。1998年 同 老人保健福祉局老人福祉計画課長。2000年 同 老人 保健福祉局計画課長。2001年 厚生労働省年金局企業年金国民年金基金課長。2002年 同 大臣官 房参事官(総務担当)。2003年 同 老健局総務課長。2006年 内閣府大臣官房審議官(経済財政運営 担当)。2008年 同 政策統括官(経済財政運営担当)。2010年 内閣総理大臣秘書官。2011年 厚生 労働省社会・援護局長。2012年 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)。2013年 消費者庁次長。 2014年 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局長代理。2015年 内閣官房 地方創生総括官。 【モデレーター】 NPO法人 ETIC. 代表理事 宮城 治男 氏 1972年生まれ、徳島県出身。93年から若い世代の起業家型リーダーの育成に取り組み、400名以上の起 業家を輩出。96年から長期実践型インターンシッププログラムを事業化。2001年、ETIC .ソーシャルベン チャーセンターを設立、社会起業家育成のための社会起業塾イニシアティブ等を手がける。04には地域 における人材育成支援のチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始。11年から震災復興支援にも注力。 NPO法人 ETIC. 理事・事業統括ディレクター 山内 幸治 氏 1976年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学在学中にETIC.の事業化に参画。1997年に起業家型人材の 育成とベンチャー企業支援を目的とした長期実践型インターンシッププログラムを開始。2000年ETIC.の NPO法人化に伴い、事業統括ディレクターに就任し、全国各地のコミュニティ・ビジネスを支援。11年、「震 災復興リーダー支援プロジェクト」を開始。東北への右腕派遣事業などを推進している。 ETIC.の震災復興支援 「震災復興リーダー支援プロジェクト」 「5年後も10年後も若者たちが集い、起業家精神溢れる東北へ」を目標に掲げ、被災地・被災者への支援を目的に、ETIC. が2011年3月14日に発足させたプロジェクトです。復興のためには地域の人々の主体的なアクションが重要ですが、 「中核と して動く担い手が足りない」 、特にリーダーの右腕となる人材が圧倒的に不足していることが多くの現場で課題となっています。 ETIC.では「右腕派遣プログラム」を通じ、東北の復興に若者が集まる流れを留めることなく続けていくことを目指しています。 みちのく復興事業パートナーズ みちのく復興事業パートナーズは東北の自立的な復興の流れを支える企業コンソーシアムです。被災地で事業に取り組み 東北を支えていくリーダーたちと企業人の新しい関係作りを目指しています。 東北の復興リーダー みちのく復興事業パートナーズ 企業と東北との 新しい関係づくり そのための さまざまな接点づくり 「被災地の事業」から「中長期的に発展していく事業」へ 「被災地支援」から「企業にも学びや事業へのフィードバックがある協働」へ 【みちのく復興事業パートナーズ活動紹介】 ◇現地でともに課題解決に取り組む 損害保険ジャパン日本興亜は社員派遣プログラムを実施しました。2012年度は宮城県石巻牡鹿半島のキャンナス東北に、 2013年は福島県南相馬市の一般社団法人 福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会に、2週間1クール(2名~3名)を単位 に約3か月間の社員派遣を継続して行いました。 ◇事業の加速につながる団体の気づき、変化のきっかけ提供 みちのく創発キャンプ 各企業の協力のもと、東北の事業者・団体向けの研修プログラムを開発し、2013年~14年に掛けて3回実施。各事業者・団 体、複数人チームでの参加を必須とし、ブランディングに関する理解を深めながら、それを軸にチームが抱えるさまざまな課 題を可視化・整理し、組織基盤の強化へとつなげています。 衛生管理セミナー 花王プロフェッショナル・サービス株式会社による食品の製造、販売に関わる事業者向けの衛生リスク管理セミナーを実施。 ものづくりセミナー 衣料品・雑貨のセレクトショップの役員をお招きし、商品開発、販売に関する課題を相談するセミナーを実施。 ◇企業プログラムとの協働による支援 いすゞ自動車株式会社の“ものづくり体験ワークショップ”、株式会社東芝の“PC分解ワークショップ”、味の素グループの“ふれあ いの赤いエプロンプロジェクト”など、各社の様々なプログラムを通じて現地のプロジェクトを後押しします。 ◇右腕派遣プログラムの資金的支援 【みちのく復興事業パートナーズ参画企業】 【参画企業(2015年3月1日現在)】 味の素株式会社、いすゞ自動車株式会社、花王株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、株式会社電通、 株式会社東芝、株式会社ベネッセホールディングス
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