こちら - 日本アメリカンフットボール協会

Press Release 2015-11
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2015 年 7 月 13 日
報道関係各位
-日本代表が 2TD 奪うも米国代表に敗戦
次戦は 7 月 15 日メキシコ戦-
現地時間 7 月 12 日(日)※日本時間 13 日(月)、アメリカ合衆国オハイオ州キャントンのトム・
ベンソン・ホール・オブ・フェイム・スタジアムで開催されている『第5回 IFAF アメリカンフッ
トボール 世界選手権アメリカ大会』が行われ、日本代表がアメリカ代表と対戦。2 タッチダウンを
奪うも 18 対 43 で敗戦。この結果、7 月 15 日(水)15 時 30 分(予定)からメキシコ代表と対戦
することになりました。
日本代表 森 清之監督(LIXIL ディアーズ)
結果は残念でした。前半にチャンスはありましたが、ものにすること
ができませんでした。次戦にベストを尽くします。決勝でアメリカと
もう一度戦いです。
日本代表 QB 加藤 翔平(LIXIL ディアーズ)
(複数のレシーバーに投げ分けたことについて)レシーバはみんな能
力が高いので、どのレシーバーに投げてもパスが決まるというのは練
習から分かっていました。別に意識しているわけではなく、プレイに
よって空いているところにパスを投げ分けた結果です。
日本代表 DB 藤本 将司(オービックシーガルズ)
(アメリカの印象について)パスに関して言えばレシーバーのスピードに追いつけますが、ランニ
ングバックの強さの面で日本人にはないものを持っているので、全員が集まって止めるしかないと
思います。
(2INT について)インターセプトしてもチームが勝たないと意味がないので、次のメキシコ戦に向
けてチームの勝利に貢献するようなプレイをしたいです。アメリカと再戦して勝ちたいので、もう
一度チームを立て直したいと思います。
日本代表 RB 高木 稜(IBM ビッグブル
ー)
(アメリカの印象について)メキシコ戦を
見て相当強いしフィジカル面、特にライン
バッカーなどは相当大きくてスピードもあ
ると思っていました。実際に戦ってみると
ランに関して言えば、ブロッカーがしっか
りいてくれたこともありますが、驚くほど
ではなく通用する部分もかなりあるかと感
じました。
(自身の身長が)小さいので、う
まくはまったと思いました。
日本代表 WR 林 雄太(アサヒビールシルバースター)
(アメリカの印象について)基礎がしっかりしていましたが、そこまで対抗できない相手ではない
と思うので、もっとこっちがミスをしなければ好勝負をできると思います。
(1TD の感想)タッチダウンパスを取ったのですが、フォースダウンのいい場面で(パスを)落と
してしまったのでそこは悔いが残ります。
(メキシコ戦に向けて)今回は 1TD だったので次は 2TD を決めて、簡単なミスをせずに来た球を
すべて取りたいと思います。
ゲームサマリー
日本のレシーブで始まったこの日の試合。いきなり QB 加藤から WR 栗原 嵩(IBM ビッグブルー)
へ 10 ヤードのパスが決まり、ファーストダウン獲得。しかし、その直後の自陣 30 ヤードからのプ
レイで、RB 古谷拓也が 5 ヤード走るもファンブルロスト。いきなり、攻撃権を喪失してしまう。
このピンチにゴール前 12 ヤードまで攻め込まれると、3 回連続のラン攻撃で先制のタッチダウンを
許す。さらに、2 点コンバージョンも成功され 0 対 8 とされてしまう。
その次の攻撃では、QB 加藤が、林 雄太(アサヒビールシルバースター)、宮本 康弘(LIXIL デ
ィアーズ)
、木下 典明(オービックシーガルズ)、前田 直輝(LIXIL ディアーズ)のレシーバー陣
へ投げ分け、4 回連続でパス成功。敵陣 44 ヤードまで攻め込むも、パントに終わってしまう。
しかし、次のアメリカの攻撃で DB 藤本 将司(オー
ビックシーガルズ)が相手 QB のパスをインターセプト。
16 ヤードリターンして、敵陣 40 ヤードまで持ち込む。
この好機にスリーアンドアウトに終わった日本だが、直
後のアメリカの攻撃をパントに抑え込む。ここで攻撃権
を得た日本は、敵陣 41 ヤードからドライブして 28 ヤー
ドまで攻め込むが、K 佐伯 眞太郎(パナソニックイン
パルス)が 45 ヤードのフィールドゴールを右に外して
しまい、追い上げならず。
次のアメリカの攻撃では、自陣 47 ヤードまで攻め込
まれるも、今度は DB 辻 篤志(パナソニックインパルス)がインターセプトして攻撃権奪取した
日本。このチャンスに、QB 加藤から WR 前田へ 39 ヤードのパスが通るなどアメリカ陣 19 ヤード
まで攻め込む。ここで、K 佐伯が 36 ヤードのフィールドゴールをしっかりと沈め、3 対 8 とする。
勢いに乗る日本は、アメリカのパスを中心とした攻撃で
自陣 12 ヤードまで攻め込まれるが、サードダウン 8 ヤー
ドで相手のパスが不成功に終わると、29 ヤードのフィール
ドゴールを DB 砂川 敬三郎(オービックシーガルズ)が
ブロック。アメリカに追加点を許さない。攻撃権を得た日
本は、QB 加藤のパスや RB 高木 稜(IBM ビッグブルー)
の 24 ヤードランなどで敵陣 33 ヤードまで進むもパントに
抑えられ追加点を奪えない。前半終了間際にフィールドゴ
ールを許し、3 対 11 と 8 点ビハインド前半を折り返す。
後半に入ると、前半 65 ヤードに抑えていたアメリカのラン攻撃に手を焼く。第 3Q 開始直後のド
ライブで 60 ヤードのタッチダウンランを許し点差を広げられると、第 3Q 残り 7 分 49 秒に敵陣 48
ヤードから始まったドライブでも 4 ヤードタッチダウンランを許し、3 対 25 とリードを広げられ
てしまう。
それでも日本は、第 3Q 残り 6 分 8 秒、自陣 38 ヤードから始まった攻撃では、QB 加藤が WR 木
下へ 22 ヤードの、WR 前田へも 14 ヤードのパスを通すなどレッドゾーン内に侵入。すると、相手
の反則を立て続けに誘い、ゴール前 1 ヤードへ。2 つのランを挟み、最後は RB 古谷から攻撃に参
加していた DL 紀平 充則(無所属)へのタッチダウンパスが通り、10 対 25 と反撃の狼煙を上げ
る。
さらに日本は、敵陣 39 ヤード付近で DB 藤本がこの日自身 2 つ目のインターセプトを記録。一気
にワンポゼッション差に迫る機運が高まる。しかし、敵陣 23 ヤードからのフォースダウンギャン
ブルに失敗。すると、その直後のドライブでは、ランプレイを中心に自陣まで進まれ、最後は 7 ヤ
ードタッチダウンを許すとツーポイントコンバージョンも成功され 10 対 33 と引き離されてしまう。
その後フィールドゴールを許して、10 対 36 とされた日本
は、QB 加藤のパスがインターセプトされると、43 ヤードの
タッチダウンパスを通され、10 対 43 とさらに点差を広げら
れる。それでも勝負を諦めない日本は、試合時間残り 2 分 23
秒、自陣 32 ヤードからのドライブをスタートさせると、QB
加藤が WR 宜本 潤平(富士通フロンティアーズ)へ 13 ヤ
ード、9 ヤード、31 ヤードと立て続けにパスを成功。最後は、
WR 林へ 25 ヤードのタッチダウンパス。さらにツーポイント
コンバージョンも決めて 18 対 43 とする。
勝負を捨てない日本は、K 佐伯が絶妙のオンサイドキッ
ク。うまい具合にボールが跳ね上がり、これをサイドライ
ン際の WR 栗原がリカバーする。残り時間 59 秒、攻撃権
を得た日本だったが、QB 加藤のパスがインターセプトされ
万事休した。
なお、この試合の日本代表ゲーム MVP には、パス 49 回
中 28 回成功で 273 ヤード、1TD、2INT を記録した QB 加
藤 翔平(LIXIL ディアーズ)が受賞しました。(左 QB 加
藤、右:片山和之在デトロイト日本国総領事)
日本×アメリカ
試合の記録はこちらをご覧ください
↓
http://usafootball.com/sites/default/files/07_12_box_-_united_states-japan.pdf
■第5回 アメリカンフットボール大学世界選手権大会
大会概要
名称
第5回 IFAF ア メリカンフットボール 世界選手権アメリカ大会
The IFAF World Championship 2015
主催
主管
期間
IFAF [International Federation of American Football] (国際アメリカンフットボール連盟)
USA Football
2015 年 7 月 8 日(水)~7 月 18 日(土)
開催地
アメリ カ合衆国 オハイオ州 キャントン
[試合会場] Tom Benson Hall of Fame Stadium(収容 22.375 名)
Earl Schreiber Cir NW,Canton,OH 44708
出場国
7 カ国
対戦方式 上位ランク 4 チーム【グループ A】
、 下位ランク 4 チーム【グループ B】 に分かれ、そ
れぞれ 2 試 合のトーナメント戦を行う。
【グループ A】 の全敗と【グループ B】の全勝を入れ替え、上位 4 チーム、下位 4 チームを 再構
成。それぞれ 4 チー ムでトーナメント戦を行い、最終順位を決定する
※カナダ代表の欠場により、カナダ代表と対戦を予定されたチームが それぞれ不戦勝となります
■試合結果および今後のスケジュール
◇7 月 9 日(木)
[Day1]
Game1 [12:00]オーストラリア 47-6 韓国
Game2 [15:30]フランス 31-6 ブラジル
Game3 [19:00]アメリカ 30-6 メキシコ
日
本 (不戦勝)
◇7 月 12 日(日)
[Day2]
Game4 [12:00]韓国 0-28 ブラジル
Game5 [15:30]オーストラリア 3-53 フランス
Game6 [19:00]アメリカ 43- 18 日 本
メキシコ(不戦勝)
※【グループ A】カナダは全試合不戦敗で【グループ B】1 位へ降格。【グループ B】全勝
フランスは【グループ A】4 位へ昇格し、それぞれのグループでトーナメント戦を行う。
◇7 月 15 日(水)
[Day3]
Game7 [12:00]オーストラリア×ブラジル
Game8 [15:30]メキシコ×日本
Game9 [19:00]フランス×アメリカ
韓国(不戦勝)
◇7 月 18 日(土)
[Day4]
7 位決定戦 Game7 敗者(不戦勝)
5 位決定戦 [12:00]Game4 敗者×Game7 勝 者
3 位決定戦 [15:30]Game8 敗者×Game9 敗 者
決勝戦
[19:00]Game8 勝者×Game9 勝 者
■第 5 回世界選手権帰国報告記者会見のご案内
日本代表チーム帰国に合わせ、下記の通り帰国報告記者会見を行います。ぜひご出席いただきた
くご案内申し上げます。
日 時 :7月20日(月・祝) 17:00~18:00
場 所 :成田空港第 1 旅客ターミナルビル 4 階 応接室 S-3(添付地図参照)
出席者 :森 清之(日本代表ヘッドコーチ)、
内 容 :第 5 回世界選手権を振り返ります
■関連ウエブサイト
◇大会公式サイト
http://ifafworldchampionship.org/
◇日本代表公式サイト
http://japan.americanfootball.jp/
◇USA Football
http://usafootball.com/
◇IFAF
http://ifaf.org/
第5回
IFAF
アメリカンフットボール世界選手権
日本代表選手(45 名)
背番号順
◎
○
○
○
POS
WR
DB
DB
DL
LB
RB
DB
QB
WR
QB
WR
DB
DL
DB
WR
DB
LB
WR
WR
RB
RB
DL
DB
K/P
DB
RB
LB
DL
LB
DL
OL
OL
OL
OL
OL
OL
OL
OL
WR
WR
TE
DL
DL
LB
DL
#
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
24
25
26
27
29
35
43
45
54
57
59
66
72
75
77
78
79
81
83
88
90
92
96
99
名前
宜本 潤平
東條 健人
石井 悠貴
平澤 徹
塚田 昌克
神山 幸祐
藤田 篤
高田 鉄男
遠藤 昇馬
加藤 翔平
前田 直輝
今西 亮平
平井 基之
藤本 将司
宮本 康弘
三宅 剛司
天谷 謙介
木下 典明
永川 勝也
古谷 拓也
高木 稜
飾磨 宗和
砂川 敬三郎
佐伯 眞太郎
辻 篤志
李 卓
竹内 修平
脇坂 康生
鈴木 將一郎
冨田 祥太
斎田 哲也
山本 祐介
望月 俊
小林 祐太郎
黒川 晴央
野田 健仁
荒井 航平
勝山 晃
栗原 嵩
林 雄太
春田 崇博
清家 拓也
紀平 充則
澤田 遥
高橋 伶太
ふりがな
所属
よしもと じゅんぺい
富士通フロンティアーズ
とうじょう けんと
オービックシーガルズ
いしい ゆうき
ひらさわ とおる
富士通フロンティアーズ
LIXILディアーズ
つかだ まさよし
オービックシーガルズ
かみやま こうすけ
富士通フロンティアーズ
ふじた あつし
富士通フロンティアーズ
たかた てつお
パナソニックインパルス
パナソニックインパルス
えんどう しょうま
まえだ なおき
LIXILディアーズ
LIXILディアーズ
いまにし りょうへい
パナソニックインパルス
ひらい もとゆき
富士通フロンティアーズ
オービックシーガルズ
かとう しょうへい
ふじもと まさし
みやけ たけし
LIXILディアーズ
オービックシーガルズ
あまや けんすけ
LIXILディアーズ
きのした のりあき
オービックシーガルズ
LIXILディアーズ
みやもと やすひろ
ながかわ かつや
たかぎ りょう
オービックシーガルズ
IBMビッグブルー
しかま むねかず
パナソニックインパルス
いさがわ けいざぶろう
オービックシーガルズ
パナソニックインパルス
ふるたに たくや
さえき しんたろう
り たく
パナソニックインパルス
慶應義塾大学
たけうち しゅうへい
富士通フロンティアーズ
わきさか やすお
パナソニックインパルス
富士通フロンティアーズ
つじ あつし
すずき しょういちろう
さいた てつや
オービックシーガルズ
富士通フロンティアーズ
やまもと ゆうすけ
オービックシーガルズ
もちづき しゅん
富士通フロンティアーズ
富士通フロンティアーズ
とみた しょうた
こばやし ゆうたろう
のだ たけひと
アサヒ飲料チャレンジャーズ
アサヒ飲料チャレンジャーズ
あらい こうへい
LIXILディアーズ
かつやま あきら
富士通フロンティアーズ
IBMビッグブルー
くろかわ はるひさ
くりはら たかし
はるた たかひろ
アサヒビールシルバースター
富士通フロンティアーズ
せいけ たくや
オービックシーガルズ
きひら みつのり
無所属
さわだ よう
オービックシーガルズ
たかはし りょうた
富士通フロンティアーズ
はやし ゆうた
アメリカ大会
年齢は大会開幕日(7月8日)現在
出身校
身長 体重 年齢
立命館大学
169
70
24
立命館大学
174
74
23
立命館大学
174
75
23
関西学院大学
179
92
26
立命館大学
175
88
32
日本大学
171
80
28
日本体育大学
179
80
29
立命館大学
180
90
33
日本大学
180
88
24
関西学院大学
183
85
27
立命館大学
173
91
29
立命館大学
171
84
28
立命館大学
182
99
33
立命館大学
175
77
30
法政大学
183
85
26
立命館大学
182
78
31
日本大学
177
92
25
立命館大学
177
80
32
関西大学
173
75
28
関西大学
173
78
38
京都大学
166
74
25
立命館大学
178
105
33
関西大学
170
77
24
立命館大学
180
80
23
大阪産業大学
174
84
28
南山高校
182
86
20
日本福祉大学
183
93
26
日本大学
182
115
46
専修大学
180
90
35
日本大学
180
123
26
法政大学
188
120
26
北海学園大学
186
126
29
早稲田大学
180
120
26
日本大学
190
115
27
名城大学
190
127
26
大阪府立大学
193
142
29
日本大学
188
140
25
法政大学
186
123
25
法政大学
180
85
27
日本大学
186
88
24
大阪産業大学
182
95
30
関西大学
178
140
24
立命館大学
183
125
32
関西大学
182
104
23
立命館大学
185
105
24
◎主将 ○副将
以上